経済ニュースゼミ(第467号、2008,6,18 )
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経済ニュースゼミ (第467号) 2008年6月18日
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こんにちは、seijiです。
テレビを見ていると、イカ釣り漁船が一斉休業だと言っています。
食品の話題は、我々の関心を駆り立てます。
で、話を聞いていると、日本人が一番食べているのが、イカだと
か。
そんなに食べていないような気がするのですが‥。
ということで、少し調べていると、どうも地域差が大きいようです。
北の方が消費量が大きく、九州は少ないような‥。
それに、加工品として食べている量も含まれるといいますから‥。
ブログでは、エール大学の浜田宏一教授の考え方についてコメントして
います。
「浜田宏一教授の考え方」
↓↓↓
http://blog.livedoor.jp/columnistseiji/
では、経済ニュースゼミを始めます。
<本日のメニュー>
1.経済ニュース解説(イカ釣り漁船が休業)
2.地球温暖化対策(その8)
3.編集後記
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経済ニュース解説(イカ釣り漁船が休業)
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燃料費の高騰で、全国の小型イカ釣り漁船約900隻が本日から操業の一斉
停止に入っています。
漁船の燃料となるA重油の価格が、4年前の2倍以上になっているという
のです。
皆さんは、イカが好きですか?
好きではないという人にとっては、あまり関心を引かないかもしれません
が、イカは大好きという人にとっては、今回の出来事、ちょっと気になりま
すよね。
これからも大好きなイカが食べれるのだろうかと。
ということで、本日は、イカ釣り漁について考えてみます。
重油の価格が上昇し、コストが上がるのは理解できますよね。
で、もし、皆さんが漁師さんだったら、どうするでしょう。
「どうもこうも‥、イカの値段が上がってくれないと、採算がとれない
のでしょ?」
そうです。
ただ、重油の値段が上がっても、それに見合ってイカの値段も上がって
くれれば漁師さんの生活が苦しくなることはありません。
でも、イカの値段は上がらないのです。
だから、操業停止して苦しい状況を訴えているのです。
「でも、魚の値段って、上がったり下がったりするじゃない。そうそう、
鰯が千円にもなったことがあったじゃないの」
そうですね。
2年ほど前には、鰯が取れなくて1匹千円にもなり、ニュースになりま
した。
「鰯が千円になるのだから、イカが千円になってもいいのじゃない」
そう、そういう理屈もあるでしょう。
でも、鰯が千円になったのは、鰯が取れなかったからです。
鰯が不漁でなかなか手に入らない。
でも、鰯が大好きな人がいて、どうしても食べたい。
だから、値段が上がるのですね。
しかし、今、イカが不漁というわけではないのです。
だから、なかなか値段が上がりません。
「それでも、高い値段をつけてみたら?」
でも、そんなことをしたら、他のものを買うだけの話でしょう。
イカがこんなに高いなら、タコにしよう、とか、マグロにしようとか、
鯛にしようとか。
「じゃあ、イカを沢山獲らずに、少しだけ獲ってきて市場に流せば?」
そうですね。供給を制限してしまうのですね。
要するに、人為的に品不足の状態を作り出すと。
そうなると、確かにイカの値段は上がるでしょう。でも、いくら値段が
上がっても、数が限られているので漁師さんたちの収入が増えるとは限り
ません。やはり、採算割れは続くでしょう。
ということで、重油価格の上昇で、イカ釣り漁はなかなか採算を取るの
が難しくなってしまいました。
何か良い方法はないのでしょうか。
一つは、既に実施しているところもありますが、集魚灯をLEDの集魚灯に
することです。
皆さん、イカ釣り船というのを見たことがありますか。
船の甲板は集魚灯だらけです。
闇夜に煌々と灯りがともり、そこにイカたちが集まってくるのです。
で、イカ釣り漁船が消費する燃料のうち約2/3は集魚灯を光らせる発電機
のために費やされているというのです。
そして、これらの裸電球は、四方八方に光を放っているのです。
そのため、強烈な光を放つ強烈な集魚灯(漁火)も、実際に海面に届くの
はその10%程度にすぎないとも言われています。
ああ、なんともったいないことか。
非常に無駄なエネルギーの使い方をしているのですね。
でも、そうしたやり方に慣れているため、今更、明かりを絞ったり暗く
したりすると、漁獲高に響くと考えるのでしょう。
ここは一つ、効率のいい集魚灯を工夫してみては如何でしょう。
地球温暖化対策にもなりますし。
以上
皆さんからのご意見を待っています。
どんな意見でも結構です。
↓↓↓
発行者メールアドレス:cute@columnist-seiji.com
以上
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地球温暖化対策について(その8)
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インドの特使が、日経新聞の会見に応じ、温暖化対策としての削減目標
の設定に反対すると言明しています。
皆さん、こうした途上国側の態度、どう思いますか。
その前に、インドは、どの程度二酸化炭素を排出しているのでしょうか。
2005年時点で、全世界の4%程度だとされています。まあ、日本と似た
ようなもののようです。
日本も努力すべきだが、インドも努力すべきだとお考えでしょうか。
でも、インドも努力しないとは言っていないのです。
「インドも温暖化対策に貢献する用意がある」と表明しているのです。
では、削減義務も受け入れたらいいのに、そう、貴方は思いませんでし
たか?
努力はする。しかし、削減義務は受け入れない。
どうしてでしょうか。
二酸化炭素の排出量が我が国と同じ程度だとしても、インドの人口は、
我が国の約10倍。そこがポイントです。
インドの特使は言います。
「国民1人当りの温暖化ガス排出量が先進国の水準を上回らない」ことが
政府の基本方針だと。
いくら、削減義務を受け入れないからといっても、人口1人当たりにすれ
ば、はるかに少ない量しか排出しているわけではないのだから、先進国側
からとやかく言われたくはない、ということのようです。
これ、結構、説得力がありますよね。
でも、アメリカはこうした途上国側の言い分を聞く耳は持っていないよ
うにみえます。
以上
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編集後記
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イカ釣り漁船ですが、私が住んでいる街の近くに港があり、イカ釣り漁
船が停泊しています。
あれ、本当に強烈な灯りを放つのですよね。
飛んで火にいる夏の虫、とでも言うかのように、そうした漁船が海面に
溢れ、灯りを競っているかのようです。
そうしないと、イカが集まってこないかもしれないからと。
でも、それ、本当にエネルギーの無駄遣いです。
マスコミの報道も、そういうところも突っ込んでやって欲しいと思いま
す。
皆で、エネルギーの効率的な使い方を追求すれば、重油価格高騰の重み
ももう少し緩和できるはずです。
それに漁獲量の制限もしたら如何でしょうか。
では、次回まで
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