2009/10/26
グアテマラようこそ 第57号メールマガジン
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ グアテマラへようこそ メールマガジン 2009年10月26日発行 第57号 発行部数:253 発行:グアテマラへようこそ@ねっと http://homepage2.nifty.com/Guatemala/index.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ グアテマラへようこそ ●目次● ●1 ちょっと目についた記事から 1-1 アティトラン湖でシアノバクテリアが増加 1-2 各地で禁酒条例 1-3 「忘れられたゲリラ戦士」 1-4 間近に迫るイシュカンの陸軍基地再開 ●2 開発と権利のための行動センターのブログから 2-1 村の平和を取り戻すために 2-2 エル・エストールで、鉱山会社と衝突 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●1 ちょっと目についた記事から 1-1 アティトラン湖でシアノ・バクテリアが増加 シアノ・バクテリア(藍藻)がアティトラン湖で増加しつつあるという 報道がありました。日本ではアオコ(青粉)と呼ばれる、湖に緑の粉を撒 いたような状態が発生しつつあるということなのだと思いますが、どの程 度の広がりを持って発生しているのかは記事だけではよくわかりません。 “Atitlan tiene un grave problema ecologico” http://www.prensalibre.com/pl/2009/octubre/24/351340.html 流域からの窒素やリンの流入によって湖水の富栄養化が進んでいるのだと 思われます。シアノ・バクテリアは悪臭を引き起こしたり、酸欠状態を引き 起こしたりするだけではなく、毒素を生成する種も存在しており、現在その 点については分析中であるとのことです。 ミッチ台風以来、パナハッチェルの下水処理施設が不備なままであったり、 野菜生産地となっている周辺農地からの肥料分が流入したりと、富栄養化の 危険は昨日今日にはじまった話ではありません。しかし直接湖の水を飲料に している地域もあり、早急な対策が必要であることは間違いがありません。 誰もがアティトラン湖を見放してしまったら、更に急速に汚染が進むこと でしょう。実際にグアテマラの多くの河川で下水が垂れ流され、ゴミ捨て場 になっている現状を振り返るならば、皆が使っている間に、出口を探すこと が不可欠です。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― 1-2 各地で禁酒条例 ウエウエテナンゴ県のサンティアゴ・チマルテナンゴの自治体で、酒類の 販売・消費の禁止され、酔っぱらいは収監され、罰金もしくはコミュニティ の共同作業に従事すること、とする規則が採択されたとのことです。 これは地域の女性組織の声から生まれたとのことで、「男たちは酔っぱらっ て、女に暴力を振るう、酒を買うために勝手に収穫物を売り払う、そのあげく に、道で酔いつぶれ・・・」という現状に、女性たちが立ち上がったとのこと です。 既にこうした動きは、トドス・サントス・クチュマタン、サンマルコス県の コミタンシージョなどでも進んでいるとのことです。「慣習法」という枠組み で、地域の人たちが、自分たちでルールを定めていく・・・大きな変化が進み つつあるように思います。 “Aqui no queremos guaro ni bolos” http://www.elperiodico.com.gt/es/20091025/portada/121384/ ―――――――――――――――――――――――――――――――― 1-3 「忘れられたゲリラ戦士」 正直、この記事は何なのだろうか、というのが第一印象です。1960年代の ゲリラ蜂起の拠点となったシエラ・デ・ラス・ミナスに、ゲリラ兵のグルー プが、武装解除も戦後補償も受けぬまま、集団生活を続けていた・・・ 40年以上前にその拠点を開いたのは、セサル・モンテスというゲリラの リーダーであったという。 セサル・モンテスは数年前にこのグループに会い、驚き、「平和のゲリラ」 と名付け、支援しているということらしいのだが・・・土地分配のための農園 確保を巡って、二つの元ゲリラ系財団の間での綱引きをしているようでもある。 自然保護区、鉱山開発、オイルパーム拡大など、様々な利権がうごめくこの 地域で、元々仲の悪い(元)ゲリラ勢力同士が、地域の運動を混乱させなけれ ばいいけれども・・・そんな危惧を抱かせるのでした。 El Periodico 2009/10/17 La guerrilla olvidada http://www.elperiodico.com.gt/es/20091018/portada/120435/ SigloXX1 Cesar Montes CON LA MOCHILA AL HOMBRO ”EL 20 DE OCTUBRE DE TODOS ” http://www.sigloxxi.com/opinion/6713 NO HAY GUERRILLAS OLVIDADAS EN LA SIERRA DE LAS MINAS, SÍ HAY COMUNIDADES DESPOJADAS DE SUS DERECHOS http://www.fgtoriello.org.gt/ 追記:既にセサルモンテスと農民組織間でもめ事は起きていました・・・ CESAR MONTES Y LA CAMPANA NEGRA EN CONTRA DE LAS COMUNIDADES Q'EQCHIS DE LIVINGTON (2009/4/27) http://www.waqib-kej.org/html/comunicados.asp?id=35 ―――――――――――――――――――――――――――――――― 1-4 間近に迫るイシュカンの陸軍基地再開 内戦期に軍の駐屯地が置かれ、政府軍によって100以上の虐殺事件が 行われたキチェ県のイシュカン。2004年になってやっと駐屯地が廃止 されたにも関わらず、基地が再開され、1000人の兵隊が駐屯すること になるとのことです。 住民の中には基地の再開に反対する声も根強いとのことですが、コロム 大統領が率先して、麻薬対策や組織犯罪対策のために軍の展開を進めてい ます。 組織犯罪を前に警察が無力であるとしても、軍の再展開と国内治安維持 への動員は、和平協定の精神に逆行するものなのですが。 Ixcan reabre sus heridas con la presencia militar http://www.prensalibre.com/pl/2009/octubre/10/347820.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●2 開発と権利のための行動センターのブログから 2-1 村の平和を取り戻すために キチェ県、サン・フアン・コッツアルの最近の話を少し整理しました。 http://cade.cocolog-nifty.com/ao/2009/10/post-3a4f.html ―――――――――――――――――――――――――――――――― 2-2 エル・エストールで、鉱山会社と衝突 9月末に発生した、イサバル県、エル・エストールにおける地域住民と 鉱山会社・警察との衝突に関連する記事です。 http://cade.cocolog-nifty.com/ao/2009/10/post-af06.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■「グアテマラへようこそ」の配信について---------------------------- ○配信の申込み/解除は次のURLからお願いします。 発行者Webサイト: http://homepage2.nifty.com/Guatemala/mailMag.htm もしくは こちら http://www.mag2.com/m/0000151310.htm ○当メールマガジンの配信を申し込まれますと,自動的に「ウイークリー まぐまぐ」が配信されます。配信中止をご希望の方は,次のURLで手続 きできます。 http://www.mag2.com/wmag/ ○イベントの日時・場所などは,必ず事前に各団体にご確認ください。 ○投稿を受け付けます。イベント案内、出版案内などありましたら、E-mail: guatemala@nifty.comまで ○このメールマガジンは『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ を利用して 発行しています。 ――――――――――――――――――――――――――――― グアテマラへようこそ メールマガジン(不定期発行) ■編集/発行■ グアテマラへようこそ@ねっと http://homepage2.nifty.com/Guatemala/index.htm E-mail: guatemala@nifty.com ◎グアテマラへようこそ のバックナンバー・配信停止はこちら ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000151310/ ◎グアテマラへようこそ のバックナンバー・配信停止はこちら ⇒ http://archive.mag2.com/0000151310/index.html


