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2008/06/26

早稲田ウィークリー メールマガジン 2008年6月26日号

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早稲田ウィークリー メールマガジン 2008年6月26日号
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ワセダがもっともっとよくわかる!

 ◆◇◇早稲田ウィークリー メールマガジン◇   2008年6月26日号  
             http://www.waseda.jp/student/weekly.html

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『早稲田ウィークリー』には、キャンパスの各種イベントやいろいろ
な分野で活躍する学生・教員たちの紹介など、早稲田の幅広い情報が満
載です! 授業期間中の毎週木曜日に早稲田大学学生部が発行しています。


■編集員より

 あまり梅雨の実感もないまま、来週から7月だ。学生のみなさんは、
期末試験が過ぎれば、長い夏休みとなる。読者モニターに夏休みの予定
を尋ねたところ、旅行・ボランティア・インターンシップ・短期留学な
ど色々な計画があがったが、まだ決めていない人も少なくなかった。ま
とまった時間が手に入る貴重な機会だ。ぜひ有効に活用を!と思う。
学生時代の春休みに、ボランティアで中高生のグループをニュージーラ
ンドでの短期ホームステイを引率したことがある。その頃、旅行業界に
就職したかった自分にとって、とても貴重な体験で、今でいうインター
ンシップのような経験を積むことができたと思う。その後の人生に大き
く影響した時間だった。

 生涯教育関係の部門に勤務していた時、社会人や主婦、定年後の方な
ど、幅広い方々の学びや生き方を拝見させていただいた。夏休みには、
定年後の方や会社のまとまった休みをとられた方だけでなく、主婦業を
お休みしてなど、色々な形で短期間の語学留学に参加されている方たち
がいた。特に主婦業から解放されて、自分のためだけに使う海外での時
間には、思い出がぎっしり詰まっていたようだった。そのほか、夏休み
にはこの全集を読破する!とか、一人旅に出る、病気の治療に専念する、
とか色々なお話をうかがった。こんな生き方もいいなぁ、と人生のモデ
ルプランを疑似体験させていただけた。実り多い夏休みを!(T)


[Topics]

○ ぴーぷる:3大会ぶりに日本からの五輪出場権を勝ち取った
             若きカヌー選手 竹下 百合子さん

○ わたしのイッピン:眼鏡は生活の一部ですの巻
          ジェームス・バーダマン 教授(文学学術院)

○ こんな授業!どんなゼミ?:経済学史(政治経済学部) 
               〜経済学のオールスターズ〜

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  ○ぴーぷる○
   3大会ぶりに日本からの五輪出場権を勝ち取った
     若きカヌー選手 竹下 百合子さん

 鮮やかな新緑のグラデーションの中を激しく飛沫をあげて流れる渓流。
トレーニングを終えた竹下さんがカヌーを浅瀬に着け岸辺に上がって来
た。流れの激しい渓流だけど、怖くない?「最初のころはすごく怖かっ
たです。でも毎日カヌーに乗っているうちに、水の音を聞きながら、水
面から風景を見ているのが一番落ち着くようになっちゃいました」

 父の影響で8歳からカヌーを始め、12歳で大会デビュー。15歳でジュニ
アのナショナルチームに選抜され、初めて国際大会での入賞を意識した。
世界の選手と競い合った時、上には上がいる、と思った。「もっと上に
行きたい」。アテネオリンピックの中継を見ながら「次は絶対出る」と
誓ったという。

 高校時代は、カヌーとパドルを抱えてナショナルチームの仲間といっ
しょに海外遠征三昧の日々。「カヌーの重量が約10kg。それにパドルを
加えると飛行機の重量制限ギリギリなんです。だからコンパクトな荷造
りは得意です(笑)」

 18歳、ナショナルチーム最後の世界選手権でセクション認定9位になる。
日本人女子初の記録だ。決勝戦に初めて出場。「すごく気持ちよく戦え
ました。でも結果は10人中9位。この結果の理由がわかっていただけに、
余計悔しかった。もっと上に行かなくちゃ!と改めて思いました」と、
表情がきりっとひきしまった。

 北京オリンピックへの出場権は昨年開催の世界選手権で、100分の1秒
の僅差で最後の枠にすべり込んだ。「次のロンドンオリンピックに出場
できるように、北京で少しでもいい結果を出したい」と竹下さんはきっ
ぱり言い切る。
 
 近ごろは大学の授業も面白くなってきた。「自分の競技内容を科学的
に分析したり、学んで得たことを実践できる学科は他にないと思います。
ゼミに参加するのが今から楽しみ」。爽やかな川風に吹かれながら「カ
ヌーと同じくらい山や川が好き。一度、御嶽渓谷に涼みに来てくださ
い」とにっこり笑った。

■たけした・ゆりこ
1988年東京都福生市生まれ。桜華女学院高等学校卒業。スポーツ科学部2
年。カヌーのスラローム種目で2007年世界選手権にて24位、国別順位で1
5位となり8月開催の北京オリンピックへの出場権を獲得。

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  ○わたしのイッピン○
      眼鏡は生活の一部ですの巻
          ジェームス・バーダマン 教授(文学学術院)

 今回のイッピンは文学学術院のジェームス・バーダマン教授のサング
ラス。アメリカ南部の文化や音楽、公民権運動の研究がご専門の先生愛
用のイッピンはバーダマン仕様、フルオーダーのサングラス。それにま
つわるエピソードをお話ししていただいた。

 サングラスを手に取ってみると、驚くほど軽く柔らかい。「三次元の
計測システムを使って、顔の形状に合わせて作ってもらいましたから」
確かに先生の顔は、日本人よりかなり凹凸がある。市販では、ぴったり
するものを見つけるのは難しそうだ。「眉から頬骨までをレンズで覆い、
なおかつ頬骨にあたらないデザインをお願いしました。かけ心地は重要
ですからね」サングラスはアイメトリクス社製。この会社は、元ヤクル
トスワローズ監督、古田敦也氏愛用の眼鏡の会社として有名だ。
 
 ずっと愛用されていたのですか?「いえいえ、初めて買ったサングラ
スはレイ・バン社のものでした。高校生の時です」。フロリダで育った
先生にとってはサングラスはファッションというよりは、強烈な日射し
から目を守るための必需品だった。「海からの反射、真っ白い砂浜から
の反射、そして頭痛がする程の強い日射し。目を開けていられないくら
い。だからサングラスは子どものころからかけていました」レイ・バン
社のサングラスは「これだ!と思いました。反射してちょっと目立つタ
イプのもの。高校生の時はそれがかっこいい!と思ったのですね、きっ
と(笑)」。

 けれど初めて日本を訪れた時、サングラスをかけていると周囲から妙
な視線を感じた。「そのころの日本では、サングラスをかけているのは
ヤクザくらいしかいなくて。危ない、危ない、目を合わせちゃいけない
って思われていました(笑)」。イッピンのサングラスは、10年前から
かけている。「年間を通して10カ月間は、ほぼ毎日かけています。かけ
ないのは梅雨の時期と、寒くて外に出ない真冬の2カ月くらい」。もはや
このサングラスは、先生にとって生きていくうえでの重要なパーツだ。
「外で、誰かに話しかけられたりしたら必ず外しています。やっぱり目
と目をあわせて話さないといけませんからね」。でも、と先生がいたず
らっぽく笑う。「度が入ってるサングラスをとると、ぼやけちゃって実
は何も見えていないんですよ(笑)」

バーダマン先生は学生部参与として、「早稲田ウィークリー英語版」の
監修をご担当。
http://www.waseda.jp/student/weekly-e.html

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  ○こんな授業!どんなゼミ?○
  経済学史(政治経済学部) 〜経済学のオールスターズ〜
                     政治経済学部3年  左近  優和

 我々が学ぶ「経済学」とは何かと考えるとき、まず始めに現代社会で
起きている複雑な現象を理論的に分析し、説明することが必要だ。そし
て、それはツールとして非常に有効なものである。しかし、その経済分
析や説明方法が生みだされたルーツに対して、目を向けることは少ない。

 この講義ではアダム・スミス、リカード、ケインズといった経済学者
について、例えば彼らの大学時代にまでさかのぼって人物像を探ってい
く。そして、なぜ彼らはそこに行き着いたのか、当時の時代は彼らをど
う受け入れたのか。0が1に変わる瞬間を鳥瞰的に知り、学ぶことができ
るのだ。経済学の知識が無くても、一つひとつの経済用語について、学
生に知っているかどうかを確認した上で解説をしてくれる。だから、経
済学科以外の学生でも興味・関心さえあればハンディキャップを感じな
いで受講することができる。授業は大教室で行われ、壇上に立つ渡会先
生の幅広い教養がかいま見える熱い弁舌が魅力的である。加えて、「講
義」ではあるが、学生が自分で文献を探しているだけでは得難い知識や、
簡単に手に入る文献には書いていない視点で授業を進めてくれるので、
この講義でしか得られないものが多い。

 我々は身の回りにあるものを受動的に認識し、必死にそれを説明しよ
うとしていることが多い。だが、その反面、身の回りにまだ無いものに
ついては、認識も説明もできないことが多い。しかし、経済学史上のビ
ッグスターたちは、今起きている現象を分析するだけではなく、見えな
い未来をも見通して、次にすべき行動を提示し、時代を救い、歴史に名
を残してきた。なぜ我々が今こうしているのかを知るためには、まずど
うやってここにたどり着いたかを知る必要がある。歴史を知ること、そ
こにはバラバラになっている経済学のビーズに一本のテグスを通してい
くような感動がある。

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[今週の早稲田ウィークリー] Webでもご覧ください!

◎ Topics
  ワセダから北京へ 
   ―From Waseda to Beijing―
   北京オリンピック・パラリンピック出場選手紹介
◎ Topics
…ほんの軽いノリで言った言葉や行動が、周りの人たちを深く傷つけて
いることもある…ハラスメントって何だろう?
◎ ワセネタ オリンピック編
◎ ぴーぷる:3大会ぶりに日本からの五輪出場権を勝ち取った
             若きカヌー選手 竹下 百合子さん
◎ 私のワセめし:弁当本舗
◎ 現場レポート:福田総理との懇談会
                 〜 TICAD IV(第4回アフリカ開発会議)
                 と北海道洞爺湖サミットを前に 〜
                 国際教養学部4年  松田  志朗
◎ とっておきの話:地域振興には、デザイン頭が必要
                   国際情報通信研究科教授 長 幾郎
◎ わせだの散歩道:面影橋
◎ CAMPUS NEWS:四川大地震の被災者に支援メッセージと義援金を贈呈
◎ 薦:DVD『全身小説家』監督:原一男
   “嘘つきミッチャン”が遺したもの
◎ こんな授業!どんなゼミ?:経済学史
               〜経済学のオールスターズ〜
                             政治経済学部3年  左近  優和
◎ ウィークリーフラッシュ
◎ 稲穂カメラ:生き物観察会
◎ えび茶ゾーン
◎ 杜の手帳(学内のイベント情報)


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【早稲田ウィークリー】http://www.waseda.jp/student/weekly.html
【イベント紹介】
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