ビオトープって何だ! RSSを登録する

ビオトープ。それは生き物が生きていく為に必要な場所のこと。でも、間違ってとらえられていたりします。自然やビオトープについて、日常の中から発信します。正しい知識のもとに、いっしょに環境を考えていこう。

最新号をメルマガでお届けします    
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。
2006/12/20

人と自然の研究所「ビオトープって何だ!」━ ビオトープの形 ━

この記事を取り寄せる

                      http://www.bio-inste.com/     
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                      人と自然の研究所メールマガジン

                ■□■   ビオトープって何だ!   ■□■

                                  NO.25
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

                   ■□■━━ ビオトープの形 ━━■□■


 前回はビオトープのネットワークの重要性について書きましたが(バックナンバー
はこちら→ http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000145229 )、今回は
ビオトープを保全する際にどのような形がいいのか、について書いていきます。


 ビオトープ(Biotop)とは、ギリシャ語の『bio=生き物 』と 『top=空間』が
合わさった言葉で、'野生生物の生きる空間'という意味の造語。そのビオトープには
色々な大きさや形のものがあります。というよりも、全く同じビオトープはひとつと
して存在しないかもしれません。

 では、ビオトープを保全・再生する場合に、形はどのようにするのがよいのでしょう
か?実は、それにはいくつかの原則があります。

 この原則は、人と自然の研究所の「ビオトープ管理者養成通信講座」で勉強された
方はわかりますよね!では、いくつか挙げていきましょう!


「生息・生育空間はなるべく広い方がいい」
 これは分かりやすいですね。やはりビオトープは広ければ広いほど色んな生物が
棲める環境と言えます。猛禽類のイヌワシなどは、一つがいが生息するために少なく
とも2,000ha〜6,000haのビオトープが必要と言われています。

「できる限り円形の方がいい」
 ビオトープが円形に近いほど、個体は分散せずに交流が盛んに行なわれ、外周の
長さも小さくなるので周りからの影響も少なくてすみます。例えば周りが道路に囲まれ
ている場合、外周の距離が短いほど車に引かれるなどの弊害が少なくなったり、
中心までの距離が長くなるから、人からの干渉がない守られた場所にもなります。

 では同じ面積の場合、ひとつのかたまりであるのと、いくつかに分散しているのと
ではどちらの方がよいでしょうか?


 答えはひとつのかたまり。ひとかたまりの広い地域があるからこそ生息できる種は、
ビオトープの合計の面積が同じでも、分散せずにひとかたまりになっていた方が生存率
が高くなります。また、分散していると生物が移動しづらいという問題もあります。

みなさん合っていましたか?他にもどのような形が良いのか、考えてみましょう。


 このように、ビオトープを保全・再生する場合には、その大きさや形をどうするか
で、多様な生物が生息・生育できるかどうかに大きく影響を与えてしまいます。

 自然の中には色々な大きさや形をしたビオトープが存在していて、それ自体も多様
です。ですが、もしこれから自然再生を行うといった場合には、人間だけが良いと
思う形のビオトープではなく、生物にとって棲みやすいと考えられる形にビオトープ
を再生していく必要があります。
 生態系への正しい理解に基づいた、先のような原則をきちんと学んでから、再生を
行っていくことがとても重要なのです。


 多くの生物にとって棲みやすいビオトープというのは、高次消費者である私たち
人間にとっても暮らしやすいビオトープです。その再生をしていくために、まずは
しっかりと勉強するところから始めてみませんか。




─────────────●information1●─────────────
★人と自然の研究所は、自然やビオトープについての正しい知識を身につける
「ビオトープ管理者養成通信講座」を開講しています!
ビオトープ管理士資格取得の勉強にも最適です!

★「ビオトープ管理者養成通信講座」受講者の方には、現場研修会の機会も
あります!

詳しくはこちらをご覧下さい→ http://www.bio-inste.com/

─────────────●information2●─────────────
人と自然の研究所では、「まず一人ひとりのライフスタイルを生態系に
そったものにする」という考えの下、水を汚さない「アンナトゥモール」の
石けんやシャンプーをご紹介しています。

▼人と自然に安全で安心・自然への負担をできるだけ少なく▼
エデト酸塩・色素・香料・酸化防止剤などの化学助剤をまったく使用して
いませんので肌にやさしく、排水は川や海を汚さず完全に生分解することを
モットーにしています。肌にやさしい天然由来成分100%で、手荒れなどの
皮膚障害やアトピーでお悩みの方にもおすすめです。シャンプー、コンディ
ショナー、石けん、ランドリーソープなどをご用意しておりますので、是非
一度お試しください。
また、N.C.I.styleのページからご購入いただいた場合には、売り上げの
10%が、山、川、野生動物を守る活動をしている各NGOへの寄附となります。
 更に、初めてお買い求めいただいた方には、ランドリーソープかピュア
シャンプーのサンプルをプレゼント!

詳しくは下記のURLからN.C.I.styleのページへアクセスください。

N.C.I.style  【anna tumoru  アンナトゥモール】
http://www.bio-inste.com/anna.htm
──────────────────────────────────

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜      
★ 「ビオトープ管理士」について ★
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
● (財)日本生態系協会より認定される資格で、
 「地域の自然生態系を守り、取り戻すビオトープ事業・自然再生事業を
 効果的に推進するために必要な知識、技術、評価・応用能力をもつ者に
 与えられる資格」とされています。
  
 試 験 日:毎年9月 第4日曜日
      申込期間: 6月初旬〜8月中旬 

 ビオトープ管理士の概要はこちらで紹介しています。
 http://www.bio-inste.com/biotope.htm

●ビオトープ管理士の資格は、環境省の入札参加資格審査申請における
有資格者として指定されているほか、宮城県、長野県、京都府をはじめ
各地の自治体で、業務入札の際の要件などとして活用されています。
また、三重県 や茨城県では施設の職員の採用条件として、最近では
埼玉県などのように指定管理者の選定理由として活用されるケースも
増えています。
京都議定書も発効された今、さらなる活躍が期待されます。

-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
今年度(2006年度)から試験の出題形式等が変わりました
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
 ・2級は記述問題がなくなり、代わりに400字小論文が加わりました。
 ・「生態系保護論」がなくなり、「生態学」と「ビオトープ論」に引き継がれました。
 ・択一問題は、共通科目が3科目各10問の全30問、専門科目が20問になりました。

詳細は(財)日本生態系協会 http://www.ecosys.or.jp/eco-japan/
へご確認ください。
───────────────────────────────────

----------------------------------------------------------------
■ 発行:人と自然の研究所   月刊・第3金曜日発行予定
  http://www.bio-inste.com/
■ 「ビオトープってなんだ!」登録・解除
  http://www.bio-inste.com/merumaga.htm
■ バックナンバー
  http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000145229
■ ご意見・ご感想・情報の提供は、bio@bio-inste.com までお願いします
  ぜひ、お友達にも紹介して下さい!
※ このメールマガジンは、インターネットの本屋さん
『まぐまぐ』( http://www.mag2.com/ )を利用して発行しています。
----------------------------------------------------------------

***************************************************
人と自然の研究所「ビオトープ管理者養成通信講座」

〒150-0001東京都渋谷区神宮前6-28-5 宮崎ビルA-502
TEL 03-5485-6778(平日10:00〜18:00)
 FAX 03-5485-6654(24時間受け付け)
URL http://www.bio-inste.com
E-mail bio@bio-inste.com
***************************************************

(C) NATURE CITIZEN INSTITUTE. All rights reserved.

この記事を取り寄せる
最新号をメルマガでお届け
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。

最近の記事

上へ戻る