2008/12/26
ERINAのメルマガ◆北東アジアウォッチ No.104 2008.12.26
2008年12月26日発行 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ERINA 〓〓〓 ERINAのメルマガ◆北東アジアウォッチ No.104 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ▼ INDEX ▼ □ NEAヘッドライン □ ■ ロシア極東情報 ■ 中国東北情報 ■ モンゴル情報 ■ 対岸ビジネス情報 □ エリナ・レター □ □ ERINAインフォメーション □ ■ 「2009北東アジア経済発展国際会議イン新潟」を開催します。 ■ 「平成20年度第7回賛助会セミナー」を開催します。 ■ ERINA Report Vol.85 を発行しました。 ■ ERINA Discussion Paper 0804を発行しました。 ■ ERINA REPORT編集委員会では投稿をお待ちしています。 ■ ERINA 賛助会員・購読会員のご案内 -------------------------------------------------------------------------- 昨夜、クルマの給油をし、ガソリンの値下がりを実感したばかりですが、油価 の下落や世界金融危機の影響に関連するニュースがこのメルマガでも目立って多 くなっています。2008年のキーワードは「変」。実感としてはChangeよりも Confuseな1年でした。2009年はどんな年になりますやら。次回の発行は年が明け て16日となります。(編集長) -------------------------------------------------------------------------- ■■■ NEAヘッドライン ■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □■ ロシア極東情報 ■□ ▼ サハリンのバラを日本へ ▼ サハリン州のアレクサンドル・ホロシャビン知事は、費用7.7億ユーロの農業 特区の建設プロジェクトの実施でサハリン自治体クラスター社を支援するよう、 知事官房に指示した。このプロジェクトの第1段階では、総面積約10ヘクタール の優良種のバラ栽培用の温室がドリンスキー地区とティモフスキー地区に建設さ れる計画だ。これらの施設の建設費は3,000万ユーロと試算されている。農業ク ラスターの建設はアグリソブガズ社が請け負い、発電設備はGeneral Electric社 が納入し、技術と種苗はドイツのRosen Tantau供給する。サハリン州行政府の発 表によると、建設費の調達には予算外財源が使われる。バラの出荷は、2009年上 半期に日本向に始まる予定。 (ハバロフスク版コメルサント・デイリー12月16日) ▼ ALROSAがデビアスの元社員を販売戦略立案者に採用 ▼ ロシアの国営ダイヤモンド会社ALROSAは、このところ大幅に落ち込んだダイヤ 原石の販売を軌道に乗せようとしている。コメルサント紙が入手した情報による と、ALROSAは新しい販売戦略策定者として、デビアスで最近までロシア原料調達 責任者だったマイケル・ブルカー氏を採用した。このような人事の効果について 専門家は懐疑的だ。ALROSAにとって危機の際の最大の顧客はゴフラン(ロシア連 邦国家貴金属・宝石備蓄機関)であり、このような取引の情報は国家機密の部類 に属するため、外国人がそれにアクセスすることは不可能だからだ。 ALROSAはこの2年間、新しい販売戦略の策定を進めている。2006年1月、欧州委 員会はALROSAとデビアスに2009年まで取引関係を中断するよう義務付けた(それ まで、ロシア産ダイヤ原石の販売量の半分以上をデビアスが買っていた)。これ までALROSAは、デビアスの代わりとして、世界のダイヤモンド研磨加工会社のな かから長期顧客グループを作り、自社のダイヤ原石の60〜65%をそこに販売する ことを検討していた。ところが、金融危機によってこのプランは本質的な修正が 必要になった。 米国でのダイヤモンド製品の販売の落ち込みによって、世界市場のダイヤ原石 の需要は大幅に下落した。この状況で、ALROSAが販売できたのは提示したロット の半分以下だった。現在、市場にダイヤ原石が過剰に供給されていることで状況 が悪化し、銀行は研磨業者の巨額の債務のために彼らへの融資を拒否している。 11月半ば、世界ダイヤモンド取引所連盟は、ダイヤモンド採掘会社に世界市場へ の原石の供給量を制限するよう呼びかけた。ALROSAはすでに来年の供給量の3割 カットを発表した。ロシアダイヤモンド研磨業者協会のアララト・エボヤン副会 長は、この状況で、ALROSAの流動性を維持するための唯一の解決策となりうるの が、ゴスフォンド(ロシア連邦国会貴金属。・宝石基金)向けのダイヤ原石の調 達に財務省が資金を割り当てることだという。年内に財務省がこの目的で3億ドル を拠出するとみられている。 一方、財務省はコメルサント紙に対し、デビアスの元社員のALROSAでの採用に ついては承諾していない、と伝えた。(コメルサント・デイリー12月17日) ▼ 沿海地方でガソリンが大幅値下がり ▼ 連邦反独占局沿海地方支部のウラジミル・タランツェフ支部長がウラジオスト ク市でのブリーフィングで述べたところによると、沿海地方のガソリンスタンド の自動車用燃料の価格が、この2カ月で平均7%下がり、もっとも一般的なAI-92 ガソリンの平均価格は12月1日現在で25.03ルーブルとなった。 「値下がりは連邦反独占局が国内の大手石油会社の大規模な調査を始めて以降、 始まった。まず燃料の卸売値が下がり、その後小売値が下がった」と、タランツェ フ支部長は説明した。 それによると、今年10月以降、沿海地方では自動車用燃料の小売値の緩やかで 体系的な下降が進んでいる。例えば、沿海地方の大手自動車用燃料販売者、プリ モルネフテプロダクト(アリヤンス傘下)はAI-76ガソリンの価格を1.77ルーブル (7.3%)下げて23.5ルーブルに、AI-92ガソリンを2.03ルーブル(7.4%)下げ て25.8ルーブルに、AI-95ガソリンを2.06ルーブル(7.2%)下げて29.09ルーブ ルにし、ディーゼル燃料を1.84ルーブル(7.76%)値下げした。 RNボストクネフテプロダクトは自動車用燃料全種を2.3ルーブル値下げした。 沿海地方の239カ所のガソリンスタンドのうち、111がプロモルネフテプロダクト、 32がボストクネフテプロダクトに属し、残りは独立業者が経営している。 例えば、製油所があるハバロフスク地方では、AI-92の平均価格は1リットル 25.41ルーブル、アムール州では25.5ルーブル、サハリンでは28.33ルーブル、 チュクチでは40.75ルーブル。AI-92ガソリンの極東連邦管区内の平均価格は30.47 ルーブルだ。 タランツェフ支部長によれば、沿海地方には製油所がなく、燃料はすべて外か ら持ってくるため、輸送コストが小売値の上昇を促進している。 (ノーボスチ・ロシア通信社12月18日) ▼ 政府、自動車輸入関税引き上げ抗議デモ隊を鎮圧 ▼ この土・日にロシア全土で外国車の輸入関税の引上げに対する抗議デモが実施 された。政府は、1週間前のような大規模なデモが起きないよう、あらゆる対策 を講じた。例えば、ウラジオストク市では、デモ隊に対処するべく、モスクワ郊 外の特別任務民警支隊(OMON)Zubrが投入された。この隊員たちは警棒で無差別 に人々を殴打した。しかし、デモ隊は経済的要求にとどまらず、政府の退陣を要 求する類の政治的スローガンを掲げた。 ウラジオストク市では外国車輸入関税の引き上げへの反対デモが、警察によっ て厳しく鎮圧された。その前の土日に、約3,000人が市内の通りに出て幹線道路 を封鎖し、空港を占拠しようとしたためだ。デモの組織者によれば、1月10日に プーチン首相の決議が発効すれば、最大で10万人のウラジオストク市民が失業す るという。 12月20日、ウラジオストク市の中央広場には約500人が集った。デモにはリー ダーがおらず、誰も一言も発しなかった。拡声器を通して歌が流され、デモ隊は 「どれだけ耐えればいいのか?」、「政府は退陣を」などのというプラカード掲 げていた。警官たちは、このデモは無許可だといって解散するよう要求したが、 それが拒否されると、デモ隊を広場から追い出し始めた。21日には市内の中央広 場に約300人が集ったが、警察はいっそう厳しい対応を取った。ピケ隊は警官を 刺激しないようにしていたが、バスからはモスクワ郊外の特別任務民警支隊Zubr が出てきて人々を捕え始め、抵抗するものは警棒で殴打した。 国営テレビ局のVGTRK、TVC、NTVの撮影クルーが拘束された。日本のNHKのカメ ラマンはビデオカメラを壊された。写真を撮っていた本誌記者の一人(女性)は 頭部に警棒を受けた。 ウラジオストク市での抗議デモの組織者は、12月28日に次の集会を予定してい たが、すでに計画の中止を発表した。 ユジノサハリンスク市のデモには約600人が参加し、約3時間に及んだ。輸入関 税引き上げへの抗議デモは、カザン、ベルゴロド、エカテリンブルグなど、ロシ アの他の都市でも起きた。モスクワでは、デモ参加者の約20名が拘束された。ノ ボシビルスクでは約200人が集会に参加した。サンクトペテルブルグではピケ隊が 「ウラジオストクよ、俺たちがついてるぞ」、「関税引き上げで国民を苦しめる のはもう止めろ」などのプラカードを掲げた。カリーニングラード市では、約300 人が集会に集った。ハバロフスク市の抗議行動は非常に独創的だった。デモの組 織者たちは4万ルーブルで白いジグリを数台購入し、当初は火をつけて、その残 骸をプーチン首相に贈ることになっていた。しかし、予定は変更され、自動車は 車体に紅いペンキで「ハバロフスク市民からプーチン首相へプレゼント」と書か れ、希望者がプーチン首相とメドベージェフ大統領に宛てたメッセージをマーカー で寄せ書きできるよう、鉄道駅に持って行かれた。プレゼントのジグリは与党 「統一ロシア」ハバロフスク支部の本部長者前に置かれ、約2,000人が参加して 抗議が行われた。(ハバロフスク版コメルサント・デイリー12月24日) □■ 中国東北情報 ■□ ▼ 新潟県上越市が琿春市に食用牛の養殖方法などを伝授 ▼ 11月13日、琿春市畜牧業管理局の要請を受け、新潟県上越市役所国際交流室渡 辺由美子室長ら3人が琿春市を訪問し、日本現代食用牛の飼育および牛肉加工の 技術を伝授した。 近年、琿春市は延辺州黄牛養殖業界のリーダーとなりつつある。今回、琿春市 の高級食用牛の飼育と牛肉加工の技術をレベルアップするため、琿春市畜牧業管 理局は、上越市の和牛飼育専門家を琿春市に招き、黄牛養殖基地にて和牛の飼育 および牛肉加工の技術を伝授してもらった。 渡辺室長によると、1994年に上越市と琿春市は友好都市となり、良好な協力関 係を結んだ。とりわけ、牛の飼育が琿春市牧畜業の主導産業となった以降、両市 の協力関係はいっそう緊密になった。延辺州の黄牛品種は非常に良く、飼育技術 や加工技術の改善によって、その肉質は日本の和牛と競り合えるほどのものにな れる。(図們江報11月14日) ▼ 内モンゴル包頭市に風力発電産業クラスター形成 ▼ 内モンゴル包頭市の風力設備製造システムは研究開発から製造、組み立て、投 資という産業チェーンと産業クラスターが形成されている。関係者によると、包 頭市は「11−五」の間に200万キロワットの風力プロジェクトを建設し、150万キ ロワットの風力発電設備を生産投入する見込みだ。このプロジェクトは包頭市電 力設備の15%を占める。 包頭市の風力発電プロジェクトは、風力発電設備製造の急速な発展を促進して いる。包頭市の北方重工集団の子会社、瑞能北方風力電力設備有限公司は2007年 1月に正式に設立され、年間400台、2兆ワットの風力発電機を設計・生産している。 年間販売額は58億元に達している。北方重工集団の風力電気設備は性能、質量、 価額の面で中国のハイレベル製品となっており、風力発電機生産クラスターの形 成に寄与している。 包頭希土技ハイテク開発区にある金鳳科学技術、中航恵騰、上海永安内蒙古風 力電力設備産業パークは、中国における初の風力発電力設備の産業パークである。 部品から組み立てに至る生産過程がこのパーク内で完成され、風力電力設備の生 産は年間100万キロワット、これまでに40台の風力発電設備を組み立てた。 2008年9月、内モンゴル最大の風力発電タワー製造基地、包頭北方創業鋼結構 有限公司の第一次工事が完成した。このプロジェクトは5億元が投資され、年間 1,000基の風力発電タワーの生産能力を持っている。(内蒙古日報12月1日) ▼ 日本・東京に大連(日本)ソフトウェアパークが設立、運営 ▼ 12月3日、大連(日本)ソフトウェアパークが東京にある住友ビルに設立され、 正式に運営が始まった。現在35の会社が入居している。同パークは、中国の都市 が海外で設立した最初のソフトウェアパークで、大連のソフトウェア・アウトソー シングサービス業の発展と日本との連携がいっそう強化されたことを示すものと なっている。同パークは大連市人民政府と大連ハイテクパーク管理委員会によっ て設立されたものであり、オフィス面積は1,000平方メートルあまりにのぼる。 (遼寧日報12月5日) □■ モンゴル情報 ■□ ▼ ガソリンの値下げから、その他の値下げも期待 ▼ 世界市場の石油製品の価格下落の恩恵を、モンゴル国民も少し遅れて享受して いる。12月16日だけで、自動車用ガソリンとディーゼル油の小売値は平均で1リッ トルあたり200トゥグル値下がりした。現在、すべてのガソリンスタンドで、AI-92 ガソリンは1リットル1,190トゥグルグ、ディーゼル油は1,440トゥグルグとなっ ている。 この措置は、もっと大幅な値下がりを予想した多くの人々の期待に沿わなかっ た。彼らは、小売値は400ルーブル安くなるはずだと考えており、それは専門家 の試算で裏付けられている。それでも国民は、連動して食料品や大衆消費財、公 共交通機関の運賃の値下げがあるのではないかと、200トゥグルグの値下げに大 きな期待をかけている。(MONTSAME 12月17日) ▼ 外資系金採掘会社が労働者を大量解雇 ▼ 多数のモンゴル人労働者が解雇通知を受け取った。 モンゴル北部のセレンゲ県で金採掘に従事しているカナダ資本のボロー・ゴー ルド社は、現在の鉱床の資源を採掘し尽くしたとして、大量解雇に踏み切った。 労働組合は、この解雇で鉱山労働者の利益が侵害されるとして、解雇者全員に 年収に相当する手当を支給するよう経営陣に要求している。ボロー・ゴールド経 営陣は労働組合の要求を受け入れなかっただけでなく、この事態を公表せず、マ スコミにも訴えないよう、組合に圧力をかけた、労働組合関係者はウランバート ル市で開かれた記者会見で、ボロー・ゴールド経営陣が自分たちの要求を呑むま で、要求をいっそう強めていくと宣言した。 ボロー・ゴールドはモンゴル政府との投資契約の調印の際に、当該鉱床は15年 活動するだけの埋蔵量があると保証していた。ところが、同社は5年で約40トン の金を採掘し、資源を掘りつくしてしまった。専門家たちは、ボロー・ゴールド は投資契約でモンゴル政府から提供されたすべての特権を最短期間で利用するこ とに全力を傾けるだろうと警告していたが、こうしてそれは現実となった。 (MONTSAME 12月16日) ▼ 首都の新市長と議長が任命される ▼ モンゴルのN.エンフバヤル大統領は12月16日、新たに選出されたウランバート ル市議会のT.ビレグト議長、および新たに任命されたG.ムンフバヤル市長と会見 した。 エンフバヤル大統領は彼らの就任を祝い、ウランバートルの発展のための作業 が成功するよう祈念した。 ビレグト議長はこの会見に対して大統領に謝辞を述べ、新世紀のウランバート ル市の発展に積極的に取り組むことを約束した。ムンフバヤル市長は、首都の法 律の整備と、大統領の外遊時に決定された事項の具体化、モンゴルの国家発展戦 略に即したウランバートルの発展の計画立案に専念すると明言した。 (MONTSAME 12月16日) ▼ モ・ロ合弁企業創立30周年 ▼ 12月14日、モンゴル・ロシア合弁の採鉱・選鉱会社エルデネトは創立30周年を 盛大に祝った。モンゴルのエンフバヤル大統領は、ロシア人職員も含め、全社員 に祝辞を述べ、メダルと勲章を授与した。創立30周年の関連行事にはアルタンフ ヤグ第1副首相、ナランフー議員、スガル国家資産委員会議長なども出席した。 エルデネト社は現在、世界の銅の7%、モリブデン精鉱の5%を産出している。 世界市場での銅価格の下落にもかかわらず、職員は社内準備金を危機克服に使う 意向だ。(MONTSAME 12月15日) ▼ モンゴル国防省一行が北朝鮮を訪問 ▼ モンゴル国防省の代表団(団長:M.ボルバートル国防次官)が、北朝鮮人民武 力省の招請で北朝鮮を公式訪問した。 代表団は北朝鮮国防委員で人民武力相のキム・イルチョル次帥と会談し、両国 の軍事交流について話し合った。モンゴル代表団は、パク・ジェゲン人民武力省 次官とも会談し、協力について意見交換した。 公式訪問中、「モンゴル国防省と北朝鮮人民武力省の協力に関する協定」が仮 調印された。これにより、伝統的な友好関係を持つ両国間で10年以上途絶えてい た軍事関係が復活するための法的基盤ができる。 ボルバートル国防次官はキム・イルチョル人民武力相との会談で、両大臣のレ ベルでの建設的協力メカニズムの整備について言及した。 (MONTSAME 12月11日) □■ 対岸ビジネス情報 ■□ ▼ 敦賀と中国・琿春市 定期航路開設へWG ▼ 中国・吉林省琿春市の姜虎権市長ら一行が8日、敦賀市の河瀬一治市長を表敬 訪問した。ロシア・トロイツァ(旧ザルビノ)港など北東アジア沿岸の港と敦賀 港を結ぶ定期航路開設に向け、近く両市でワーキンググループ(WG)を設立する ことで合意した、 この日は、姜市長や同市の航路関係の担当者のほか、トロイツァ港のあるロシ ア・沿海州立法会議のテキエフ副議長も一緒に訪れた。姜市長は「新航路開設は わが市の最重要課題。鳥取県・境港も候補にあるが、背後に中京・関西という大 きな経済圏を抱える敦賀の方が断然ふさわしい」と発言。これから双方の港でど んな物資を扱えるかを把握し、整合性を取った後、船会社などに働き掛けていく という。(福井新聞12月9日) ▼ 大連に商品開発拠点 YKK AP、来年度設置 ▼ YKK APは第3次中期経営計画(平成21〜24年度)をスタートさせる来年度、中 国・大連市の現地法人「YKK AP大連社」に「開発センター」(仮称)を設ける。 樹脂サッシの需要増に対応し、商品開発力を強化する。開発の総拠点と位置付け る黒部事業所の担当者と連携を取りながら、大連社では、より現地の環境に即し た商品開発を進める。 中国政府の省エネルギー政策によって、断熱性・機密性に優れた高機能、高品 質の建材商品が求められる中、樹脂サッシ製造の大連社は13年度に本格稼働。売 上高は16年度が約1千万ドル、20年度は約2千万ドル(見込額)と順調に伸びてい る。スタッフには現地の人材を積極的に登用するほか、増員も検討している。 (北日本新聞12月10日) ▼ 沿海地方の新聞・テレビが取材 貨客船就航控えPR(鳥取) ▼ 境港と韓国・東海、ロシア・ウラジオストクを結ぶ定期貨客船が来年2月から 就航するのを前に、ロシア沿海地方の新聞とテレビの関係者が、9日から鳥取県 内の観光地の取材を始めた。 ロシアのマスコミ関係者の訪問は、今年9月にウラジオストクで開かれた「北 東アジア地域国際交流・協力地方政府サミット」で、平井伸治知事が呼び掛けて 実現。地方紙「ウラジオストク新聞」とテレビ局の「PTR(ペー・テー・エル)」 「OTB(オー・テー・ベー)」の3社の記者やカメラマンなど計9人が8日、来県し た。取材内容は今週中にも紙面や映像で、人口約195万人の沿海地方に流される。 (山陰中央新報12月10日) ▼ 留学生、企業面談熱心に 北陸3県50人 ▼ 外国人留学生のための合同企業説明会が11日、富山市内のホテルであった。中 国人留学生を中心に、2010年4月に就職を予定する北陸3県の学部生、大学院生約 50人が人事担当者と面談した。 日系企業で活躍する優秀な人材の育成を目的とした国のアジア人財資金構想の 一環。中部経済産業局と北陸経済連合会が共催した。企業側は富山、石川に本社 や製造拠点を持つYKK、トナミ運輸、三谷産業、タカギセイコー、日華化学、リッ チェル、大同産業CDLの7社が参加。同構想は2年目で、北陸では金沢大、富山大、 北陸先端科学技術大学院大の3校が参加している。(北陸中日新聞12月12日) ▼ 北東アジア物流網実現なら本県の輸出194億円増 敦賀で環日本海勉強会 ▼ 国土交通省国土交通政策研究所が主催する「環日本海経済圏」勉強会は10日、 敦賀市で開かれ、県や市の港湾関係者らが参加した。北東アジア国際フェリー網 やシベリア鉄道を利用する構想などが整備されれば、国内に年間1千億円の経済 効果が生まれると予測した。 西川健・同国土交通研究所長らが、北東アジアと極東ロシアからなる環日本海 経済圏での港湾物流調査結果を報告した。地域別の輸出入の影響では、本県の輸 出は194億円(新潟265億円)、輸入は184億円(同336億円)の増加が期待できる と推定。産業別では、加工組立型の製造業の生産が増加し、電気機械や一般機械、 自動車、精密機械などの分野に可能性が高いと分析している。 (福井新聞12月12日) ▼ ダイエンジニアリング 中国進出を本格化(富山) ▼ 真空ダイカスト鋳造用の真空バルブ開発・販売のダイエンジニアリング(富山 市、森川巌社長)は中国への進出を本格化する。平成21年には、遼寧省撫順市に ある合弁会社「撫順永信圧鋳有限公司」の新工場の建設に取り組むほか、上海市 に営業拠点を設ける。ダイカスト鋳造が盛んな中国市場で、自社の独自技術の提 案や製品の売り込みを図る。 真空ダイカスト鋳造は金属を流し込むと同時に、ポンプで鋳造内部を吸引。ガ スを取り除き、真空状態を作ることで不良品の発生を抑え、品質改善につなげて いる。製品のバルブやポンプは自動車関連メーカーを中心に国内や米国、韓国、 タイなど8カ国約200社に納入した実績がある。(北日本新聞12月12日) ▼ 新潟駅−新潟空港 来春から全便直行バス ▼ JR新潟駅と新潟空港の「空港アクセス」改善の一環として、県と新潟市は16日、 上越新幹線ホームに近い同駅南口と空港間を結ぶノンストップバスを来年4月か ら運行すると発表した。飛行機の発着時間に合わせて約20分間隔で運行、利便性 の向上を図る。 バスは、国道113号線を経由し両区間(9.1キロ)を約25分で結ぶ。運賃は370〜 400円程度となる見通し。南口発は1日33便。空港発は同32便を予定している。新 型バスを4台導入し座席をグレードアップ、不足が指摘されていた荷物置き場も 拡充する。南口周辺では現在、屋根付き高架歩道を整備中で、悪天候でも鉄道か らの乗り換えがスムーズになるという。新潟交通が運行し、県と市は2008年度に 約1,000万円、09年度に約7,000万円を助成する方針。(新潟日報12月17日) ▼ ウォン安、ソウル便直撃 韓国人客が大幅減(秋田) ▼ 韓国ウォンの大幅下落により、一時は上向いたソウル便の搭乗率が再び低迷し ている。来年4月以降もソウル便を存続させたい県にとって痛手となっているほ か、韓国人旅行客をターゲットにしている県内の宿泊施設やレジャー施設にも大 きなダメージを与えかねない。 昨年11月に約100人の韓国人の宿泊があったホテルタザワ(仙北市)では、「先 月の宿泊客はゼロに近い状態。今月もほとんど予約は入っていない」という。県 がまとめた11月の県内空港利用状況によると、ソウル便の搭乗率は53.6%と、11 月としては2004年11月の50.3%に続く低さで、8カ月ぶりに60%を割り込んだ。 大韓航空秋田支店は、日本人利用者を増やして韓国人客減をカバーしようと奔走 しているが、「少なくとも来年6月まではウォン安が続くだろう」とみている。 (秋田魁新報12月17日) ▼ 新潟東港新岸壁09年度着工 沖待ち解消に期待 ▼ 岸壁が混雑し船舶が沖合で着岸を待つ「沖待ち」が問題となっている新潟東港 (新潟市、聖籠町)で、新たなコンテナ岸壁が2009年度に着工されることになっ た。総事業費は77億円で、うち十数億が国の09年度予算案に盛られることが18日、 分かった。11年度中に完成の予定だ。 新設される岸壁は延長250メートル、水深12メートル。現在の東港西埠頭地区 の西側隣接地に建設する。09年度は港内の掘削や、岸壁用地整備などを進める。 完成すると、同時に着岸できる船舶が2隻から3隻に増える。総事業費77億円のう ち国直轄の港湾整備費は54億円。県などによるコンテナ置き場などの周辺整備費 が23億円。(新潟日報12月19日) ■■■ エリナ・レター ■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ▼ 伊藤庄一 『米国民主主義に学びたい』(新潟日報12月16日) ▼ 穆尭芋 『金融危機生かし底力発揮を』(新潟日報12月23日) エリナレターは⇒ http://www.erina.or.jp/jp/Appear/letter/index.htm ■■■ ERINAインフォメーション ■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □■ 「2009北東アジア経済発展国際会義イン新潟」を開催します。 ■□ ○日 時 2月16日(月)〜17日(火) ○場 所 朱鷺メッセ (新潟市中央区) 詳細は⇒ http://nice.erina.or.jp/ □■ 「平成20年度第7回賛助会セミナー」を開催します。 ■□ ○日 時 1月19日(月) 14:00〜16:00 ○場 所 万代島ビル11階 NICO会議室 (新潟市中央区) 詳細は⇒ http://www.erina.or.jp/jp/Events/index.htm □■ ERINA Report Vol.85 を発行しました。 ■□ 詳細は⇒ http://www.erina.or.jp/jp/Library/er/index.htm □■ ERINA Discussion Paper 0804 「東アジア経済統合と米国の対東アジア通商政策」を発行しました。 ■□ 詳細は⇒ http://www.erina.or.jp/jp/Research/dp/index.htm □■ ERINA REPORT編集委員会では投稿をお待ちしています。 ■□ 投稿規程は⇒ http://www.erina.or.jp/jp/Library/er/index.htm □■ 賛助会員・購読会員のご案内 ■□ 賛助会員制度は、ERINAの設立目的・事業活動に賛同される方々から積極的に ご支援・ご協力をいただくとともに、ERINAの事業やその成果を活用していただ くための制度です。 購読会員制度は、個人の方を対象に、ERINAの定期刊行物等をお届けするサー ビスです。 いつでも受付しています。ぜひご加入ください。 詳細は⇒ http://www.erina.or.jp/jp/Member/index.htm --------------------------------------------------------------------------- ご意見・お便りをお寄せください。 e-mail:info-m@erina.or.jp --------------------------------------------------------------------------- ■ 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