2006/06/08
[たまごびより]「黙らせました!」事件
2006.06.08 第79号
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今┃日┃は┃た┃ま┃ご┃び┃よ┃り┃
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静かな鶏飼い 「食」を語る
発行:空の幸 大内ユリ http://iitamago.com
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こんにちは! 大内ユリです。
今週、ちょっとした事件がありました。
田舎の人にとっては、小さな事件。
でも、都会の人が聞いたら、ヘヴィな話。
今日は、この事件のことを書いてみます。
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ニワトリ&ヒヨコの楽しい毎日と、現場視点の食と環境について、
現役鶏飼い夫婦が、生産現場の視点で語ります。
空の幸では、「健康な卵は健康なニワトリから」と考え、
自然に近い形で、生命力のある有精卵を生産しています。
「たべもの」は、元を辿ればすべて「いきもの」です。
土から遠く離れてしまった今の暮らしは、そんなあたりまえのことを、
感じにくくなっているのではないでしょうか?
このメルマガで、卵を産むニワトリを、
身近に感じていただければ嬉しいです。
毎週木曜 午後3時、お茶を片手に楽しんでください!
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■ 鶏小屋からのメッセージ
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〜「黙らせました!」事件
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自宅(兼・事務所)と鶏舎の間には、柵を張って犬を3匹放しています。
犬たちのお陰で、鶏舎周りにうろつくキツネも警戒して、
鶏が襲われたことはありません。
ところが最近、「犬は柵から出られない」ことをキツネが覚えて、
わざわざ犬の近くまで寄ってきたり、
鶏舎の通路に入ったりして、手を焼いていました。
それがこの数日、急に静かになったんです。
「まあ、静かになって良かった」くらいで、
あまり気にしていなかったのですが・・・
ある日、犬の柵の中に、その原因を見つけました。
ふと目にとまった、黒っぽい塊・・・
なんだか動物の足っぽい・・・?
気持ち悪い・・・と思いながら見に行くと、それは死んだキツネでした。
げっ !!
状況から察するに、犬をバカにしに近づいた(近づき過ぎた)キツネを、
犬が柵の中に引きずり込んだようです。
犬の柵の中には、何度か猫が入り込んだことがあります。
うちの飼い猫だけでなく、近所の野良猫も、入りました。
でも、猫を殺すようなことは、一度もありませんでした。
(うちの飼い猫なんかは、犬小屋に勝手に入り込んで、
犬を困らせたこともありました。。。)
私たち飼い主にとって、猫は「良い存在」で、
キツネは「敵」だと、よく理解しているんですね。
犬は「黙らせました!」と自慢げですらありました・・・
「殺すまでしなくていいんだよ・・・」とは思いますが、
「野生」をリアルに感じる出来事ではありました。
(ただし、飼い犬なのに、全然丸くならないところが、
うちの犬の謎ではあります。。。)
「自然」と言うと、良いイメージを持たれる方がほとんどでしょう。
でも実際、「自然」の中には、こういう「凶暴性」が
表裏一体のものとして、常に存在するのです。
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■ あ と が き
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地元の人にこの話をすれば、
「そりゃーええ犬(良い犬)だ」と言われるでしょう。
都会の人にこの話をすれば、
「なんて残酷」と思われるでしょう。
生活環境が変わると、これくらい、感覚の違いがあります。
そして、ヘヴィなほどの自然の中で暮らしてみると、
店でお金を払えば、簡単に食べ物が手に入るという、
「当たり前」と思われていることが、
実は奇跡に近い、ってことが、実感として分かります。
これ、本当ですよ。
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【今日は たまごびより】
発行者:空の幸 大内 匡 & ユリ
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