早稲田ウィークリー メールマガジン 2008年10月2日号
早稲田ウィークリー メールマガジン 2008年10月2日号
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ワセダがもっともっとよくわかる!
◆◇◇早稲田ウィークリー メールマガジン◇ 2008年10月2日号
http://www.waseda.jp/student/weekly.html
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『早稲田ウィークリー』には、キャンパスの各種イベントやいろいろ
な分野で活躍する学生・教員たちの紹介など、早稲田の幅広い情報が満
載です! 授業期間中の毎週木曜日に早稲田大学学生部が発行しています。
■編集員より
今月は偶然にも総理大臣の辞任、元首相、短距離走者の引退表明、失
言による大臣の失脚があり「引き際」について考えさせられる出来事が
多かった。スーパースターや著名人が第一線から退く、人生を終えるな
どの節目と自分の人生を重ね合わせ、「ひとつの時代が終わった」と実
感することはよくあることだろう。先週の23日の秋分の日、私は自宅か
らほど近い野球場で行われた有名選手の引退試合を見て、そんな感慨を
いだいていた。
さかのぼること26年前の夏、小学校3年の時に少年野球をはじめたこと
を機に、プロ野球や高校野球に熱いまなざしを送るようになった。ちょ
うどその頃、高校球界に1年生のスーパースターが現れた。PL学園の桑田
投手だ。11番の背番号を背負った1年生投手は水野雄仁投手を有する強豪
池田高校を破り、見事全国優勝を成し遂げた。その後も高校野球、プロ
野球でも活躍し、選手生活の最後はメジャーリーグに在籍した。
衝撃的なデビューから26年、彼の引退試合が芸能タレント同士のクラ
ブチームの試合で実現することとなった。桑田投手の最後の勇姿を見よ
うと、試合当日は試合開始2時間前から1万人以上の観客で超満員。集ま
った観客は口々に「ありがとう!」という感謝の言葉を送っていた。こ
の日は最後に在籍したパイレーツのユニフォームを身にまとい、ピッ
チャーだけではなく、外野や内野も守り、ひと回り以上年齢が違う選手
と混じっても一番軽快に打球を処理していた。
試合が終わり、帰り際、いっしょに観戦した同級生3人はみな特に話す
こともなかった。きっとそれぞれが、桑田投手と共に歩んだ26年の月日
を重ね合わせ「ひとつの時代の終わり」をかみしめていたに違いない。
[Topics]
○ ぴーぷる:初出場で準優勝に輝く!
漢(おとこ)たちのロボコン闘争記
菅原 英剛さん
田中 智也さん
山口 直輝さん
○ 現場レポート:揺らぐことのない関係−早稲田大学と高麗大学校−
○ こんな授業!どんなゼミ?:共生社会論演習
〜多文化共生に向けて〜(文化構想学部 社会構築論系)
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○ぴーぷる○
初出場で準優勝に輝く!
漢(おとこ)たちのロボコン闘争記
菅原 英剛さん
田中 智也さん
山口 直輝さん
準決勝戦目前、3つのサークルによる合同プロジェクトチームロボコン
のメンバーは顔を見合わせていた。「これに勝ったら決勝戦だよな?」
さぞ緊張したことと思いきや、菅原さんは頭をかきながら「準決勝まで
きちゃったけど、これでいいの?と正直半信半疑な感じでした」と話す。
というのも今大会は、例年上位を争う強豪チームが次々と敗退。初出
場のチームロボコンが準決勝戦にまで勝ち進んだのだ。「お金や時間を
かけたことがわかる機体がずらーっと並んでいる会場で、自分たちの機
体は逆に目立っていました」とメンバーは苦笑する。初出場ゆえにベー
スとなる機構もなく、手探り状態の作業が続き何度もあきらめそうにな
った。限られた製作時間と資金も調整しなければならない。結果、無駄
なものを削ぎ落とした機体になった。シンプルではあったけれど「まだ
まだレベルアップできると思っていたし、自分たちの持っているものす
べてを積み込んだベストの機体で臨みたかった」と菅原さん。「『反省
点』は、改善すればむしろ『勝利へのキーワード』になりますから」と
いう山口さんの言葉に全員が大きくうなずく。出場することで、次につ
ないでいくデータ収集をできたのもよかった、と回路担当の山口さんは
話す。
広報担当の田中さんは大会終了後も、さまざまな作業に追われ忙しい。
「でもロボコンに関わることで、人と人をつなぐさまざまなシーンに出
会えました。大きな収穫です」と微笑む。 3年生は今年度でサークルを
引退するので、来年の大会には参加しない。「来年こそ早稲田魂を盛り
まくった完璧な機体で優勝して、世界大会出場だよな!」突然、先輩に
呼び出され、取材に立ち会うことになった2年生の米田圭佑さんの背や肩
を、そう言いながら叩くメンバー。11月に開催する理工展ではロボコン
に出場した機体のデモンストレーションも見られる。夏に開催された小
中学生のための科学まつりである「ユニラブ」でも、こども達の目をく
ぎづけにしたこのロボット。戦略を使い分け、緻密な動きを見せる姿は
一見の価値あり。
■田中 智也さん
(たなか・ともや)
1987年埼玉県川越市生まれ。私立城北埼玉高等学校卒業。理工学部3年。
ものづくり企業探訪学生団体HONMONO所属。NHK大学ロボコン2008におい
て渉外広報業務を担当。
■菅原 英剛さん
(すがわら・ひでたか)
1987年神奈川県横浜市生まれ。私立栄光学園卒業。理工学部3年。早稲
田宇宙航空研究会WASAメカトロプロジェクト所属。NHK大学ロボコン2008
において機体の加工・組み立てを担当。
■山口 直輝さん
(やまぐち・なおき)
1987年千葉県柏市生まれ。芝浦工業大学柏高等学校卒業。理工学部3年。
WMMC早稲田マイクロマウスクラブ所属。NHK大学ロボコン2008において回
路製作・制御を担当。
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○現場レポート○
揺らぐことのない関係−早稲田大学と高麗大学校−
理工学部3年 稲垣 嘉彦
日韓の外交問題で両国の関係が揺れていた7月22日、韓国を代表する大
学の一つで、本学の協定校である高麗大学校の職員3名と学生約20名が本
学を来訪した。外交問題に影響を受けることなく実施された今回の来訪
は、両大学の関係が非常に成熟したものであることを示している。とき
に歴史認識の差異により日韓関係が悪化してしまうこともあるが、民間
レベルではあまり影響を受けないことも多い。
高麗大学校は、現在(7月)社会貢献に取り組む学生の団体を設立しよ
うとしている。その組織モデルを学ぶため、本学の平山郁夫記念ボラン
ティアセンター(WAVOC)の視察にやって来たのだ。説明会では、午前中
にボランティアセンターの職員が、午後は実際にボランティアをしてい
る学生が説明を行った。学生の説明会は、WAVOCの中のプロジェクトの一
つである「日本コリア未来プロジェクト(ニッコリPJ)」が担当し、活
動紹介をした。私はニッコリPJのメンバーの一員であり、学生による説
明会のトータルコーディネートをした。
ニッコリPJは日本人とコリアンとの交流を通じてお互いを理解し合い、
民間レベルでの強固な信頼関係を築いていく団体である。説明会では韓
国最北端の村で地雷問題を学びながら農作業をする「対人地雷問題活
動」、朝鮮大学校の学生との勉強会や在日コリアンに光を当てた映画の
上映会開催などニッコリPJ内の4つの企画を紹介した。発表の後、高麗
大学校の学生から積極的な質問があり、彼らはWAVOCのシステムやボラン
ティアに取り組む学生の姿勢に強い関心を持っていた。その後、説明会
だけで終わらないのも早稲田らしさといえる。高麗大学校の引率の先生
からの提案で、大学の近くで交流会を行った。両大学生が共に肩の力を
抜いて、気軽にコミュニケーションがとれた。
日韓交流を一過性のものにしたくないという強い信念が私にはある。
今回の来訪、交流が新たなスタートであり、近い将来、本学と高麗大学
校が社会貢献というフィールドで共同できることを望む。そして民間レ
ベルでの活発な交流により、より良い日韓関係を築けるようにしたい。
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○こんな授業!どんなゼミ?○
共生社会論演習
〜多文化共生に向けて〜(文化構想学部 社会構築論系)
文化構想学部2年 藤井 瑞香
この授業は、先生からの問題提起に学生が反応し議論が広がる。一方
通行の授業ではなく学生も授業を主導していくといった、人と人との
「対話」を重視している。
授業のテーマである、「多文化共生」という言葉は、近ごろ頻繁に使
われるようになった。これにはグローバル化の進む現代社会の中でさま
ざまな文化が交流し、共存していくという意味がある。しかしながら、
その在り方は口で言うほど簡単ではない。多数に少数が吸収される形で
もなく、グローバルスタンダードを設定するわけでもなく、それぞれの
民族、国民の持つ文化を共有して生きていくからだ。その生き方を探る
のが、この研究である。それを突き詰めれば、人と人が共に生きていく
社会を作っていくことに繋がるはずである。
この新しい分野の研究にあたり、まず「文化とは」、「多文化共生と
は」という定義付けを徹底的にディスカッション形式で話し合う。思う
ままに意見交換し、先生も巻き込んでの議論を展開していく。次に少人
数のグループに分かれ、さまざまな切り口から「多文化共生」に迫って
いくのだ。
私が今までに経験した中で極めて異色なこの授業では、先生に教わる
ことも自分で考えることも共に充実したものにできる。だが、ここでは
自分から積極的に授業に関わり、議論に入っていくことが求められる。
何も考えず、意見を出すこともなく1時間その場にいることもできるが、
自分次第でいくらでも多くのことを吸収していくことが可能なのだ。先
生は授業の中で多くの知識、機会、きっかけを与えてくれる。けれど、
そこから私たちがどう動き、何を得ていくのか、一切強要はしない。私
たちが暗中模索、試行錯誤しているのを、愛嬌のある、どこかひょうき
んな笑顔で見ているのである。
大学に入学して1年半。受け身の授業が多い中で、この活気を帯びた演
習はとても魅力的だ。知識の吸収だけでなく、積極性、自発性を養うこ
とのできる授業だ。
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[今週の早稲田ウィークリー] Webでもご覧ください!
◎ Topics:2008年度 新司法試験結果
◎ ぴーぷる:初出場で準優勝に輝く!
漢(おとこ)たちのロボコン闘争記
菅原 英剛さん
田中 智也さん
山口 直輝さん
◎ 私のワセめし:エルム
◎ 頑張れ早稲田スポーツ:全員バスケの先に
バスケットボール女子部
◎ 進路選択物語:我武者羅(がむしゃら)に
◎ 現場レポート:揺らぐことのない関係−早稲田大学と高麗大学校−
◎ 特集:学生の立場から健康を提案する
〜「早稲田大学学生健康増進互助会」の紹介〜
◎ 特集:あなたの歯は大丈夫? 痛くなる前のチェックが大事!
歯科検診のご案内
〜「早稲田大学学生健康増進互助会」による企画〜
◎ 理工学部創設100周年記念
小中学生のための科学まつり第21回ユニラブ
◎ こんな授業!どんなゼミ?:共生社会論演習
〜多文化共生に向けて〜(文化構想学部 社会構築論系)
◎ 何をしてるの?:日本代表にならないか!
早稲田大学ブリッジクラブ
◎ 薦:CD『みんな去ってしまった』中島みゆき
「真直な線」と「創造性」のクラス
◎ 稲穂カメラ:米の花
◎ えび茶ゾーン
◎ 杜の手帳(学内のイベント情報)
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【早稲田大学ホームページ】http://www.waseda.jp/top/index-j.html
【早稲田ウィークリー】http://www.waseda.jp/student/weekly.html
【イベント紹介】
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