2009/09/05
【ここがへんだよ☆医薬業界】-その166-
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【ここがへんだよ☆医薬業界】
---------------------その166-----------------------
2009.9.5発行
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くすり屋や健康、薬の裏話・裏事情をそっと教えます。
一部関連団体の方にはご迷惑おかけしますが、大目に見てください。
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話の前に・・・・Oo。( ̄。 ̄ )y― ~
勤務先の女性パート従業員の小学校5年生になる娘がお腹の調子を崩し、
近所で評判の内科・小児科医院へ行って来たっちゅうことやった。
で、診察の結果ロタウイルスによる胃腸風邪っちゅうことが分り、
どっさり薬をもらって帰ってきた。
食い過ぎてまたお腹こわさない?と惑う、薬剤師 福原良幸です。
でもって、そんなお土産のようなお薬とは、
抗生物質と整腸剤と解熱剤と吐き気止めやった。
一見もっともそうな処方のように思ってしまうんやが・・・・
そもそも抗生物質は、細菌に対しては限定的に抗菌力を持ってはいるが、
ウイルスに対しては何の効果も持ってはいないねん。
(でも、二次感染の予防として出すことも多いらしいですよ)
二次感染の予防っちゅうて、扁桃腺が腫れているわけやなし、
体力の消耗が激しいわけでもないのに、そんな予防はいらんやろ。
その上、抗生物質により腸内細菌の善玉菌が駆逐され、腸管免疫にも影響が
出るんやないのか?
(善玉菌も殺してしまいますが、悪玉菌も殺してくれるんと違いますか?)
せや、しかし抗生物質っちゅうのは限定的にしか細菌に効かんのや、
せやさかい多くの細菌が死滅すると同時に、その抗生物質に対して耐性の
あるしぶとい細菌が異常に増殖してしまううんや。これが菌交代現象や。
で、世の中そんな時に生き残る細菌は悪玉菌が多いのや。
ここでも「憎まれっ子世にはばかる」っちゅうことなんやなっ。
(どの世界も悪いヤツほどしぶといものなんですね)
そうや、それで悪玉菌が増えて下痢をするんや。
(ロタウイルスと悪玉菌の最強タッグによる下痢ですか・・・・
でもそれを回避しようと抗生物質耐性乳酸菌が処方されていますよ)
今回処方されておったのはビオフェルミンであ~る。
いや、違った、ビオフェルミンRであ~る。
しっかしなぁ~、この乳酸菌、どの程度効くのか皆目分からない。
(え~!!効かないんですか?)
いや、効くのかどうかも分からないのであ~る。
(しつこい!)
本来腸内細菌叢の状態は各人固有のもので、その本人の腸内細菌ではない
乳酸菌を口から入れた場合、どの程度定着してくれさらに増殖し、腸内に
テリトリーを確保できるものなのかさっぱり分かってないのや。
ましてや、このような短期の使用でどの程度の効果が見込めるものなのか?
結局、効く人は効くが効かない人は効かないってことになってしまうんや。
(なんか、無責任ですねぇ)
まぁ、無責任は今に始まったことじゃないがねっ!
その上、たいして熱も出てないのに解熱剤がでておる。
(出てますね~)
しかし、たいした熱が出ておれば小児にとってさらに解熱剤の服用は危ない。
高熱が出る、インフルエンザや水ぼうそうでの解熱剤の使用は、
とっても危険なんや。
微熱なら、解熱剤はリンパ球の活性を抑えてしまうので免疫力が下がって
しまい、回復期間が長くなってしまうやろ。
どちらにしろ、小児に解熱剤は基本的にはいらん!ちゅうこっちゃ。
で、最後の「吐き気止めの薬」これが最大の問題やった。
(問題って?)
この吐き気止めの薬、非常に苦かったようや。
そのため、嫌がる子供に無理矢理お母さんが飲ませておったんや。
(なんか壮絶ですね。
見る角度によっては児童虐待ともとれる光景が頭に浮かびます。はい。)
で、その子供・・・あまりの苦さにほとんど戻してしまったんや。
(吐き気止めの薬を飲むことが原因で戻すなんて・・・
まるで、一攫千金を信じてマルチに手を出し、ケツの毛までむしられた
ようなもんですね。)
悲惨・・・・
(ってことは、何一つ飲む必要のなかった薬なの?)
個人的にはその通りなんやが、医者は言うだろうね、
「信じて飲めば、必ず良くなると」
(マルチの親玉もきっと同じことを言いそうですね)
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●新型インフルエンザ騒動
ちゅうことで、新型インフルエンザ騒動に対しても同じことが言えるんや
ないやろか。
(ありゃりゃ、今世間で一番の社会問題を騒動にしちゃいましたか・・・)
多くのマスコミでは今回の新型インフルエンザに対してことさら強くワクチン
の必要性を説くが、ホンマにそうやろか?
これはあくまで私見ではあるが・・・
(このメルマガで、私見以外を目にしたことはないのですが・・・)
今回の新型インフルエンザ、はっきり言って今のところ弱毒型であることは
間違いないっちゅうことや。
なにせ8月28日の読売新聞では、その一週間の新たな患者数の推計は約
15万人とのことなのだが、それに対し死亡者は持病のある高齢者などの
数人ちゅうことだった。
あるところでは、新型インフルエンザの死亡率を0.4%などと言っている
ようであるが、それならばその一週間で新たに罹った患者の15万人に対し、
600人ほどの死亡者が出ているはずであるが、全くそんな話は聞かない。
(国家機密で隠しているということはないですか?)
通常の季節性インフルエンザだって0.1%の死亡率っちゅうことやから、
如何に弱毒型なのかがうかがい知れるっちゅうことや。
その上、ご丁寧に厚生労働省のホームページでもその毒性について以下のよ
うに書いているんや。
「ほとんどの方が軽症で回復しています。
ただ、持病を持っている方、妊婦、乳幼児、高齢者では重症化する危険性が
あるので注意が必要です。」
(え~!!じゃあ、感染者の圧倒的多数を占める特に持病のない健康な人に
とっては感染しても特に大きな問題はないのですか?)
ないない、今のところ。
9月に入り全国の学校が夏休みを終え新学期に入ると、まず間違いなく
感染者の数はさらに上がり、予測では10月中旬ぐらいにピークを迎える
っちゅうことらしい。
その時の一週間の感染者数はどれぐらいに膨れ上がるか分からんが、
今の10倍ぐらいと考えると
(根拠は?)
根拠は全くないが、いつものようになんとなく・・・
(なんとなくで、はっきり物申すところが凄いです、はい。)
10月中に約600万人、累計で約1000万人ぐらいになるやろか。
で、ワクチンが5300万人分必要になるという試算を厚生労働省はしてい
るが、すでに罹った患者には必要はない上、弱毒型の病気のワクチンなんか
打つ必要あるの?と考える人もけっこういると思うでぇ~
その上、海外から仕入れるワクチンには安全性にも疑問があり、
オイラは、そんなワクチンを接種する方がよっぽど恐いねんけどなぁ。
(中国でのワクチン製造も始まったようですしね。)
せやから、そんなにワ5300万人分もクチンはいらないんとちゃうの?
国内供給の1700万人分もあれば十分、むしろそれでも多いくらい。
ハイリスクの人だけ接種すれば十分なんとちゃう?
(でも、みんながワクチンを打つことで感染が広がらなくなり、
ハイリスクの人たちへの感染も未然に防ぐことができたなら、
やはり接種した方がいいんじゃないの、ハイリスク集団にはワクチンの
効果が期待できない人たちもいるわけだから)
それも確かにあるかもしれない。
しかし、そのためにどれだけの多くの税金が費やされてしまうかと考えると、
なんとも言えんわなぁ。
でも民主党政権になった今、さらにワクチン接種を積極的に奨めそうやなぁ。
(民主党は人権論者が多そうですからねぇ~、
なんてったって、あの社民党と協力関係にありますからねぇ)
しかし、オイラが一番懸念する所は税金の部分やないんや、
少し長い目で見れば新型インフルエンザに対するワクチン接種は、
決してリスク回避になっていないんやないのかっちゅうところなんや。
今回の新型インフルエンザでオイラが一番恐れるのは、現在の弱毒型が
スペイン風邪のように強毒変異を起こさないかっちゅうことや。
(まさに25年前、あなたの奥さんが強毒変異を起こしたかのような懸念が
あるのですね。)
そして、今なおその変異は続いている・・・ククー!ってなんでやねん。
このメルマガ見られたら、さらに強毒変異起こすがな!
世界中に蔓延すればその可能性も否定できんやろ。
で、問題は強毒化して再び日本に入ってきた時や!
そんな時には新しいワクチンの奪い合いが起きる。が、ワクチンがあれば
まだいい、しかし今回でもそうだがワクチンはそう容易く供給されるもの
ではないんや、だからひょっとすれば間に合わない可能性だって十分にある。
そんな時、ワクチンで感染をやり過ごした体と十分に感染してタミフルも使用
せず自分の免疫力で乗り越えた体では、対応力がきっと違うと信じている。
せやから、可能性は少なくても、まさにリスク回避のためにオイラは新型
インフルエンザのワクチンも打たなければ、罹ってもタミフルも飲まない。
じっと、2週間かけてしっかりした抗体ができるのを待つ。
熱が出ようと鼻水が出ようと咳が出ようと薬で止めるような事はせず、
体の働きを円滑にする為に十分なビタミンとレオピンを飲むだけや。
病気に対しどのような対処をしていくのかの選択肢は意外と多い。
マスコミや医者の先導する選択肢しかないと思ったら大間違い。
まずは、その病気の根っこを良く見て選ばなくてはいかんのや~。
健康は自分が守るもの、そんな意識がこれからは絶対に必要になりまっせぇ。
(今回の根っこは、現在の新型インフルエンザは弱毒型ということですね)
せや!!
次回は、いつになるかは分からんが、結構多くの医薬業界人も勘違いしている
かもしれないっちゅう話の予定。
(確かに、何時になるか分かりません。はい。
今や盆と正月の配信のメルマガですからねぇ~)
なんとか、正月までには配信したいと思っておるが・・・
(それにしても、そんな話本当にあるんですか?)
ひょっとしたら、オイラだけがそう思い込んでいた話かも知れんが、
少なくとも某製薬メーカーの学術では・・・
勘違いしていたでぇ~!!
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■ ■編集後記
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今回の新型インフルエンザ騒動を見ていると、
昔、娘が幼稚園の時のことを思い出した。
近くの保育園で水ぼうそうが流行った時があった。
で、その保育園に通い水ぼうそうになってしまった友達がいたので、
さっそく娘を連れて水ぼうそうをもらいにその娘の所に行ったことがあった。
どこかで罹る可能性の高い病気なら、治りやすい時期に罹っておく。
逃げるばかりが道じゃないんだよね。
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【ここがへんだよ☆医薬業界】
発行者 福原 良幸
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