メルマガで聴く「ユーロジャズへの旅」  RSSを登録する

フィンランド等北欧を中心とした現在のヨーロッパのジャズとその周辺の音楽を独自の取材ルートでわかりやすく、『ユーロジャズへの旅』のガイドブックとして情報を提供。ライブ・CD情報、アーティストのインタビューやエッセイ等。

現在休刊中です    
解除

規約に同意して

2007/09/28

メルマガで聴く「ユーロジャズへの旅」

◇-◆-◇-◆-◇-◆-◇-◆-◇-◆-◇-◆-◇-◆-◇-◆-◇
メルマガで聴く「ユーロジャズへの旅」      vol.12 
◆-◇-◆-◇-◆-◇-◆-◇-◆-◇-◆-◇-◆-◇-◆-◇-◆

////////////////   contents  ////////////////

◆1.ティモ・ラッシー(ファイブ・コーナーズ・クインテット)
     最新独占インタビュー 
         by 編集部

◆2. ニクラス・ウインター国内デビューアルバム(NWQ、ユッカ・
エスコラ他参加)、キングレコードより発売&来日決定!!タイ
トルは「Beautopia 」  
  

◆3.ユッカ・エスコラ最新情報


◆4.ライブ・レビュー〜ヤルモ・サーリ&日本公式サイトオープン
のお知らせ
     

◆4.あとがき

//////////////////////////////////////////




------------------------------------------------------------
◆1.ティモ・ラッシー(サックス、フルート、作曲、編曲/ Timo 
Lassy Band, The Five Cornes Quintet, U-Street All Stars, Teddy 
Rok 7, Jimi Tenorなど)

最新独占インタビュー 
------------------------------------------------------------
 by 編集部

編)まずご自分の音楽的バックグラウンドについて伺いたいのですが

ティモ)まず耳に入ってくる音楽には全て影響を受けてしまうと言っ
ても過言ではないと思うけど、サックス奏者ではチャーリー・パーカ
ー、キャノンボール・アダレイ、ソニー・ロリンズ、デクスター・ゴ
ードン、スタンリー・タレンタイン、ジョン・コルトレーン・・・う
ーん、昔のマスター達の名前をあげていくとキリがないからやめてお
くよ。でも言っておきたいのは別に彼らのようになりたいからという
ワケではないんだ。彼らはみんな個性的なスタイルで演奏しているけ
ど、僕は自分のスタイルを見つける事が大切だと思っている。ジャズ
以外では古いもの新しいものに関わらずR&Bやブルースをよく聞くよ。
サックスだけじゃなくてボーカルにも注意をはらって自分のプレイに
取り入れたりしてる。

編)例えばどのようなボーカリストを聞いてますか?

ティモ)レイ・チャールズ、ジェームズ・ブラウン、アレサ・フラン
クリン、マーヴィン・ゲイ、スティーヴィー・ワンダー、アル・グリ
ーン、カーティス・メイフィールド、ニーナ・シモンなど。

あとは家族にはすごく影響を受けた!まず小さい頃から良い音楽に触
れる機会を与えてくれたことは本当に役に立ってるね。お父さんは趣
味でクラリネットとテナーサックスを演奏しているんだけど、、その
おかげで僕も小さい頃からクラリネットを、10代になったらアルトサ
ックスを始めることが出来た。うちには沢山のレコードがあったから、
サックスのサウンドをよく研究できた。あとになって高校に入ったら、
本格的にジャズにのめりこんで真剣に楽器に取り組み始めた。テナー
サックスもその頃に始めたんだよ。その後ヘルシンキにあるポップス/
ジャズ音楽院とオランダのアムステルダム音楽院で勉強してからシベ
リウスアカデミーに入学して2005年に卒業したんだ。その頃は本当に
色々なバンドで活動していた。あれは良い経験だったと思う。

編)当時からジャズを主に演奏されていたのですか?

ティモ)いや、当時はもっとポップスやソウルなどをやっていた。
ジャズのライブ自体も少なかったしね。ジャズの練習は沢山していた
けど、ギグを取るのは本当に難しい状況だった。

編) あなたの最初のソロアルバム「Soul & Jazz Of Timo Lassy」につ
いて聞かせてください。

ティモ)えーと、ソロアルバムを作るという事はずっと長い間頭の中に
あったんだけど、自分にとって正しいタイミングを待っていたんだ。き
っかけは2005年の春12インチEP「African Rumble/High At Noon」をリ
リースした時に色々なところから良い反響をもらえたことだった。ソロ
アルバムを製作する事に決めた時に、最初からオーソドックスなジャズ
・カルテットにホーンセクションとパーカッションを交えた編成で、
ジャズとラテンをファンキーに演奏することは決めていた。それから
曲を書き始めて、全部書き終わったあと、一緒に演奏したいミュージ
シャンに電話したら皆オーケーと言ってくれた。結果には大変満足し
ているよ。

編)ミュージシャンを選ぶ際にどういった事を考えましたか?

ティモ)強いグルーブを持っているということと、プレイにソウルやス
ピリットを感じられるということ。その点に関して言えばFCQの連中は
うってつけだった。ダブるのは良くないという考えもあるかもしれない
けど、例えば60年代のブルーノートセッションのレコードなんかを見る
と同じミュージシャンばっかりだし僕は気にしない。良いものを作るこ
との方が重要だしね。FCQ関連以外では、トロンボーンのミッコ・ムス
トネンはフィンランドではトッププレイヤーの一人だ。ソロも良いし、
アンサンブルとてもタイトだよ。それからピアノのジオルゴス・コント
ラフリスはギリシャ出身なんだけど、彼のとてもパワフルでパーカッシ
ブなスタイルが気にいっている。ところで、彼はウイントン・ケリーと
5度循環図(音楽理論で使われる、調号やコード進行を表す図)の刺青を
しているんだ!


編) 最近のフィンランドの音楽シーンについて聞かせてください。

ティモ)フィンランドのシーンはあまりにも小さくて、シーンと言って
良いほどのものなのかもわからない。確かに素晴らしいミュージシャン
は何人かはいるんだけど、とにかく演奏する場所やオーディエンスが少
なすぎる。フィンランド全体で500万人しか人口がないからこれは解決し
がたい問題だよ。それに冬はとても寒いし、町から町に移動するのに時
間がかかったりもするし、元々フィンランド人はリズムのある音楽には
あまり興味がなかったりもするし・・・。でも最近はU-StreetとかFCQ
みたいなバンドが出て来て、若い人たちがライブに来て楽しめるように
盛り上げて行こう、とがんばっているから、状況が段々良くなっていく
だろうね。ジャズミュージシャンとしてフィンランドで生きていくのは、
すごく大変だから仲間をとても大切にしてるよ!ジャズが好きだったら
皆兄弟だよ!

編)日本についてどう思われますか。

ティモ)日本には2回行ったことがあるけど、とても楽しかったよ。人々
は皆本当に親切だし、どこに行っても安全で清潔だし本当に良い国だと思
うよ。ジャズが日本でここまで受け入れられているのはすごいと思うよ。
たぶん世界中のどこよりもジャズファンが多いんじゃないかな。食べ物も
美味しいね。スシが特に好きだ。早く自分のバンドでも行けるようになり
たいね。

編)ファンに一言お願いします。

ティモ)Enjoy life, good music and love! Keep it up&going! Thank 
you very much. Kiitos. Domo arigato.




☆ご意見・ご感想・ご要望は本メールへの返信でお願いします☆




------------------------------------------------------------
 ◆2. ニクラス・ウインター国内デビューアルバム(NWQ、ユッカ
・エスコラ他参加)、キングレコードより発売&来日決定!!タイ
トルは「Beautopia 」
------------------------------------------------------------

※※フィンランドを代表するジャズギタリスト、ニクラス・ウイン
ターの日本国内デビューアルバムが2007年12月26日にキングレコー
ドより堂々発売決定!!※※

●タイトルは「Beautopia」。レギュラーグループであるNWQによる
演奏と、今や世界のNuジャズシーンNo.1奏者に成長したユッカ・エ
スコラ(Tp)をフィーチャーしたセッションによる2パートから構成。
ライブで演奏されてきたウインターによる曲を中心に、新曲も織り
交ぜた充実の内容。本作ではエスコラもオーセンティックな北欧ミ
ュージシャンとしての境地を展開している。満を期してリリースさ
れるウインター・ワールド!!北欧ジャズファン必聴!!

♪参加ミュージシャン
ニクラス・ウインター(G/ NWQ)
ユッカ・エスコラ(Tp/ Five Corners Quintet)
島秀行(B/ NWQ)
セッポ・カントネン(P/ ペッカ・ポーヨラ・グループ)
トニ・ポルテン(Ds/ NWQ)
他


※※NWQ〜Beautopia・プレリリース〜ジャパンツアー2007※※

●6月にユッカ・エスコラと共に来日したニクラス・ウインター
が早くも自らのリーダーバンドNWQを率いて待望の再来日!!日
本人メンバーも含めて本国フィンランドでも数多くのフェスティ
バルなどで活躍するオリジナルラインアップでのツアーです。
タイトなグルーヴ感と高エネルギーなサウンドから紡ぎ出される
メロディックな北欧ジャズ。フィンランドの若手音楽家をリード
するギタリストの音楽世界をお楽しみください。国内デビューア
ルバム(NWQ、ユッカ・エスコラ他参加)もキングレコードより
12/26に発売決定!!


♪スケジュール
■11/30(金) 東京 新宿ピットイン 03-3354-2024
open19:30/start20:00 前\4,000 当\4,500  
*10/7より、新宿ピットインにて、(開場時 優先入場整理番号付)
前売り開始

■12/1(土) 横浜 桜木町ドルフィ 045-261-4542
open18:30/start19:30 前\4,000 当\4,500

■12/2(日)(名古屋公演調整中)

■12/4(火) 京都 木屋町三条RAG 075-241-0446
open18:00/start19:30 前\3,500 当\4,000 学\3,000  
*9/29より、RAG・ぴあ・ローソンにて前売り開始(対バン:Native)

■12/5(水) 京都 祇園Pick Up 075-525-0595
open19:00/start20:00 前\3,500 当\4,000 学\3,000
(vo:浦千鶴子のバックバンドとして出演)

■12/6(木) 神戸 三宮Big Apple 078-251-7049
open18:30/start19:30 前\4,000 当\4,500 

■12/7(金) 石川 金沢もっきりや 076-231-0096
open19:00/start19:30 前\4,000 当\4,500 

■12/8(土) 石川 珠洲ラポルトすず 0768-82-8200
open18:30/start19:00 前\3,000 当\3,500
(能登吹奏楽連盟ビッグバンドと共演)

*前売りに関して 特に記載のない場合は、直接各会場に
お問い合わせ下さい。その他詳細は各会場ホームページを
ご覧ください。

♪NWQメンバー
ニクラス・ウインター(G)
島秀行(B)
トニ・ポルテン(D)
加藤英介(P)

*最新情報を掲載したツアー公式ホームページは近日完成。
スタジオサーリのトップページをチェックしてください。

製作:スタジオサーリ http://www.studio-saari.com
後援:MUSEX(フィンランド音楽輸出機構)
お問い合わせはスタジオサーリまで info@studio-saari.com





------------------------------------------------------------
 ◆3.ユッカ・エスコラ最新情報
------------------------------------------------------------
 
●8/18から28までは有名なオペラ歌手カリタ・マッティラ(Karita 
Mattila)のジャズ・コンサートに参加、タンペレにある大ホールで
行われた全4回のコンサートは大盛況で全公演ソールドアウト。

●10月はベルリンに行きジミ・テナーとのレコーディングを行う。
その後ファイブコーナーズクインテットのツアーでアテネに行く予
定。現地では3公演が予定されている。

●ファイブコーナーズクインテットは近日中にニューアルバムのレ
コーディングを開始予定。

●テッポ・マクネンとの共同作業によるソロアルバム製作は継続中
で、ユッカとしてはすぐにでもスタジオでのセッションをしたいの
だが3ヶ月間で80ものコンサートやリハーサルに忙殺され中々時間が
取れないとの事。






------------------------------------------------------------
 ◆4.ヤルモ・サーリ&日本公式サイトオープンのお知らせ
------------------------------------------------------------

XL解散後本格的にソロ活動に乗り出し「Solu」「The making of LOVE」
と立て続けに一人ギターオーケストレーションによる実験的エレクロニ
カ作品を発表。さらにそれらをライブでも再現してしまうフィンランド
出身のギターアーティスト、ヤルモ・サーリの日本公式ホームページが
オープンしました。

(※以下、同ページより今年5月の来日公演のレビューを抜粋)

 2007年5月26日新宿ピットイン、同27日江古田バディでヤル
モ・サリの演奏が行われた。
 赤いテレキャスターを抱えたサリがステージに現れ、シーケンサーの
スイッチを入れるところから始まる。すると彼の息子が4歳の時に吹き
込んだと言う紹介アナウンスが聞こえ、ソロ演奏の背景となるプリセッ
トされた沢山の楽器の音が流れ出す。
 ディレイ系のエフェクターを使って演奏を反復させながら、ボーカル
でメロディを歌っていく。ボーカルは、やがてボコーダーを使っての楽
器の一部に変わっていく。
 反復された音が積み重なっていくとカオスのような音楽空間になる。
そのカオスが落ち着いていくと、綺麗な音色でアルペジオの流れが入っ
てくる。
 カオス(混沌)からリリシズム(抒情)への転換だ。スリリングでリ
ラックスする。
 そうやって度々音楽空間が変わっていくような音の万華鏡の世界だ。
(※以下続きはホームページにてご覧ください)

公式ページではライブレポートの続きを始め、ヤルモ・サーリ本人の
メッセージやライブ・ビデオ、写真ギャラリーなども見ることが出来
ます。下記のURLよりお入りください。

http://music.sky-sea.net/official/jarmosaari/





------------------------------------------------------------
 ◆5.あとがき
------------------------------------------------------------
今回から私が編集を引き継ぎました。ローラさん今までお疲れさまでした。

ようやく涼しくなってまいりましたが、気候の変わり目は風邪をひきやすので
気をつけています。

さて今回はフィンランド関係の記事ばかりでしたが、まだ日本ではそんなに取
り上げられていないティモ・ラッシーのインタビューを取り上げることが出来
て嬉しく思います。ユッカ・エスコラは日本でもスターになってしまったので、
あちこちで紹介されていますが、きっと気になっていた方も多いのでは?
(by 山田)


☆ご意見・ご感想・ご要望は以下まででお願いします☆
info@studio-saari.com

******************************
発行者:メルマガで聴く「ユーロジャズへの旅」編集部
配信停止・アドレス変更は 
http://blog.mag2.com/m/log/0000149192 よりお願いします。
このメールマガジンの個人的な転送は歓迎いたします。ただし、掲
載内容を許可なく他媒体へ転載することを禁じます。出典として必
ず当方のURLを記載してください。 
Copyright(c) 2005-2007 Studio Saari AllRights Reserved. 
******************************


現在休刊中です
解除

規約に同意して

最近の記事

上へ戻る