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2009/03/13

Viva! Africa 【TCSFメールマガジン】Vol.53(1/2)

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TCSFメールマガジン NO.053(1/2)                        2009.3.13

Viva! Africa -People's network across continents
ビバ アフリカ!- 大陸を越えた市民のネットワーク

 発行:(特活)TICAD市民社会フォーラム(TCSF) http://www.ticad-csf.net/

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皆さま、こんにちは。
TCSFメールマガジン NO.053(1/2)をお送りさせていただきます。

先月23日付のメールマガジンで既にお知らせいたしましたとおり、2月28日の
解散総会において、特定非営利活動法人TICAD市民社会フォーラム(TCSF)
は2009年3月末日に解散することが決まりました。
これまでのみなさまからのご支援・ご協力に対し、深く感謝いたします。

今号では、TCSFとしての活動を終了するにあたり、代表と副代表より最後の
ごあいさつを申し上げます。

 ━━━━━━━━━━━━━ 目 次 ━━━━━━━━━━━━━━━━

■TCSF解散総会・パーティーのご報告

■TCSF解散に際してのごあいさつ
 代表  大林 稔
 副代表 石田 洋子
 副代表 舩田クラーセン さやか

■TCSF活動報告 (「TCSF活動報告書2004-2009」からの抜粋・要約)

・TCSFの活動の軌跡
 〜ACT2003からTCSFの結成と成長、TNnetの結成と活動終了まで〜

・各ワーキンググループ(WG)の活動報告
  ・アドボカシーWG
  ・ネットワークWG
  ・パートナーシップ・セミナーWG
  ・白書WG
  ・アラートWG
  ・研究センター
  ・アフリカ2008キャンペーン
  ・広報チーム

■お知らせ
 ・新規ネットワーキングプロジェクト 立ち上げ有志求む!

 ・「アフリカ政策市民白書2008 -アフリカの人々の声は届いたか-」が出版
  されます。

■編集後記

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 ■TCSF解散総会&解散報告会、パーティーのご報告

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去る2月28日、早稲田大学国際会議場においてTCSFの解散総会が行われ、
TCSFの活動は2009年3月までで終了し、団体は解散することが承認されました。

総会の後は、会員および招待者に対して、TCSFの白書ワーキンググループが
昨年より取り組んできた「アフリカ政策市民白書2008 -アフリカの人々の声は届
いたか」(市民白書第4号)の第1部(市民白書は2部構成です)のお披露目が行
われたほか、各担当よりTCSF設立以降5年間の活動報告がなされました。

最後に、TCSF解散にあたり各界の皆さまより温かいメッセージをいただきました。
ジャン・クリスチャン・オバム閣下(ガボン共和国大使)、木寺昌人様(外務省国
際協力局局長)、下澤嶽様(国際協力NGOセンター事務局長)、松本仁一様
(ジャーナリスト/元朝日新聞編集委員)、お忙しい中駆けつけてくださり、あり
がとうございました。
昨年の第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)本会議で市民社会の声を発表した
アフリカ市民委員会議長のギュスターブ・アサー氏は、ビデオレターでメッセージ
を寄せてくださいました。

皆さまからはTCSFの活動をたたえ、解散を惜しむ声が多く寄せられました。

報告会に引き続きパーティーも行われました。メディア・アフリカ外交団の皆様を
はじめ多数参加していただきました。

私たちの活動にご理解、ご協力を下さった皆さま、本当にありがとうございました。


なお、解散報告会&パーティの様子は、後日WEBに掲載いたします。
また、TCSFの活動の軌跡および各WGの活動を記録した、「最終活動報告書」
がダウンロードできます。

全文はTCSFウェブサイト(http://www.ticad-csf.net/)をご覧ください。


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 ■TCSF解散に際してのごあいさつ

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◆大林 稔 TCSF代表/龍谷大学教授

とうとうTCSFは解散しました。元代表の大林です。
正式の解散には少し時間がかかるので、法的にはまだ代表ですけれど。

【謝辞】

TCSFが活動を継続し、社会を少しでも動かすことができたのは、その理念と活動
を多くの方々にご理解いただき、またご支援をいただいたおかげです。

発足の際には、社会的な影響力のある方々の応援を得ることができました。
こうしたみなさんのおかげで、TCSFの基盤となる三つの世界 ― 実務、研究、
NGO ― への扉が開かれ、皆さんともつながることができました。

日本の市民社会、とりわけNGO、研究者、実務者・メディアのみなさんは、TCSF
の理念と目標を共有し、ともに歩んでくれました。また当初は予想しなかったさま
ざまな市民、スポーツや音楽関係者、企業に属するひとたちが、独創的な取り組
みでTCSFとともにアフリカへの思いを形にしてくれました。

TCSFの活動は、アフリカ市民社会の友人たちがいなくては何も実現できなかっ
たでしょう。アフリカ市民は、TCSFにとって仕事上のパートナーである以上に、
わたしたちの針路を示す羅針盤でした。かれらとの協力は、日本とアフリカを結
ぶ絆となって今後も発展していくと信じています。

アフリカの声を聞くことをモットーとしたTCSFにとって、在日アフリカ外交団は当
初から大切な友人となり、常にTCSFを応援してくれました。

開発組織、なかでも国際協力機構(JICA)、国際協力銀行(旧JBIC)は、熱心
かつ多大な支援を惜しみませんでした。

また国際的にも、経済協力開発機構/開発援助委員会(OECD/DAC)、世界
銀行、国連諸機関ほか多くの国際機関から、さまざまな協力をいただきました。

またいくつかの教育研究機関とりわけ早稲田大学、龍谷大学、東京外国語大学
は、TCSFが活動する上で不可欠の支援を与えてくれました。

国会議員のみなさんは、TCSFの声を注意深く聞き、力強く応援してくださいまし
た。議会のTCSFへの関心と協力は、日本に民主主義が健在であることを再確
認させてくれました。
地方自治体の方々、とりわけ横浜市は人々とアフリカの新しい連帯の可能性を
教えてくれました。

外務省、財務省をはじめ関係各省はTCSFにとって政策への窓口であっただけ
でなく、ODAを改善する思いを共有し、忍耐強く話し合い、TCSFを支援してくださ
いました。

TCSF会員のみなさん、歴代事務局員、インターンのみなさんは、驚異的な生産
性と献身で、TCSFを社会的力へと押し上げてくれました。TCSFの人たちと一緒
に仕事ができたことは、わたしの一生の誇りです。会員の献身的な仕事を支えて
くれた、会員家族の寛容さにもお礼を言います。

そしてメルマガ読者のみなさん、TCSFへの信頼とアフリカへの共感にお礼を言い
ます。5年間、本当にありがとうございました。

【TCSF解散後のこと】

さて、TCSFの成果をだれがどのように引き継ぐかについてお話しましょう。
といってもTCSFは多彩な活動をしていましたし、TCSFが存続しないのですから、
すべてをだれかが一手に引き継ぐことはないでしょう。またTCSFのなかに芽生え
ていた新しい芽を開かせることも、TCSFの魂を引き継ぐことになるでしょう。

まずアドボカシー活動については、TCSFの築いた能力を日本のNGO全体に引き
継ぐための努力がなされてきました。TICAD IVに向けて、TCSFはTICAD IV・NG
Oネットワーク(TNnet)にその能力を移転してきました。現在、TNnet の後継組
織の準備が進んでいることについてはみなさんご存知のことと思います。

また、日本とアフリカのネットワーキング事業については、具体的な事業が提案
され、構想についてTCSFメーリングリスト内で議論が行われています。
アフリカ市民の同意もすでに得ています。市民間のネットワークを使ってアフリカ
との草の根の結びつきを広げていこうというイニシアティブです。

アフリカ開発研究を行う恒常的な組織をつくることも決まり、資金手当てにも着手
しています。「アフリカ政策市民白書」の発行を柱に、市民の立場からの開発と
協力の研究を行う組織です。研究者や実務者を結集するとともに、若い人を育て
ることも目標とします。

キャンペーン事業は、ミュージシャンのNGOの立ち上げ、タンザニアでのランニン
グ大会、ワールド・スイム・アゲンスト・マラリアなど元TCSFメンバーがイニシアテ
ィブをとるキャンペーンが広がっています。
これらのイニシアティブへの参加呼びかけが皆さんにも届くと思います。
そのときはぜひ参加いただけるようお願いします。

最後のイニシアティブは、みなさんの提案を支える仕事です。
わたしたちは、みなさんからTCSFを引き継ぐ提案があらわれることを心待ちにし
ています。

TCSFはいろいろなことをし、新しいアイディアを広げました。上に述べたイニシア
ティブは、そのほんの一部しか引き継いでいません。これ以外に、あなたがTCS
Fから発展させることがあると思われるなら、その仕事はあなただけが形にでき
るのです。

といっても、一人ですべてをする必要はありません。事業を始めるためのさまざま
な困難、構想をまとめたり、人を集めたり、運営の仕方、お金の集め方などにつ
いて、旧TCSFのメンバーはいつでも力を貸します。

TCSFを引き継ぐのは、メルマガ読者のあなたなのです。


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◆石田 洋子 TCSF副代表/(財)国際開発センター 評価事業部長

TCSF会員の皆様、そしてTCSFの活動を支援してくださった皆様、5年間、ありが
とうございました。

私は、TCSFの副代表を務めておりましたが、本業は開発コンサルタントであるた
め、日本にいる期間が短く、なかなかTCSFの活動に参加することができません
でした。特に、2008年度は、TICAD IVやG8洞爺湖サミット、そしてTCSF解散総
会などの重要な行事が目白押しだったにもかかわらず、いずれのタイミングも仕
事先のネパールにいて、参加できなかったことがとても残念でした。

この間、私は、TCSFアフリカ政策市民白書の執筆・編集を担当してきました。
2005年度の第1号「貧困と不平等を超えて」から、皆様のご協力を得て、2008年
度には予定通り第4号「アフリカの人々の声は届いたか」を完成することができ、
大きな肩の荷を下ろすことができました。皆様、温かいご支援、本当にありがとう
ございました。

私は、開発コンサルタントとして、ODA等による開発援助と途上国政府、そして
住民の人たちをつなぐ役目を果たしたいと20年間仕事をしてきました。そして、
2004年にTCSFに参加してからは、研究者や援助機関、NGO、そして主婦や学
生の皆さんと、様々な人たちの様々なアフリカ支援に対する考え方、アプローチ
を知り、多くを学ぶことができました。
TCSFの活動を通して、自分の考え方や視野を改め、そして広げることができた
と思います。

TCSFは解散をいたしますが、私たちがアフリカの人々と協力して、お互いの環
境や生活をよりよいものにしていくのは、これからの活動にかかっております。

TCSFがまいた種から芽がでて、今、少しずつ育っています。
それが、私たち皆の協力によって、これからも育ち、広がっていくことを心より願っ
ています。

5年間のご支援、本当にありがとうございました。

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◆舩田クラーセン さやか TCSF副代表/東京外国語大学准教授

メルマガを購読してくださった皆さん

これまでご購読ありがとうございました。
団体の執行部としての気持ちは、大林代表が書いてくれたこととほとんど同じで
すので、ここでは繰り返すことはやめ、活動を終えるにあたっての個人的な感想
を述べます。

正直、2003年のTICAD IIIから現在までの5年は、私にとっても家族にとっても長
い・長い道のりでした。いろいろな意味で、もうダメかも・・と思ったことも一度なら
ずありました。

そのときに何とか力をかき集めることができたのは、やはりアフリカの人たちの
「力」を思い浮かべることができたからでした。これぐらいのことで、ヘコタレテは
いけない。前向きに。常に明るく・・・と。

15年にわたって、アフリカの人たち、特に農村の女性たちから学ばせていただい
てきたことに、少しでも恩返しできればとの思いで、ここまできました。

どの程度、それができたかについては甚だ不安があります。特に、現場にどれぐ
らい還元できたのかについては、不十分な点があると思います。
他方、今回のTICAD IVでいくら政府が表明したか、何にお金がつくか以上の収
穫が、やはりあったのだと確信しています。
なぜなら、「アフリカ重視」「アフリカ市民社会の声を聞いてみよう」という姿勢は、
以前にはまったくないものだったからです。

アフリカの経済的な開発が途上だからといって、教育水準が低いからといって、
キャパシティが足りないからといって、彼ら・彼女らの当事者性を無視して物事を
進めることは、倫理的な観点から問題というだけでなく、中長期的にいって失敗
につながるということが、アフリカに関わる人たちの間で理解されるようになった
としたら、これに勝る喜びはありません。

ある本にも書きましたが、私は阪神淡路大震災でのボランティア活動での経験
(失敗)を通じて、「当事者でない自分に何ができるのか」にこだわって活動をし
てきました。
TCSFのアフリカの人々をまずもって中心に据えるアプローチは、アフリカ市民社
会との対話の中で創り上げられ、実践されてきましたが、個人的にはやはり震
災の経験に突き動かされてきた部分も大きかったと思います。

アフリカの現在と将来を担っているアフリカの一人一人の人とどうつながり、どう
連帯できるのか。これは、TCSFの活動は終わったとはいえ、私にとってはこれ
からも一生続く問いです。一NGOの人間として、NGOネットワークの運営委員と
して、できたことも沢山ありましたが、他方その制約ゆえにできなかったことも沢
山ありました。

「役割を果たす」ことの重みに負けそうになったときに、アフリカの人々以外に大
きな支えとなったのは、何より事務局でそれは献身的に働いていたスタッフの皆
さん、いつも的確で温かいアドバイスをくれた執行部・理事の皆さん、会員の皆さ
ん、NGOの仲間たち、そして周辺のあらゆるアクターの皆さんの姿でした。

特に、先頭をきって闘わなければならなくなったとき、腹をくくれたのは、皆さんの
温かい励ましのおかげでした。

今回、活動を通して、たくさんの、本当にたくさんの方々に出会い、そしてたくさん
のことを学ばせていただきました。
TCSFは解散しますが、大林代表も書いているように、それがすべての終わりで
はなく、それぞれの場でいろんな形でいろんな活動を発展させていってくれたら
と思っています。

私自身は、アフリカ市民社会との調査・研究や学生を通じた交流を継続させるほ
か、この間ほったらかしにしてしまったモザンビークとの連携を、官民含めたマル
チアクターのつながりの中で追及していくことができればと思っています。

5年前、TCSFのキャッチを考えたとき、悩みながら皆でこれを決めました。

Viva Africa! People's Network across Continents

当時は若干、気が引けるものがありましたが、5年を経てこのフレーズに見合った
活動ができたのではないか、と僭越ながら感じています。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


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■発行元■
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特定非営利活動法人 TICAD市民社会フォーラム(TCSF)

〒169-0051 東京都新宿区西早稲田1-21-1
早大西早稲田ビル7F プロジェクト室613-6号室
早稲田大学 アジア太平洋研究センター気付
電話&ファクス:03-5286-8261(2009年3月25日までつながります)
E-mail:office@ticad-csf.net ホームページ:http://www.ticad-csf.net/

発行責任者:大林 稔
編集責任者:渡瀬のり子 編集:広報チーム

TCSFメールマガジン バックナンバーは、TCSFサイトからご覧ください。
---> http://www.ticad-csf.net/
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