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2008/04/09

世界ぷらぷら 第104回(08/04/09) チリ

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□■   【世界ぷらぷら 世界一周バックパッカー旅行記】    ■□
■        http://www.sekai-purapura.com/       ■□■
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第104号 2008.04.09

【初めて読んでくださる方へ】
後先考えずに会社を辞めてしまった旅人「たかぷら」の旅の様子や、
その時その時の節約旅行に役立つ(?)情報を配信するメルマガです。

2004年11月9日に旅に出て以来、下記のように旅を続けています。

東南アジア→オセアニア→東南アジア→東アジア→南アジア→中東
→ヨーロッパ→北アフリカ→ヨーロッパ→アジア→ヨーロッパ
→中東→北アフリカ→中東→アフリカ→南米→南極→南米

ちなみに旅行費用は平均10万円強(1ヶ月)使っています。

安宿を渡り歩きバスや電車を使って旅をする場合は、旅行費用は一
般に 100万円/1年 あれば足りると言われています。

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【旅経過】
 2008.04.03〜2008.04.05 ポトシ(ボリビア)
 2008.04.05〜2008.04.06 スクレ

【現在地】
 2008.04.06〜2008.04.xx ラパス

【旅予定】
 コパカバーナ、クスコ、マチュピチュ・・・

【内容】
●貝の呪い。(イースター島)
●まぐろ購入。(イースター島)
●モアイって。(イースター島)
●かつおがやって来た。(イースター島)
●散歩がてらの観光。(サンチャゴ)
●キーボーの寝言。(サン・ペドロ・デ・アタカマ)

※サイト(http://www.sekai-purapura.com/)では、メルマガ掲載以
外の日記や写真も配信中!!

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●貝の呪い。(イースター島)

「なかなか釣れないね。」
魚は見えているのに釣れない。どうも針が大きすぎるようだ。大き
な魚が釣れたら、今晩のおかずにでもしたいところだがそうもいか
ないようだ。

「とりあえず、貝、もっと採ってくるね。」
釣りの餌にしている貝は、岩場の先端にたくさんいる。
イースター島の海は荒く、とても波が高い。気にはなっていたが、
その後にそれを実感することになる。

「アキくん、そっち、いっぱいいるよね。」
「全部採っちゃいましょう!!」
「缶もってくるね。」
2人で凄い勢いで貝を採る。
釣りの餌に使う貝などたかがしれている。先ほどまで貝が見つから
ずにいた反動でか、頑張って取ってしまう。
「もう貝で缶が一杯に近いよ。やめようか??」
「どうせなら一杯にしましょうよ。」
そんなアキくんのセリフに同調する。

「だね。度肝を抜いてやろう!!」
って、釣りをしている3人(キーボー、エミさん、ミホさん)が度肝
をぬくことなどないだろうが、調子に乗ってさらに貝を採る。

「この辺の貝、随分と減っちゃうかな?」
「これって虐殺だよね!!」

その時・・・。

「ああぁ〜〜!!」
大波が2人に襲い掛かってきた。
先ほどまでは、足に波がかかるかかからないかだったのに、私の頭
まで飲み込む大波だ!!

身体が浮き上がり正面の岩に叩きつけられそうになる。
「うわぁ・・・、アゴゴゴ・・・。」
偶然にも私は波を背に、手を岩の方に出していたので、足と手を打
つだけ。
アキくんは海のほうを向いていたので、背中を岩に打ってしまう。

波が引き、少し安心しかけた途端にアキくんが叫ぶ。
「また来たぁ〜!!」
私も叫ぶ!!
「気をつけろ〜!!」

その波は、2度目でもあり、なんとか耐え抜く。

波が去ったあと・・・。
「これは貝の呪いだね。」
「間違いないね。」
「虐殺の前に辞めておけばよかったね。」

血だらけのアキくんを見て言う。
「アキくんの方に呪いが強かったね・・・。」
「あの時、止めておけば良かったね・・・。」
私も手や足から血が出ているが、どれも擦り傷。
アキくんのは切り傷まである。

それでも波にさらわれなかっただけ運が良かった。
波の荒いイースター島の岩場で、流されてしまったら本当にどうな
るか分からない。
岩に強く打ちつけられることもあるだろう。
強い流れに押し流されてしまうこともあるだろう。

「もう退散しよう!!」
「だね。」

アキくんのサンダルは、波の向こうに流されてしまっている。

が、すぐに諦めて、恐ろしい岩場をすぐに後にした・・・。

●まぐろ購入。(イースター島)

「漁船が帰ってきているよ〜。」
港の脇で釣りをしていたので、次々に帰ってくる漁船がすぐに目に
付く。

「とりあえず誰か行ってみてよ。」
「オレ、行くぅ〜〜!!」
そう言って、キーボーとエミさん、ミホさんが小走りに行く。
私とアキくんは、服もずぶ濡れだし、あちこちから血も出ている。
血が止まって乾燥してから動いた方が良いと思ったのだ。

「それにしても凄い呪いだったね〜。」
「貝の呪いは怖いよ。」
「波、怖かったね。流されなくて良かったよ・・・。」
「それにしても、魚釣れないね。」

何気なく後ろを振り返ると、ミホさんが一生懸命に走っている。
「アキくん、あれなんだろうね。」
走り方がなんだか少しコミカル!!
「いいことあったのかな?」

ミホさんが手で、こちらに来い、と訴えているようだ。
急いで釣り道具を片付けて、ミホさんの方に向かう。

「まぐろがあったよ。買えるよ!!」
足を怪我している上に、サンダルのないアキくんはびっこで急いで
いる。
「アキくん、のんびり来て大丈夫だよ!!」


「おお〜、でかいね〜〜!!」
漁師さんとキーボー、エミさんが笑顔でまぐろに向き合っている。
「4キロ買ったよ!!」
「凄い凄い!!」
「カマはただでくれたよ〜。」
「凄い凄い!!いい人だね〜(笑)。」

脇では犬がもの欲しそうに見ている。
さばいたくずが残っていたので、つまんで言う。
「これあげてみようか?」
「犬にあげるなんてとんでもない!!」
(なに言ってるの??あげちゃ駄目だよ!!)
そんな意思がバリバリ伝わってくる言い方だ!!(笑)

(う〜ん、ちょっと意外!!)
段々と慣れてきて、皆が言いたいことを言うようになる。
そうすると段々面白くなる!!


皆で意気揚々とマグロを持って宿に向かう。
真っ先に火を起こし、・・・カマを焼く。

エミさんとキーボーが本当に笑顔。
顔がほころんで締まらないようだ!? いいね〜!!(笑)

今晩はBBQ&刺身パーティだ!!

●モアイって。(イースター島)

レンタカーをして島を回る。
ついにイースター島の大イベント、モアイ観光に出かけるのだ!!

その前にまずは町外れにある博物館に行く。
モアイを見る前に、イースター島の文化やモアイについて勉強する
ためだ。知っていたほうが面白いこともたくさんあるだろうし。

「アフの近くでタプしちゃ駄目だよ〜〜!!」
そんな冗談が出るのも、博物館に行ったからこそ!!

アフとは、モアイが立つ祭壇のこと。神聖な場所らしい。
タプとは、タブーのこと。

マナ(超自然的な力)のあふれる島、イースターを今から満喫だ〜。


キーボーの運転で行く。
まずは空港近くにある珍しい女性のモアイ。博物館に寄ってしまっ
たので、既にお昼の時間。まだほとんど見てもいないのに、お弁当
を開いて食べる。

ほとんど日陰がないので、アフと呼ばれる祭壇が作る。
狭い日陰に皆でへばりつくように食べる。傍から見ていると変な風
景だろうなぁ。

それからどんどんとモアイを見るのだが、それも倒れてしまってい
る。
「もう倒れているのは飽きたよ。なんか、そろそろ凄いの見たいね
!!」
「贅沢になってきたな〜。」

「おお!!」
前方で馬が倒れている。
近くに車とバイクが止まっている。交通事故だろうか。
馬はピクピクと痙攣しながら、口や鼻から血を流している。良く分
からないが、助からないのではないか・・・。
こんな場所で事故は起こしたくない。
「キーボー安全運転だよ!!」
皆が口々に言う。

馬の無残な姿を見ていたくないし、巻き込まれたくもないので先に
進む。
それにしても、気になる姿だった。


最も評判が良くて、気になっていた場所、石切り場。
モアイを切り出して製作する場所だ。

巨大な岩の山が近づいてくるにつれ、モアイが小さく見えてくる。
「おお〜!!進め〜!!」
道を間違えつつ、ともかく進んでいく。

駐車場に車を止めると、管理人が「道から外れてはいけません」と
か説明する。

門をくぐり、木々を越える。

「おお〜!!モアイだ〜!!」
今までにもモアイを見ていたが、これこそイメージ通りのモアイ。
地面からニョキニョキと生えるように、首が並んでいる。あるもの
は真っ直ぐ上に、あるものは斜めに。いかにも「モアイ」っていう
姿なのだ。

はしゃいで写真を撮る。
「これってモアイ通りだね!!」
「これだよ、これ!!」
「倒れているモアイはもういらないよ〜。」
記念撮影をする。
思い思いのポーズで写真に収まる。

丘の中腹に登ると、岩から切り出し中のモアイながら、最大の22m
のモアイが見られる。
岩から、巨大なモアイを切り出し、遠くのアフまで運ぶ。それって
どんな作業だったのだろう。
後に戦争の際に、モアイは引き倒されることになった。モアイの目
にはマナがあり、村を守るという。その力をなくすために、敵のモ
アイを倒すことにも力を注いだらしいのだ。
そういった歴史があるイースター島は、現地語ではラパ・ヌイと呼
ばれる。モアイ像制作期のあとには、鳥人をあがめる信仰にかわっ
ていったらしい。
それらを記していたかもしれないラパ・ヌイの文字は、今は読むこ
とができない。ここでもヨーロッパの侵略によって奴隷の徴収が行
われた。そうして文字を読み書きすることができる人たちが消えた。

ヨーロッパの侵略によって消えた文化は、いったいどれほどの数に
のぼるのだろう。

石切り場を後にし、日本の企業がイースター島に貢献した場所を見
に行く。
倒されていた15体のモアイが、再び立て直されている場所があるの
だ。朝日スポットで多くの人が見に来る。その場所に日本の貢献で
ある旨が記されているのは、小なりとも嬉しい。

この風景も、イースター島のイメージとして幾度も目にしたものだ。
石切り場に続いて、段々とイースター島気分も盛り上がってくる。

その後、世界の中心と言う岩を見る。
そして、いくつかの立っているモアイを眺める。

「もうモアイは満喫だね!!」
「うん。もう倒れているモアイには興味ないし(笑)。」
「後は、モアイは明日の朝日を見るときくらいかな。」
「いや〜、でもイースター島いいね。」

その後に夕陽とモアイを望めるポイントで夕暮れを待ち、宿に帰る。

今日はマグロのヅケ丼だ。
贅沢な食生活が続く・・・。

●かつおがやって来た。(イースター島)

「ねぇねぇ!!」
走ってきたエミさんが目を輝かせて言う。
「かつおがあるよ。買わない?」
「買おう。」
「買おう。買おう。いくらでも良いよ。」
「よろしくね!!」
「なんだか意外に反応ないね〜!!」
かなりテンションの高いエミさんがもどかしげに言う。
「そんなことないよ。買おうって言ってるよ!!」
「よし、行こう行こう!!」

漁港に行くとカツオが数匹あがっていた。
同じ宿の日本人も別のグループを作って購入している。
「いくらでしたか?」
「キロ3,500ペソ(約750円)。」
「マグロと同じなんて高めですね。」
「ね。この人たち、魚ごとの差を分かってないのかな〜。」
ちなみに、後日のことだが、金目鯛も同じ値段だった。

「どうしようか?この小さいのか、もう少し大きいのか。」
「どっちでも良いよ。好きなのを買おう!!」
悩んだ末に小さめのカツオを買うことにする。
連日、違う魚を帰るようなので、ここでガッツいてたくさん買う必
要もないとの判断だ。
宿に帰って、早速さばく。
切れる包丁がないので、硬い皮を切りづらい。

再び火を準備し、アラ汁を作り始める。
この日はキーボーとビールを飲みながらの作業。
「いや〜、贅沢だね〜!!」
そんな時にアキくんが散歩から帰ってきた。
「あれ?何してるんですか?」
「あっ、いや、カツオが4人分だけ手に入ってね。」
「アキくんの分はギリギリたりないかなぁ・・・。」
「そんなこと言わないで下さいよ〜〜!!」
「ごめん、ごめん(笑)。」

今夜はマグロのヅケの残り、カツオの刺身、カツオのアラ汁、そし
てサラダだ。
なんだか贅沢な食生活が続くぞ・・・。
しかも、連夜の焚き火生活。煙臭くなってしまうが、火を囲みなが
ら夕陽を見て、星を見る。

「イースター島で、こんな贅沢するなんてね〜。」
「ほんと、こんなに魚ばかり食べられるなんてね。」
「まぐろとか、なかなか買えないって話だったし。」
「ついているね!!」

魚が多すぎて、カツオのたたきは明日にということになる。
「残念だな〜。私は食べられるのにな〜。」
魚のこととなると普段の細い食が覆ってしまうエミさんがつぶやい
ている。
普段とのギャップが楽しい。

ともかく夜遅くまでワインやビールを飲みながら楽しく過ごした。

●散歩がてらの観光。(サンチャゴ)

サンチャゴ市内観光。
「地球の歩き方」を片手に歩く。

特別に見たい場所はないけれど、せっかくサンチャゴに来たのだし、
チェックをして順番に見ていく。

モネダ宮殿・・・、なんだか写真1枚で満足する。
途中で Citibank を見つけて興奮するキーボーが印象的だった。

アルマス広場はどうってこともなかったけれど、とりあえず写真を
撮った(笑)。
サンチァゴ大聖堂はやはりきれいだった。

中央市場は、とにかく臭かった。こんな臭い場所で食べている人た
ちは、臭いが気にならないのだろうか。凄く不思議だ。あまりに臭
いので、すぐに外に逃げてしまった。魚介類は、ビーニャやイース
ター島で見てきたばかりなので、余り興味がなかったからかもしれ
ない。

中央市場の北側からサン・クリストバルの丘を眺める。
どうも特に登る気がしない。
「面倒だね。たいしたことなさそうだし。」
「これからどうしようか?」
「う〜ん。サンタルシアの丘?」
「そうしようか・・・。」

途中、専門店街を覗きつつ、郵便局に寄ったり、本屋さんに寄って
ガイドブックの「カリブ海編」を覗いたりする。

サンタルシアの丘もどうということはなかった。
その後も教会を覗いたりしたが・・・。
「もう帰ろうか?」
「うん。」
「これでいいの?」
「・・・。」
誰も異議はない様子。

サンチャゴ観光はコレで終わり。
とりあえず見て回ったので満足ではあるのだが、どうも観光したと
いうより散歩したという気分。そういえば、チリ式のホットドッグ
はおいしかった。

チリ式のホットドッグは、トマトとともにアボガドのソース(とい
うかパテ)が盛り付けられる。それが贅沢感がある。

アルゼンチン式のホットドッグは、具なしが多い。野菜を盛り付け
るものもあるが、基本的には湯で温めたソーセージをパンに挟むだ
け。

ブラジル式のホットドッグは、トマトソースと野菜とソーセージを
一緒に煮込んだものが多い。その野菜ソースとともに、フライドポ
テトとマンジョーカの粉(チーズに見えるが違う!!)を振り掛けてく
れる。

パラグアイ式のホットドッグは、焼きソーセージなのが特徴。野菜
はないのはアルゼンチンと同じ。とにかく安いのが最大の特徴??(
笑)

●キーボーの寝言。(サン・ペドロ・デ・アタカマ)

「もう起きるぞ〜!!よし、起きる!!」

まだ布団に入ってから、それほどもたっていない夜中のこと。
が突然に大きな声で言った。

身体ももぞもぞ動かしている。
決してお尻を書いているわけではなさそうだ。

もちろん夜中だから、窓の外も真っ暗である。
音も特にしない静かな夜・・・。

(???)
「なに?なんで起きるの?」
「・・・。」

「どうしたの?」
「寝ぼけてた・・・。」
そして、もう寝ている。
全く人騒がせ。


つい2日前のバス車内でのこと。
「お兄ちゃん、やめてよ〜。」
(う〜む、このことには触れないほうが良さそうだ・・・。)


つい3日ほど前のこと。
突然に話し始める。何を話しているかは良く分からないが・・・
「3,000ペソ(約650円)でいいよ!!」
だけは分かった。一体どんな夢だか気になる(笑)。


そうしていつもいろんなことを話している。
かなり面白い!!


「寝言とは会話をしてはいけない。それは彼岸の国の言葉。」

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●データ
(実質為替レート)
 1$(チリ・ペソ)=0.22円

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発行者 taka

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