2009/08/28
【もう悩みません。コンベア・産業機械】第63号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆
◆◆ 【もう悩みません。コンベア・産業機械】
□□ 2009/8/28--第63号(不定期発行)
△ ~町工場の親父のスーパー息子が語ります~
\/ ~成功する機械化・自動化を考えるサイト~
関連サイト:http://www.kenmori.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「もう悩みません。コンベア・産業機械」をご購読いただきましてありがとう
ございます。
町工場の親父のスーパー息子が語ります。
【このメルマガの主旨】
このメルマガはあくまでも「どんなコンベア・産業機械を入れたらいいの?」
「いま使っている機械をどう改良したらいいの?」という悩みを、町工場の
親父のスーパー息子が独断で考え解決していこうというものです。
ただ、書籍ほかを参考にした部分はありますが。
今までの経験や教えられた内容、また自分自身で勉強した内容を書きとめ
みなさまの何かのお役にたてるのではとの思いで配信しています。
また、まとめることにより、より具体的に製品の製作に取り入れることが
できると思います。
内容は、町工場の親父のスーパー息子の思いこみの部分があると思います。
なにも技術的にむずかしい内容を書くつもりはありません。
みなさんが知っている内容もたくさんあると思います。間違っている内容が
あればどしどしご指摘いただければ幸いです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【目次】
●低圧蒸気潜熱利用の間接加熱の正体は
3.容積と温度
・編集後記
------------------------------------
3.容積と温度
蒸気の間接加熱は凝縮伝熱による潜熱利用の加熱であることが分かった。
蒸気圧が低ければ低い程潜熱は大きい。
潜熱を大いに活用するとすると圧のなるべく低い蒸気での間接加熱の装置を
作れば良いことになる。
圧が低い蒸気を使用すれば凝縮後の復水、ドレンになる際に無駄に排出される
顕熱も低い。
それにボイラーの燃料代も少なくて済む。
蒸気圧が低いほど間接加熱には都合が良いはずだ。ところが実際はそうではない。
蒸気間接加熱装置を製作する際は、下記2点を十分に吟味する必要がある。
1)蒸気容積
2)蒸気温度
先ず1)蒸気容積について
蒸気圧が低ければ低いほど比容積が大きくなる。
これは何を意味するかと言うと蒸気圧が低ければ低いほど蒸気配管の口径が
大きくなる。
圧が高い蒸気と同じ量の蒸気を流そうとすると圧が低ければ低いほど
比容積が大きいため蒸気配管口径を大きくしない事には流れない。
もちろん限りなく流速を速くするとエロージョン、流速腐食を引き起こすため
あまりにに大きな配管径にする必要はない。
蒸気圧を低くするため配管口径が大きくなると言うことは、間接加熱利用の
熱交換装置、弊社で言えば乾燥機を製作する際、張り巡らす蒸気配管口径が
大きくなりそれに伴い装置自体が大型化される。
蒸気圧低下に伴い装置、乾燥機も大きくせざるを得ない。
現地設置を考慮するとなるべくコンパクトであるに越したことはなく
大型化はなるべく避けたい。
次に2)蒸気温度について
蒸気圧が低いほど蒸気温度が低い。
しかし、間接加熱、凝縮伝熱の際に放出する潜熱の熱量は大きい。
それは蒸気圧高低で比較すると蒸気圧が低ければ低いほど間接媒体で触れる
被加熱物、乾燥処理物に対しては低い温度を大量に与えている事になる。
逆に蒸気圧が高いと高い温度で少ない量の熱を与える。
但し、間接加熱では高い蒸気圧では復水、ドレン化される際、
顕熱という無駄な熱量を大量に放出する。
なるべく蒸気圧を低くするに事に越したことはないのだが
実際は温度が高ければ高いほど被加熱物の温度は上昇し乾燥率は良い。
温度を考慮に入れた場合も上記1)容積の項目で記したと同様に
圧が低い蒸気圧の利用は伝熱面積、加熱面積を大きくする必要があり
装置、乾燥機の容積を大きくすることに繋がる。
熱量の有効活用ひいては燃料代の節約を図るのは当然である。
なるべく低い蒸気圧利用で加熱効率、乾燥効率のより装置、機械が
求められるのは書くまでもない。
低圧飽和蒸気使用の乾燥機開発製作に携わっている以上上記要望に
答えるべくこれからも大量の汗水をたらしていくつもりだ。
又それこそが製作メーカーの腕の見せ所であろう。。。
------------------------------------
●次回内容について
------------------------------------
検討中です。
------------------------------------
●編集後記
------------------------------------
最近ようやく茶殻乾燥機の開発に成功しました。
熱源は従来通り余り蒸気、余剰蒸気が使用できる低圧飽和蒸気を使用します。
交差スクリュー式乾燥機のスパイラル軸と羽根に改良を重ねようやく
非常に乾燥効率の良い小型で安価な茶殻乾燥機が完成しました。
時間当たりの処理量は約200kg程度です。
茶殻内部まで加熱させるため従来の攪拌、熱風、間接以外に解しながら
乾燥させる手段を加えました。
その解す、粉砕機構の追加に随分手こずりました。
又、茶殻の乾燥機内部への付着もあまりありません。
現在は既に次なる乾燥処理物の乾燥機研究開発に手掛けております。
間もなく完成予定で詳細は次回発行メルマガでは報告できると思います。
この時期弊社も研究開発捻出に苦慮しているのも事実です。
随時乾燥テストは受け付けており無料で行います。
第63号(総第64号)いかがでしたでしょうか。
ご意見・ご質問どんなささいな事でも結構です。メールください。
必ず返事だします。
⇒ info@kenmori.com
ここまでお読み頂きありがとうございます。感謝いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
*発行人:町工場の親父のスーパー息子 森山秀行
*関連HP:http://www.kenmori.com
*乾燥機HP:http://www.kenmori.biz
*ブログ (新):http://www.kenmori.biz/blog2/
(旧):http://kenmori.exblog.jp/
*E-MAIL:info@kenmori.com
★メルマガの内容は社内、お取引先、友人どんどん転送、紹介して下さい。
★購読・解除はこちらからお願いします。
まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000144522.htm
関連HP http://www.kenmori.com/mailmagazin.htm
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
★作者のプロフィールはこちらです。
http://www.kenmori.com/writerprofile.html
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
★皆様に良いことがたくさん次々と起きますように!!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


