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 平成20年度2級を受験する方のために、過去12年間の全問題を分野別に演習問題としたものです。  1級を受験する方にも参考になると思います。  

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2008/06/23

測量

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■■■■■2級土木施工管理技士受験メールマガジン 〜No.352〜■■■■
 

{3} 共通工学
※共通工学(測量、公共工事標準請負約款、機械・電気等)は必須問題です
 ので、全ての問題に目を通すようにしてください。

[1] 測量
※測量は1問と問題数は少ないですが、出題範囲は狭いのでしっかり学習し
 てください。


            測量

…………………………………………………………………………………………
▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲ 問題 ▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲
…………………………………………………………………………………………
問1 水準測量
………………
 a, 測点No.1から測点No.4間の水準測量を行い、次の結果を得た。
  No.4の地盤高さは?

  測点No. 後視   前視      高低差      地盤高さ
       (m)   (m)   昇(+)  降(-)    (m)

   1      2.000                                        30.000
      2      2.300      0.555
      3      0.400      0.245
      4                 1.900





………………
 b, 水準測量における誤差の原因のうち、機械的誤差に該当しないものは次
    のうちどれか? (h17,12)

   (1)視準軸が水平でないために生じる誤差
   (2)地球の曲率により生じる誤差
   (3)標尺の底面が零目盛と一致していないために生じる誤差(零点
      誤差)
   (4)標尺の目盛が不完全なために生じる誤差
   (5)がげろうの影響による誤差
   (6)望遠鏡の視準軸誤差

………………
 c, 前視と後視の標尺距離はできる限り等しくするのか? (h16)

………………
 d, 往と復の観測は、気象条件が同じようなときに測定するのか? (h16)

………………
 e, レベルを移動させるときは、衝撃を受けたときに可動部が動かないよう
    に締付けねじを固く締めてから運ぶのか? (h16)

………………
 f, 片道の観測の測点数は、必ず奇数回にするのか? (h16,8)

………………
 g, B.M(標高6.600)と測点No.1間の水準測量を行い次の結果を得た。
  測点No.1の地盤高はいくらか? (h14)

     測点  後視(m)  前視(m)

     B.M  1.802    
     TP1    1.988      1.303
          TP2  1.326   1.078
     No.1        1.435

………………
 h, 視準線誤差を消去するため、前視と後視の視準距離を等しくするのか?
    (h10,9)

………………
 i, 観測は、必ず前視・後視の順に行うのか? (h10)

………………
 j, 標尺の向きを変えるときは、静かに標尺台上で回すのか? (h10)

………………
 k, レベルに直射日光を当てると、気泡管軸と視準線に変化が生じ誤差の原
    因となるのか? (h10)

………………
 l, 光の屈折により生ずる誤差を少なくするため、標尺の下部付近の読定を
    避けるのか? (h9)

………………
 m, 標尺の目盛誤差を消去するため、往と復の観測値を平均するのか?
    (h9)

………………
 n, 標尺の零目盛誤差を消去するため、出発点に立てた標尺が到着点に立つ
    よう2本の標尺を交互に立てるのか? (h9,8)

………………
 o, レベルを両標尺の中央に整置した場合、視準軸に多少の狂いがあっても
    比高の正しい値が求められるのか? (h8)

………………
 p, 視準線と気泡管軸とが平行になるように調整すれば、正しい高低差が求
    められるのか? (h8)


………………………………
問2 角測量
………………
 a, 測量現場において、1回の視準で水平角、鉛直角及び斜距離の測定が可能
    なものは次のうちどれか? (h18)

   (1)セオドライト
   (2)トータルステーション
   (3)GPS
   (4)光波測距儀

………………
 b, 視準線が正しく水平軸に直交していないために観測角に及ぼす誤差を視
    準軸誤差というのか? (h15)

………………
 c, トランシットの回転軸(鉛直軸)の中心と目盛盤の中心が一致していな
    いために発生する誤差を離心誤差というのか? (h15)

………………
 d, 望遠鏡の位置(又は視準線)がその回転軸の中心に対し偏位しているた
    めに発生する誤差を外心誤差というのか? (h15)

………………
 e, トランシットが正しく水平に整置されていないために観測角に及ぼす誤
    差を水平軸誤差というのか? (h15)

………………
 f, トランシットの据付けは、望遠鏡が目の高さよりやや低めの位置になる
    ようにするのか? (h13)

………………
 g, 器械の水平回転は、望遠鏡部を持って行うのか? (h13)

………………
 h, 磁針を用いないときは、磁針止ねじを締めて磁針が動かないようにする
    のか? (h13)

………………
 i, 視準は視差の生じないように接眼レンズを操作し十字線をはっきりさせ
    て行うのか? (h13)

………………
 j, トランシットの調整は、鉛直軸、水平軸、視準線(軸)が重要であるの
    か? (h11)

………………
 k, トランシットは、長時間直射日光には当てないようにするのか?
     (h11)

………………
 l, トランシットが正しく整置されていれば、望遠鏡の視度の調整は必要な
    いのか? (h11)

………………
 m, トランシットは、気候の変化、振動などによってくるいが生じやすいの
    で、点検、調整を行う必要があるのか? (h11)

………………
 n, トランシットの器械的誤差のうち構造上の欠かんによる誤差に該当しな
    いものはどれか? (h7)

   (1)鉛直目盛盤の指標誤差
   (2)目盛盤の偏心誤差
   (3)視準軸の外心誤差
   (4)目盛盤の目盛誤差







…………………………………………………………………………………………
▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲ 解答 ▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲
…………………………………………………………………………………………
問1
………………
 a, 野帳の計算すると、次のようになる。

  測点No.  後視   前視      高低差      地盤高さ
       (m)   (m)   昇(+)  降(-)    (m)

   1      2.000                                        30.000
      2      2.300      0.555   1.445                   31.445
      3      0.400      0.245     2.055                   33.500
      4                 1.900                1.500        32.000


………………
 b, (2)(5) 器械的誤差とは、測量器械の調整不十分や構造上の不備によ
             って起る定誤差であるが、地球の曲率により生じる誤差(球
              差)やかげろうによる誤差は自然的誤差である。
………………
 c, ○
………………
 d, × 気象条件が同じであると、同じ自然的誤差が出てしまうので、異な
    った気象条件に測定し平均値をとるようにする。
………………
 e, × 固く締めるのではなく、軽く締めてから運ぶ。
………………
 f, × 最初に立てた標尺を最後の点に立てるようにするため、片道の観測
    の測点数(レベルの整置回数)を偶数回にする。
………………
 g, 後視の合計と前視の合計の差が高低差となる。
    後視の合計=1.802+1.988+1.326=5.116
    前視の合計=1.303+1.078+1.435=3.816
    高低差=5.116−3.816=+1.300

  したがって、測点No.1の地盤高=6.600+1.300=7.900m

………………
 h, ○
………………
 i, × 観測は、一般に後視・前視の順に行う。
………………
 j, ○
………………
 k, ○
………………
 l, ○
………………
 m, × 標尺の目盛誤差は、往と復の観測を平均しても消去できない。これ
    は、基線標尺の比較を行うことによりある程度消去できるが、目盛
    間隔の不良による誤差は消去できない。
………………
 n, ○
………………
 o, ○
………………
 p, ○


………………………………
問2
………………
 a, (2)
………………
 b, ○
………………
 c, ○
………………
 d, ○
………………
 e, × トランシットが正しく水平に整置されていないために観測角に及ぼ
        す誤差は、器械誤差ではなく不定誤差(偶然誤差)である。また、
        水平軸誤差とは、トランシットの水平軸が鉛直軸に直交していない
        ために生じる誤差である。
………………
 f, ○
………………
 g, × 器械の回転は、両手で上盤の縁または支柱の下部を軽く押さえて行
    う。望遠鏡などを持って回転させてはならない。
………………
 h, ○
………………
 i, ○
………………
 j, ○
………………
 k, ○
………………
 l, × 視度の調整が不十分だと、目の位置によって標尺目盛と十字線の位
    置関係が変わるので、接眼鏡および対物鏡の調整を行い、視差をな
    くすようにしなければならない。
………………
 m, ○
………………
 n, (1) 鉛直目盛盤の指標誤差は、トランシットの望遠鏡が水平のとき鉛
      直目盛が0度にならない誤差であり、調整が不完全なため起る誤
      差である。



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