2009/06/14
家庭のパソコン医学【第131号:ブルースクリーンからの復旧(しむくの場合)】‏
▼△▼ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄▼△▼ 家庭のパソコン医学 第131号:2009/6/14 発刊 発行部数:3,181部 まぐまぐ:1,051部、メルマ:291部、 カプライト:1,192部、E-Magazine:371部、 メロンパン:276部 http://www.sandfin.com/magazine/katei-pasokonigaku.html ▲▽▲__________________________▲▽▲ ▼このメルマガは、 自分が実際に経験したパソコンのトラブルについて、 その内容、解決法、予防法のほかにパソコンの基礎知識・用語等の 紹介と説明をしていきます。 多少作者の偏見も入っているかもしれません。 ご了承の上、お読みください。 注※対象はWindowsのみです。Macユーザーさんごめんなさい。 (*- -)(*_ _)ペコリ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ▼ もくじ ________________________________ 〆 ブルースクリーンからの復旧(しむくの場合) 〆 今週のパソコン用語 本文の中で注釈(※〜)が付いている用語の説明 〆 お知らせ 〆 編集後記 バックナンバーはこちら http://ameblo.jp/katei-pc-igaku/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 〆 ブルースクリーンからの復旧(しむくの場合) ________________________________ こんにちは、しむくです。2,3週間ほど前の話ですが、自宅のノー トパソコンが使用しているとブルースクリーン(※1)が表示され、勝手 に再起動されてしまうトラブルが多発しました。 一時はあきらめてWindowsを再インストールしようかな、というところ までどうしようもない状態に陥りましたが、結果的には原因がわかり正 常な状態まで直すことができました。 ブルースクリーンと言っても、その原因になっているものは一様では ありません。ですので、今号の内容はあくまで「しむくのパソコンの場 合」ということで1つの参考にしてもらえればと思います。 ・発生する際の特徴 特に前兆となるような症状(動作が急に重たくなる等)は全くありま せんでした。何かアプリケーションを起動したとき、あるフォルダを開 いたとき等、ブルースクリーンが起こったときにしていたことは様々で、 全く原因となるものを特定することはできませんでした。 ・原因を探る 最初は原因が特定できなかったので、勝手な予測をつけ、Windowsの設 定を変更してみたり、いくつかのアプリケーション(もちろん不要なも の)をアンインストールしてみたりしましたが、何一つ効果はありませ んでした。 パソコンのことだけではなく、何にでも当てはまると思いますが、ト ラブルを引き起こしている原因が特定できなければ、それに対して有効 な対処をすることはできません。とにかく原因を特定しなければなりま せん。 次に考えたことは、ブルースクリーンが表示される短い時間で、表記 されている文字は全て英語なのですが、何かの「ファイル名」が記載さ れていたように見えました。ただ、表示時間が短すぎるため、何と言う ファイルなのか判別することはできませんでした。このファイルにヒン トがあるかもしれないと思い、とにかくこれを解読できないか考えまし た。 ありました!ブルースクリーンに表示された「ファイル名」を解読す る方法が。Windowsに標準で備えられている、管理ツールを使います。 [スタート]ボタンをクリック ↓ [コントロールパネル]をクリック ↓ [管理ツール]をダブルクリック ↓ 別ウィンドウで「コンピュータの管理」が表示 ウィンドウ左側の 「システムツール」 +「イベントビューア」 +「システム」 を選択してみてください。 最後に「システム」を選択すると、ウィンドウ右側にずらっとデータ が表示されるのを確認できると思います。基本的にはここに表示される データは、パソコンに異常がなければ「情報」という種類のデータが多 く表示されているはずです。 このデータの種類は、「情報」のほかに「警告」と「エラー」です。 ここで最も大切なデータは、もちろん「エラー」です、と言いたいとこ ろですが違います。(ブルースクリーンによる強制)再起動後に管理ツ ールでこのデータを見ると、新しい「情報」データの中に、項目の「ソ ース」が「Save Dump」となっているデータを見つけました。 これをダブルクリックして、更に詳細の内容を確認してみると、 このコンピュータはバグチェック後、再起動されました。 バグチェック: 0x1000008e (0xc0000005, 0xbf9f4fd5, 0xedacab00, 0x00000000) ダンプが保存されました: C:\WINDOWS\Minidump\Mini052109-01.dmp とありました。最後の行にあるファイルが、ブルースクリーンに表示さ れていたファイルと一致しているのかどうかはわかりませんが、これで 1つ前進しました。 次にこのダンプ(※2)ファイルの中身を読んでみることにしました。 ぼくはWebプログラマーですので、エディターはいくつか持っていました。 それらのエディターでこのファイル(Mini052109-01.dmp)を開いて見ま した。 何が出てくるのだろう?とドキドキして待っていたら、表示されたの は全く読めないぐちゃぐちゃな文字列のみでした。バイナリ(※3)デー タのファイルだったので、普通のエディターでは読めないですね(汗) さて困りました。せっかく原因がわかるかもしれないファイルを見つ けるところまでたどり着いたのに、それが読めなければ意味がありませ ん。しかし、これに関してはMicrosoftがダンプファイルを読むためのツ ールを用意してくれていました。 Debugging Tools for Windows http://www.microsoft.com/japan/whdc/devtools/debugging/installx86.mspx 上記URLでそのツールをダウンロードすることができます。表記は全て 英語ですが、今回のケースで使う機能は1つですので、これだけわかれ ばOKです。 ・ダンプファイルを読む方法 Debugging Tools for Windowsを起動 ↓ 上部メニュー[File]の中の[Open Crush Dump]をクリック ↓ ダンプファイルを選択(ダブルクリック) (今回の事例だと C:\WINDOWS\Minidump\Mini052109-01.dmp) ダンプファイルを読むと、やはり英語だらけで意味がわからないので すが、ぼくの場合、一番最後に Probably caused by : ialmdnt5.dll ( ialmdnt5+11fd5 ) という表記がありました。Exciteの翻訳で訳してみると「たぶん以下に よって引き起こされます」とありました。ということは、「ialmdnt5.d ll」が何らかの原因になっている可能性が高いと推測できます。 次にぼくが行ったことは、この「ialmdnt5.dll」というファイルが、 一体何のためのファイルかです。Google(※4)で調べてみると、Intelの グラフィックドライバー(パソコンの画面表示に関するプログラム)で あることがすぐにわかりました。ぼくのノートパソコンはHP Compaq nx 4800です。以下のURLでこのパソコンで使用されているドライバー一覧を 見てみると、確かにIntelのものであるとわかりました。 HP Compaq nx4800のグラフィックドライバー http://h50222.www5.hp.com/support/PM762PA/drivers/os_1093.html#326ca4b1 これでようやく合致しました。おそらく今回のトラブルに関しては、 グラフィックドライバーが不具合(!?)を起こしたために起きたもの と判断してほぼ間違いないでしょう。そこでこのグラフィックドライバ ーを再インストールすることにしました。 上記URLからドライバーをダウンロードし、インストーラーを起動して ドライバーの再インストールを行いました。しかし、ぼくの場合は何故 かこの作業で症状が改善されませんでした(うまく再インストールされ てない??)。仕方がないので、別URLより同じ種類のもののドライバー をダウンロードして再インストールを再度行ったところ、ブルースクリ ーンが出ることはなくなりました。 HP Compaq nx4800対応のグラフィックドライバー(Intelのサイト) http://downloadcenter.intel.com/Detail_Desc.aspx?ProductID=955&DwnldID=10099&lang=jpn トラブルの症状からぼくが調べた内容や経緯、直し方まで書いてみま した。少々ごちゃごちゃしてしまいましたがいかがでしたでしょうか? ハードウェアの故障等の原因によるトラブルでなければ、このように直 せる可能性があります。Windowsの再インストールが手っ取り早くはある のですが、それをしてしまうと、今使用している環境に戻すことが非常 に面倒です。 結果的に完全に原因を把握・修正までに時間はかかってしまいました が、その分自分のパソコンについて理解できる内容も多くあります。で すので、まっさらにしてしまう前に少しあがいてみてもいいのではない かとぼくは思います。(Windowsの再インストールしようという結論が出 ているのであれば尚更) ただし、症状によっては調べることができないほど、パソコンの具合 が調子悪くなってしまった場合は仕方ありません。こういうときは、素 直にWindowsの再インストールしましょう。それでも2台以上パソコンを 持っている方であれば、調べることは可能ですね。 ・今回のトラブル事例まとめ パソコン:HP Compaq nx4800(WindowsXP Service Pack 3) 症状: パソコンを使っていると、突然ブルースクリーンが表示され、強制的に 再起動される。再起動後、特に不自然なことはなくWindowsは立ち上がる が、また使っているとブルースクリーンが現れる。特定の動作・アプリ ケーションの起動で起こるということはなく、そのときによって様々。 原因の調査: ブルースクリーンに表示される(ダンプ)ファイルをDebugging Tools for Windowsを使用して解読。グラフィックドライバーの異常によって引 き起こされていると判明。 対処: HP Compaq nx4800のホームページよりグラフィックドライバーをダウン ロード、そしてインストール。これで改善できなかったため、Intelのホ ームページより対応のグラフィックドライバーをダウンロード、そして インストール。この作業以降、ブルースクリーンは表示されていないた め、改善されたものと思われる。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 〆 今週のパソコン用語 ________________________________ 【※1 ブルースクリーン(blue screen)】 ブルースクリーンとは、Windowsでシステムに重大なエラーが生じた場 合に表示される、青い画面に白い文字でエラーメッセージが表示される 画面。システム全体がダウンしてしまうような致命的なエラーを告げる 場合に表示されることが多い。 ブルースクリーンが表示されるとWindowsはシステムを停止し、ユーザ にエラーの対処の入力を促す。多くの場合はシステム自体が継続不可能 になる致命的なエラーである。この場合、CtrlとAltとDelを押しながら のコンピュータの強制的な再起動となり、編集途中のファイルの変更内 容は失われてしまう。 ただし、中にはCDやFDをアクセス中の取り出したときなどのような復 旧可能な障害、あるいは、特定のアプリケーションのみが影響を受ける ようなエラーの場合もあり、そのような場合にはシステム自体はダウン しない。 【※2 ダンプ(dump)】 ダンプとは、ファイルやメモリの内容を記録、あるいは表示すること。 プログラムを開発するときに動作を追跡するために利用することが多く、 ダンプされた内容はデバッガに読み込ませてプログラムの問題を分析す るために用いられる。 【※3 バイナリ(binary)】 バイナリとは、テキスト形式(文字データ)以外のデータ形式全般のこ と。バイナリ形式のデータをバイナリデータ、バイナリデータで構成さ れるファイルをバイナリファイルという。 実行可能形式のコンピュータプログラムや、画像や音声、動画などの データなどがバイナリデータにあたる。コンピュータが直接解釈して実 行できるフォーマットで記述された実行ファイルの形式を特にバイナリ コードという。バイナリの原義は「二進数の」という意味。 『IT用語辞典e-Words』より http://e-words.jp/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 〆 お知らせ ________________________________ 【 シツモン!に関しまして(お詫び) 】 大変申し訳ありませんが、シツモンに関しましては仕事が多忙なため、 お返事できない状況にあります。今までいただきましたシツモンに関し ましては、なるべくテーマにして記事を書きたいと思います。お返事を 待ち続けている方には大変申し訳ありませんが、ご理解いただけました ら幸いです。それでもよろしければ、shinmk2@gmail.comまでお寄せくだ さい。以降、状況に変化があれば、以前のような形で再開する予定です。 【 相互紹介募集中! 】 『家庭のパソコン医学』では、常に相互紹介してくれるメルマガさんを 募集しています。自分の方でも読ませていただいて、いいな、面白いな と思ったものは是非紹介させていただきたいと思います。 タイトルに『相互紹介依頼』と記名してshinmk2@gmail.comまで。 どしどしお待ちしております! 【 相互リンク募集中! 】 読者を増やすために相互紹介という手段は多く使われていますが、ホー ムページの相互リンクによるSEO対策でホームページのアクセスを増やし、 読者を増やすという方法もあるんです。 メルマガを発行している方、そうでない方でも構いません。是非「家庭 のパソコン医学」のページと相互リンクお願いします。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 〆 編集後記 ________________________________ 今使っているノートパソコンは、結構長く使っているものでしたので、 正直このトラブルが起こったときは「買い替えかな?」と思っていまし た。 しかし、丁寧に調べていくと大したことではないとわかり、早まらなく て良かったと今は思っています。 パソコンは難しいです。 ご声援、叱咤、激励のメールお待ちしております。 MAIL:shinmk2@gmail.com 購読登録・解除はこちらから http://www.mag2.com/m/0000144009.htm (まぐまぐ) http://www.melma.com/mag/80/m00128280/ (メルマ) http://cgi.kapu.biglobe.ne.jp/m/10275.html (カプライト) http://www.emaga.com/info/0254689.html (E-Magazine) http://www.melonpan.net/melonpa/mag-detail.php?mag_id=007977 (めろんぱん) 『家庭のパソコン医学』 発行責任者:しむく shinmk2@gmail.com R25.jpに掲載されています! フリーマガジンとして有名な「R25」のWebサイト「R25.jp」のリンクレ ビュー(カテゴリ:PC)で紹介サイトとして掲載されています。 http://r25.jp/index.php/m/WB/a/WB001120/scd/link/id/200709141205 プロフィール: Web制作会社のプログラマー、サーバー管理を経て、現在同会社の総務・ 人事・広報等を兼務。 現在は社内の開発者不足で、プログラマーがメインジョブ。 URL:http://www.sandfin.com/magazine/katei-pasokonigaku.html ブログ『家庭のパソコン医学』:http://ameblo.jp/katei-pc-igaku/ ブログ『読心書』:http://blog.goo.ne.jp/dokushinsyo/ (読心書では、「ぼうちぇ」というハンドルネームを使っています。) ※当メールマガジンにより生じる損害・トラブル等について責任は負い ません。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ Copyright(C) 2004-2009 家庭のパソコン医学 All Rights Reserved. ________________________________



