2009/03/09
【出版プロジェクト・物語小説編】
■■+++++++++++++++++++++++++++ ■■ 出版プロジェクト・物語小説編 2009.3.9 ■■ vol.98 ■■ 発行:The Appleseed Agency Ltd. ■■+++++++++++++++++++++++++++ このメルマガでは、作家のエージェント・株式会社アップルシード・ エージェンシーが、あなたがベストセラー作家になるための情報とテ クニックをお贈りします。 ■CONTENTS---------------------------------------------------- ★トピックス ★3月の新刊のご案内 ★私の修業時代 第16回 赤澤 竜也さん 〜週刊誌記者の書くテク〜 -------------------------------------------------------------- ■トピックス 〜所属作家たちの近況をお知らせします〜 -------------------------------------------------------------- ★続々と新人作家がデビューを果たしている「リブロ作家養成ゼミ」 では、現在、4月にスタートする第三期の受講生を募集しています。 詳しい応募方法などについては下記ブログをご確認ください。 本気で作家デビューを目指している方のご応募をお待ちしています。 http://blog.goo.ne.jp/appleseed_august ★劇団キャラメルボックスの成井豊さんの原作の舞台『嵐になるまで 待って』のLivespire版が絶賛上映中。Livespireとは、舞台芸術を 映像化したデジタルシネマです。この機会に、あの感動を再び味わ って下さい。 http://www.caramelbox.com/livespire/index.html ★2006年に『お客さん、こーゆーとこはじめて? 艶街経営日誌』で デビューした赤澤竜也さんの3年ぶりの新作『会社人間だった父と 偽装請負だった僕―さようならニッポン株式会社』が3月8日付朝 日新聞書評欄で取り上げられました。 http://mo-v.jp/?e47b ★終末期医療に携わる医者・大津秀一さんの『余命半年 満ち足りた 人生の終わり方』が3月8日付朝日新聞の書評欄の新書コーナーで 取り上げられました。 http://mo-v.jp/?e486 -------------------------------------------------------------- ■3月の新刊案内 -------------------------------------------------------------- ★『ぼくは小さくて白い』 和田裕美/著 朝日新聞出版 http://mo-v.jp/?e556 かわいい子ペンギンと母ペンギンの対話を通じて、和田裕美の「前向 き」「感謝」「勇気」など、毎日わくわく、幸せになるマインドを伝 える、あたたかなショートストーリー。心にしみる大人の絵本です。 ★『世界一シンプルな営業の教科書』 ジグ・ジグラー/著 和田裕美/監訳 アスペクト http://mo-v.jp/?e4f1 10代からの営業マン生活で億万長者になった著者が自身の体験からつ かんだ「営業」の本質を、わずか数時間で読めるようにまとめた一冊。 成功する営業マンだけが知っている成功原則を紹介します。 ★『なぜ、ビジネス書を読んでも 「仕事ができる人」になれないのか?』 夏川賀央/著 アスペクト http://mo-v.jp/?e4f0 ビジネスマンのための「学んだことを仕事で生かす&仕事の現場から 学ぶ」勉強方法。発見→吸収→成長の“3ステップ実践法で説く! 『なぜ、仕事ができる人は「効率」を無視するのか』の第二弾。 ★『余命半年 満ち足りた人生の終わり方』 大津秀一/著 ソフトバンククリエイティブ http://mo-v.jp/?e486 余命半年、あなたは穏やかな最期を望みますか? 終末期医療の実践家が指し示す「生きるための死に方」。 ★『投資銀行が邦銀に屈した日 ―キャピタルゲイン時代の次に来るもの』 北村慶/著 東洋経済新報社 http://mo-v.jp/?e485 世界規模での金融危機によって米国型投資銀行が衰退し、邦銀の存在 感が高まっている。この流れは今後も続くのか。 現役金融マンである著者が、新しいグローバル金融の姿を語る。 ★『心のパワーの取り戻し方』 奥田弘美/著 PHP研究所 http://mo-v.jp/?e4d1 嫌なこと、気がかりなことを引きずって重たい気分で毎日を過ごして いないでしょうか。あなたの憂うつ気分を5つのキーワード別にして それぞれのストレスケア方法を紹介します。 ★『借金の底なし沼で知った お金の味』 金森重樹/著 大和書房 http://mo-v.jp/?e4d2 自己破産すらできない本当の地獄の底からどう這い上がるか。乗り越 えられない壁はない。25歳で莫大な借金を背負った著者の、人生の どん底からの生還と成功への軌跡を綴った1冊。発行部数31万部の人 気メルマガを書籍化しました。 ★『会社人間だった父と偽装請負だった僕 ―さようならニッポン株式会社』 赤澤竜也/著 ダイヤモンド社 http://mo-v.jp/?e47b かつて会社は永遠だった。「負け組」「下流」という言葉が跋扈し、 会社は平気で人を切り捨てるようになった。この国が目指した先にど んな社会があるのか、今、誰もが気づき始めている。企業戦士として 生き抜いた父の人生と自らの体験を通して、働くことの意味と社会の あるべき姿を問いかける渾身のノンフィクション。 ★『戸籍も本名もない男』 村上早人/著 講談社 http://mo-v.jp/?e46d 太平洋戦争で、唯一の肉親である母と、戸籍や本名まで失くし、社会 の底辺でもがきながら、戦後の混乱期を駆け抜けた男「ハヤト」。そ こには悩める現代の日本人が取り戻すべき、熱き生き方のヒントがあ ります。『ハヤト』(河出書房新社)の文庫化。 ★『太陽の涙』 赤坂真理/著 岩波書店 http://mo-v.jp/?e396 あたたかな海のただなかにまかれた、星座のような島々。その群島の かたすみに僕らの小さな島はある。僕らは太陽から生まれた。あると き、月からひとりの男が吐き出され……。清冽で詩的なヴィジョン溢 れる現代の神話。著者5年ぶりの書き下ろし作品です。 ★『読書は1冊のノートにまとめなさい』 奥野宣之/著 ナナ・コーポレート・コミュニケーション http://mo-v.jp/?e34c 何十冊、何百冊読んでも、ほとんど覚えていない……。多くの方が抱 えるこの悩み。でも、「覚えていない」は「読んでいないと同じ」。 この本では、読んだ内容を確実にあなたの「財産」にする、「インス トール・リーディング」の技術を紹介します。1週間で3刷10万部。 -------------------------------------------------------------- ■私の修業時代 赤澤 竜也 さん 〜週刊誌記者の書くテク〜 -------------------------------------------------------------- (作家紹介) 赤澤竜也(あかざわ・たつや)さん 1964年生まれ。大阪府出身。慶應義塾大学文学部卒業後、公益社団法 人勤務、進学塾講師、信用金庫営業マン、風俗店・高級クラブ経営、 トラック運転手などを経て、現在は週刊誌記者。2006年、『「お客さ ん、こーゆーとこ初めて?」艶街経営日誌 』(講談社)にて弊社プロ デュースでデビュー。 〜〜〜〜〜 一冊目の本を出させてもらったことがキッカケとなり、ライターの 仕事をさせてもらうようになりました。現在は写真週刊誌の記者をや っています。これが結構忙しい。 今年に入ってからでも鹿児島へ高校サッカーの大迫勇也選手の家族 に会いに行ったり、広島で元日大全共闘議長にインタビューしたり、 茨城へ元C級戦犯の方の話を聞きに行ったり、京都で漢字検定金銭ト ラブルについて取材したり、AV女優の対談の司会をしたりと慌ただ しい日々を送っています。書籍のための原稿との両立はなかなか難し いのですが、一方で勉強になることも沢山あります。 例えば取材について。 ひとことで取材と言っても対象によってまったく違った行為になり ます。大きく分けると2つのパターンに集約されるということがわか ってきました。 1、相手に嫌がられる取材 スキャンダルやトラブルの取材の場合、関係者の口は堅いのが一般 的で、話を聞くという行為自体難しいことがほとんど。夜中に家の前 で待ち伏せしたり、何度も足を運んで頭を下げます。辛い作業なので すが、何とか相手の心を動かして話を聞き出し、全貌が見えてきたと きの喜びは何物にも代え難い。 事件取材の場合、現場すらわからずに現地へ投入されることもあり ます。そんな時は地元の不動産屋や新聞配達店、タクシー運転手など に片っ端から声を掛けます。宅急便配達のバイクを止めて家を割り出 したこともありました。犯人のことをよく知る人物を捜す場合は、酒 屋や床屋などコミュニティの情報が集まりやすいところで聞き込みを します。こういった取材は知力よりも体力と粘りが肝要です 2、相手が話したがっている取材 著者インタビューや有名人などに当人の話を聞く場合です。相手が 前向きな姿勢だからといって油断してはなりません。しゃべり慣れて いる人であればあるほど、会話の内容がパッケージ化されていて、以 前他のメディアでやったものと同一内容である場合が多いのです。本 人も忘れていたような面白い話をいかにして引き出すのか。あらかじ め聞こうと思っていた質問事項にとらわれず、適度に脱線して話の盛 り上がった時のほうが、意外な話が出てくるように思います。 書籍を書く上での取材でも、この2つのどちらに該当するかによっ て、話を聞くスタンスがまったく変わってくるのです。 雑誌記者をやっていると、見出しについても学ぶことが多いです。 駅やコンビニで売っている週刊誌ですから読者を引きつけるコピー を打たないことには買ってもらえません。残念ながら今まで自分が付 けた見出しが通ったことは一度もないのです。出来上がりを見てみる とやっぱり編集者やデスクが付けたタイトルの方がはるかに「引き」 があります。コピーの世界はとても奥深いものだと感じる日々なので す。私が取材を担当した漢字検定金銭トラブルの記事の見出しは、 <漢検・理事長親子は「女とクルマ」に乗りまくり!> というもの。見た瞬間、脱帽といった感じでした。 下らない記事に下らない見出しを付けるという行為も実は非常に難 しい。1つ例を挙げてみましょう。私の隣の班である芸能ニュース班 には毎日のように全国のカメラ小僧から女子アナのパンチラ写真や谷 間写真などが送られてきます。去年の夏のこと、日本テレビの人気女 子アナの腋の下が汗でにじんでいる写真が届き、誌面に掲載すること となりました。その班のデスクは鬼のような形相で汗ばんだTシャツ 姿の女子アナ写真をしばらく凝視したあと、やおらペンを執り、 <葉山エレーヌアナ、ワキ汗「集中豪雨」で透けブラ「決壊」> と書いたのでした。当時、日本列島を台風が通過して被害が多発して いたことが背景にあります。非常にしょーもない例で申し訳ないので すが、いざこういうコピーを考えろと言われると本当に出てこないも んなんです。 なぜこのメルマガで見出しの話をしたかといいますと、書籍を作る うえで、章立てを決める際にコピー力がとても重要になってくると考 えるからです。書き手が企画書を見せる段階で編集者に振り向いても らうためには、「この人の書いたものを読んでみたいな」と思わせる ような「強い言葉」をちりばめなくてはならないのです。石田衣良、 林真理子、奥田英朗、山本一力などコピーライター出身の作家は枚挙 にいとまがありません。今の時代、書き手には文章力とともにコピー 力が求められているように思うのです。 最後になりましたが、簡単にできる具体的なアドバイスを1つ。 週刊誌の場合、記者が記事を書いてそのまま掲載されることはあり ません。担当編集者から何度も修正要求がありますし、更にデスクが チェックして手を入れます。読者はその記事を果たして理解できるの か、読者の興味はどこにあるのか、徹底的に議論されます。そして出 来上がったものは、最初に記者が出稿したものより必ず良くなってい ます。 このメルマガを購読されていて、書籍を出したいと思っておられる 方は、まず自分の原稿を周囲の人に読んでもらって、率直な意見を求 めることから始めてみてはどうでしょう? 身内でもいいし、信頼の おける友人がいればその方でもかまいません。 他人の厳しい評価をすすんで受け容れるところから貴方の原稿の書 籍化への第一歩が始まると思うのです。 (終) -------------------------------------------------------------- メルマガをお読みの皆さんで、本にしたら絶対売れる!!という 企画・原稿をお持ちでしたら、弊社あてにご応募ください。 くわしくは企画原稿検討の要項 (http://appleseed.co.jp/0_1.php) をご覧ください。検討させていただきます。 ご意見・ご感想は(info@appleseed.co.jp)までお願いいたします。 【最後にお知らせ】 こちらにもどうぞご訪問ください。 ・株式会社アップルシード・エージェンシーのサイト http://www.appleseed.co.jp/ ・鬼塚忠「カフェリブロ作家養成ゼミ」 http://blog.goo.ne.jp/appleseed_august ・メルマガ「出版プロジェクト・ビジネス書編 http://www.appleseed.co.jp/magazine.html ________________________________________________________________ 配信 株式会社アップルシード・エージェンシー 編集 栂井理恵 文責 鬼塚忠 E-mail:info@appleseed.co.jp http://www.appleseed.co.jp/ 〒162-0824 新宿区揚場町2-12セントラルコーポラス401 TEL:03-3513-4325 FAX:03-3260-4437 ---------------------------------------------------------------



