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2007/04/09

ものがたりで読む!「故事成語」 第46号:羊を亡いて牢を補う

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     §○§ ものがたりで読む!「故事成語」 §○§
                                                         2007.4.9
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 しっかり宣伝(*^^)v blog「みのりーの中国語翻訳修行」
          http://plaza.rakuten.co.jp/kojigai/
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 ☆こんにちは、みのりーです。
 春ですね、我が家の娘チッチさんも今日から本格的に、
 新学期です。(^▽^喜)

 有難いことに、みのりーも今日からようやく落ち着いて
 パソコンの前に座れます。

 一人静かに沈思黙考


 フム・・  ( ̄ー ̄)   ・・・・





 ・・・・・・( ̄。 ̄)




 ・・・・・ボーーォ





 (_ _X)zzz.。ooOO○


 はるだ〜ね♪


 さて今日のお話は、当たり前?でも意外とやれてないかも・・・ 

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【羊を亡いて牢を補う】(ひつじをうしないてろうをおぎなう)

 過ちを犯して後に悔い改めるたとえ。

 
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 未来を投げてはいけません

  戦国時代、楚(そ)の襄王(じょうおう)は、
 政治はほったらかしで、お気に入りの臣下たちと遊び暮らしていた。
 これに心を痛めた大臣の荘辛(そうしん)が襄王を諌めた。

 「王は常に佞臣をはべらせ、国政を顧みることなく、
 日々遊興にふけっておられます。
 このままではこの郢(えい)の都にも危険が迫りましょう」

 これを聞いた襄王は無論おもしろくない。

 「先生は老いぼれられたのか。わが国を呪うようなことを申すとは」

 「私は必然の結果を申し上げているのです。
 どうして国を呪ったりいたしましょうか。
 王があの者どもを変わらずそばに置かれつづけるならば、
 必ず楚は滅びましょう。

 お信じにならないのであれば、私は趙(ちょう)の国へ逃れ、
 そこで楚がどうなるか見届けるとしましょう」

  荘辛が趙へ移ってわずか五ヵ月後、秦(しん)が攻め込んできた。
 秦の猛将白起(はくき)に楚の都市は次々に落とされた。
 首都郢もあっという間に陥落し、
 襄王は命からがら城陽(じょうよう)へと逃れた。

 この時になって、やっと荘辛の言葉を思い出した襄王は
 趙に人をやって、荘辛を丁重に呼び戻した。
 襄王は荘辛に教えを請うた。

 「わしが先生の言葉を聞かなかったばかりに、
 今日このような事態に陥ってしまった。
 一体どうすればよいだろうか」

 荘辛は答えた。

 「このようなことわざを聞いたことがあります。
 “兎を見てから猟犬を放してもまだ間に合う、
 羊を失ってから羊小屋を修理しても遅くはない” ←ココだね(^^)v

 今、楚の国土は小さくなったとはいえ、数千里の広さがあります。
 これからでも挽回の余地はございます」

 荘辛の励ましを聞いた襄王は深く反省し、
 荘辛を陽陵君(ようりょうくん)に封じた。
 楚は荘辛の献策で滅亡の危機を脱することができた。


                      出典【戦国策・楚策】
☆__________________________________☆

 ♪みのりーのコメント〜ひまだったら読んでね♪

 ◎今日の登場人物 楚の襄王は
 一般に頃襄王(けいじょうおう)と呼ばれていますが、
 出典の戦国策では襄王と記載されていますので、
 そちらに準じさせていただきました。


 さてさて、人は失敗をした後どう行動するかによってその後の人生が、
 大きく変わってくると言われております。

 凹みまくって、自暴自棄になるか、
 反省の上に立って、再起をするか。

 歴史に名を残す偉人たちは皆大きな失敗や挫折を経験しています。
 彼らは能力において、凡人と大きな差があったわけではなく、
 ただ失敗にめげずに、何事かを成そうとし続けて、
 ついに成した人たちに過ぎません。 

 言い換えるなら成し遂げるまで、その努力を止めなかった人たちです。 

 私たちは失敗をしたとき、ややもすると、

「私はなんて愚かなんだ!」 (*〇o〇*)ゞ ガーン


 と自分を責めて、ひたすら自らをおとしめることに時間を使います。

 あたかもそれが自分自身や損害を与えた人に対する償いであるかのように。
 しかし、実際にはそれで、損失が取り戻せるわけでもなく、
 さらなる損失を防ぐ対策にもなりません。

 自分を責めるという行為は、一見立派なように見えて、
 実は何もしていないということです。

 さんざん自らをおとしめた挙句、

 「私には能力がないんだ」  o( _ _ )o イジイジ

 と結論付けて、努力を止めてしまいます。
 結局はただ単にサボる口実を探していただけなんですね。

 だって、失敗を能力のせいにしてしまえば不可抗力、
 もう、それ以上努力しなくていいわけです。


 楚の襄王は暗愚な王ではありましたが、
 一国の王として、国を守るために、
 追い出した家臣に頭を下げました。

 失敗後あきらめずに行動を起こしたからこそ
 手遅れにならなかったのです。


 羊が逃げ出してから、小屋の穴を修理しても、
 逃げた羊は帰ってきませんが、
 そのうち残った羊が繁殖して、またもとの数以上に増えるでしょう。

 しかし、穴をそのままにしておけば、
 全ての羊がいなくなってしまいます。
 一番愚かなのは失敗を犯したあとに、何もしないことです。


 ところで、管理職の皆さん、
 失敗した部下を叱って、凹ませていませんか?

 凹む=サボってい〜んだ\(@O@)/

 ですからね。サボることを奨励しちゃもったいないですよ。


 
 貴重な時間を割いて読んでいただきありがとうございます。<(_ _)>
 今日もあなたに、たくさんたくさんいいことがありますように。
 ではまた。

★★☆ -------------------------------

 〜おまけ〜 今日の成語、現代中国語では?
                        「亡羊補牢」です。
                       wang2yang2bu3lao2

      --------------------------------------------------- ★★☆

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■『ものがたりで読む!「故事成語」』
■発行者:桂川実
■発行者Webサイト http://www.katch.ne.jp/~kojigai/
■発行者blog    http://plaza.rakuten.co.jp/kojigai/
■参考:『中国故事成語事典/三省堂』『故事成語名言大辞典/大修館書店』
    『中国成語大辞典/上海辞書出版社』『新釈漢文大系/明治書院』
    『中国古典文学大系/平凡社』『成語故事/京華出版社』
    『成語故事大全/商務印書館国際有限公司』他
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