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2009/02/09

微積物理超入門#289◆2月10日24:00に国立大の予想を発表!

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       物理の美しさに感動したい人集合!微積物理超入門
                2009/2/5 #289 2466部
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田原です。
こんにちは♪


明日、2月10日の24時に、国立大34校の予想を発表します。


今日は、僕が入試予想をはじめたきっかけについて
お話したいと思います。
(たとえ話のメルマガに書いた話と同じです。)


予想を始めたのは、5年前です。


それまでは、正直、「予想をする」ということに抵抗がありました。
自分は、「物理学を教えているんだ!」と、肩に力が入っていた
のだと思います。


「○○大学を受けるんですが、どんな問題が出そうですか?」
などと聞かれても、

「1年間、しっかりやってきたんだから、どんな問題が出ても大丈夫だよ」

と答えていました。


ところが、僕の考えを変える出来事が起こりました。


同僚の講師の息子さんが、浪人して国立医学部を受験に行くときに、
息子のために、過去問を徹底的に分析して、

「最後にこの問題を解いておけ」

といって、オリジナルの数学の予想問題を渡していたという話を
聞いたのです。


その話を聞いたときに、こう思いました。


自分の子供だったら、何より先に「受かって欲しい!」
という気持ちがくるんだなぁ。。


自分は、「物理の講師」としてのこだわりのほうを、
「生徒に受かってほしい」という気持ちよりも優先していたんではないか。。


生徒一人一人には、「とにかく受かってくれぇ。。」という家族がいて、
そういうものを背負いながら、勉強して、入試を受けに行く。。


こういったイメージが、急に、現実感を持って浮かんできたんですね。

自分は、「物理の魅力を授業を通して伝えたい」という気持ちを持っているけど、
それだけではなく、「受かってほしい」という気持ちも持って、
予備校講師という仕事をしていこうと、思いました。


それで、生徒のために何かできるかなと考えたときに、「予想をしてみよう」と
思ったんです。


自分の予想がどのくらい役立つか、まったく分かりませんでしたが、
とにかく、何かやってみようと思いました。

こういうきっかけで、予想を作り始めて、今年で6年目です。


予想を続けてみて分かったのは、

予想があると、生徒が、あきらめずにがんばろうという意欲がわいて
くるらしいということ。

思ったより的中する(5割5分)ということ。


今年の予想が、あきらめかけている皆さんの最後の踏ん張りを
ひきだすことができればうれしいですね。


明日の24時までです。

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発行者:田原真人
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■編集後記
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前号で書いたサバクトビバッタの相変異の話ですが、生物の先生と話して
いるうちに、細胞性粘菌との共通性に気がついてハッとしました。

どちらも、

孤立して生活し、
えさがなくなることで密集し、
密集することで、「スイッチ」が入り、
集団を作り、
別の環境を求めて移動する。

というパターンなんですね。


あるルールに従って行動しつつ、
そのルールに従う行動が行き詰った状態になると、
そこから脱出して別の行動に移ることができるというところが、
生命らしさなのではないかと思います。


そういう意味では、

指先を上っていくテントウ虫が、
頂上に達したときに、ゆびをばたばたさせ、その後、飛び立っていく。

このときに、テントウ虫の神経システムにおこっていることも、
同じことなのかもしれません。


あるルールに従って行動するロボットは作れますが、
そのルールから必要に応じて脱出するロボットは、作るのが難しそうです。


相変異は、生命らしさについて、いろいろと考えさせてくれる現象です。

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