2008/11/05
グアテマラへようこそ メールマガジン 第48号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ グアテマラへようこそ メールマガジン 2008年11月5日発行 第48号 発行部数:246(11/1現在) 発行:グアテマラへようこそ@ねっと http://homepage2.nifty.com/Guatemala/index.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ どうもここのところ、ちょっとずつ発行日がずれ込んでしまい、お待たせ しております。先日発行部数をチェックしたら、「まぐまぐ!」の方で定期 的に行っているらしい不達メールの整理で部数がガクッと減っていて、少々 ショックを受けています。 最近メールマガジン届かないな?とお思いの方が、きっとどこかにいらっ しゃるのでしょうが、残念ながら、この「まぐまぐ!」というのは、発行者 には誰が購読しているのかわからないシステムのため、連絡も取れません。 皆様、是非購読者拡大にご協力ください。 (あお) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ グアテマラへようこそ ●目次● ●1 グアテマラと日本をつなぐ 大田美保(グアテマヤ) −グアテマラとの出会い その1 ●2 グアテマラ短報(11/5作成) 2-1 ポルティージョ元大統領帰国 2-2 グアテマラ北部での長雨被害 2-3 若者の殺害事件の多発 2-4 分裂の続くグアテマラ左派政党 2-5 妊娠中絶で年間3464人の女性が死亡 2-6 違法な養子手続きの広がり 2-7 紛争の激化するコンゴ民主共和国のゴマへグアテマラ軍は増派 ●3 インターネットから(11/5作成) 3-1 Fernando Moscoso: Para entender la violencia en Guatemala... 3-2 Una Vez Mas, Tribunal Etico Condena a Goldcorp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●1 グアテマラと日本をつなぐ 大田美保(グアテマヤ) −グアテマラとの出会い その1 グアテマラとの出会い 1991年に中南米を放浪したのがきっかけでグアテマラに出会った。南米から 陸路で北上してやっとたどりついたグアテマラは私にとってなぜかほっとで きるそんな国だった。 今まで旅していた国と比べて、先住民の数が圧倒的に多い、そして、マヤ先 住民の女性達が織り成すカラフルな織物に取り付かれたといってもいい。 彼女らの背丈や顔も私達モンゴロイド系と同じルーツなんだなと思わせるこ とが親近感を感じたのかもしれない。 すべての旅程は3ヶ月のつもりだったが、グアテマラが気にいって1年いてし まった。 アンティグアでスペイン語を習い、そこを拠点に各地の村を周り織物を見て 回ったり、気にいったところでは織物を習ったりした。 旅に出るまで全くラテンアメリカのことに何も知らずに行ったので、日本に 帰ってから、現地にいて知らなかったことグアテマラの影の部分を知ってい く。マヤ先住民は長い間、搾取され、虐殺されてきたこと、内戦は終わって ないことなどなど。。。 日本という国いると何でも当たり前のようにあって、よその国で誰がどのよ うに暮らしているかなんて興味もなかった私とマヤ先住民との出会いによっ ていろんなことを考えさせられるようになった。 日本にいると居心地の悪さを感じた。グアテマラはコーヒーやサトウキビ、 バナナ、綿花などたくさんの産物があるのにどうして人々は貧しいのか? 日本は何も資源がないのに、よそ国からほとんどをまかなっているのに、物 質的に豊かなのはどうしてか? 疑問に思ったことを学んでいく中で、日本が他の国を搾取している構図が見 えてきた。 フィリピンやマレーシアの熱帯林をパルプ紙、ヤシのみ石鹸、バナナ、パイ ナップル、えびなどのためにどんどん熱帯林を壊していること、マグロの加 工工場のために土地を奪われたりしていることを知って驚いた。 今その国(島)は禿山になり、雨のたびに洪水になり流されたりしている。 そして、元から暮らしている先住民は都会にでるしかなくもっと貧しくなっ ていく。 そんな構図とグアテマラも同じだと思った。 グアテマラの資源は豊かなのに、おいしいところは、現地の人には還元され ていない。 グアテマラの自然はとてもすばらしいのに、それを政府は保護していない。 他所の国の企業に持っていかれて、グアテマラに住む人には還元されていな いばかりか、豊かな自然を破壊され、好きなように資源を持っていかれてい る。 グアテマラの森を守りたい 日本にいていらない道路を作るため川を整備するために自然が壊され、悲し い姿になってしまった日本に暮らし、グアテマラを行ったりきたりしている うちに、まだ、残されているグアテマラの森(熱帯林)を残したいと思った。 いつかグアテマラに住むだろうと思っていたので、森を守りながら暮らして いこうと思った。それを決意してひとりNGOティエラマドレプロジェクト を立ち上げたのが、2001年。その活動はグアテマラの森の豊かさや人々 の暮らしを写真を通してスライドトークし、日本とグアテマラの森のつなが りを考えるきっかけを作るというようなことをやっていた。 燃えてる森 その頃、グアテマラに行ったときに衝撃的な場面に出会った。 グアテマラの首都からペテン地方へ行く道は広大な熱帯林がずっと続いてい るのだが、その熱帯林が燃えていた。いろんなところで、煙があがっていた。 それをみてショックを受けた。どうして森が燃えてるんだろう? 燃えてる森は、人為的に燃やしていて、燃え尽きた後の土地は肉牛を育てる ための牧場になることがわかった。 今まで森を守りたいと思ってやってきたけれど、この燃えてる森を前にして、 絶望的な気持ちになった。たったひとりの私に何ができる?できることなん て何もない。 何もできない。こんな勢いと目に見ない大きな力で森はどんどん破壊されて いく。 大きなものに太刀打ちできないちっぽけな私の存在に無力感を感じ尽くした。 そんな絶望的なところから、悩み尽くし、感じ尽くし、神に助けを求めた。 ひとりでも私にできることはある! 私が知ったことをみんなに伝えていくことができる。この構図をわかりやす く、絵にしてメッセージTシャツを作ろうと思った。そうすれば、それを着 てアピールすることができる。私はグアテマラでその思いつきを形にした。 豊かな森が燃やされ、牧場になり、ハンバーガーになっているイラストをい れた 名づけて"NOハンバーガーTシャツ" その後もグアテマラの森を守るための"私達にできることTシャツ"というのも 作り、 今年はオーガニックコットンで SAVE the Mayan Jungle Tシャツを作った。 次回へ続く これらのTシャツはサイズが無くなったものもありますが、販売しています。 "NOハンバーガーTシャツ"2000円 白 M,L "私達にできることTシャツ"2000円 生成り、ベージュ M、L,XL こちらのTシャツはmiho@mayanuts.jpまで SAVE the Mayan Jungle Tシャツ(オーガニックコット ン)3980円 子供用もあり。http://purana.in/earth/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●2 グアテマラ短報(11/5作成) 2-1 ポルティージョ元大統領帰国 任期中の公金横領の疑いで訴追されていたグアテマラの元大統領、アルフ ォンソ・ポルティージョ(2000/1-2004/1)がメキシコより送還され、国内で 裁判にかけられることとなった。元大統領は15億円にも上る公金横領に関与 した疑いがもたれているが、2004年2月よりメキシコに逃亡していた。 現コロム政権がポルティージョ政権期の人材を重用していることや、現与 党UNEとFRGの関係なども、この時期の帰国の背景にあるのではないかと言わ れている。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 2-2 グアテマラ北部での長雨被害 10月に入り、ペテン県、イサバル県、アルタ・ベラパス県などでは、ここ 30年来の記録的な降雨が続き、各地で洪水に見舞われた。河川の氾濫などで 1万人以上が避難し、各地で道路や橋が被害を受けた。また収穫期を迎えてい た農作物も甚大な被害を受けたようである。復興には200億円近い資金が必要 といわれている。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 2-3 若者の殺害事件の多発 グアテマラの人権団体であるCALDHの報告書によると、2007年に14歳から 29歳の若者が3060人殺害されているという。更にこのうちの30%は超法規的 な処刑による殺害だと見られている。こうした処刑は、住居の近くより誘拐 された後、絞殺や止めの一発を受けて殺害され、また拷問を受けていること が多いという。 プレンサリブレ:Jovenes voluntarios fueron ejecutados http://www.prensalibre.com/pl/2008/octubre/26/268524.html CALDHの報告書はこちら Las ejecuciones extrajudiciales http://www.caldh.org/ejecuciones.html ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 2-4 分裂の続くグアテマラ左派政党 弱体化が著しいグアテマラ左派政党であるが、先の選挙に先住民族政治組 織 WINAQと連携してリゴベルタ・メンチュウ候補を擁立したEG(グアテマラ のための出会い)も遂にニネット・モンテネグロ議員を残すのみとなった。 所属していた4名の議員のうち、既に2名が無所属を宣言していたが、10月末 に先住民族議員であるオティリア・ルシュ議員が離党。WINAQの政党認可に向 けて取り組んでいく方針を明らかにした。 旧ゲリラ勢力によるURNG(グアテマラ民族革命連合)も2名の議員を有する のみであり、グアテマラの左派政党は消滅寸前である。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 2-5 妊娠中絶で年間3464人の女性が死亡 グアテマラでは法的に認められていない妊娠中絶によって、年間3464人もの 女性が死亡しているとプレンサ・リブレ紙は伝えている。 El aborto mata a miles de mujeres en el pais http://www.prensalibre.com/pl/2008/octubre/23/271873.html (非常に大きな問題だと思うのですが、保健省のサイトで元データを探してみ たのですが見つかりません) ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 2-6 違法な養子手続きの広がり グアテマラにおいて養子の手続きが厳しくなったなかで、新手の違法な養子 手続きの方法が広がっているとのこと。 妊婦が海外に出国して、そこで出産、その後現地で養父母が実子として届け 出るケース、あるいはグアテマラから新生児とともにメキシコに出国して、そ こから実子として連れてでるケースなどがあるという。 Nuevas modalidades en adopciones ilegales http://www.prensalibre.com/pl/2008/octubre/21/271176.html ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 2-7 紛争の激化するコンゴ民主共和国のゴマへグアテマラ軍は増派 「国連コンゴ監視団」(MONUC)に派遣されている72名のカイビル部隊が紛争の 激化するゴマへ移動。 http://www.prensalibre.com/pl/2008/octubre/31/273517.html ゲリラ掃討部隊のための安上がりな経験の機会と考えているのではないか、 という疑問の声も呈されている。 http://www.albedrio.org/htm/articulos/s/sandoval-216.htm 既にコンゴでは2006年に、グアテマラのカイビル部隊の8名が死亡する事件 が発生している。 http://www.prensalibre.com/pl/2006/enero/24/132991.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●3 インターネットから(11/5作成) スペイン語の情報ですが、いくつか紹介します。 3-1 Fernando Moscoso: Para entender la violencia en Guatemala hay que entender su historia 来日したこともあるフェルナンド氏へのインタビュー記事です。 http://www.albedrio.org/htm/entrevistas/argenpress-001.htm 3-2 Una Vez Mas, Tribunal Etico Condena a Goldcorp ラテンアメリカ水法廷の様子が紹介されています。 http://mimundo-jamesrodriguez-esp.blogspot.com/2008/09/una-vez-ms-trib unal-tico-condena.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■「グアテマラへようこそ」の配信について---------------------------- ○配信の申込み/解除は次のURLからお願いします。 発行者Webサイト: http://homepage2.nifty.com/Guatemala/mailMag.htm もしくは こちら http://www.mag2.com/m/0000151310.htm ○当メールマガジンの配信を申し込まれますと,自動的に「ウイークリー まぐまぐ」が配信されます。配信中止をご希望の方は,次のURLで手続 きできます。 http://www.mag2.com/wmag/ ○イベントの日時・場所などは,必ず事前に各団体にご確認ください。 ○投稿を受け付けます。イベント案内、出版案内などありましたら、E-mail: guatemala@nifty.comまで ○このメールマガジンは『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ を利用して 発行しています。 ――――――――――――――――――――――――――――― グアテマラへようこそ メールマガジン(不定期発行) ■編集/発行■ グアテマラへようこそ@ねっと http://homepage2.nifty.com/Guatemala/index.htm E-mail: guatemala@nifty.com ◎グアテマラへようこそ のバックナンバー・配信停止はこちら ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000151310/ ◎グアテマラへようこそ のバックナンバー・配信停止はこちら ⇒ http://archive.mag2.com/0000151310/index.html


