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2007/03/31

無私と決意

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 ◆--- 目次 ---------------------------------------------------------◆

  〔1〕今回のテーマ:無私と決意

  〔2〕オススメ情報:ビジネスは愛である

  〔3〕編集後記  :ワインバーグのふたごの法則

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  「ワインバーグのふたごの法則」というのがあります。


  この法則によってなんと人の行動の99%までは予測できてしまうので
  すから驚きです。


  この法則を理解するための、次のようなワインバーグのエピソードが
  あります。


   ある憂鬱な冬のラッシュアワーのこと、家内と私(ワインズバーグ)は、
   ニューヨークのブロードウェイに向かうバスに乗っていた。


   そこへやつれてはいたがちょっときれいな女の人が、子供8人を引き
   連れて乗り込んできた。


   「料金はいくら?」と、彼女は運転手に聞いた。

   「大人は35セント、5歳以下の子供はただ、ね。」

   「そう。」と彼女は言って、抱えていた一番ちっこい2人の子供の
   うちの1人を抱きかかえ、財布を取り出した。


   コインを2個、料金箱に落とし込んで、彼女は一連隊を引き連れて
   通路を行進しはじめた。


   「ねえさん、ちょっと待ちなよ!」と運転手は、ニューヨークの市バス
   の運ちゃん以外には絶対出せない迫力で引き止めた。


   「その8人が全部6歳未満だなんて、信じてもらえるとでも思っている
   のかい!」


  さて、ちょっと長くなりそうなので、この続きは「編集後記」で。



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 〔1〕今回のテーマ:
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  今日は、いや読者の一部の方にとっては「今日も」かもしれませんが、
  ちょいとキワモノ扱いされそうな話になるかもしれません。。


  だいぶ前に、脳の3層構造についてお話しました。その内容は次のような
  ものだったと思います。


  ●人間の脳は、地球のように、3つの層でできていて、その中心にある層
   には、生まれる前から持っている多くの情報が理路整然とならんでいる。

   理路整然とは、DNAのようにその並び方そのものが知恵(論理)に
   なっていて、仏教でいえば仏性(ぶっしょう)みたいなものである。

  ●この中心の層を覆っている2番目の層がある。この層にはもの心がつく
   前の幼少期に五感を通して覚えた本能的な情報(例えば、燃えている
   ストーブを触ると熱いといったもの)が詰まっている。

  ●最後に、2番目の層を覆っている3番目の層がある。ここにはもの心が
   ついた後に学校や社会の中で学習した結果得られた情報が詰まっている。

   この情報によって物事を論理的に考えることができ、この層は人間が
   人間たる由縁であると一般に云われているものである。


  最近、「波動の法則」(足立育朗著、PHP研究所発行)という本を偶然に
  古本屋で見つけました。


  この著者は建築家ですが、形態波動エネルギー研究所を設立し、
  波動エネルギーの基礎研究活動を行っています。


  彼はこの本の中で、波動というものにより、上述した脳の3層構造と
  似たようなことを説明しています。


  彼の理論は、現在の科学の世界で通用するアプローチではなく、彼が直感
  で宇宙から感じたものをベースにしているので、一般の人間(科学者)か
  らは認められていません。


  しかし、私には直観ですが、これは正しいのではないかと思うのです。


  物質は鉱物、植物、動物ともすべて原子から構成され、原子は原子核と
  電子から構成され、原子核は陽子と中性子から構成されています。


  ちなみに、彼はこの原子核を「EXA PIECO」と命名しています。


  彼は、原子核を構成する陽子と中性子それ自身は物質ではなくエネルギー
  であり、さらに興味深いことに、中性子は「意識」、陽子は「意志」であ
  ると言っているんですね。


  それゆえ、これら中性子、陽子がエネルギーである以上、人間が死んでも
  魂とでも表現できる「意識」と「意志」が残るのは当り前なんだと言って
  います。


  この「EXA PIECO」は、ある周波数をもつ波動を発しています。


  人間も電磁波を利用して生活をしています。


  例えば、ラジオやテレビですが、これらの装置は、放送局から出ている
  電磁波と同じ周波数の微弱の電磁波を発することによって、放送局から
  出ている電磁波と同調・共振し、増幅されることにより音声・画像に変換
  できるわけです。


  「EXA PIECO」も自分の発する波動が宇宙からの波動と同調・共振し、
  宇宙からのメッセージを得ることができると言っています。


  これはなにも宇宙から波動に限らず、例えば、「気が通じ合う」という
  ように、地球上での出来事にもいえることでしょう。


  宇宙には色々な周波数の波動(メッセージ)が存在していますが、人間は
  この波動のうち極々一部の波動しか受信できない状態にいます。


  著者は、自分の「EXA PIECO」の発する波動の周波数を上げていけば、
  今まで受信できなかった宇宙からの波動を受信できると言っています。


  「EXA PIECO」の発する波動の周波数を上げるということは、それを構成
  している「陽子」と「中性子」の波動の周波数を上げることですから、
  それに対応する「意志」と「意識」をあげるということです。


  この宇宙からの波動(メッセージ)を受信することを、著者は「直感」
  または「気づき」と言っています。


  この「直感」は、脳の3層構造の話しでいえば、中心の層の「仏性」を
  かいま見るということなんだと思います。


  自分の「EXA PIECO」の周波数を上げるのを邪魔しているのは、脳の話し
  でいえば、3番目の層であり、西洋合理主義でいう「自我」なんです。


  平たく言えば、自分の利益(私欲)を基本に考えることです。


  つまり、自分の「EXA PIECO」の周波数を上げていくには、「無私」の
  状態になることがポイントなんですね。


  また、この周波数を上げていくもう一つのポイントは、「無私」の状態で
  何かを実行しようと心底から「決意」することであるとも著者は言ってい
  ます。


  このことから推理できることは、「意識」の真の意味は「無私」の状態に
  あることであり、「意志」の真の意味は「決意」ということになります。


  このように、「無私」と「決意」により周波数を上げ、それにより直感力
  を上げメッセージを受信し、受信したメッセージからまた「決意すること
  により周波数を更に上げ、また更なる直感を得るという具合に、人間の進化
 (成長)は展開するわけです。


  ”死ぬつもりでやってごらん。そしたら・・・・”という昔の人の言葉は、
  まんざら嘘でもなく、それどころか、まさに至言なのかもしれません。


  今の世の中、”結果を出してなんぼのもの”という考え方が源流にあって
  多くのことが回っていますが、どうもこれは、「靴底から足の裏を掻く」
  ようなことであることに、私たちは気がついていないのかもしれません。


  「行動を起こすこと」そして「やり遂げること」、これは確かに重要な
  ことでしょう。


  しかし、これらの言葉を表面的に念仏のように唱えていても、せいぜい
  そこから生まれてくるのは、方法論とかノウハウのような一過性の知恵に
  すぎず、真に実りあるものを手に入れることができるか疑問です。


  そろそろ「結果を出してなんぼのもの」という川下指向からの転換を図る
  時機がきているような気がします。


  マネジメントの世界では、変革論やリーダーシップ論が注目を集めていま
  すが、これらのイシューの根底にあるのものは、実は「無私」と「決意」
  というところにあるような気がします。


  極論を言うと、マネジメントの本質的な焦点は、「無私」と「決意」に
  あるということではないか。


  今後、テクノロジーの進展と平行して、「無私」と「決意」という一見
  宗教的な世界観が、企業を含む組織経営にじわじわと影響を与えていく
  ような気がします。


  このような世界観は性質上、認識しずらいですが、人類史上一番大きな
  変化(見えざる革命)をもたらすのではないでしょうか。



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 〔2〕オススメ情報:ビジネスは愛である
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  私は『マネジメントは愛である』と思っているのですが、これと同じよう
  なことを言っている男がいます。


  その名はジェームス・スキナー。


  彼は『ビジネスは愛である』と言います。


  彼は20代の時に『7つの習慣』と運命的な出会いをし、当時、全くお金
  がなかったにもかかわらず、世界的にベストセラーとなっていた
  『7つの習慣』の日本での代理店の権利を手に入れることができました。


  それから10年近くの歳月をかけて『7つの習慣』を日本でゼロから成功
  させ、書籍を100万部を超える大ベストセラーにし、大成功を物にします。


  その彼が「ビジネス・マインド 1dayセミナー」を開催します。


  今回、一人でも多くの人がビジネスで成功し、豊かになるだけでなく、
  ビジネス・マインド を身につけた人が増える事で、ビジネスを通して
  日本全体がより豊かになるために、ジェームスができる事の一つとして、
  一人でも多くの人に、


   ● ビジネスの本質とは何か?

   ● ビジネスや投資で成功し、豊かになる秘訣とは何か?


  をこのセミナーで伝えることを決意したそうです。


  現在、ビジネス・マインドは、参加費40万円以上する8日間のセミナー
  『メガイベント』の中で30時間以上かけてやっていますが、 今回は一人
  でも多くの方に気軽に参加していただけるように、1日セミナーとして
  ポイントを絞って4時間でお話するそうです。


  もちろん日本人より日本語がうまいといわれるジェームス本人が日本語で
  話します。


  もし、あなたが自分自身と社会を豊かにしたいと考えるなら、そういう
  ビジネスを築く方法を知りたいなら、このセミナーはたいへん有益でしょう。


  彼のセミナーはすぐに席がいっぱいになりますから、申し込みをされたい
  方は、早めに申し込まれたほうがいいでしょう。


  詳しい内容はここから ⇒ http://tinyurl.com/3cu4ns



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 〔3〕編集後記:ワインバーグのふたごの法則
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  さて、冒頭の話の続きをしましょう。


   「もちろん全部6歳未満よ。」と、彼女は憤慨していった。
   「この2人が4歳、女の子は2人は3歳、この2人のよちよち歩きは
   2歳、そしてこのちびたちが1歳、ね。」


   運転手はあっけにとられて、謝った。「ひゃあ、そりゃ悪かった。
   お宅じゃ【いつも】ふたごが生まれるのかい?」


   「まっさかあ。」と彼女は、茶色い髪のを撫でつけながら言った。
   「たいていのときは【何も】生まれないわよ。」


   こいつはドカーンという衝撃だった。


   私たちは顔を見合した。他のお客さんたちも同様、私たちもやりとり
   の行き違いを面白がっていたが、それとともにもっと大きな何かが
   私たち2人の上に同時にひらめいた。


   私たちは、たまたまコンサルティングの仕事に行ったあと、いらいらし
   ながら帰ってくる途中だった。その依頼主のところでは、何をやってみ
   ても何も変わらない、というように見えたからである。


   なぜうまくゆかないのか見当がつかなかったのだが、この貧しい夫婦が
   貧しい夫婦のすることをしていながら、たいていのときはふたごはおろか
   一人の赤ん坊も作ってはいないのだ。


   このことに思い至ったとき、私たちは探し求めていた洞察に到達したの
   だった。


   それはこうだ。


   『たいていのとき、世界のたいていの部分では、人がどれほど
    がんばろうとも、意味あることは何も起こらない。』


  ずいぶんと長いエピソードを書いてしまいましたが、”それがどうした!”
  という声が聞こえてきそうです。


  さて、ワインバーグがひらめいた法則とは、世の中のほとんどのシステム
  では、次の瞬間における挙動を予測するための最良の方法は、一瞬前と同じ
  ことをやっているだろうと予測することである、ということです。


  だから、この法則によって人の行動の99%までは予測できてしまうと
  彼はは言ったのでしょう。


  ここまでですと、ワインバーグのこの法則に異論を唱えたくなりますが、
  実は、この「ワインバーグのふたごの法則」には裏があります。


  それは、


  『ときにより、ところによっては、目立った変化が起こることも
   ある。特に人がそのためにがんばっていないときには。』


  というものです。


  この法則から私が感じることは、私たちは余りにも変化を意識し過ぎてい
  るのではないかということです。


  ”変わらなければならない”、”変えなければならない”という脅迫観念
  にかられて毎日を過ごしている。


  しかし、そのような観念にかられて生きていると、実はすべてが変化して
  いるにもかかわらず、その変化に気づくことができないのかもしれません。


  その原因の根っこには、今日のメルマガのテーマにあるように、「結果を
  出してなんぼのもの」という、これまた脅迫概念みたいなものがあるよう
  な気もします。


  しかし、人や組織を変える仕事を職業とする人にとって、このワインバーグ
  の法則は頭の痛い問題ではあるでしょうが、壁にぶち当たり悩んでいる人に
  とっては一筋の光を与えてくれるのではないでしょうか。


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 ■発行元:RGMF(Regeneration and Growth Management Forum)
      「再生&成長マネジメント・フォーラム」

 ■発行責任者:澤 一生

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