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2009/06/20

サマータイム制導入に反対する

【サマータイム制導入に反対する】 vol.747


●エルニーニョと太陽活動・宇宙線

 気象庁による今夏のエルニーニョ発生大予言、はたして当たるで
 しょうか?
 残念ながら、私には分かりません。

 そもそも、気象庁は何を根拠にエルニーニョ発生大予言をしたの
 でしょうか?
 海水温分布などに(つまり、実測値に)、その兆候が見られるか
 らなのか?
 それとも、ラニーニャが頻繁に起きていたので、「そろそろ、そ
 の反動であるエルニーニョが起きてもいいころでは?」と考えた
 からなのか?
 それとも、今の状況が1998年頃に似ているから、そう考えたのか?
 残念ながら、私には、そのあたりの事情は分かりません。

 それはともかく、1998年頃に発生したエルニーニョは、非常に興
 味深いものです。
 なぜなら、太陽活動・宇宙線の影響がハッキリと出た現象だから
 です。

 1998年頃、一体、何があったのか?
 実は、太陽活動が、11年周期によりチェンジ(笑)した頃にあた
 るのです。
 で、それはどういうチェンジだったのかというと、太陽活動が低
 下していた状態から(一気に)活発化した状態へと変わるチェン
 ジだったのです。
 余談ですが、低下傾向から活発化傾向への変化は、かなり急激に
 起こるようです。
 正弦波(サインカーブ)のような『緩やか(滑らか)な変化』で
 はないのですよ、太陽活動の変化ってやつは。

 それはともかく、太陽活動が低下した状態から(一気に)活発化
 した状態へと変化したことは、大いに注目すべきことです。
 なぜなら、太陽磁場が強まり、宇宙線の飛来量が減り、「雲の種
 まき」効果が弱まり、大陸内陸部の雲が増え、夜間の放射冷却が
 起こりにくくなり、塊状の寒気が発生しにくくなるからです。
 となれば、エルニーニョが起きて当然でしょう。

 始めて読まれる方のために、そのメカニズムを説明しておきまし
 ょう。

 まず、塊状の寒気には、太平洋上の大気の大循環(特に貿易風)
 を強化する働きがあります。
 ですから、これの発生が減れば、太平洋上の大気の大循環(特に
 貿易風)が強化される現象が起こらなくなるわけです。

 一方、塊状の寒気には、太平洋の海水が有する熱エネルギーを放
 出させる働きもあります。
 ですから、太陽活動低下期には、太平洋の海水は、熱エネルギー
 を失うわけです。
 すると、太平洋上の大気の大循環(特に貿易風)が弱まりやすい
 状況になってきます。

 ただし、太陽活動低下が続く限り、塊状の寒気の発生(乱入)は
 続くので、太平洋上の大気の大循環(特に貿易風)は、そう容易
 には弱まりません。
 それが、太陽活動が活発化するなどして宇宙線が減ると、塊状の
 寒気の発生が減ってしまうので、太平洋上の大気の大循環(特に
 貿易風)が一気に弱まってしまうのです。
 かくして、エルニーニョが起きるというわけです。

 このように、太陽活動が低下した状態から活発化した状態へ変化
 すると、エルニーニョが極めて起こりやすくなるものなのです。
 1998年頃に起きたエルニーニョは、そのことをハッキリと証明す
 る証拠(となる現象)なのです。


●「マイク・ロックウッドの研究」論に騙されるな!

 1998年頃に起きたエルニーニョは、『太陽活動・宇宙線が気候に
 大きな影響を及ぼす』とする説の正しさを立証するものです。
 やはり、気候変動は太陽活動・宇宙線が原因だったのです。
 CO2は全く関係なかったのです。

 ところが、この事実を否定したがる人たちがいます。
 それは、英国ラザフォード・アプルトン研究所のマイク・ロック
 ウッド博士を中心とする研究グループが行った研究結果を振り回
 す人たちです。

 この研究グループは、《過去20年間の太陽活動を分析し、その
 上で過去30年間に渡る太陽から放射される宇宙線の放射量を調
 査》したそうです。
 そして、《その結果、太陽から放射される宇宙線と地球温暖化の
 間には因果関係がないことを突き止めた》のだそうです。
 で、この研究結果から、太陽活動・宇宙線原因説は正しくないの
 だぁ!とやるわけです。

 ここで一つ注意しておきたいのは、気候に直接影響を及ぼすのは、
 「太陽から放射される宇宙線」ではないということです。
 「太陽から放射される宇宙線」とは、おそらく、太陽風のことで
 しょう。
 太陽風は、太陽磁場を遠くまで運ぶ(及ばせる)働きをします。
 ですから、「太陽から放射される宇宙線」という部分は、「太陽
 磁場」と置き換えて読んだ方が分かりやすくなると思います。
 このままでは紛らわしいので。

 それはともかく、この研究結果を振り回すのは愚かなことです。
 なぜなら、この研究結果は、宇宙線と雲との関係を反証したもの
 ではないからです。
 そこに気付いて欲しいのです。


●決して単純ではない宇宙線と気温との関係

 この研究は、宇宙線と地球温暖化の間の因果関係について検証し
 たものです。
 宇宙線と雲(の分布)との関係について検証したものではないの
 です。
 『宇宙線と地球温暖化』というからには、『宇宙線と気温との関
 係』ということでしょう。
 この違いは極めて大きいのです。
 なぜなら、宇宙線と気温との関係は、そんなに単純なものにはな
 らないからです。

 たとえば、太陽活動低下(宇宙線増加)の初期段階では、擬似温
 暖化が起きます。
 そう、単純志向の人たちが「寒冷化する」と思うような時期に、
 逆に気温が上がったりするわけですよ。

 また、上で述べたように、(逆に)太陽活動活発化(宇宙線減少)
 の初期段階では、エルニーニョが起きたりするのです。
 エルニーニョもまた、気温を大きく変動させます。
 そして、地域や時期により、気温が高くなったり低くなったりと、
 その影響は極めて複雑です。

 このように、宇宙線(の増減)と気温との関係は、決して単純な
 ものではないのです。
 特に、20〜30年といった短い期間が研究対象となる場合は、なお
 さらです。
 宇宙線の影響が、たとえば寒冷化とか温暖化といった単純で分か
 りやすい形で現れるようになるのは、同じような傾向が何十年以
 上も続いた場合なのです。
 たかが20〜30年といった短い期間では、そのような単純な「因果
 関係」は現れないのです。

 それが分かれば、ロックウッドらの結論はあまりに乱暴であり、
 したがって、そんなものを振り回すのは愚かなことである…とい
 うことに気付くはずなのです。


●宇宙線変動だけでは起きない複雑な変動

 それにしても、なぜロックウッドらの研究が持ち上げられたりす
 るのでしょうか?
 それも、地球温暖化説懐疑論者たちの間でまで…。

 それは、多くの人たち…それも、宇宙線の影響を唱えている人た
 ちまでもが、宇宙線の働きを正しく把握(理解)していないから
 です。
 あまりしたくはないのですが、そのあたりのことを指摘してみた
 いと思います。

 たとえば、「『地球温暖化』論に騙されるな!」の著者である丸
 山茂徳・東工大大学院教授は、『宇宙線が増えると雲が増えて寒
 冷化する』という主旨の説を唱えています。
 ですが、この丸山説(と呼ぶことにします)は、あまりに単純化
 しすぎです。

 まず、第一に、宇宙線が増えても、雲は増えません。
 なぜなら、大気中に含まれている水蒸気の量が増えない限り、地
 球全体での雲の総量は増えないからです。
 大気中に含まれている水蒸気の量が増えるためには、水の蒸発量
 が増えるか、または、雨などになって落ちてしまう量が減少する
 かしなければなりません。
 でも、宇宙線には、そのような効果はありません。

 第二に、雲には、太陽光を遮る効果がありますが、その一方で、
 宇宙への放熱を妨げる効果もあるのです。
 したがって、単に雲が増えるというだけでは、寒冷化の説明とし
 ては弱いと言わざるを得ないのです。

 以上のようなわけで、丸山説は単純化しすぎと言わざるを得ない
 のです。

 そこへ行くと、宇宙線影響説の大御所=スヴェンスマルクの説は、
 もう少しマシです。
 スヴェンスマルクの説によると、宇宙線が増えると、低空の雲が
 増え、その分、高空の雲が減るので寒冷化する…とのことです。
 高空の雲は太陽光を遮る能力が低いので、これが減って低空の雲
 が増えると寒冷化するというわけです。

 この説は、たとえば小氷河期のような長期間に及ぶ寒冷期や温暖
 期のことは、うまく説明できます。
 ですが、ロックウッドらが研究対象にした20〜30年という短期間
 での変動現象は十分には説明しきれません。

 そこで私が提唱しているのが、『内陸部の雲が減る』説です。
 宇宙線には、大気中に含まれる水蒸気を雲に成長させやすくする、
 いわゆる「雲の種まき」効果があります。
 そのため、これが増えると、海や沿岸部で雲が増える分、内陸部
 で雲が減ります。
 すると、塊状の寒気が発生しやすくなり、これが様々な「変動」
 や異変を引き起こす…というわけです。(何度もしつこくて、す
 みません。)
 この説は、長期間に及ぶ変動はもちろん、短期間での変動も説明
 できます。
 これがあれば、ロックウッドらの研究結果にも、堂々と反論でき
 るのです。
 自分で言うのもなんですが、これこそが、現存する宇宙線影響説
 の中では最もまともな説と言わざるを得ない説なのです。

 宇宙線は、直接、気温を上げ下げするわけではありません。
 まず、水蒸気に作用する。
 それが、陸の放熱能力を向上させ、塊状の寒気の発生を促進する。
 その塊状の寒気が、海水などに作用し、様々な「変動」を引き起
 こす。
 そうして、気温が上下するのです。

 こうしてみると、少なくとも『陸』と『(海)水』が関与してい
 ることが分かるでしょう。
 つまり、これらの関与が無ければ、(少なくとも)気温の変動は
 起こらないのです。
 宇宙線変動だけでは、気温の変動は起こらないのです。
 影響の及び方が極めて間接的であることが分かるでしょう。

 このように、宇宙線変動による気温の変動には、『陸』とか『水』
 など、他のものが複雑に関与しているのです。
 ですから、その影響の現れ方は、極めて間接的かつ複雑なものに
 なってしまうものなのです。
 そのため、宇宙線と気温との因果関係は、極めて複雑なものとな
 り、決して単純なものにはならないのです。

 このことが分かれば、あまりに単純でおめでたいロックウッドら
 の研究結果を振り回す人たちの主張が如何に杜撰なものであるか
 が分かるはずなのです。


●単純さ志向から脱却せよ!

 ロックウッドらの研究結果を振り回す人たちは、私に言わせれば、
 病的なまでに単純志向が強い人たちです。
 彼らは、単純なのが科学なのだ!と信じているようです。
 お気の毒ですが、彼らの信仰は誤りです。
 科学は、単純なものの組み合わせによって説明しようとする世界
 なのです。
 ですから、個々の根元的なものは単純です。
 しかし、それらが組み合わさると、複雑なものになり得るのです。
 だからこそ、複雑なものが説明できるのですよ。
 これが、科学に対する正しい理解なのです。
 ところが、そういう理解をしていない人があまりに多い。
 ロックウッドらの研究結果を振り回す人たちは、まさに、その典
 型です。

 私が唱えている『内陸部の雲が減る』説は、単純志向の人たちに
 は、「風が吹けば桶屋が儲かる」的なものにしか思えないに違い
 ありません。
 そして、こう言って皮肉ることでしょう。
 「一体、何段論法なのか?」と。

 ですが、気象とか気候のメカニズムとは、そういうものなのです。
 つまり、「風が吹けば桶屋が儲かる」的なものなのであり、多段
 論法でないと説明ができないものなのです。
 そういう実態を知っていただきたいものですね。

 言っておきますが、多段論法でも、全ての『段』が正しく、しか
 も一貫性があるならば、それは正しい論になるのです。
 多段論法の論に騙しが多いのは、どこかの『段』で不正をやって
 いるからです。
 たとえば、文化マルキストがよく用いるのは、次の二つです。

 (1)ある『段』で、ただの仮説を持ち出し、それを、後の『段』
    で、いつの間にか「確証済みの事実」ということにしてし
    まう(いわゆる『すり替え』)ことで、結論を正当化して
    しまう。

 (2)最初の方の『段』で用いた論と矛盾する(前提が異なる)
    論を後の『段』で用いる。

 残念ながら、こうしたことが見抜けない人たちが多いようです。
 そのために、多段論法というだけで烙印を押してしまうことが多
 いようです。

 ちなみに、こうしたことが見抜けないのは、『段』が多くなると、
 個々の『段』について理論的に検証するのが面倒くさくなるから
 です。
 また、ペテン師たちは、それを期待して、多段論法を展開するの
 です。

 しかしながら、多段論法の論にも正しい論はあるのです。
 特に、気象や気候の理論は、その複雑さゆえに、どうしても『多
 段』になってしまうものなのです。
 味噌も糞も一緒にして「多段論法的だからインチキ!」と画一的
 に決めつけてしまうのは、やめてもらいたいものです。


●ありがた迷惑な本

 日本でも、ようやく、地球温暖化説に異議を唱える本が出版され
 るようになってきましたね。
 特に、最近では、日本人科学者による本も…。

 でも、これらの本を読んで幻滅させられるのは、宇宙線の影響に
 ついて、私と同じ説を唱えている人が一人もいないことです。
 せいぜい、丸山説ぐらいしか載っていない。
 でも、で指摘したように、丸山説はあまりに単純化しすぎなので
 す。
 これでは、簡単に論破されてしまう。
 ですから、せめてスヴェンスマルク説ぐらいは載せていただきた
 いところなのです。
 ところが、それすら載っていない。
 これは、あまりに民族主義的な偏向ではないか?

 ま、私の『内陸部で雲が減る』説が載せてもらえないのは、仕方
 のないことなのでしょうけれどね。
 何しろ、私は全くの無名の人間ですし、しかも、『内陸部で雲が
 減る』説は、かなり最近になってから提唱した説ですから。

 ですが、宇宙線の影響を最も正しく指摘しているのは、こう言っ
 ては自画自賛になってしまいますが、今のところ、『内陸部で雲
 が減る』説なのです。
 この説を越える説が現れでもしない限り、現段階では、この説以
 外の説では太陽活動・宇宙線原因説に勝ち目はないのです。
 どうか、そのあたりのことを御理解いただきたいものです。

 丸山教授には失礼ですが、丸山説だけを紹介するのでは、太陽活
 動・宇宙線原因説のイメージを低下させるだけです。
 まして、公平中立を気取って、ロックウッドらの研究結果をも合
 わせて載せるのは、太陽活動・宇宙線原因説にとっては、ありが
 た迷惑以外の何ものでもありません。
 そういう意味では、昨年秋に出版された「エコロジーという洗脳」
 という本の第8章は最悪と言わざるを得ないのです。
 なぜなら、地球温暖化論者たちを利する部分があるからです。
 ちなみに、先の『●「マイク・ロックウッドの研究」論に騙され
 るな!』という項の《 》内の部分は、そこから引用したもので
 す。
 異端論の本を執筆・出版する人たちは、もう少し慎重になってい
 ただきたいものです。


●ゴミ捨て加害者を批判しない超〜不思議

 さて、ここからは、全然別の話。

 最近、ゴミ拾い活動のことを取り上げるエコ番組が増えてますね。
 特にビーチでの…。

 確かに、ゴミ拾いは立派な環境保護活動です。
 ですが、テレビが一番しなければならないのは、ゴミを捨てる加
 害者への批判ではないか?
 なぜ、そういう批判はしないのでしょう?

 答えは、簡単。
 漂着ゴミには、韓国や中共からのものが多いからです。
 宗主国のことは批判できない。
 それがテレビってもんです。


●やっぱり大嘘だった「環境は金儲けになる」論

 それにしても、ゴミ拾いに参加している人たちは、これで儲かっ
 ているのでしょうか?
 え?、「なぜ、そんなゲスい質問をするのか?」ですって?
 そりゃ〜、「環境は金儲けになる」とほざいている連中がいるか
 らですよ。

 いますでしょう、そういう連中が…。
 環境経済学者とかいう連中が…。
 で、ゴミ拾いがまともな環境保護活動なら、金儲けになるはずで
 はないですか!
 こいつらの言う通りならば。

 でも、実際には、金儲けにはなっていませんよね。
 そう、やっぱり、「環境は金儲けになる」は大嘘だったわけです
 よ。

 ま、そんなこと、あったりまえのことなんですけどね。
 でも、当たり前のことが分からないのが、今時の中高年者なわけ
 です。
 だから、「サマータイムを導入すると、余暇時間が増える」など
 と本気で信じることができてしまうのです。


●エコポイント取得は亡国行為

 お次は、エコポイントの話。

 エコポイントを取得すると、税金が使われちゃうんですよね。
 ってことは、国家財政を圧迫しちゃうんじゃなぁい?
 ってことは、国を疲弊させる行為じゃなぁい?
 ってことは、亡国行為になっちゃうんじゃなぁい?

 ホシュ・ウヨクのみなさ〜ん、どうなんでしょう?


●エコポイント利用はCO2増産行為

 さて、そのエコポイントですが、いろんなものが購入できるみた
 いですね。
 ってことは、これを利用してしまうと、消費を増やしてしまうこ
 とになってしまうのではないかぁ?

 消費が増えれば、資源消費もCO2も増える。
 これでもエコなのぉ?(笑)

 「助かる」のは、地球や家計ではなく、勝手な約束をして国を危
 機に晒したオメーら政治家と官僚どもだろーが!

 こういうふざけきった「種」こそ、社会的に「絶滅」してしまえ
 ばいいのです。


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発行者:media( tarkun0507@yahoo.co.jp )
    お手数ですが、件名(Subject)に kankyo とご記入願いま
    す。

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