*。**・オペラティー・メールマガジン Vol.6 *。*
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*。**・オペラティー・メールマガジン *。**・
2005/02/28 Vol.6 発行元 CFJ
http://www.opera-t.com/
フランスから届いた美味しい紅茶・オペラティー
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冬がまだしぶとく居座る中に、
時々顔をのぞかせる明るい太陽の日差しが、
無意識のうちにも人々の頬に笑みをたたえる今日この頃です。
まだ肌寒い毎日ですが、ひたすら春を待ちわびながら、
今日もオペラティーでほっと一息・・・・・・
さて、オペラティー・メールマガジン<Vol.6>です。
どうぞゆっくりお読みください。。。
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【1】 [コラム] オペラティー Vol.6 『ソ・リ・レス』
【2】 [スペシャルコラム] ティーカップの中のオペラ <ヴィオレッタ>
【3】 [あとがき] 別れと出会いの春
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【1】 [コラム] オペラティー Vol.6 『ソ・リ・レス』
パリ南西に位置する15区の、とりとめて何もない静かな街に
コラム「ティーカップの中のオペラ」を書いてくれている
漆崎良枝さんと部屋をシェアして暮らしていたころ、
近所の小さなお肉屋さんの店頭にいつも「早く食べてよ〜」と
うなだれる鴨が「ぶらん」とぶらさがっておりました。
日本からパリに遊びに来ていた料理好きな私の従姉妹と3人で
買い物に出た時に、そのお肉屋さんの店頭でうなだれた鴨と目が合い、
あの鴨を買って家で料理をしよう!ということになりました。
良枝さんの持っていたレシピ本に鴨の料理が載っていたので、
それを見ながら、みんなで作った「鴨のソテー クリームソース」
なるものが大変美味しく出来上がり、作る時の手間も合わせて、
今でも記憶に残るほどの味でした。
ですが、「鴨をさばく」というのは、なかなか“至難のわざ”でした。
構造はもちろん、普通のとり肉と同じです。
簡単にご説明すると、
1:首を落とす。
2:もも肉の関節を外して、
3:付け根に切り込みをいれ両脚のももを外す。
4:背中に切り目を入れて、
5:両胸肉を骨にそって背中から2枚に切り分ける。
すると、もも肉が2枚、胸肉が2枚の計4枚に切り分けることができます。
そして、4枚以外には、「首づる・手羽先・背骨」がとれるので、
それらはフォン(ソースを作るためのベースの出し汁のようなもの、
ブイヨンよりも濃厚)を作るのに使ったりします。
この時
「2:もも肉の関節を外して、」
と
「3:付け根に切り込みをいれ両脚のももを外す。」
の段階でお目見えする、もも肉の付け根に
【ソ・リ・レス】という、日本のフレンチの厨房においてもこの名で
お馴染みの「部位」があります。
ソリレス。
それは、とても小さく、クルミほどの大きさの肉の塊で、大変旨味が
凝縮され、肉質は締まった美味しい部位です。
言葉の響きがなんだかステキで、すぐに覚えた部位の名前でした。
その頃、もしパリで犬を飼っていたら、私の犬の名前は
『ソリレス』だったに違いありません。
左右のももに1つずつ、合わせて2つ付いていますが、
うっかりすると、骨にくっつけたまま取り忘れてしまったり、
小さすぎて食べ忘れてしまって、捨ててしまったりするかもしれません。
そんなに美味しい部分をうっかり捨ててしまうなんて、
おバカさんな話しです。
ということで、
ソ・リ・レス(sot-l'y-laisse) とはフランス語で
「おバカさんは、それ(こんなに貴重な部分を)を残す。」
という意味だったのです。
あぁ、パリの街で、声の大きい私が、犬を飼わなくて良かった。。。(ホッ)
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【2】 [スペシャルコラム] ティーカップの中のオペラ
《Vol.5》 ヴィオレッタ
http://www.opera-t.com/column/column0502.html
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◇ [スペシャルコラム] 『ティーカップの中のオペラ』は、
フランス在住経験もある、紅茶とオペラをこよなく愛する、
札幌に在住の友人、漆崎良枝さんによるコラムです。
軽快なリズムの心地よい文章がくせになりそうな、
楽しくステキなコラムを毎月1回お届けしていきます。
今月は、第5号です。ヴィオレッタを題材にお送りいたします。
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2月のパリは寒くて暗く、気が滅入る。
だからこそ春の訪れを待ち望むカーニバルが陽気に行われるのだけれど、
1847年の2月、その賑やかなお祭り騒ぎの最中、
マリー・デュプレシ(本名アルフォンシーヌ・プレシ)はパリのアンタン通り9番地で
ひっそりと息を引き取った。享年23才。彼女こそはデュマ・フィスの小説『椿姫』の
マルグリット、ヴェルディのオペラ『ラ・トラヴィアータ』のヴィオレッタの
モデルとなった女性。
『ラ・トラヴィアータ』とは「道を踏み外した女」という意味。
ヴィオレッタはパリでも屈指の高級娼婦。そもそも娼婦である事が
人の道を踏み外している、いやいや娼婦が真実の愛に目覚めてしまった事を
指すのだ、と見解は色々。
それにしてもヴェルディったら随分厳しいタイトルをつけたものだわ。
いえいえ、厳しかったのは世間の目。
このオペラを作曲していた頃のヴェルディにはストレッポーニという愛人がいて、
彼女に対する世間の目が非常に冷たかった。こんなタイトルを付けておいて、
その実、ヴィオレッタには裏社交界の猥雑さが全くない。
あるのは貴婦人の優雅さと聖女の優しさ。
加えてその名前。ヴィオレッタとはスミレの花。聖母マリアを表す花はバラ、ユリ、
そしてスミレ。特にスミレはキリスト教の中で最も大切な「謙譲」を表す花
なのだから、ヴェルディったら優しいじゃない。
そいうえば10年前、パリ6区の花屋のウインドウに、掌ほどのスミレの花束を
見付け、その控えめで儚げな美しさに魅せられて、そこから動けなくなったこと
があったっけ。デュマがマリーを見初めた時もこんな感じだったのかしら。
オペラティーの『ヴィオレッタ』には青い矢車草の花弁が入っていて、その色が
ヴィオレッタを思わせる。肺を患っていた彼女が好んだのは香りのない花、椿
だったのだけれど、ヴィオレッタ自身が放った香気はこんな香りだったかも?
なんて想像しながら紅茶を頂くのも一興ですね。
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◇ ヴィオレッタ / フラワーティー ◇
【 Flower Tea - ViolettaCaramel 】
は、こちらからご購入いただけます・・・>>>>>
http://www.opera-t.com/category.php?id=5#008
35グラム 500円(税込み)
原産国:フランス・中国
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バナナ、バラの天然成分で香り付けした、美しい彩りと華やかな香りの
フラワーティーです。
■この紅茶の効能
肌荒れや体の疲れを癒し、保湿、強壮作用、老化防止などに効果があります。
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【3】 [あとがき] 別れと出会いの春
先週はじめに、春一番が吹きました。
久しぶりに天気の良かったこの日曜日、
冬の間、比較的人出がいつもより少なく感じられた近所の
砧公園は、ふたたび人気に満ちはじめていました。
沢山の家族やカップルや駆け回る犬たちが幸せそうな休日を
過ごして居ました。歩きはじめたばかりの子どもたちはよちよちと歩き、
活発な少年たちが公園のあちらこちらで巧みにサッカーボールを蹴り、
スケボーをあやつる青年が人々の注目を浴びる中で流麗な技を披露し、
カップルがバトミントンの羽音を心地よく響かせるのを眺める梅の木々も
こぼれそうにほころんで、すぐそばまで近付いている春の風を
たぐりよせているようでした。
2月も今日で最後ですね。
明日迎える3月といえば、少し寂しい別れの季節!?
でももうすぐ春が来て、新しい出会いも待っています。
春を待ち望むこの季節、いつの時も別れはつきものながら、
出会えたことへの感謝の気持ちや人とのつながりの大切さを
思い、そしてまた新たなる素敵な出会いを願うのです。
また自らも出会えた人にとってかけがえのない人となれるように
磨きをかけたいな、と、いつも思うわけです・・・
いつも「思っている」だけの私ですが、
今日また気持ちを新たにして3月を迎え、ぜひいい春を迎えたいわけです。
どうぞ皆さまにもまた新たなる素晴らしい出会いが沢山待っていますように!
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Vol.006 2005/02/28
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発行者 CFJ(セーエフジー) 小林春日
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