2008/09/26
ERINAのメルマガ◆北東アジアウォッチ No.98 2008.9.26
2008年9月26日発行 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ERINA 〓〓〓 ERINAのメルマガ◆北東アジアウォッチ No.98 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ▼ INDEX ▼ □ NEAヘッドライン □ ■ ロシア極東情報 ■ 中国東北情報 ■ モンゴル情報 ■ 対岸ビジネス情報 □ エリナ・レター □ □ 北東アジア情報ファイル □ □ ERINAインフォメーション □ ■ 『日露エネルギー・環境対話 in 新潟』を開催します。 ■ 『平成20年度第5回賛助会セミナー』を開催します。 ■ 『第5回北東アジア国際観光フォーラム in ウランバートル』 を開催します。 ■ (出捐団体)富山県『NEAR 2008 in とやま』のお知らせ ■ 「ERINA出前教室」の申し込みを受は付けています。 ■ ERINA REPORT編集委員会では投稿をお待ちしています。 ■ ERINA 賛助会員・購読会員のご案内 -------------------------------------------------------------------------- サブプライムローン問題に端を発した米国金融危機ですが、ロシア・ウラジオ ストクで自動車ローンの話を聞きました。中古でも新車でも日本の1.5倍の値で 売れる日本車ブームの背景の一つに、特異なローンの仕組みがあるというのです。 第一に、クルマの担保価値が何年たっても下がらないこと。第二に金利が極端に 低いこと。2007年の消費者物価上昇率11.9%(国家統計局速報値)に対して、自 動車ローン金利が10%台。うーむ、わからない。(編集長) -------------------------------------------------------------------------- ■■■ NEAヘッドライン ■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □■ ロシア極東情報 ■□ ▼ 外国の政府系金融機関がFESCOの株主に ▼ 運輸グループFESCOは9月3日、今夏に行われた株式の追加発行(グループの母 体である「極東海運」の25%の追加株式発行)の結果として、新しいオーナー構 成を発表した。現在の株主はFESCOにおける自らの権益を少し減らし、欧州復興 開発銀行(EBRD)、Deutsche Bank、シンガポールのファンド「テマセク」が新 しく株主になった。さらに、極東海運の株式の2.78%が経営陣のストックオプショ ンプログラム用に用意されると、発表した。このような数字をグループが発表す るのは初めて。 アナリストらは、経営陣が時価で株券を買わなければならないオプションプロ グラムについて、厳しいもので特に有利なものではないと評価している。 「産業投資家」グループは支配株主の地位を維持したが、株式保有率は64%か ら53.81%に減少した。従来の他の株主の保有率も減少した。スウェーデンの投 資ファンドEast Capitalの保有率は9.8%から8.29%に、米国の投資ファンド Genesis Invest Managementは3%から1.72%に、投資産業グループGarantは12% から7.84%に減少した。 一方、EBRDは極東海運の株式の3.76%を、Deutsche Bank Asset Managementは 1.66%、シンガポール政府に属する投資ファンド・テマセクは3.14%を購入した。 FESCOのコーポレートコミュニケーション部長、スタニスラフ・バルタニャン氏 はコメルサント紙に対し、「民間のファンドの大部分は大手政府系金融機関の政 策を頻繁にウォッチしているから、EBRDやテマセクが株主になったことは、良い スタートになる」と説明した。極東海運の浮動株(Free Flot)は12〜13%から 17%に増えた。(ハバロフスク版コメルサント・デイリー9月5日) ▼ 10月、ロシア鉄道が北朝鮮との鉄道改修に着手 ▼ ロシア鉄道のウラジミル・ヤクーニン社長は9月8日、ハサン(ロシア)〜羅津 (北朝鮮)間の鉄道線の近代化に10月3日に着手することを発表した。 「10月3日、我々は、ハサン〜羅津区間の線路の復旧作業を始め、また羅津港 のコンテナターミナルの工事に着手するために、北朝鮮に出発する」とヤクーニ ン社長は述べた。 2008年4月、ヤクーニン社長と北朝鮮のキム・ヨンサム鉄道相が、朝鮮半島縦 断鉄道改修の試験的プロジェクトをロシア国境から羅津港までの区間で実施する 基本原則を定める協力協定に調印した。 この協定の枠内で、Trading house RZhD社と羅津港の合弁企業の設立契約も調 印された。 この合弁企業は羅津港でのコンテナターミナル建設(年間貨物処理能力は最大 40万TEU)に従事する。「豆満江〜羅津」区間の線路の改修への資金投入金額は 約1.4億ユーロになる。(ノーボスチ・ロシア通信社9月8日) ▼ 江原道知事、沿海地方の旅行会社と協力協定に調印 ▼ 沿海地方に近い韓国の江原道への旅行が、よりいっそう手ごろになりそうだ。 ウラジオストク市で9月17日、江原道のキム・ジンソン知事と沿海地方の大手旅 行会社5社の関係者が、協力協定に調印した。 この協定は非常に具体的で、江原道行政府は沿海地方からのツアー組織を財政 的に支援するもの。しかし、このような活動は、本質的にはすでに行われている。 特に、協定に調印したロシア側企業の旅行業担当副社長であるオリガ・アレクセ エワ氏によれば、韓国側は数年間、韓国ツアーの広告に資金を拠出しているとい う。「しかも、韓国から我々には大量のオファーが入ってくる。最近の例では、 ウィンターリゾートフェスティバルRu-Skiだ。これは非常に興味深いオファーな うえ、価格も安い。韓国側はさらにツアーリーダーも提供してくれ、費用の一部 を負担してくれている。まさに政府の観光支援プログラムのおかげだ。だから、 我々は今年、韓国への旅行者は昨年より増えると期待している。唯一の問題は、 航空券が足りないことだ。それでも、韓国観光公社は一部のフェリー券を購入し て、我々に安く提供してくれている」と、アレクセエワ氏は語った。 沿海地方と束草(ソクチョ)を結ぶフェリー便は、観光客の動向に大いに左右 される。江原道のキム知事によれば、この航路に問題が起きるのは、旅客動向が 弱まる時期に限られている。しかし、ロシアからの観光客の増加が期待されるの で、このような問題は、しばらくは起こらないだろう。しかも、ウラジオストク と江原道を結ぶ2本の新しい航路(新潟経由と境港経由)も近く開設される予定だ。 1年間にロシアから江原道を訪れる観光客は3万人。このうちの2万人が沿海地 方からだ。江原道は韓国内で(特にウィンターリゾートで)最も魅力的な観光地 と評価されている。(ウラジオストク新聞9月19日)。 ▼ ロシア大統領がチュクチを訪問 ▼ チュクチ自治管区の中心都市アナディリに、ドミトリー・メドベージェフ大統 領が到着した。チュクチ自治管区のロマン・コピン知事、前知事のロマン・アブ ラモビッチ氏が出迎えた。メドベージェフ大統領は極東の個々の地域の社会経済 発展に関する会議をいくつか開いた。大統領によれば、これらの会議の結果、極 東地域の発展を加速化させるための課題が大統領から出される。大統領はチュク チの将来について、極東の他の地域同様、ここでは、「経済問題、社会問題、人 口問題という、ロシア極東に集積した多種多様な問題が複雑に絡み合っている」 と述べた。 大統領はまた、連邦政府の役人は、極東の問題をよりよく理解するために、極 東にしばしば足を運ぶ必要があるとも述べた。 (ハバロフスク版コメルサント・デイリー9月24日) □■ 中国東北情報 ■□ ▼ 黒河観光貿易が口岸経済に活力 ▼ 黒河市政府が観光と貿易の連携強化による経済発展の促進を重要視してきた結 果、ここ3年間で黒河市経済は飛躍的発展を遂げた。外国貿易総額は2003年2.38 億ドルから2007年23.8億ドルに上昇した。口岸貨物通過量は2007年38.8万トンか ら2008年には50万トンまで増加する見通し。また、2007年の観光客数は100万人 を突破し、126万人に達した。 地理的位置と資源の優位性を活かし、黒河市政府はロシアでの伐採、建築請負、 農地耕作および資源・エネルギー開発などを積極的に展開してきた。農業開発は 50万ムー(1ムー=6.67アール)、林木伐採は116万立方メートルに達した。建築 企業の対ロ建築プロジェクト請負の総面積は55万平方メートルにのぼる。そのほ かコンデンセートの売買・運送、木材加工区の建設、セメント製造工場の設置な どのプロジェクトも積極的に進められている。 とりわけ、対ロシア貿易において、黒河市は農産品生産加工基地、軽工業生産 品製造基地、デジタル新製品加工基地、生産・包装基地の4つの基地、および2つ の加工・工業パークを作り上げた。 同時に、黒河市全体がロシアとの相互貿易区となり、市の卸売業などの発展を 促進した。2007年、黒河市では卸売業が15.7%、小売貿易業が15.3%、宿泊飲食 業が15.9%成長した。 また、東北三省には燐酸肥料生産工場がなかったため、黒河市は2007年、24万 トン燐酸肥料生産プロジェクトを黒龍江省改革発展委員会に提出し、許可を受け た。現在ロシアと燐鉱の提供について交渉を行っており、ロシアから燐鉱を運ん できて燐酸肥料の加工原料にする計画だ。(黒龍江日報8月18日) ▼ 瀋陽 貯水量30億トンの地熱資源発見 ▼ 3年間の実地調査を経て、遼寧省地質鉱産実地調査部門は、瀋陽市瀋北新区で 大面積かつ高品質の地熱資源を発見した。地熱の総面積は364平方キロメートル に達し、3つの盆地から構成され、貯水量は30億トン以上の見込み。 関係者によると、実地調査で温泉井戸2カ所を発見した。その深さはそれぞれ 2,100メートル、2,509メートルで、水温はそれぞれ摂氏63度、70度。長期にわた る持続的開発ができるため、温泉旅行の開発などが可能となる。 (遼寧日報8月20日) ▼ 綏芬河鉄道口岸 初めてロシアから重油を輸入 ▼ 7月16日、綏芬河鉄道口岸重油積み換え線の1回目の試験運行が行われた。これ は綏芬河鉄道口岸におけるロシアからの初めての重油輸入となった。 重油の積み換えに備えて、綏芬河鉄道積み換え部門は加熱装置と移動式の吸煙 設備を購入した。ロシアから重油を輸入する場合、鉄道積み換え線路上で摂氏約 40度まで加熱する必要がある。 今回の重油積み換え線路の運行で、ロシアから117トンの重油が輸入された。 正式運行が開始された場合、重油の年間輸入量は約80万トンに上る。 (黒龍江日報8月22日) ▼ 満洲里でメタノール生産プロジェクト稼動 ▼ 8月18日、投資総額200億元の石炭→メタノール180万トン生産プロジェクトの 第1期工程が稼動した。 第1期工程は、メタノール年産60万トンを目標とし、投資額は41億元。石炭の 年間消費量は217万トンで、年間売り上げは15.37億元に上る見通し。納税額は 5.8億元、年平均利潤は3.43億元になると予測されている。また、120万トンの石 炭から60万トンのメチル・アルコールを産出する第2期工程は2009年下半期から 稼動する予定。(内蒙古日報8月29日) □■ モンゴル情報 ■□ ▼ モンゴル国会で連立内閣が任命される ▼ モンゴルのN.エンフバヤル大統領は9月11日、S.バヤル首相と会談し、彼が新 内閣の首相に任命されたことを祝った。 モンゴル人民革命党(MPRP)と民主党の作業部会は9月18日、今後4年間の連立 内閣の活動を規定する合意書に調印した。各6名からなる両作業部会は、連立内 閣形成に関するMPRPの決議に民主党側が賛同して結成されたもの。 9月19日、国会の総会で連立内閣のメンバーが任命された。 第1副首相 ノロヴ・アルタンフヤグ(民主党) 副首相 ミィエゴンボ・エンフボルド(MPRP) 外務大臣 スフバートル・バトボルド(MPRP) 財務大臣 サングジャヴ・バヤルツォグド(民主党) 法務・内務大臣 ツェンデ・ニャムドルジ(MPRP) 環境・観光大臣 ルイメデ・ガンスフ(民主党) 国防大臣 ルフサンサンダン・ボルド(民主党) 教育・文化・科学大臣 ヨンドン・オトゴンバヤル(MPRP) 道路・交通・建設大臣 ハルタマ・バトトゥルガ(民主党) 社会福祉・労働大臣 トゥグスジャルガル・ガンディ(MPRP) 食糧・農業・木材業大臣 トゥジン・バダンジュナイ(MPRP) 保健大臣 サムブー・ランバー(民主党) エネルギー・天然資源大臣 ダシュドルジ・ゾリグト(MPRP) 政府官房長官 バドラー・ドルゴル (MONTSAME 9月11、18、21日) ▼ モンゴル初の高速道路建設計画 ▼ 国内初の有料高速道路(40キロ)が建設される。この道路はモンゴルの首都の 東西を結ぶ。 鉄道線路にそって建設されるこの幹線道路の建設プロジェクトは、モンゴルの 「ソド・モンゴル」がシンガポールと合同で実施する方針。新しい道路を端から 端まで走行すると30分かかる。 100万を超える人口と20万台以上の自動車が登録されているウランバートル市 では、以前から道路の渋滞が市当局の頭痛の種だった。そのため、高架高速道路 と横断用の地下・地上歩道の建設が計画されており、地下鉄建設も頻繁に話題に なっている。(MONTSAME 9月15日) ▼ モンゴルへの航空便が毎日運航 ▼ モンゴル国際航空(MIAT)は日本の都市に毎日、飛行機を飛ばす。すでにダイ ヤが承認され、準備作業が進められている。MIATは羽田空港の夜間着陸許可を得 た。これは、MIATがモンゴルのインバウンド観光の促進に本腰を入れていること と、さらに様々な分野での日モ両国の協力の拡大を示している。これは、夏場に モンゴルを訪れる外国人の大部分が日本人であることと関係している。 このところ、新しい市場で活動を拡大する目的でMIATが企画している視察ツアー に、25社を超える日本の旅行代理店の関係者が参加している。「このような活動 は成果をもたらし、今年の秋と冬には夏の観光シーズンの受注が増えるだろう」 と、MIAT東京事務所のホロルスルエン所長は述べた。 日本の旅行代理店の関係者は観光基地やホテル、キャンプ場を訪れ、モンゴル の同業者と商談を行っている。「彼らはこのようなツアーを大いに支持している。 このツアーが慣例化すればよいと思う」とホロルスレン氏は語った。 (MONTSAME 9月11日) ▼ 原子力に関する国際会議が開催 ▼ モンゴル外務省では、「原子物理学と消費」と題した国際学術会議が開催中だ。 この会議には諸外国10カ国以上から約30名、モンゴル国内から約40名の学者・研 究者が出席している。 「モンゴルに原子力は必要か?どのような形でそれを利用できるか」などが、 会議の主要な議題だった。モンゴルでは近年、国内に豊富なウラン資源を利用し て原子力発電を発展させ、この分野での国際協力を拡大させる可能性が頻繁に検 討され始めた、という背景がある。(MONTSAME 9月9日) □■ 対岸ビジネス情報 ■□ ▼ 増やせロシア人観光客 極東の旅行業者招待 ▼ ロシア極東地方の旅行会社の担当者が28日、新潟県内の観光地視察のため来県 した。経済発展が続く同地からの観光客を増やすため、県や県内市町村、旅行社 でつくる「県国際観光テーマ地区推進協議会」が招いた。 来県したのはウラジオストクの旅行会社に勤務する4人で、29日にはハバロフ スクの5人が到着する。それぞれ4日間、滞在する。一行は期間中、湯沢町やスキー 場周辺のホテルや温泉、佐渡などを訪問。「ロシアの観光客は、スキーなど主目 的のレジャーの合間の食や買い物を重視する傾向がある」(案内担当の天田匡 JTB関東インバウンド推進室長)ことから、大型ショッピングセンターや屋形船も 案内し、多様なプランが組めることをアピールする。(新潟日報8月29日) ▼ クーポンスワップ 北銀、元建て販売 ▼ 北陸銀行は2日から、中国企業と取引がある企業向けに、人民元高に伴うコス ト増など為替リスクを回避、軽減する金融商品「元建てクーポンスワップ取引」 を販売する。 クーポンスワップ取引は一定期間にあらかじめ設定した相場で、顧客企業が円、 北銀が元の固定額を交換する。ただし、元は中国国外での為替取引が制限されて おり、北銀は交換時の為替相場に従って円換算して支払う。クーポンスワップ取 引の取扱金額は、現行では受け渡し総額が約1億1,000万円以上で、期間は5年程 度とする。(北日本新聞9月2日) ▼ ロシア定期コンテナ航路 伏木富山港、月2便に ▼ 富山県は3日、伏木富山港とロシアを結ぶ国際定期コンテナ航路が、10月から2 便に増便されると発表した。増便されるのは、ロシア極東で最大のボストーチヌ イ港と名古屋や横浜、神戸など日本各地の港を結ぶ航路。ロシアの船会社フェス コが商船三井とともに運航している。 ロシアでは、サンクトペテルブルクでトヨタ自動車が組立工場を稼働させ、日 産やスズキなども組立工場建設を決めている。県は東海北陸自動車経由で伏木富 山港から積み出し、シベリア鉄道経由でロシア西部に送るルートが海上ルートよ り2週間ほど早く輸送できることをアピール。船会社に対し、ロシア向けの定期 コンテナ航路を増便するよう働き掛けていた。(北陸中日新聞9月4日) ▼ 日本海横断航路 運営会社の設立、来月目標で合意 ▼ 新潟とロシア・トロイツァ、韓国・束草を結ぶ日本海横断航路をめぐり、日韓 ロ中の企業代表者が4日、中国・長春市で会合を開き、10月に試験運行を実施す ることで正式に合意、調印した。先延ばしになっていた4カ国合弁会社設立の目 標を10月とすることも盛り込んだ。 日本側窓口の「北東アジアフェリージャパン」と韓国の海運会社「汎韓商船」、 中国の琿春市が100%出資する「琿春泛海国際航運有限責任公司」、ロシアの海 運会社「ベルクート」の代表者が参加。吉林省幹部が立ち会った。今回の合意文 書では「ロ中が9月25までに振り込みを完了し、10月に合弁会社を設立する」と した。合意文書に明記しなかったが、来春の営業運航開始を目指すことも確認し た。(新潟日報9月5日) ▼ ブルボン中国工場 8日操業開始 ▼ ブルボン(柏崎市)は4日、中国の浙江省長興県で建設を進めていた工場が完 成し、菓子の製造、販売を始めると発表した。同社の海外工場設立は初めて。新 工場は8日に操業を開始し、同省や上海市、江蘇省の華東地区を中心に菓子の販 売を進める。 生産、販売には現地法人が当たる。生産会社は、工場建設に合わせて2007年に 設立した連結子会社「波路梦(長興)食品有限公司」。社員は指導する日本人を 含む約70人で、一口サイズの菓子をそろえた「プチシリーズ」6品を製造する。 販売会社も同年設立の連結子会社「波路梦(上海)商貿有限公司」。スーパーマー ケットやコンビニエンスストアなどで販売し、年間売上高13億円を目指す。 (新潟日報9月5日) ▼ 金沢−釜山フェリー航路就航3カ月 知名度アップへ“秋の陣” ▼ 韓国・釜山と金沢を結ぶ定期フェリーの就航から間もなく3カ月。当初、低迷 した乗客数は夏休み需要で増加したが、9月以降は再び減少が予想される。不振 の原因は、週1往復という便数の少なさと、韓国で金沢の知名度が低いこと。石 川県などは韓国でPRに努めるが、功を奏すか。 運航する東日本フェリー(北海道函館市)の金沢事務所は営業戦略を「旅客の 大半を占める韓国からの観光客を増やし、日本からは貨物を中心にするのが妥当 だ」と説明するが、「韓国で金沢の知名度が低いのが痛い」と明かす。 (北陸中日新聞9月8日) ▼ 酒田港を物流拠点化 山形県戦略案 ▼ 「山形県自動車産業物流活性化推進本部会議」(本部長・荒木由季子副知事) が10日、山形市であり、東北地方への自動車関連産業の集積を契機に、酒田港を ロシア・中国向けの物流拠点としていく戦略案の枠組みを固めた。 戦略案では、山形の企業が有する高度なものづくり技術を生かした、自動車部 品の供給拠点づくりを将来展望の柱に据えた。課題として、物流の増大を想定し た酒田港の港湾機能の充実、国道47号など太平洋側とつなぐ道路の物流性能の向 上、JR陸羽東線・西線を生かした鉄道貨物輸送の可能性の検討などを挙げた。本 部会議は、外部の専門家で組織する「自動車産業物流活性化推進会議」が11月中 に提出する答申を踏まえ、年内に最終的な戦略をまとめる。(山形新聞9月11日) ▼ 北東アジア貿易促進へ共同調査 国交省と山陰両県 ▼ 国土交通省中国地方整備局は島根、鳥取両県と連携し、ロシアや中国、韓国な ど北東アジア地域との貿易調査に乗り出す。日本海を挟んで対岸諸国と向き合う 境港や浜田港を擁する地理的優位性を生かし、地域の産業振興に発展する北東ア ジアの活力を取り込むのが目的。調査結果は中国地方の今後10年の国土開発ビジョ ンとなる広域地方計画に反映する。 共同調査は国交省を中心に、山陰両県と経済産業省、両県の官民で5月に発足 した環日本海経済活動促進協議会、中国経済連合会が参加する。国交省の「広域 ブロック自立施策等推進調査事業」に採択され、3,000万円の補助を受けて実施 する。(山陰中央新報9月11日) ▼ 敦賀港国際ターミナル 岸壁や道路、供用開始 ▼ 国と県が480億円をかけ整備を進めている敦賀市の敦賀港鞠山南地区多目的国 際ターミナルの大型岸壁などが完成し13日、一部供用開始された。供用式典には 港湾関係者ら220人が出席、新国際物流拠点の第一歩を踏み出した。2010年秋の 本格供用までは木材や中古車など、ばら積み貨物を取り扱う。 ターミナルは全面完成すれば35ヘクタール。水深14メートル、延長280メート ルの大型岸壁を備え5万トン級のコンテナ船が入港可能になる。一部供用された のは同岸壁と埋め立てたふ頭用地18ヘクタールのうち約3ヘクタールと、臨港道 路(1.1キロ)のうち0.5キロ。(福井新聞9月14日) ■■■ エリナ・レター ■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ▼ 應 雋 『中国全土でもレジ袋有料化』(新潟日報9月9日) ▼ 呉 昊 『歴史、文化継承する姿 感心』(新潟日報9月23日) エリナレターは⇒ http://www.erina.or.jp/jp/Appear/letter/index.htm ■■■ 北東アジア情報ファイル ■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ▼ 北東アジア情報ファイル No.EJ0802 『綏芬河〜グロデコボ国境の担ぎ屋貿易とトランジット輸送』 を発行しました。 詳細は⇒ http://www.erina.or.jp/jp/Research/ej/index.htm ■■■ ERINAインフォメーション ■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□ □■ 『日露エネルギー・環境対話 in 新潟』を開催します ■□ ○日 時 11月17日(月)〜18日(火) ○会 場 朱鷺メッセ 2階 「スノーホール B」 (新潟市中央区) 詳細は⇒ http://www.erina.or.jp/jp/Events/jreed.htm □■ 『平成20年度第5回賛助会セミナー』を開催します。 ■□ ○日 時 10月10日(金) 14:00〜16:00 ○場 所 万代島ビル6階 会議室 (新潟市中央区) 詳細は⇒ http://www.erina.or.jp/jp/Events/index.htm □■ 『第5回北東アジア国際観光フォーラム(IFNAT) in ウランバートル』を開催します。 ■□ ○日 時 10月15日(水)〜17日(金) ○場 所 ウランバートル(モンゴル) ○主 催 IFNAT実行委員会 詳細は⇒ http://www.juulchinworld.com/ifnat.html □■ (出捐団体)富山県『NEAR 2008 in とやま』のお知らせ ■□ ○日 時 10月29日(水)、30日(木) ○場 所 富山産業展示館(テクノホール) 詳細は⇒ http://www.near21.jp/near2008/ □■ 「ERINA出前教室」の申し込みを受は付けています。 ■□ ○対象 新潟市内の中学校 総合学習の時間など(1時限単位) ○実施期間 平成20年5月〜12月 ○申込 随時受付中 詳細は⇒ http://www.erina.or.jp/jp/Events/index.htm □■ ERINA REPORT編集委員会では投稿をお待ちしています。 ■□ 投稿規程は⇒ http://www.erina.or.jp/jp/Library/er/index.htm □■ 賛助会員・購読会員のご案内 ■□ 賛助会員制度は、ERINAの設立目的・事業活動に賛同される方々から積極的に ご支援・ご協力をいただくとともに、ERINAの事業やその成果を活用していただ くための制度です。 購読会員制度は、個人の方を対象に、ERINAの定期刊行物等をお届けするサー ビスです。 いつでも受付しています。ぜひご加入ください。 詳細は⇒ http://www.erina.or.jp/jp/Member/index.htm --------------------------------------------------------------------------- ご意見・お便りをお寄せください。 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