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2007/11/05

【出版プロジェクト・物語小説編】

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■■ 出版プロジェクト・物語小説編          2007.11.5
■■                              vol.68
■■                     発行:The Appleseed Agency Ltd.
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クニックをお贈りします。

■CONTENTS----------------------------------------------------
★トピックス
★11月の新刊のご案内
★著者インタビュー
  『そして、涙は海になる』(PHP研究所)
   須田節子さん(著者・須田幸子さんのお母様です)
  〜読者には、なにげない日常の大切さに気付いてほしい
             そして、サッチの分まで生きてほしい〜
                      
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■トピックス  〜作家たちの近況をお知らせします〜
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★カフェリブロの作家養成ゼミからデビューした『わん☆くら』の著
 者の粥川みどりが、リブロ名古屋店でサイン会を開催します。
 詳細はこちら。
 http://www.libro.jp/web/topics/

★鈴木剛介の『デブになってしまった男の話』が、高倉あつこさんに
 より漫画化されました。週刊コミックバンチで好評連載中です。
 http://www.comicbunch.com/

★河出書房新社が開催する「河出文庫グランドフェア2007」に『海峡
 を渡るバイオリン』が選ばれています。オビに応募券がついていま
 すので、お買い上げの方には、抽選で坂崎千春さんイラストの特製
 文庫バックが当たります。この機会にぜひ。
 http://www.kawade.co.jp/kawadebunko2007/

★弊社代表の鬼塚忠の初の小説『Little DJ 小さな恋の物語』が原作
 となった映画が神木隆之介、福田麻由子主演で今冬、公開予定です。
 http://www.little-dj.com/

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■11月の新刊案内
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★『わん☆くら』
 粥川みどり/著 主婦の友社
http://itm-asp.com/cc/1615/gxlGSkrD
カフェリブロの作家養成ゼミから生まれた、期待の新人作家のデビュ
ー作。1歳になったばかりの豆柴の雄犬「楽(がく)」がホスト犬と
して働くことになった―。動物虐待に遺棄、迷子騒動、アジリティ、
ペットショップにペット可マンション、病気や超能力など、犬をめぐ
る様々な現実を問題にしながら、人と動物が共生する素晴らしさを描
いた秀作。

★『そして、涙は海になる』
 須田幸子/著 PHP研究所
http://qrl.jp/?255426
子どもが産めなくなった。髪も抜け落ちた。それでも、最期まであき
らめなかった―。24歳で子宮ガンとなってからこの世を去るまで、病
床で綴った一人のサーファーの想いが、カフェリブロの作家養成ゼミ
から一冊の本となりました。

★『加齢に克つ!サビない体のつくりかた』
 米井嘉一/著 草思社
http://itm-asp.com/cc/1615/SG31W38I
老化のスイッチを「オン」にして、ガンや心臓病、脳卒中など怖い病
気にもなる体のサビ。サビない体を手に入れるには、どうすればいい
のか?日本のアンチエイジング研究の第一人者の著者が、簡単ですぐ
に役立つ方法をわかりやすく解説します。

★『秘伝すごい会議』
 大橋禅太郎・雨宮幸弘/著 大和書房
http://mo-v.jp/?9678
ベストセラー『すごい会議』がさらにパワーアップして登場!採用し
た会社にすごい結果をもたらしている会議の実践法を詳しく紹介した
“秘伝のタレ”。今回はマネジメントコーチの雨宮氏も加わり、実際
の経営ミーティングの現場を実況しつつ、そのすごい効果を実証する。

★『貧乏人は医者にかかるな!』
 永田宏/著  集英社
http://mo-v.jp/?9629
2025年、日本の医者不足は決定的に!? 医者は人気の科や大都市に
偏在しているのではなく、本当に人数が足りないのです。医者不足問
題の本質をデータで検証し、団塊の世代が後期高齢化を迎える2025年
時点での日本の医療のあり方を探ります。

★『和田裕美の「売れる! 」営業手帳2008』
 和田裕美/著  ダイヤモンド社
http://mo-v.jp/?962a
営業のカリスマである著者の、仕事に対する思想が隅々にまで反映さ
れた手帳。例えば、水曜日と木曜日の境界線が太く印刷されて「仕事
は午前中に終わらせる」意識づけがされていたり、月末近くには「ラ
ストまであと3日」といった言葉が入っています。著者にじかに励ま
された気分になれると大好評。

★『海峡を渡るバイオリン』
 陳昌鉉/著 鬼塚忠・岡山徹/聞き書き 河出書房新社
http://mo-v.jp/?9628
バイオリン製作の名匠、「東洋のストラディバリ」陳昌絃。彼は十四
歳で韓国から日本へ渡り、偶然聴いた弦楽器の音色に魅せられて、独
学で道を切り開いていきます。感動のノンフィクション。ドラマ・漫
画化もされた原作が、いよいよ文庫化されました。

★『ひとり介護 母を看取り父を介護した僕の1475日』
 岡山徹/著 ダイヤモンド社
http://mo-v.jp/?9586
一人暮らしの著者と両親が同居して3年目、母親が胆管癌とわかり延
命のための手術をし、残された日々をいとおしみながら2年を過ごし
見送った後、足が不自由な父親の介護を2年、くも膜下出血で突然死
するまでの労苦を、骨太でときにユーモラスな文章で綴った介護記録。
読むものに感動と共感を与えるノンフィクション。

★『スバラしきマニアの世界』
 久我羅内/著 扶桑社
http://mo-v.jp/?945d
「死霊の盆踊り」など訪ね歩いた奇祭の数は300以上。「階段にな
っている国道」「はしごのかかっている国道」「便所のなかを通って
いる国道」など全国のトンデモ国道を踏破。など、世の中には、驚く
ほどマニアな人がたくさんいます。そんな珍研究、変な趣味が大集合
の一冊です。

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■著者インタビュー
  『そして、涙は海になる』(PHP研究所)
   須田節子さん(著者・須田幸子さんのお母様です)
  〜読者には、なにげない日常の大切さに気付いてほしい
             そして、サッチの分まで生きてほしい〜
--------------------------------------------------------------
(著者紹介)
須田幸子(すださちこ)さん
1979年、東京生まれ。
下町育ちのごくふつうの女の子。
高校生のときに出会ったボディボードに夢中になる。明海大学ではサ
ーフィン部に所属。大会でも入賞。住居を九十九里に移し、活動に専
念してからも日本サーフィン連盟公認大会で2連覇を達成するなど、
活躍。オーストラリアでの自主トレーニング中に生理不順になり、帰
国後、子宮がんの宣告を受ける。入退院を繰り返したなかで転移が発
覚。2005年10月頃、容態が悪化し、11月8日逝去。

〜〜〜〜〜

今回は、著者の須田幸子さんのかわりに、
お母様の節子さんにお話をお伺いしました。
下町育ちのチャキチャキの江戸っ子だった
幸子さんのお母様だけに、
節子さんもお話好きの人なつっこい方です。
亡きお嬢様の思い出に、時に笑い、
時に涙ぐみながら語っていただきました。


・この作品『そして、涙は海になる』が出版に至った経緯を教えてく
ださい。

須田節子さん(以下敬称略)
 元気いっぱいでサーフィンに打ち込んでいた娘のサッチ(須田幸子
さん)が突然子宮がんを宣告され、いっときは私も娘も泣いてばかり
でした。サッチは、大好きなサーフィンも出来なくなって、しばらく
は生きる目的を失っていた。
 でも、今の自分に出来ることは何だろうかと考えたサッチは、闘病
記を「本にする」と決意したんです。自分と同じような境遇の人への
メッセージ、また健康な人にも命や何気ない日常の有難さや大切さに
気付いて欲しい、そんな思いがサッチを突き動かしたんだと思います。

・本を出すために、幸子さんは具体的にどんなことをしたんですか?

須田
 最初は、本屋さんやインターネットなどで情報を集めて、片っ端か
ら出版社やTV局などに電話したりメールを送ったりして、自分が本
を出したくて原稿を書いていることを伝えているようでした。そのと
きに必ず「どうか私に力を貸してください」と言っていたようですね。

・闘病中にもかかわらず、とても行動的ですね。

須田
 そうなんです。娘は幼少時から、自分で言い出したことはモノにす
るまでとことんまでやるタイプでした。
 幼稚園のとき、私がピアノを勧めたのですが、「イヤだ」と言って、
やりませんでした。ところが小学校に入学してから、何のきっかけが
あったのか、自分から「やる」と言い出して。習いだすと、熱心に練
習してみるみる上達しました。小・中学校ともに音楽はオール5。「
音大にいったら?」と先生に奨められるほどになりました。そして高
校からは、サーフィンひとすじでしたね……。

・出版は順調に決まりましたか?

須田
 いいえ。TV局の人が話題性に興味を持ってくれたりはしましたが、
肝心の出版社は、原稿がまとまっていなかったこともあり、なかなか
お話が進まず……。
 そんな中、TV「ガイアの夜明け」で御社のことを知り、すぐに電
話をしたようなんです。そこから具体的に動き出しました。この頃、
御社が売り込みをして、興味を持っていただいた出版社は、12、3
社はあったのではないでしょうか。ところが、その間に、サッチが亡
くなり、原稿は未完成のままになってしまいました。
 だから、いっときは諦めたこともあったんです。サッチの恩師、母
校・明海大学サーフィン部の部長さんも「これだけマスコミの人が読
んだり動いたり、興味を持ってくれたんだから、それはそれで良かっ
たじゃありませんか。完結しなくても(本が世にでなくても)」と言
ってくださって。私もそうかなぁ、と思い始めていたんです。
 そうしたら、今年の5月に御社の鬼塚さんから電話があり、リブロ
という書店で「作家養成ゼミ」というものが開講するので参加しない
かと言われ、それからほどなくして、出版社もPHP研究所に決まり
ました。

・著者である幸子さんが既に亡くなられており、お母様の役割は大変
 だったのではないでしょうか?

須田
 ええ。右も左も判らないことばかりで。でも母である私が代理をし
ないで誰がするのか、と(笑)。それに御社の清水さんとPHP研究
所の編集者さんが良い本にするために力を尽くしてくださいました。
 また、サッチのサーフィン仲間や昔の友人達が本当に惜しみなく協
力してくれました。写真や友人達のコメントをたくさん載せていくこ
とで内容に厚みが出て、サッチの個性がいろんな角度から伝わる本に
なったと思います。

・幸子さんはとても友人・知人から愛されていて、信頼が厚かったよ
うですね。

須田
 私に似て、話好きでいつもノリノリの陽気な娘でした(笑)。母娘
ながら、本当に友だちのように仲良しでしたね。近くのビデオ屋さん
に行くときも、サーフショップに洋服を買いに行くときも、母である
私を誘ってくれました。お家にはサッチの友達がいつもたくさん来て
いたので、ほとんどが私とも顔見知り。サッチがいなくなってから後
もそう。しばらくは友人が絶えず集まってはサッチを懐かしむ宴会を
してました。だから私と会ってない人はサッチと親しいとは言えない
んじゃないかしら(笑)

・同じように幸子さんも友人思い、親思いだったというのが本書から
 は伝わってきますね。

須田
 親の私ですら、この原稿を読んだときはびっくりしました。病気に
なって自分が一番つらいはずなのに、私たち両親や友人への気遣いに
溢れていて、「そこまで深く人を見ていたのか」とわが子ながら、感
心してしまったほどです。

・装丁もとても可愛らしい本になりましたね。表紙やタイトルはどの
 ように決まったのですか?

須田
 表紙はやはりサッチの大好きな海の写真で行きましょう、と。最終
的なデザインの候補は2つに絞られて、どちらにするか、リブロの「
作家養成ゼミ」でも、議論していただきました。どちらもキレイな写
真だったのですが、サーファー達の姿がたくさん写っている、明るい
方になりました。海とサーフィンが大好きだったサッチという女の子
の存在や、病気と健気に戦った勇敢な気持ちが、サーファー仲間の心
の中に生き残って受け継がれていく、そんなイメージが気に入ってい
ます。
 タイトルは、サッチの原稿内容から清水さんと編集者さんが考えて
くれたものです。読んでもらえるとわかりますが、病気のことが判っ
てからサッチは本当によく泣きました。もともと喜怒哀楽が激しくて
正直な子でしたが、自分が受け入れられない事実を、思い切り泣くこ
とでなんとか受け入れて、やっと心を落ち着かせることができたのだ
と思います。
 だから本当に100リットルくらいの涙がサッチには必要だったの
です。あれだけ流した涙はきっとサッチの好きな海に還っていったん
だろうね、だから悲しいだけの無駄な涙じゃなかったんだね、という
想いが詰まっていると思います。

・ようやく本が出版された今の感想はいかがですか?

須田
 ホッとしています。でもゆっくりする暇がないくらい身辺が忙しい。
本の取材があったり、サッチの3回忌があったり。でも悲しみに浸っ
ている暇がないくらいだったのは、かえって良かったと思っています。
私自身、サッチの母親として、ゼミを始めいろんな場を経験させてい
ただき、本当に新鮮な毎日ですから。そのことは実の弟にも「サッチ
が天国からお母さんの為にやってんだよ!きっと。」って言われてい
ます。

・幸子さんのお父さんはなんとおっしゃってますか?

須田
 お父さんは、まだ“こなれて”いないんです(笑)。本が出来上が
って数日経つのに、まだ本を手にとっていないかもしれません。きっ
とサッチのことを思い出してしまうのが怖いのだと思います。

・反響はどうですか?

須田
 いろんな方からさっそく感想をいただいて有難く思っています。先
日は、友人が職場の若い女性の方に、本を薦めてくださって。その女
性はサッチと同年生まれのようなんですが、遠いのにショーウィンド
ウで店頭広告を大きく出してくださっているリブロの池袋本店に、わ
ざわざ出向いて購入していただいたとか。そして、「読んでいて何度
も涙が出て、人生について考えさせられた」という感想を友人づてに
送ってくれたんです。サッチと同年代の人に読んで頂きたいと思って
いただけに、本当に嬉しい思いです。

・他には?

須田
 サッチの親友だった方達が、サッチの為に立ち上げたブログで盛り
上げてくれたり、サーフショップやサーフィン雑誌にどんどん紹介し
てもらうと言ってくれています。
 私はパソコンやインターネットの世界は無縁だったのに、サッチの
ブログが立ち上がったおかげで、覚えなきゃなんない(笑)。先日、
光ケーブルを家に引いてもらいました。

・忙しいけれど、お母さんとしては嬉しい悲鳴ですね。

須田
 そうなんです。サッチが私の人生まで変えてくれました。

・では亡くなった幸子さんは、いまどんな感想をお持ちだと思います
 か?

須田
「母ちゃん、頑張ってくれたね!私の本を出すために。ありがとう。
」と言うでしょうね、きっと。人一倍親思いだったから。

・最後に、この本をどんな方に読んでもらいたいと思いますか?

須田
 まず、サッチと今までかかわりのあった全ての方々に読んでもらい
たいと思っています。生まれた直後から幼稚園、小学校から大学、サ
ーフィンで出会った人達皆さんに、サッチが病気と出会ってから、泣
いたり怒ったりもがいたりしながら、決して可哀想な人生を送ったの
ではなくて、最後まで一所懸命に生きたんだよ、ということを伝えた
いです。

・出版されて、幸子さんを直接知らない人も本を手にしますが?

須田
 さきほども言いましたが、サッチと同年代、それからもっと下の年
齢の人にも読んでいただきたい。なんでもないように生きている毎日
が、幸せなんだということを知ってほしいですね。
 本ではサッチは25歳で亡くなったように書かれています。それはも
ちろん事実なんですけど、本当はもう少しで26歳の誕生日だったんで
す。だから正確には享年25歳と11ヶ月と3日。細かいと思われるかもし
れませんが、そのくらい私にとっては1日の重みが大きいんです。発病
した24歳や亡くなった25歳という年齢がアピールされていますが、私
にしてみるとサッチは26年近く生きたんだよ、という思いがある。親
としてはその長さの違いは大きいんです。
 いま生きていれば12月で28歳になります。女の子からどんな女性に
なって、どんな出来事があっただろうかとよく想像します。

・お子さんを持つ親の世代の読者にも訴えるでしょうし、命や人生に
 ついて考える本なので、幅広い読者が得られそうですね。

須田
 読んだ方がサッチのメッセージを受け取って、もっと生き生きとし
た人生を送ってほしいですし、どんどんいろんなことにチャレンジし
て楽しんでほしいです。母親である私自身そうですが、それがサッチ
の生きられなかった分まで生きることになりますから。

・そうなるといいですね。本日はありがとうございました。

須田
 こちらこそ、ありがとうございました。

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メルマガをお読みの皆さんで、本にしたら絶対売れる!!という
企画・原稿をお持ちでしたら、弊社あてにご応募ください。
くわしくは企画原稿検討の要項
http://appleseed.co.jp/0_1.php
をご覧ください。検討させていただきます。

ご意見・ご感想は(info@appleseed.co.jp)までお願いいたします。


【最後にお知らせ】

こちらにもどうぞご訪問ください。

・株式会社アップルシード・エージェンシーのサイト
http://www.appleseed.co.jp/

・鬼塚忠「ドリームゲートブログ」
http://tinyurl.com/69d83

・メルマガ「出版プロジェクト・ビジネス書編
http://www.appleseed.co.jp/magazine.html

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配信 株式会社アップルシード・エージェンシー
編集 栂井理恵  文責 鬼塚忠
E-mail:info@appleseed.co.jp
http://www.appleseed.co.jp/
〒106-0031 港区西麻布1-4-43 西麻布NKビル6F
TEL:03-5414-3655   FAX:03-3403-4788
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