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  • 最新号 2008/07/03
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2008/07/03

【 見ちゃダメ!男子禁制 〜 秘書たちのナイショ話 】 第109号

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【 見ちゃダメ!男子禁制 〜 秘書たちのナイショ話 】 第109号
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■ 既婚女性と婚約中の女性との会話
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自称『回想するオンナ』花野蕾です。



「誕生日、ダンナさんと食事とか行った?」
「ううん」
「あっ、そうなんだ〜」


いかにも相手を見下したかのような「あっ、そうなんだ〜」という発言に、
当の本人ではない私が彼女の代わりに


「それが何か(怒)?」


と言ってやろうかと一瞬思った。
言われた本人が苦笑いをしているので
第三者が余計な口を挟むのも憚(はばか)れた。


この既婚女性、結婚して10年以上。ベテラン兼業主婦である。
一方聞いた女性は今年結婚が決まった婚約中の女性。
今が一番楽しい時期だろう。


だから、自分がカレにいかに大切にされているかを
やたら周囲に吹聴したくてたまらないのである。


私も人のオノロケ話しを聞くのは嫌いではない。
ただ、自分がいかに幸福かという物差しを他人に向けるというのは
いただけない。


    人には人の〔幸せの価値観〕があるからだ。



聞いていると面白い。(イヤ、勝手にしゃべっているのですけど)


私も調子に乗りだして、
「それで、それで〜、写真持っているんでしょ?」


などと、相手の期待に添うことを忘れない
何とも心憎い秘書である(爆)


イベント好きなカレ(婚約者)らしい。(アンタもでしょ?)


クリスマスやお正月、バレンタインデーに彼女の誕生日に
ホワイトデー、つき合って1年の記念日とか

イベントが目白押しである。
究極のイベントは結婚式だ〜。



血液型は共にB型。

私としては、世界中の人間をたった4つのタイプで
無理矢理分けるのは好ましく思わないのだが、私もかつてB型の男性と
つき合っていたことがあるので、とても納得する。


彼女のカレと同じようにイベント好きでプレゼント魔だった。

彼女のノロケを聞いていると、ふと自分がB型の男性と
つき合っていた頃のことを思い出してしまった。


*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*


裕福で、確かに誰が見てもイケメンで
イベント好きで、私も交際中にはたくさんの貢ぎ物を頂いた。


その当時は、それが愛の証だと思っていたが
のちに
〔愛の証〕は〔お詫びの印〕に代わっていった(涙)


〔愛の証〕なら、どんなにランクの低い宝石でも
私にとってはかけがえのない宝でり、その輝きは永遠である。


しかし、おイタの〔お詫びの印〕など
どんな最高クラスの石だって、その輝きは半減してしまう。


それでも、「ありがとう」と言葉を添えて受け取る姿勢は
《これでアナタを許す》という暗黙の了解が含まれている。



俳優の渡辺徹は、浮気がバレて榊原郁恵に新車を1台買ったそうだから、
浮気の代償も安くはない。しかし、これくらいで今まで築きあげたものを
チャラにせずに済むなら、安い買い物なのだろう。



贈り物、それには必ず意味がある。

上司からのお土産などは、
離れていても部下たちのことを忘れていませんよ、というメッセージが。

受け取る方も、
咄嗟の用事も、イヤな顔をせずに対応しますよ、という暗黙の了解である。


株主総会後の人事異動で
企業間に蔓延る「ご就任御祝」「ご栄転御祝」にも

単に相手の出世を喜んでいるのではなく、弊社をよろしく!の
意味が金額の重さと比例しているのだ。



当時のカレは女性に人気で、モテて当然のような人だったし
浮気相手の女性から待ち伏せされたり、カレと食事中に突然文句を
言いに来られたりしたことも、無言電話だってあった。


それでもガマンができたのは決してプレゼントの多さではなく、
いつも女性が違うということだった。
つまり〔私こそが本命〕だと信じていられたからである!


一度、カレにその浮気を問いつめたことがあったが、カレは一度も認めなかった。
それが礼儀だと思っていたのかもしれない。


自分がオトナの女性になってみて、
逆の立場なら、私もきっと同じことを言っていたと思う。


浮気であろうと、その瞬間本気であろうと
そんな話しは、パートナーには話してはいけない領域だ。

オトナの嘘は、
相手を思いやる嘘だってあるということを、私は学んでいった。



しかし、お詫びの印でいただいた宝石など
別れた後では、辛い思い出にしかならない。



自分にそんな苦い経験があるだけに
他人が嬉しそうに話しているのを耳にすると
内心(アナタは大丈夫?)とヨコシマな思いが芽生える。


*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*


今になって思えば当時のカレは私と1歳ちがい。

この婚約中の女性もカレシと1歳ちがいだ。
年齢が近いということは、何て楽しいことなのだろう〜♪

いや、いや、
若いって何て楽しいことなのだろう〜♪♪


この年齢(←いくつ?)になっても、私はそれを喜べるかな?
〔お返し〕を考えると憂鬱になる自分を否定できない。


それは、相手に対して愛情がないといわけではない。

サプライズで頂くものは、
確かに嬉しいし感動も感激もする。


しかし、誕生日やクリスマス、バレンタインなどの年間行事になると
あるときから、もう義務感になってしまっている。


それを楽しむ、というより


     〔○○しなければならない〕



という脅迫観念が自分に忍び寄る。



 〜せっかくだから、楽しんでいるフリをしなくてはならない〜

    〜誕生日にプレゼントをもらったから、
       何か相手にもプレゼントをあげなくてはならない〜



〜頂いたものを、とても気に入っているという表情を見せなくてはならない〜
  

         ○○しなければならない
           ならない〜
            ならない〜
             ならない〜



男というものは、女を喜ばせた経験が増えることで
男としての自信がついていくのだ。


たとえそれが、何度かパートナーを変えることに
なったとしても同じことが言える。


男は、女を喜ばせて“なんぼのもん”
女も、男の前で喜んで“なんぼのもん”なのだ。


喜ばせ上手の喜び上手こそが、幸せのパスポートである!

無表情の能面みたいな女では、
男に自信をつけてあげるどころか自信喪失にまでなってしまう。



“嬉しい”という字は「女」が「喜ぶ」と書きます。
女が喜ぶ姿を見るのは、男としても嬉しい。



         Do  you  know ?




こういうことは、はやり35歳までに済ませておくべきである(爆)



このイベント好きな、婚約中のカップル。
いつまでそれが続くのかわからないが、そのうち子供ができて
子供の行事へとシフトして行くのであろう。。。


イベントの回数やプレゼントの多さが愛情の深さではない。
また、それが減ってきても愛情まで減ったわけではない。
そう思うことが、愛情が減っていく原因になるのだ。



冒頭に出てきた、婚約中の女性が
10年選手の既婚者に、誕生日の食事のことを聞く方が
何もわかってないなぁ〜と思ってしまう。


パートナーを喜ばせる方法は、
何もプレゼントやイベントの企画だけではないのに。


苦笑いしていた女性。
私はちっとも不幸そうには見えなかった。



今夜も


     花野がお伝えしました〜





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 ◎◎最後までお読みくださって、ありがとうございます◎◎
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はじめまして、花野 蕾と申します。
 現在、某会社で秘書のお仕事をさせて頂いております。

 口外無用の私の職場、「秘書室」での出来事や秘書たちとの話、
またひとりのオトナの女性の視点で
物事を捉え公開することにより、言外の目的として

男女ともに〔愛されて幸せに生きる〕ということを
テーマに、内容を届けいたしております。

 次回も、よろしくお願いします `☆´

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編┃集┃後┃記┃ 
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長年書いていた楽天ブログ「秘すれば花」を閉鎖しました。

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勇気も必要なことだと誰かが言っていた。

3年以上、私の青春(?)の一部とも言える場面の記録に
見届けでくださってありがとう。

私は、さらなるパワーアップを目指して頑張ります。

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【発  行】 花野 蕾

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