2008/10/26
【もう悩みません。コンベア・産業機械】第57号
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◆◆ 【もう悩みません。コンベア・産業機械】
□□ 2008/10/26−−第57号(不定期発行)
△ 〜町工場の親父のスーパー息子が語ります〜
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「もう悩みません。コンベア・産業機械」をご購読いただきましてありがとう
ございます。
町工場の親父のスーパー息子が語ります。
【このメルマガの主旨】
このメルマガはあくまでも「どんなコンベア・産業機械を入れたらいいの?」
「いま使っている機械をどう改良したらいいの?」という悩みを、町工場の
親父のスーパー息子が独断で考え解決していこうというものです。
ただ、書籍ほかを参考にした部分はありますが。
今までの経験や教えられた内容、また自分自身で勉強した内容を書きとめ
みなさまの何かのお役にたてるのではとの思いで配信しています。
また、まとめることにより、より具体的に製品の製作に取り入れることが
できると思います。
内容は、町工場の親父のスーパー息子の思いこみの部分があると思います。
なにも技術的にむずかしい内容を書くつもりはありません。
みなさんが知っている内容もたくさんあると思います。間違っている内容が
あればどしどしご指摘いただければ幸いです。
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【目次】
●最新連続ベルトコンベア式乾燥機開発について
2.コンベアベルトの加熱
3.攪拌装置について
3−1.エアーよる攪拌
3−2.乾燥室内送風機による攪拌
・編集後記
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2.コンベアベルトの加熱について
今回の3号機目の乾燥機開発で当初の構想通り成功したのが
コンベアベルトの加熱だ。
今汚泥乾燥機で使用しているベルトは材質SUS304に近い特殊合金だが
過去なかなか高温にはならなかった。
現在、投入飽和蒸気圧0.5Mpaでベルト温度は約130℃近く上がる。
過去80℃程度だった事からすると上出来だと言えるだろう。
ベルト温度上昇理由として下記が考えられる。
1)べルト滑り板の選定
ベルトキャリア面、搬送面の滑らせる板に今回ある非鉄金属を採用した。
この非鉄金属はベルト材質より柔らかくベルト摩耗が少ない。
その上熱伝導率が非常に良い。滑らせ板を蒸気伝熱により加熱すること
によりその上を走るベルトが高温で加熱される。
1号機は耐熱樹脂板。2号機は加熱ローラーでのローラー支持方法だった。
いずれもベルト温度は予想をはるかに下回った。
2)ベルトリターン側の加熱
今回初めてベルトリターン側、戻り側も熱を加えた。
リターンの直接の伝熱での加熱は難しいがなるべくベルト近くを加熱する
事により温度の低下を防いでいる。
過去ベルト戻り側を加熱した経験はない。
3.攪拌装置について
当初は上側加熱ローラーそして下側高温のベルトに挟みながらの加熱
のみだったが硬い汚泥の乾燥には不向きであるのに気づく。
本来挟み込みでの乾燥はなるべく薄く広げれば熱が通りやすく乾燥が
促進されるはずだが、硬いとなかなか薄くならず又広がらない。
厚いままでは中までなかなか熱が通りにくい。
そのため熟慮した結果、解す(ほぐす)、攪拌する方法へと思いが至る。
硬いものだけでなく攪拌ができればあらゆる方向から加熱できるので
より乾燥しやすくなる。
だがこの攪拌装置。実際装置製作し試してみるとなかなか上手く行かない。
現在攪拌装置は開発成功しそのものを見るとなんでもない機器なのだが
そこへ辿り着くまでは長い道のりでかなり苦労を重ねた。
3−1.エアーよる攪拌
先ずパイプに小さな穴を開け圧縮エアーをベルト搬送中の処理物に当てた。
処理物に当たる部分は周りに散らばるのだが乾燥率は全く改善しなかった。
エアーを効率良く当てるためパイプへノズルを取り付け圧縮空気を通すが
結果は同様に芳しくなかった。
又、圧縮空気を使用するとコンプレッサー容量がかなり大きくなり
電力使用量がかなり増える。
エアーによる攪拌はランニングコストがかさむだけで何ら良い結果は
生まなかった。
3−2.乾燥室内送風機による攪拌
上記同様パイプに小さな穴を開けベルト上を運ばれる処理物に
空気を当てるのだが乾燥室内の暖められた空気を当てるよう工夫を施した。
乾燥室の空気を取り込み吐き出すための送風機を設置しその先端に
パイプを取り付ける。
乾燥室内の乾燥のため暖められた空気が送風機により吸い込まれ
そして勢いが強いままパイプの小さな穴を通り処理物に当てる。
攪拌と共に熱い空気を直接処理物に当てることとにより乾燥が促進されると
予想した。
実際試してみるが全く乾燥率改善せず。
それどころか実験後パイプを確認すると穴の部分に水分が付着していた。
結果からすると、乾燥室内は処理物が乾燥されることにより飛ばされた
水分が漂っておりその空気当てている。
つまり水分を含んだ空気をわざわざ処理物に当てていた事になる。
それでは乾燥どころかわざわざ湿らせていたと言える。
後日詳細に記載するが乾燥室内の空気の排気は乾燥にとってはとても重要な
項目の一つになる。
排気がないと乾燥後の湿った空気の逃げ場がなく、乾燥室内の湿度が
高まり乾燥には良くない。
逆に排気量が大きいと暖められた空気までが外へ放出され
乾燥室内の温度が上がらない。
流速を考慮し程良い排気量を導き出すことはとても重要だ。
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●次回内容について
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今最新連続ベルトコンベア式乾燥機開発についての続きです。
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●編集後記
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今現在乾燥機本体の開発はほぼ終え、乾燥機への供給装置の
開発製作を行っております。
実際物を流しその様子を自分の目で見、そして五感で感触を得ます。
失敗しては作り直し。そして良い結果が得られず再び改良を施す。
その繰り返しが続いております。
とても地道な作業で時間とお金と要します。
是が非でも我が町工場の名前が電話帳から消え去る前に
成功させなければなりません。
今乾燥機による乾燥テストは現在いつでも可能です。
サンプルを送って頂ければテスト実施後即座に結果報告致します。
第57号(総第58号)いかがでしたでしょうか。
ご意見・ご質問どんなささいな事でも結構です。メールください。
必ず返事だします。
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ここまでお読み頂きありがとうございます。感謝いたします。
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*発行人:町工場の親父のスーパー息子 森山秀行
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