2009/11/02
【出版プロジェクト・物語小説編】
■■+++++++++++++++++++++++++++ ■■ 出版プロジェクト・物語小説編 2009.11.2 ■■ vol.112 ■■ 発行:The Appleseed Agency Ltd. ■■+++++++++++++++++++++++++++ このメルマガでは、作家のエージェント・株式会社アップルシード・ エージェンシーが、あなたがベストセラー作家になるための情報とテ クニックをお贈りします。 ■CONTENTS---------------------------------------------------- ★トピックス ★11月の新刊のご案内 ★新連載コラム「誰でも書けるかな、駒込しじまの小説作法」 【はじめに】 【第1回 純文学? それともエンタメ?】 「小説を書いてみたいが、どうやって書いたらいいのかわからない」 「小説を書き始めてみたが、どうもうまく書けない」というあなたに 小説の書き方・文章の書き方本マニアのライターが贈る、 楽勝・小説入門です。お楽しみください。 -------------------------------------------------------------- ■トピックス ~所属作家たちの近況をお知らせします~ -------------------------------------------------------------- ★弊社サイトをリニューアルし、公式ブログと「はたらく社員のブロ グ」を始めました。弊社所属の作家さんたちの近況や、エージェン トたちの仕事ぶりが垣間見られますので、ぜひご覧ください。 公式ブログ:http://asagency.exblog.jp/ はたらく社員のブログ:http://aastaff.exblog.jp/ ★リブロ作家養成ゼミ第二期生の北沢秋さんの戦国時代小説『哄う合 戦屋』(双葉社)が初版1万6000部で発売後、忽ち3刷3万部。 http://mo-v.jp/?ea79 ★『死ぬときに後悔すること25』(致知出版社の緩和医療医の大津秀 一さんの新作『感動を与えて逝った12人の物語』がいよいよ発売。 http://mo-v.jp/?eabd ★リブロ作家養成ゼミ第三期生の結月美妃さんが月間50万ビューの携 帯電話サイトWomanwave.comとDocomo,Softbank,auの公式サイト 「kiss kiss kiss」で10月よりコラム「オンナにはわからない男の 七不思議」を連載スタート。 http://ameblo.jp/yuzuki-miki/ ★赤坂真理さんの「週刊新潮」コラム『テレビの穴』が好評連載中。 http://www.shinchosha.co.jp/shukanshincho/newest/ -------------------------------------------------------------- ■11月の新刊案内 -------------------------------------------------------------- ★『クラッシュ・マーケティング』 ジェイ・エイブラハム/著 金森 重樹/翻訳 実業之日本社 http://mo-v.jp/?eaf5 全米 NO1.マーケター、ジェイ・エイブラハムの待望の最新刊です。 ビジネスをどんな環境においても成長させ、ビジネスの停滞要因=ス ティッキング・ポイントを打ち砕くための9つの方法が、豊富な最新 事例とともに説かれています。起業家、ビジネスマン、事業を立ち上 げようとしている人、必読の一冊。 ★『好転力 自分で運命を変える7つのステップ』 ジグ・ジグラー/著 和田裕美/監訳/著 ビジネス社 http://mo-v.jp/?eaf6 世界的ベストセラー作家、ジグ・ジグラーが贈る、今日から行動でき る「成功辞書」です。態度、選択、勇気、目標、行動、愛情、根気… …。一日一項目を読んでみてください。最高の「あなた」を引き出す ことができます。 ★『不可思議現象の科学』 久我 羅内/著 ソフトバンククリエイティブ http://mo-v.jp/?eaf7 常識では考えられない現象、いわゆる不可思議現象は、これまで幾度 となくテレビや新聞、雑誌などのメディアで報じられてきましたが、 その後、科学的な検証がされた結果、そのほとんどは自然や人間の脳 と心が生みだした現象にすぎないことが、現在では明らかになってい ます。本書ではさまざまな科学的検証をベースに、不可思議現象の真 実に迫っていきます。 ★『民主党政権で中小企業はこう変わる!』 八木宏之/著 サンマーク出版 http://mo-v.jp/?eac1 民主党のマニフェストが実行されると、金融は、税制は、雇用は、そ して景気はどうなるのか。著書『借りたカネは返すな!』のシリーズ が55万部を記録し、これまで7000社の中小企業の事業再生を手がけて きたエキスパートである著者が、マニフェストを読み解きながら解説 しています。 ★『感動を与えて逝った12人の物語』 大津秀一/著 致知出版社 http://mo-v.jp/?eabd 『死ぬときに後悔すること25』の著者が、看取った患者さんたちの中 から心に残る12人を選び、その生き様を綴った一冊。今、混迷の時代 を生きる私たちが熟読玩味すべき、赤裸々な人生の感動が、そこには あります。 ★『高校生のための科学キーワード100』 久我羅内/著 筑摩書房 http://mo-v.jp/?ea7a 惑星と準惑星はどう違う? 太陽電池はどうやって発電するのか? DNA鑑定の方法とは? サイエンスは知れば知るほどおもしろい。 常識として知っておきたい基本から、最新の科学ニュースの凄さまで、 100のキーワードで解説します。 ★『哄う合戦屋』 北沢 秋/著 双葉社 http://mo-v.jp/?ea79 天文十八年。甲斐、武田と越後、長尾に挟まれた緩衝地帯、中信濃に 孤高の合戦屋がいた―。領主を担ぎ勢力を広げる一方で、不幸なまで の才能と抑えきれぬ天下への大望が、それぞれの運命の前に立ちはだ かる。史実を基にした壮大な人間ドラマ。 ★『だから、新書を読みなさい』 奥野宣之/著 サンマーク出版 http://mo-v.jp/?e9c2 31万部ベストセラー『情報は1冊のノートにまとめなさい』の著者の 今回のテーマは「新書」。でも、ブックガイドではありません。新書 をビジネスの“道具”として役立てる方法を紹介しています。これか らの時代、ビジネスパーソンは情報を“逆張り”でインプットしない と生き残っていけない!本書で紹介する「新書ザッピング術」が、そ の武器になります。 ★『モウリーニョの流儀』 片野道郎/著 河出書房新社 http://mo-v.jp/?e9bd 「自分が世界一の監督だとは思わない。しかし、私以上の監督がいる とも思わない」世界で最も注目を集めるサッカー指揮官の常勝メソッ ドを、イタリア在住の日本人ジャーナリストが徹底分析します。 ★『「ワタシが主役」が消費を動かす』 日野佳恵子/著 ダイヤモンド社 http://mo-v.jp/?e938 女性マーケティング、とくに25歳~50歳の既婚者層に関して絶大な強 みを持つ著者が、「女性のあした研究所」による調査(2007~2009年 3月)で明らかになった生活者の変化、すなわち能動化を踏まえ、生 活者に支持される企業になるにはどうすればよいかを様々な実践例と ともにアドバイスします。 -------------------------------------------------------------- ■新連載コラム「誰でも書けるかな、駒込しじまの小説作法」 -------------------------------------------------------------- 【はじめに】 こんにちは、駒込しじまです。 このたび、小説の書き方について、連載することになりました。 まず、自己紹介が必要ですね。 私、駒込しじまは、これまでいくつもの小説作品を書いてきました。 新人賞を取り損ねたことも数知れず、一方では既存の作家さんのゴー ストライターを務めたこともたくさんあります。 実を言うと、自分の作品をメジャー出版社から出版したこともあり ます。しかし、それで有名になったりお金持ちになったわけではあり ません。 つまり、いわゆる《売れない作家》ってわけです。 でも私は、モノゴコロのついた17歳ごろから、小説のことばかり考 えていました。 それは今も変わりません。 私のような人は、おおぜいいるんじゃないかと思います。 どうしてでしょうね。 小説家になりたい動機にはいろいろあるでしょうが、こればかりは 人それぞれというしかないでしょう。 つまりのところ、 「有名になりたい」 「文化人だと思われたい」 「印税で暮らしたい」 「モテたい」 実を言うと、そんなことではないかと思います。 でも、それでいいんじゃないでしょうか。 どんな動機も、否定されることはありません。 とはいえ、書くことそのものは真剣で地道な作業であり、そこには 技術も必要です。 私、駒込しじま自身が《売れない作家》なわけですから、あまり説 得力がないとお思いでしょうか? でも、そんな私だからこそわかる、陥りやすい落とし穴もいっぱい あるのです。 この連載を通して、みなさんと一緒に、小説の書き方を研究してい けたらいいなというのが願いです。 もし何か、ご意見や質問があれば、アップルシード・エージェンシー 経由でお寄せください。 誠意をもって答えるつもりです。 【第1回 純文学? それともエンタメ?】 小説、という時、あなたが思い出す作品って何でしょう? 三島由紀夫の『金閣寺』は、少し旧い? 東野圭吾さんの『流星の絆』でしょうか? どちらも日本語で書かれたものなのに、ずいぶん違いますね。 もしこのどちらも読んだことがない人にも、その違いは、なんとな くわかるんじゃないでしょうか。 芥川賞と直木賞にたとえてもらってもけっこうですが、これらはそ れぞれ、純文学とエンターテインメントと呼ばれます。 ちょっと、整理してみます。 ■純文学 なんだか難しい感じ ストーリーよりも心理や感覚を描写する どちらかというと短い ■エンタメ 読みやすい感じ ストーリーやキャラクターで読者を楽しませる どちらかというと長い 簡単に言ってしまえば、こういうことになるでしょうか? え? だとすると夏目漱石の『坊っちゃん』は、どう考えたってエ ンタメですよね。 実はこの境目は、小説作品をその見かけだけで判断した場合、今や 曖昧なのです。 文芸評論家の福田和也氏が、興味深い定義をしています。 要約すると…… 「言葉を使って新しい価値観や世界観を提示する挑戦が純文学であり、 あらかじめ読者と共有された世界観の中で話を展開させるのがエンタ メである」 ちょっと難しいようですが、何となくわかるような気もします。 私、駒込しじまは、次のように勝手に定義してしまいました。 「読者の娯楽など考えず、著者がその世界観に忠実に言葉を選んで紡 ぐのが純文学。何よりもまず読者ありきで、笑いやスリルや恐怖を提 供するのがエンタメ」 どうでしょう? こうしてみるとなんだか純文学の方がラクそうですよね。なんたっ て、自分の心にあるものを書けばいいというのですから。 でも、これが実は難しい。というのは、作者はその中で、自分の心 に対して絶対に嘘をついてはいけないのですから。 誰しも自分をいい人、賢い人、優しい人に見せたがる気持はありま す。そこでついつい「かっこつけちゃう」ことになります。 しかし、見かけだけの真剣な告白など、読者にはすぐに見破られま す。 一方で、 「作り話なら、得意だからエンタメだ!」という人がいるかも知れま せん。 しかし、これもなかなか大変です。 読者に「こんな話、ありっこないよ……」と思わせながらも、ぐい ぐいと引き込むような、よくできた嘘を書かなくてはならないのです から。 どちらにも共通していることが、ひとつだけあります。 それは、正しい日本語を使って、物事を正確に描写することです。 「僕の(私の)文章は、前代未聞に個性的だから、そんなの関係ネエ」 という人はそれでもいいでしょう。 しかし、あなたの目指すものが純文学であれエンタメ小説であれ、 何らかのかたちで読み手に届かなければ、それはゴミクズといっしょ です。 「よくわからなかったな」という感想を読者がもらすのはけっこう。 ただしそれは、そこに書かれた心理や事件の結末についてでなけれ ばいけません。 「誰がしゃべっているのかわからない」「どこで起きた話なのかまる で見えない」ということではいけません。 小説の「こころ」を教えることは、私にも不可能です。 でも、より正しく書く方法についてなら、いくつものノウハウが あります。 次回からは、具体的にそんな話をしていきましょう。 (続く) 駒込しじま(こまごめ・しじま) 書籍編集者を経て、フリーライター。 10代の頃から、小説執筆のかたわら、小説の書き方・文章の書き方を 読み漁る。 -------------------------------------------------------------- メルマガをお読みの皆さんで、本にしたら絶対売れる!!という 企画・原稿をお持ちでしたら、弊社あてにご応募ください。 くわしくは企画原稿検討の要項 (http://appleseed.co.jp/0_1.php) をご覧ください。検討させていただきます。 ご意見・ご感想は(info@appleseed.co.jp)までお願いいたします。 【最後にお知らせ】 こちらにもどうぞご訪問ください。 ・株式会社アップルシード・エージェンシーのサイト http://www.appleseed.co.jp/ ・鬼塚忠「カフェリブロ作家養成ゼミ」 http://blog.goo.ne.jp/appleseed_august ・メルマガ「出版プロジェクト・ビジネス書編 http://www.appleseed.co.jp/magazine.html ________________________________________________________________ 配信 株式会社アップルシード・エージェンシー 編集 栂井理恵 文責 鬼塚忠 E-mail:info@appleseed.co.jp http://www.appleseed.co.jp/ 〒162-0824 新宿区揚場町2-12セントラルコーポラス401 TEL:03-3513-4325 FAX:03-3260-4437 ---------------------------------------------------------------


