2007/11/19
☆「TOMの幸せな家創り」Vol.71
──────────────────────────────────────── 「幸せな家創り」 〜建築家自邸 設計のポイント話します〜 TOM建築設計事務所 代表 古家 智之 URL:http://tom-archi.jp 2007/11/19 www.house-plan.jp E−MAIL:sitemaster@tom-archi.jp vol 71 ■■────────────────── ─────────────────■■ こんにちは!!! いつもご拝読有難うございます。 日に日に寒さが増してきました。 やっぱり冬はやって来るのですね(^^; 昨日11月1日を持ちまして弊社誕生より 8年の歳月が流れてた様です(他人事?) 思い起こせば平成11年(1999年)11月1日 午前11時に (ちょっと‘1‘にこだわってぇみたりしてっ^^) に事務所登録を行いました。 本当に早いものです。 これもひとえに皆様に可愛がって頂いたからこそ! 本当に有難うございました。 そしてこれからも宜しくお願いしますп(_ _)п 今回はある設計士との会話の中で 気になった単語を引っ張り出してみました。 ある日その方が設計された 住宅完成見学会に参加させて頂いたのです。 外部も内部もコンクリート打放し。 開閉できるサッシ等なく全て嵌め殺しのガラス張り。 内部も同じ素材で出来ており 床もコンクリート。 夫婦2人暮らしとあり トイレも風呂もガラス張り。 どこに居てもお互いを意識し合える そぉれはめっちゃカッコイイ住宅でして 各方面から取材に来る予定だとか・・ 家族が意識し合える事は本当にいい事です。 とは言うものの トイレまでガラス・・・?と思ってた所 その設計士 曰く・・ 「・・・お施主さまが とてもデザインにこだわれまして・・・」 だからこの様な形態になったのだと説明下さいました。 「ん」 「デザイン?」 ! 彼らのデザインの定義は 「格好良さ」 だったです。 その様に翻訳できた後は全てが読み解けました。 総ガラス張りのこと 壁 床までがコンクリート打放しのこと ・・・ 本当に格好良かった! 惚れ惚れするほど。 施主の望みを見事に叶えた素晴らしい住宅なのでしょう。 各方面からの多数の取材も大きくうなずけます。 なるほど!! 意義のある時間が経過し お礼を申し上げ帰路に着きました。 気がつくと その住宅のことを思い返し 様々なシーンをシュミレーションしながらの 運転になっていました。 ・・・・ ・・・・・ しかしどうしてもスッキリしない自分が居ました。 とても奇抜で斬新で格好良かった。 だのに何故スッキリしないのか?? そんな事を考えながら ふと目をやると そこには崩れかけた小さな土創りの倉庫がありました。 無残にも 雨に打たれ壁内部の骨組まで表れていました。 しかし それを見た瞬間「フーっ」と 落ち着いたのです。 そうです! 先ほどの住宅には 風化して美しくなる要素が見当たらなかった。 どうやらTOMの住宅に関する価値観は それを必要としている様です。 改めてそれを感じました。 建物はその目的により呼称が異なります。 バスを待つ建物=バス停 子ども達が勉強する建物=学校 では住宅は? それは「家族が幸せに暮らす建物」 この目的を創造する行為が 「デザイン」の他ありません。 先の住宅で言うと とても奇抜で斬新で格好良いい。 それにより家族が 精神的に落ち着き満足を得ることを 「幸せに暮らす」 と読み替えれば全く問題ないのです。 が、 当たり前の様に庇はない。 折角のガラス面は少雨でも濡れてしまい たちまち汚れが付着する。 冬時期、結露は逃れない。 それによりカビの発生も考えられる。 自然換気はおろか 多くを機械にまかなわないといけない。 寒くて 暑くて・・・ ・・・ ご家族は目的を取得したことで それらマイナス面が出ない様 随分「頑張る」事が必要でしょう。 それがその価値観を持続させる方法でしょう。 (そんな事は百も承知でしょうけどネ) 形態には必ず意味:本質が存在します。 何故その形なのか? その形でないといけないのか? マンホールが丸い訳 それは穴に落ちない為ですね。 もし、四角だと下に落ちてしまいます。 信号が何故 赤 青 黄 なのか? それはそれぞれが対立色にあり よく目立つ為です。 etc・・ ガラス張りである理由 コンクリート打放しである理由 引き違い障子である理由 土壁である理由 ・・・・ ・・・ 地球環境が危うい中 ただなんとなく・・ ではなく ものの本質をきちんと理解し 価値観をしっかり持つことが 家族の健康や幸せに繋がり しいては 無駄なものを製造することなく 二酸化炭素を抑える事にも繋がり 温暖化を抑制し 結果的にまた人間が幸せになります。 決して奇抜で斬新で格好良いい住宅が悪い と言ってる訳ではございません。 生活スタイルは多種多様です。 色々な選択肢があっていい。 いや ないといけない。 ただ怖いのは 自分の言葉となっていない状態での行為。 責任は全て自分にあります。 「○○さんがこの様に言ったから・・」 なんて通用しません。 結論を下したのは誰でもない あなたなのです。 つづく 次回は 12月 3日(月)の予定です。 えっ 師走? 風邪引かないように! Ciao ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「TOM日記 他 」 毎日更新しています。 (日記→ http://www.tom-archi.jp/cgi-bin/msgbox.cgi ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ──────────────────────────────────────── 【発行者】 TOM建築設計事務所 代表 古家 智之 【住所】 広島市南区段原南2−11−1 【連絡】 Tel:082−568−5628 fax:082−568−5028 【お問い合わせ】 sitemaster@tom-archi.jp http://tom-archi.jp www.house-plan.jp 【バックナンバー】 http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000149859 ──────────────────────────────────────── ■ご質問ご相談はお気軽に soudan@tom-archi.jp ■当メルマガ 直接配信ご希望の方 (個人情報は一切記入されない様 空メールで。) merumaga@tom-archi.jp -------------------------------------------------------------------------------- このメールマガジンは『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ を利用して発行しています。 配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000149859.htm



