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2008/06/25

経済ニュースゼミ(第469号、2008,6,25 )

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 経済ニュースゼミ   (第469号)  2008年6月25日
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 こんにちは、seijiです。

 皆さん、お元気ですか?

 しかし、よく雨が降ります。

 私、先週、田舎の方に帰っていたのですが、近所では田植えの作業の
真っ最中でした。

 田植えが済んだ田んぼと、今から苗が植えられる田んぼとがありまし
た。

 でも、いずれにしても、蛙がいなくなり、寂しいな‥、と思って田ん
ぼを見回っていました。


 ところがです。その田んぼに、なにやら動くものがいたのです。

 その後の様子は、ブログをご覧下さいね。


  「田植えの季節」 
    ↓↓↓
  http://blog.livedoor.jp/columnistseiji/

 
 では、経済ニュースゼミを始めます。


 
 <本日のメニュー>

1.経済ニュース解説(コメ減反政策)
2.地球温暖化対策(その10)
3.編集後記







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経済ニュース解説(コメ減反政策)
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 最近の世界経済のリスク要因は、原油価格の高騰と穀物価格の高騰
だと思います。

 ただ、原油価格の高騰は、数年前から起きていました。

 その意味では、穀物価格の高騰こそが、最近の世界経済を特徴付けて
いる最大の要因かもしれません。

 いずれにしても、世界各地で、穀物の価格高騰に対し抗議の声が上が
っています。


 日本でも、小麦の価格上昇の影響で、麺類を中心として値上げが起きて
いますよね。

 カップヌードルが、値上がりしました。


 皆さん、カップヌードル、好きですか?

 でも、幾ら好きでも、そこまで高いと‥、という人も多いようです。


 値上げの結果、カップヌードルの売り上げはがた落ち。

 これが市場の価格調整機能というものです。


 価格は、決してメーカー側だけで決めることはできないのです。

 いくら原材料に沢山のコストがかかっていても、消費者が、値上げを嫌
い購入量を少なくしたら、価格は低下せざるを得ないのです。


 
 それはそうと、こうした穀物価格高騰のニュースと相俟って我が国にお
いては食料自給率の低さがクローズアップされるのが常となっています。

 「39%というのは、ちょっと低すぎるのではないのか」


 いざというときに、日本は生き延びることができるのか、と皆さん思って
いるのでしょうね。

 まあ、そうして将来のことを心配するのは結構なことです。

 将来のことを考えることにより、世の中の仕組みに対する理解が深まる
ことにもなるからです。


 ということで、本日は、既に何度も取り上げた減反政策について考えて
みたいと思います。


 日経新聞は、減反政策についてインターネットを通じて行った調査結果を
掲載しています。

 皆さんは、減反政策に賛成ですか、それとも反対ですか。


 ちょっと、考えてみて下さい。


 
 では、調査結果をみてみましょう。

 何と減反政策を見直すべきだと答えたのが、85%。それに対し減反政策
を続けるべきだと答えたのがたった3%。

 減反政策は、全くといっていいほど支持されていないということですね。

 減反政策なんか止めてしまえと。


 皆さんも、同じような考えでしょうか。

 では、どうして減反政策に反対するのでしょうか。


 減反政策を見直すべきだと答えた人の理由を多い順に見てみましょう。

 1.世界的に食料が足りないから
 2.農業の生産性を上げるには生産量の拡大が必要だから
 3.飼料用のコメやパンなどに使う米粉の生産を増やせばいいから
 4.政府がコメの生産量を規制するのはおかしいから
 5.生産量を増やせばコメの値段が安くなるから



 やっぱり、予想通りです。


 世界中でコメ不足が生じている。

 それなのに、減反政策でコメの生産を抑えているのはおかしい。


 そういう発想だと思います。


 でも、悪いのですが、これ、認識不足です。

 日本は、基本的にコメ不足が起きていません。コメは過剰気味です。で、
その結果、コメの価格が低迷して、農家は儲けが出せないのです。

 だから、減反政策という手段で生産量を調整し、価格を維持しようとして
いるのです。


 この意味で、もし5の「生産量を増やせばコメの値段が安くなるから」と
考えた人は、一応筋は通っているということになるのです。

 でも、コメの値段がこれ以上下がると、それこそ農家はコスト割れにな
り、日本の農家は壊滅的な状態になる可能性があります。

 
 いずれにしても、世界的に食料が足りないことと我が国の減反政策には
あまり関係がないのです。

 どうしてでしょうか。

 我が国が、減反政策を見直して、コメの生産量を増やしたとします。

 先ほど言ったように、国内のコメの価格は、それによって低下するでしょ
う。

 しかし、それでもなお、我が国のコメの価格は群を抜いて高いので、開発
途上国の人々が日本のコメを買うことなど困難なのです。


 また、仮に、開発途上国の人々が購入できる国際価格並みに日本のコメの
価格が下がったとすれば、今度は、日本の農家が原価割れを起こし、二度と
コメを作ることはなくなるでしょう。

 
 「農業の生産性を上げる」ために減反政策を見直すことが必要だという
考えは、どうでしょうか。

 確かに、農地を集約化することで、生産性を上げることが少しは可能か
もしれませんが、そうしたことでアメリカ並みの生産性に達することは不
可能でしょう。

 だから余り意味はありません。

 
 このように、国民の多くは、現在の農業問題を正しく理解しているとは
思えないのです。

 しかし、世界的な食糧不足が叫ばれると、本能的に、農業を重視すべき
だということになり、従って、農業生産を抑制する減反政策はおかしい、
という
結論に達するのだと思います。

 で、マスコミも、あまり深く考えもせず、そうした論調を支持しがちで
す。

 その方が、視聴率が稼げるからでしょう。



 でも、それでは本当の解決にはつながりません。




 以上


 皆さんからのご意見を待っています。


 どんな意見でも結構です。
 ↓↓↓

 発行者メールアドレス:cute@columnist-seiji.com 


 

 以上









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地球温暖化対策について(その10)
==================================

 地球温暖化対策の一つに、 二酸化炭素を地下深く貯留するという
アイデアがあります。

 私、このアイデアについて、まともに考えていませんでした。

 それは、二酸化炭素を地下深く送り込むには、そのためのエネルギー
が必要になり、とてもペイすることはないと考えていたからです。

 ただ、そのことは、仮に、技術が進歩し、あまりコストもかけずに
二酸化炭素を地下深く貯留することができるのであれば、反対すること
もないな‥ということを意味していました。


 でも、態度を改めます。

 それは、二酸化炭素の貯留は、恐ろしい惨事を招く恐れがあるからで
す。

 というのは、もし、大量の二酸化炭素を地下深く封じ込めた地域があっ
たとして、それが、地震か、何かの原因で封じ込められたはずの二酸化炭
素が地上に噴出されると、酸欠状態が発生し、生物が呼吸をすることがで
きなくなる恐れがあるのです。



 そういうリスクについて、科学者は殆ど説明しません。

 

 以上



 


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編集後記
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 九州では雨が続いていますが、皆様の地域では如何ですか。

 本当によく降ります。

 でも、これだけ降っても、日本ではすぐ海に流れ込んでくれるので、
洪水が長く続くことは殆どありません。

 それからすると、アメリカは大変ですよね。

 でもって、山火事がまら起きているようです。

 皆さんも、災害には注意して下さい。
 
 


 では、次回まで





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 経済ニュースゼミは、『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ 
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 配信中止: http://www.mag2.com/m/0000143981.htmから。

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