2005/03/25
「特別編」ゲーム系専門学校のちょっとした(?)お話
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 「ゲームの製作に必要なスキルは?ゲーム業界に就職するために!」 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 第10号 発行日 2005年3月25日 http://www.kyoto.zaq.ne.jp/gamer/ ついに迎えました10回目の発行!これも読者の皆様が読んで 頂けてるからこそ、書く私にも凄く、凄く意欲になってくれていま す。ありがとうございます!これからも出来る限り現場な意見を 話していこうと思いますので、少しの時間だけお時間を! 今回は、特別編と致しまして、皆様の質問で最も多い 「ゲーム系専門学校」に関する話をしていきたいと思います。 これから専門学校に入る方・・・ もう専門学校に入られた方・・・ 専門学校でどんなことをしているか興味ある方・・・ などの方にぜひぜひ御覧頂きたい! 私自身が体験した、裏事情や本音も一挙公開です。 【このメルマガ趣旨】 このメルマガでは実際にゲーム製作をしている立場から、ゲーム作りに 必要なスキル、本当にあった話や苦労話を含めながら、少しでも 「おおっ、なるほど」 などゲーム製作のことを知ってもらったり 参考や興味にしていただいて、ゲーム業界に入る手助けになっていければ嬉しい限りです 【目次】 ===================================================== 1.○「やったぜ!」。専門学校に入って良いこと 2.×「な、なんだってぇー!」専門学校に入って悪いこと 3.?「実体験?裏事情?」発行者セイントが感じたこと 4.編集後記「グラフィッカーを超!超!募集」 ===================================================== ----------------------------------------------------- ◆1.○「やったぜ!」。専門学校に入って良いこと◆ ○ゲーム作りが学べる どこでも言われる専門学校の大きな利点。実際にゲーム作りを 学べるのはやはり強い。1回ゲームを作って見れば、自分にとっ て、ゲームを作って生活していけるか?などの判断も正確にで きるようになりますからね。 ゲーム作りの辛さ、を知るのも、ゲームで遊んでるだけの人間 には大事な経験になるでしょう。 ○ゲーム作りの仲間ができる。 どこでも言われる専門学校の大きな利点2。今やゲームは1人 で作るのは難しいですし、例え1人で作った所でゲーム業界の ゲーム作りはチーム制作が当たり前。プログラムやデザイン、 得意な部分だけ持ち寄って制作できるのが醍醐味ですよね。 夢も趣味も一緒な仲間が居るというのは、精神的な意味でも 心強くなります。 ○ゲーム作りに必要なソフトが使える。 なんだかややこしい言い方ですが、ゲーム作りに必要なソフト など・・・例えば3Dソフトの「マヤ」などでしたら、軽く100万円を 越える値段で、一般人には手が出せませんね(汗)出せたら 怖い。こういった高額ソフトでも専門学校なら、沢山のパソコン に入っており、使えるのは嬉しいですよ。 ○ゲーム会社にコネがあり、希望者は多少就職しやすい 専門学校はコネが強く、誰か1人でもゲーム会社入っていれば そこの繋がりを大事にするので、希望者は入る手段が広がって います。ただ、その希望者に実力が無ければ、論外なんですけ ど・・・ ゲーム制作を学ぶ場所、それが専門学校になります。ゲームに 関する周辺知識も高まるのも重要なポイントでしょう。 ----------------------------------------------------- ◆2.×「な、なんだってぇー!」専門学校に入って悪いこと◆ ×先生の授業レベルが低い 専門学校の受験は無いに等しく、最低限の知識の人間も居るの で最低限のレベルでしか授業を行いません。 ・・・そんなものではゲームは作れません!ゲームと呼べるか否 か?と言えるゲームしかできないので、授業受けてるだけでゲ ーム会社に入れると思っている人が居るなら、諦めた方が良い です。(徹夜覚悟くらいは持っておきましょう!) ×オタクばっかり 良い部分でゲーム作りの仲間ができると言いましたが、逆のケ ース・・読者の皆様はすぐ解ると思いますが、要はダメ仲間も沢 山できてしまうわけですね。 入学者の100%がオタクと言っても良いので、そこからゲーム クリエイターに変わっていかないといけないんですが・・・全員が なるわけではなく・・・と言った所です。 ×学歴がショボくなる ゲーム業界、学歴は関係無いと言ってますが・・やっぱあります。 単純に給料が大卒と比べて安い(ゲーム業界限らずどこでも) 2〜3万は違います。こうなると単純に、年間単位で考えると 2万×12ヶ月=24万 大卒と比べ、初任給の1〜2ヶ月は差が出てしまい・・・ はっきり言って、ううぅ・・・羨ましいです(涙) ×異性・・というか女性が少ない ゲーム業界は男産業です!(笑) 冗談は置いといてもゲーム会社・・・特に制作メンバーはデザイ ナーを除いてほとんどが男の人と言われており出会いがありま せん。 馬鹿らしい話に聞こえますけど、将来、結婚しないまま進むとい う方は少数派だと思います。30代近くなった時に一人身という のは切なくなるでしょう(汗)勿論、社会的な意味でも。 簡単に書きましたが、どれもこれも大きなデメリットで 「専門学校では授業レベルが低い、ただのオタクばっかり」 こんな風評ができてしまい(つーか事実ですが) ゲーム会社も取りづらい・・・といった状況になってるのが 現実です。 ----------------------------------------------------- ◆3.?「実体験?裏事情?」発行者セイントが感じたこと◆ ?先生に要求した分だけ帰ってくる 先生との距離が近く、「アレ」が欲しいとか、学校のルールでは ダメだが特別に認めて欲しいとか言えば、先生は答えてくれて 、すぐ行動に移してくれます。 本音を話すと、CESAが出したゲーム白書や様々なツールなど 注文するのですが、学校の製品なのに私物化して使っている 状況で(笑)先生達もあえて「見て見ぬふり」。やる気のある生 徒には寛大というかなんというか・・嬉しい。 ?ギャルゲー・・ネットゲーオタクばっかり 入学当時の私は、三国戦紀という台湾アーケードゲームが好き で、ゲーム系の専門学校に行けば、そういった少ないファンの 同志や、アジアゲーマニア、英ゲーマニアなど、自分が知らない 分野のゲームに沢山出会えるとドキドキしていたのですが・・ いざ入ってみると、「ギャルゲー」・・・つーかエロゲーか 「ネットゲー」・・・つーかMMORPGをやっている人ばっかり。 始めは仲良くしていけるか、本気で不安でしたよ・・・(笑) 様々なゲームジャンルの人間が居るとは思わない方が良いで しょうね。 ?出会いが大切 私も入学してしばらくは、ただのゲーム人間で授業だけ出ている ような人間でした。しかし、たまたまゲームが人より好きでたまた ま変わったことが見たい、だけの理由でクラブに所属してデキる 先輩と出会った事が私の転換期になりました。 「おまえに売れるゲームは作れん」 実力が少なく、ちょっと成績が良いからって生意気になっていた 時に、真剣に先輩から言われた言葉でした。ただのゲーム人間 から、ゲームクリエイターへ昇らせることになった大事な一言。 その先輩が成功し、その上で私も認められるようになり、この出 会いを、今度は私が後輩に伝えていくのが、また私に課せられ た仕事なんだろうなぁ・・新しい時代を繋げるために・・・ やっぱり、「何か」で自覚するキッカケは必要になります。その キッカケが先生なのか仲間なのか先輩なのか、それとも・・・ その出会いや自覚することが、ゲーム専門学校に入って、1番 重要なことなんだと思いますので、目指す方は、ぜひ!という よりは必ず!自分がゲームクリエイターとしての自覚を持つ機 会を手に入れてくださいね。 ----------------------------------------------------- ◆4.編集後記「グラフィッカーを超!超!募集!」 こんにちは!セイントです!現在は短い短いながらも休暇タイ ムに入っており、XboxとスパイクアウトやHalo2を買ってしまい ました。いやぁ、ゲーマー向けの機種ですよね、流行ってない せいか、ゲームソフト買うのにすら店を周りました(笑 4件ほど) ここからは宣伝なのですが、我々「電送ゲーマー温泉」サーク ルは今年のゲームを作るために、グラフィッカーを超!超!募 集しております。(http://www.kyoto.zaq.ne.jp/gamer/05.htm) ・横スクロール2Dアクション ・キャラクターデザイン担当 ・ドット絵ができる方 我こそは!と思える方、私達と一緒にゲームを作ってみません か?質問や冷やかしまで大歓迎なので、熱意の篭ったメール をお待ちしております。(熱い魂が大事だぜ!byスタッフより) それでは次回を発行日は4月10日予定! これからもゲーム製作の世界を覗いたり、入ったりしていきましょう! ----------------------------------------------------- ★ゲーム製作での現場で聞きたい事や、疑問に思うことがあれば どんな些細なことでも構いませんのでメールを下さい! このメルマガの題材として扱って欲しい内容やネタや まったく関係の無い雑談、ゲームネタまで大歓迎です。 → dkafq100@kyoto.zaq.ne.jp 読者からの声を集めたページ → http://www.kyoto.zaq.ne.jp/gamer/magmag_2.htm ●発行人 セイント ●関連サイト 電送ゲーマー温泉 http://www.kyoto.zaq.ne.jp/gamer/ ●関連サイト ゲーム業界ニュース http://blog.livedoor.jp/seintohiziri/ ●メールアドレス dkafq100@kyoto.zaq.ne.jp


