出版プロジェクト・物語小説編  RSSを登録する

野間文芸新人賞作家の赤坂真理やキャラメルボックスの成井豊、『哄う合戦屋』の北沢秋、『クリムゾン・ルーム』の高木敏光、鈴木剛介らが所属する株式会社アップルシード・エージェンシーがお届けするメールマガジン。作家と編集者が小説を世に送り出すまでの秘話が満載。

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2008/10/20

【出版プロジェクト・物語小説編】

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■■ 出版プロジェクト・物語小説編         2008.10.20
■■                              vol.88
■■                     発行:The Appleseed Agency Ltd.
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このメルマガでは、作家のエージェント・株式会社アップルシード・
エージェンシーが、あなたがベストセラー作家になるための情報とテ
クニックをお贈りします。

■CONTENTS----------------------------------------------------
★トピックス
★10月の新刊のご案内
★私の修業時代 
       第7回 粥川みどり(かゆかわ・みどり)さん
                 〜デビューから1年を迎えて〜

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■トピックス  〜所属作家たちの近況をお知らせします〜
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★第二期作家養成ゼミから、橘果恋さんの「わたしとおなか」が、無
 料の携帯文庫「ブックスレジモ」で講評連載中!チロルチョコプレ
 ゼントキャンペーン開催中ですので、チェックしてみてください。
 http://blegi.jp/novel/top/4902

★熱血・自然保護官(レンジャー)・矢島のサンゴ礁を守るための闘い
 を描いたエンターテインメント小説『サンゴ・レンジャー』(朝日
 新聞出版)から絶賛発売中。10月17日には、日本テレビ「女神のマ
 ルシェ」の<お勧めエンタ!>のコーナーで田中律子さんに紹介し
 ていただきました。動画はこちらから。
 http://www.ntv7.jp/program/megami/081017/theme4/index.html

★高木敏光さんが、読売新聞無料会員サイト「yorimo」で小説「ササ
 イのことで思い出した」の日刊連載中。
 https://yorimo.yomiuri.co.jp/ep/home.do?tabId=0

★和田裕美さんが、世界中の難民・被災地の教育支援、自立支援を行
 うチャリティ企画「Chabo!」に参加しています。詳細はこちらから。
 http://www.jen-npo.org/chabo/
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■10月の新刊案内
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★『わたしの歌を、あなたに』
 多胡 吉郎/著 河出書房新社
 http://mo-v.jp/?e228
柳宗悦の妻であり宗理・宗玄・宗民の母でもあった、声楽家・柳兼子。
その歌声は激戦前の日韓のかけ橋となりました。知られざる感動の物
語をぜひ。

★『はあちゅうの 20代で「なりたい自分」になる77の方法』
 伊藤春香(はあちゅう)/著 PHP研究所
 http://mo-v.jp/?e22a
今、大学生で1番影響力のある人気ブロガーであり、女子大生プロデ
ューサーとして活躍中のはあちゅうさんが、本当に実行している77の
方法――手帳活用術、目標達成術、売り込み術、情報収集術、勉強術
――をみんな隠さず公開します。

★『和田裕美の「売れる!」営業手帳』
 和田 裕美/著 ダイヤモンド社
 http://mo-v.jp/?e229
和田裕美さんの仕事に対する考え方が、すみずみにまで反映された手
帳です。例えば「仕事は週の前半に終わらせる」ことを週間スケジュ
ールに反映させ、水曜日と木曜日の境界線を太くしたり、月末には「
ラストウィーク」といった言葉が入っていたり、月ごと・週ごとのひ
とことに励まされた気分になれます。

★『プロフェッショナル・リーダーの
 人を見極め、動かし、育てる法則』池本克之/著 ダイヤモンド社
 http://mo-v.jp/?e1e2
創業社長に請われて招かれ2社の上場に立ち会った著者は、2社めの
社長を退くと、能力ある人材を見極め、モチベートし、強いチームを
つくる力を評価され、50社以上からCEOとしてオファーを受けた。著者
自身の体験をベースに、人を見極め、動かし、育てる法則を語ります。

★『辞表を出して次へ行け!』
 長野慶太/著 大和書房
 http://mo-v.jp/?e1b1
デキルやつは必ず転職歴がある。いや、ちがう。転職したからデキル
んだ! きっとあなたの人生に役立つ、後悔しない転職&仕事術。
ベストセラー『部下は育てるな! 取り替えろ!!』著者の最新刊です。

★『イギリス発 恥と誇りを忘れた母国・日本へ!』
 渡辺幸一/著 河出書房新社
 http://mo-v.jp/?e1b0
偽装、殺人、汚職……日本はいつからこんな恥知らずな国になったの
か? 渡英18年、ロンドン金融街の第一線で働き、歌人、エッセイスト
としても活躍する著者が日英を比較し歴史をひもときながら綴る、今
こそ読むべき日本論。

★『[イラストでわかる]人とお金が集まる! 笑顔のつくり方』
 門川義彦/著 PHP研究所
 http://mo-v.jp/?e1af
7万人以上の指導実績をもつ「笑顔コンサルタント」が、人の心をぎゅ
っとつかむ「究極の笑顔」のつくり方をわかりやすく解説します。自
分の笑顔をチェックして、本当に魅力的な笑顔の形と心からの笑顔に
なるコツをマスターしましょう。

★『めざせイグ・ノーベル賞 傾向と対策』
 久我羅内/著 阪急コミュニケーションズ
 http://mo-v.jp/?e1b4
1991年より始まり、いまや本家のノーベル賞をもしのぐ勢い(?)の人気
を誇るイグ・ノーベル賞。この賞が「本家」ともっとも違うのは、誰
でも自薦でノミネートできること。本書では過去の受賞作を紹介・分析
しながら、同賞ノミネートのための「傾向と対策」を伝授。

★『「会社が赤字!?」とわかったとき読む本』
 吉岡憲章/著 PHP研究所
 http://mo-v.jp/?e1b3
中小企業の7割が赤字。そして日本の99%は中小企業。「わが社が赤字
決算だ」とわかったとき、社員はどう行動すればよいのか。本書では、
具体的にどう行動すればよいかを、4人の若手ビジネスマンを中心とし
たドキュメント仕立てのストーリーをベースに解説する。

★『サンゴ・レンジャー』
 さかい たまき/著 朝日新聞出版
 http://mo-v.jp/?e050 
舞台は1998年、石垣島。美しいサンゴ礁を破壊する大規模架橋計画で
対立が激化するなか、環境庁の問題児、熱血・自然保護官(レンジャ
ー)矢島が立ち上がった!  自然保護と開発のジレンマ、そして人間
愛を描くエンターテインメント小説。

★『「上司」という仕事のつとめ方』
 松山 淳/著 実務教育出版
 http://mo-v.jp/?e171
解決困難な課題を背負いながら、弱音を吐けない上司たち。そんな上
司たちの心の声・悩みに耳を傾け、いまを生きる彼らにもっと元気に
いきいきと働けるヒントを贈ります。チェックを入れる自問自答欄付
き。 

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■私の修業時代 
       第7回 粥川みどり(かゆかわ・みどり)さん
                 〜デビューから1年を迎えて〜
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(作家紹介)
粥川みどり(かゆかわ・みどり)さん
会社員、コピーライターを経て、執筆活動に入る。飼っている豆柴の
記録を綴ったHPで、連載していた小説『わん☆くら』が評判を呼び、
第一期作家養成ゼミから昨年10月にデビュー。

〜〜〜〜〜

 昨年の10月に「わん☆くら」という小説を出版してから、早いもの
で1年が経ちました。これが私のデビュー作であり、締切や読者層の
絞り込みなんていう束縛もなく、のびのびと思いのままに書いた作品
でした。この小説は主人公である犬の語りで展開する1話完結、全9
話の物語。こんな形態にしたのは、書きたいテーマが先にあったから
です。

 私は犬が大好きで、数年前に柴犬を飼い始めました。いまや空前の
ペットブームである反面、動物虐待や遺棄、ペット可マンション、 防
災時の救済法などいろいろな問題が山積しています。こうした諸問題
をテーマに盛り込み、読んでいくうちに、犬の習性や飼養までもわか
る小説にしたかったんです。

 テーマが決れば、ストーリー展開はおのずと広がりました。1話完
結の短篇なので、大筋を頭の中に立てるだけでとにかく書いていきま
した。
 
 特に書き出しの数ページには気を配りましたね。書店で立ち読みし
た際に、これは面白そうだと思わせることが必要ですから。どんな主
人公に何を言わせたいか。そのための設定はどうするかを練っていき
ました。1話が完成したら次へと進んだのですが、もちろん着地点が
定まらない時もあって、そんな時は愛犬と散歩をすることが気分転換
になりました。また、登場犬のキャラクターは、散歩途中で出逢う、
わんちゃんを参考にさせてもらいました。

 性格づけがしっかり出来ると、あとは画が一人歩きするように物語
を空想することが出来ました。犬が大好きな私には、それが楽しい事
だったからだと思います。やはり自分に興味のあることは想像が広が
りますね。そうは言っても、登場人物(犬も)の数が多いと、どうし
ても似通ってしまいがちになるので、日頃の観察は重要だと思います。
私には人の不思議なしぐさや、ある場面での微妙な表情など、つい気
にして見てしまう癖があるようです。

 また、舞台設定も重要で、幅広い読者に手に取っていただくには、
意外性がなければなりません。犬のホストクラブを舞台にしたのは、
なんだそれ?という興味を抱かせるためもありました。「わん☆くら」
という題も、覚えやすく、内容がわかりそうでわからないところを狙
ったつもりです。ありえない舞台を想定したからこそ、物語ができた
のかも知れませんね。

 ほぼ小説が完成したところで、私が一番気をつけているのは、流れ
です。文章がコテコテしていないというか、すっきり読める文章が個
人的にも好きなのです。自分でも気付かない癖みたいなものが文章に
もあるので、たとえば同じ副詞を使いすぎてないか、ある名詞にいつ
も同じ形容詞をつけてないか、もっと違う言い回しはないか、無駄な
言葉がないかなど、時間がある限り試行錯誤しています。私の修行は
これからも、ずっと続くと思います。初心を忘れず、楽しみながら、
私ならではの物語を綴っていきたいと思っています。

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くわしくは企画原稿検討の要項
(http://appleseed.co.jp/0_1.php)
をご覧ください。検討させていただきます。

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配信 株式会社アップルシード・エージェンシー
編集 栂井理恵  文責 鬼塚忠
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