2009/11/27
グアテマラへようこそ メールマガジン第58号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ グアテマラへようこそ メールマガジン 2009年11月27日発行 第58号 発行部数:253 発行:グアテマラへようこそ@ねっと http://homepage2.nifty.com/Guatemala/index.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ グアテマラへようこそ ●目次● ●1 イベント案内 スピーキングツアー:「 戦時性暴力の被害者から 変革の主体へ」 ---グアテマラ先住民族女性の声を聞く--- ●2 グアテマラ短報 2-1 シアノバクテリアの増殖を衛星画像が捉えていた! 2-2 過去に例をみない大干ばつ 2-3 チマルテナンゴで郊外バス路線の運転手などが道路封鎖 2-4 歴史的記憶のためのミュージアムに関する国際大会開催 2-5 続々と逮捕される警官たち ●3 開発と権利のための行動センターのブログから ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●1 イベント案内 スピーキングツアー:「 戦時性暴力の被害者から 変革の主体へ」- --グアテマラ先住民族女性の声を聞く--- ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 女性人権活動奨励賞(やより賞)受賞プロジェクト 2009 The Yayori Award Recipient◇受賞記念スピーキング・ツアー ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆◇◆◇◆◇◆ 正義を求める女性たちの闘い ◇◆◇◆◇◆ ◆◇◆◇◆ 「 戦時性暴力の被害者から 変革の主体へ」 ◇◆◇◆ ◆◇◆ ---グアテマラ先住民族女性の声を聞く--- ◇◆ ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆ 開催都市 日時 会場 問合せ先 ■京都市 12月6日(日)14:00~16:30 京都アスニー Tel 090-3286-0523(安藤) ■神戸市 12月7日(月)16:00~17:30 神戸市外国語大学208教室 Tel 078-794-8277(小林) ■札幌市 12月8日(火)18:30~ 札幌エルプラザ 環境研修室2 Tel 011-593-0655 090-2056-0272(島崎) ■横浜市 12月11日(金)10:30~ かながわ県民センター会議室403 Tel 045-440-0421 (WE21ジャパン) http://www.we21japan.org/we-news/event/ ■東京都(港区) 12月12日(土)14:00~ 人権ライブラリー Tel 03-3330-8066(渡邉) ■東京都(新宿区) 12月13日(日)14:00~18:00 **贈呈式** 早稲田奉仕園 AVACO内チャペル Tel 03-3780-5245 (女性人権活動奨励事業<やより賞>事務局) http://www.wfphr.org/yayori/topics/20091105.html ---◆◇ 主催者よりごあいさつ ◇◆---------------------------◆◇ 2000年に東京で開かれた女性国際戦犯法廷。 この法廷の国際公聴会で証言台に立った中米グアテマラの女性活動家、 ヨランダ・アギラルさんが「日本での経験をもとに、グアテマラで同様の 取り組みを」と立ち上げたプロジェクト「戦時性暴力の被害者から変革の 主体へ」がこのほど、「女性人権活動奨励賞」(やより賞※)を受賞しました。 ** 「戦時性暴力の被害者から変革の主体へ」プロジェクトとは ** グアテマラ内戦中(1960~96)に性暴力にさらされた女性たちのエン パワーメントとメンタルヘルスを組み合わせたプログラムで、一人ひとり が尊厳を取り戻し、みなで正義をめざすプロジェクトです。現在グアテマ ラの4地域から100人の先住民族女性が参加。来年2月には、じぶんたち の力で、性暴力の不当性を裁く「民衆法廷」を開こうと準備を進めています。 この彼女たちの確かな歩みは、2000年のアギラルさん招聘にかかわった 市民として、彼の地に何を運び、どんな花を咲かせようとしているのか、そ の発展のカタチを見せていただく貴重な機会と考えます。 いまなお続く厳しい現実の中をいく、このグアテマラの女性たちの勇気あ る歩みを、より多くの方々とともに見守り、支え、見届けることを願ってい ます。ぜひ講演会にいらしてください。 (実行委員 一同) ---◆◇ おはなし ◇◆----------------------------------◆◇ プロジェクトを代表して、 ●マリアナ・チュタさん(尊厳の回復と正義をめざす100人の一人) ●アイデー・ロペスさん(心理学者、メンタルヘルス担当) のお二人におはなしいただきます。 ---◆◇ 「やより賞」とは ◇◆-----------------------------------------◆◇ 国際的な視野を持ち、女性や弱者の側に立つジャーナリストとして生涯を 貫いた松井やよりさんの遺志によって、2005年、NPO法人「女たちの戦 争と平和人権基金」が設立。女性の人権と平和の確立を目指す活動を奨励する。 これまでに、ネパールのフォトジャーナリスト、ウシャ・ティティクシュ さん、駐韓米軍による犯罪を告発する高 維京(コ・ユギョン)さん、 「植民地主義」に抗する構造的弱者の解放を訴える金 美穂(キム・ミホ) さんらが受賞した。詳細は http://www.wfphr.org/yayori/ をぜひご覧ください。 ---◆◇ グアテマラの内戦 ◇◆--------------------------------------◆◇ グアテマラでは1960年から1996年まで政府軍とゲリラによる内戦が36年 間続きました。70年代末~80年代初め、農村部で土地改革や生活改善を求め て組織作りを進める先住民族が、政府軍による弾圧・虐殺の対象となりました。 軍は農村部を「反政府ゲリラの温床」と位置づけ、一般住民ごと殲滅する 「焦土作戦」を展開。440 の村が地図上から消滅し、死者・行方不明者は20 万 人以上、国外難民は15万人以上を数え、150万人が国内避難民となりました。 多くの寡婦や孤児も生まれました。女性たちは夫や子どもを奪われた上に強姦 され、殺害され、想像を絶するよう凄惨な暴力が吹き荒れたのです。また、軍 は内戦中に「自警団」と呼ばれる民兵組織を張り巡らせました。男性は強制的 に加入させられ、拒否すればゲリラとして殺害の対象となり、親が子を、子が 親を殺すことを強いられました。兵士の多くも軍に強制的に徴兵された先住民 族の若者でしたが、自警団員も暴力の一翼を担わされました。被害者と加害者 が同じ村の住民であることも珍しくありません。人々は恐怖に支配され、互い の信頼関係を破壊されました。女性たちは、殺害を免れても、男尊女卑が根強 い社会で生き延びるのは大変な苦難でした。 2000年に来日したヨランダさんは労働運動に参加していた79年、15歳の時に 秘密警察に連行されました。15日間すさまじい拷問・強姦を受け続けました。 運良く釈放されて亡命できたことで、今の姿があります。 グアテマラの内戦は96年に終結しましたが、社会の隅々まで浸透させられた 暴力は今も人々に深い傷を残したままです。そんな中で過去に向き合い、真相解 明と責任追及のために声を上げているのが、今回来日される女性たちの取り組みです。 ---◆◇ ツアー開催にご協力ください ◇◆ --------------------------------------◆◇ 招聘にかかわる費用をまかなうためにご協力をお願いいたします。 賛同金:団体一口5000円(何口でも) 個人一口1000円(何口でも) 振込先 郵便振替口座 00110-7-567396 日本ラテンアメリカ協力ネットワーク ※“「変革の主体」賛同”と記入ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 主 催:“変革の主体”講演実行委員会 事務局:日本ラテンアメリカ協力ネットワーク(RECOM) recom@jca.apc.org http://www.jca.apc.org/recom/ Tel 075-862-2556 参加団体: ◇中南米と交流する京都の会 ◇世界先住民族ネットワークAINU ◇WE21ジャパン ◇日本ラテンアメリカ協力ネットワーク(RECOM) 協力団体: ◇NPO法人「女たちの戦争と平和人権基金」 ◇アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam) ◇アジア女性資料センター ◇日本カトリック正義と平和協議会 ◇先住民族の10年市民連絡会 ◇旧日本軍性奴隷問題の解決を求める全国同時企画・京都実行委 ◇開発と権利のための行動センター ―――――――――――――――――――――――――――――――― 広報協力団体の、「開発と権利のための行動センター」 のブログからpdf版のチラシがダウンロードできます。 http://cade.cocolog-nifty.com/ao/2009/11/-------4b8e.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●2 グアテマラ短報 2-1 シアノバクテリアの増殖を衛星画像が捉えていた! 10月末から11月にかけて、アティトラン湖に急速にシアノバクテリア が増殖していく様子が、NASAやUSAIDが運営するのServirのサイトで報告 されています。 http://www.servir.net/lago_atitlan こんなことまでやっているのかという驚きと、日本のような事業仕分けを やっていればきっと予算削られているだろうな・・・とふと考えるのでした。 関連記事 http://www.prensalibre.com/pl/2009/noviembre/20/357429.html ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 2-2 過去に例をみない大干ばつ エルニーニョの影響と見られる干ばつによって、グアテマラは今年記録的 な干ばつに見舞われ、ここ30年で最も降水量が少ない年になりそうだとのこと。 雨期が終わっているこの時期にお伝えするニュースでもないかもしれません が、まだ来年の5月ぐらいまで小雨が続くということで、播種期への影響が 心配されます。 今年の収穫は、5割、地域によっては9割近くが失われたということで、 緊急の食糧援助も行われています。更に出稼ぎ労働者からの仕送りが減少して いることがこの干ばつに追い打ちをかけるであろうという指摘もされています。 関連記事 http://www.elperiodico.com.gt/es/20091115/pais/124157/ http://www.oem.com.mx/elsoldeleon/notas/n1318953.htm http://www.bbc.co.uk/mundo/america_latina/2009/08/090813_video_guatemala_cosecha_jmp.shtml ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 2-3 チマルテナンゴで郊外バス路線の運転手などが道路封鎖 犯罪グループによる恐喝や殺害などで生命を脅かされている運転手など が関係当局に対処を求めて、11月20日インターアメリカン道路を封鎖。 プレンサ・リブレ紙の記事によると、犯罪グループは、チマルテナンゴ の刑務所から、指示を出して犯罪を行っているとのことです。 http://www.prensalibre.com/pl/2009/noviembre/24/357766.html ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 2-4 歴史的記憶のためのミュージアムに関する国際大会開催 11月11日から13日にかけてグアテマラ・シティにおいて、上記 国際大会が開催され、ラテンアメリカからはエル・サルバドル、チリ、 アルゼンチン、パラグアイ、また米国やイスラエル、ロシアなどからも 専門家が参加したとのことです。 今回の大会は、グアテマラ政府の主導で開催されたものようで、将来的に 歴史的な記憶のためのミュージアムを設立するための準備事業のようです。 <関連記事等> 政府の公報ビデオ http://www.youtube.com/watch?v=xTjKhm8T74E&videos=4mapQrPV8MA http://www.mcd.gob.gt/2009/11/16/se-unificaran-criterios-sobre-el-rescate-de-la-memoria-historica/ http://www.prensalibre.com/pl/2009/noviembre/14/356062.html *ちなみに今回のグアテマラとの関係はわかりませんが、昨年11月にスペ インにおいてI Encuentro Internacional de Centros de Memoria Historicaが 開催されていたようです。下記サイトに発言のPDFファイルなどもあり。 http://www.mcu.es/novedades/2008/novedades_I_Encuentro_Memoria_Historica.html *話はどんどんずれてしまうのですが、こういうネットワークもあるようです。 International Network of Museums for Peace http://www.museumsforpeace.org/ ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 2-5 続々と逮捕される警官たち 11月12日付けのプレンサ・リブレ紙の記事によると、コカインを密輸 していたトラックを検問し、その荷を盗んで、山分けしたという容疑で、 7名の警官が逮捕されました。他にも逃走中の容疑者が複数います。 主犯格と見られる元警察長官ポルフィリオ・ペレス・パニアグアは既に 逮捕されていますが、任命した内務大臣にも捜査が及ぶのではないかと いわれています。 盗聴システムや警察車両に取り付けられているGPSなども証拠となって いるようですが、もしかすると最初からこういう事件を想定していたの だろうか、と思いたくなります。 この他にも11月24日付けの記事によると、2006年に発生した アウロラ空港での800万ドル盗難事件にも警官が複数関与している という告発もなされています。 <関連記事> http://www.elperiodico.com.gt/es/20091113/pais/124031/ http://www.prensalibre.com/pl/2009/noviembre/13/355740.html http://www.prensalibre.com/pl/2009/noviembre/23/357025.html http://www.prensalibre.com/pl/2009/noviembre/25/358511.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●3 開発と権利のための行動センターのブログから 3-1 免責に対する国際委員会、活動家殺害事件の調査に乗り出す http://cade.cocolog-nifty.com/ao/2009/10/post-d4d9.html(09/10/30) 3-2 農村部で並行的な権力が力を増す http://cade.cocolog-nifty.com/ao/2009/11/post-c419.html(09/11/06) 3-3 ケクチ民族はエル・ボルカン水力発電を拒否する!(09/11/25) http://cade.cocolog-nifty.com/ao/2009/11/post-8dfe.html 3-4 鉱山開発を拒否-クネンでの住民による協議 http://cade.cocolog-nifty.com/ao/2009/11/post-84fc.html(09/11/04) *その他の記事インデックスはこちら http://homepage3.nifty.com/CADE/#Bloglist ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■「グアテマラへようこそ」の配信について---------------------------- ○配信の申込み/解除は次のURLからお願いします。 発行者Webサイト: http://homepage2.nifty.com/Guatemala/mailMag.htm もしくは こちら http://www.mag2.com/m/0000151310.htm ○当メールマガジンの配信を申し込まれますと,自動的に「ウイークリー まぐまぐ」が配信されます。配信中止をご希望の方は,次のURLで手続 きできます。 http://www.mag2.com/wmag/ ○イベントの日時・場所などは,必ず事前に各団体にご確認ください。 ○投稿を受け付けます。イベント案内、出版案内などありましたら、E-mail: guatemala@nifty.comまで ○このメールマガジンは『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ を利用して 発行しています。 ――――――――――――――――――――――――――――― グアテマラへようこそ メールマガジン(不定期発行) ■編集/発行■ グアテマラへようこそ@ねっと http://homepage2.nifty.com/Guatemala/index.htm E-mail: guatemala@nifty.com ◎グアテマラへようこそ のバックナンバー・配信停止はこちら ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000151310/ ◎グアテマラへようこそ のバックナンバー・配信停止はこちら ⇒ http://archive.mag2.com/0000151310/index.html


