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2008/06/29

気ままおやじの「花と遊ぶ」

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┃  〜 気ままおやじの“花と遊ぶ” 〜      第181号 2008/6/29
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文字と国家

文字がない時代には、民族に国家という意識がないのだそうです。
文字が出来て「決まり事」が成文されて、はじめて国家意識が出来るのだそうです。
日本で最初に手がけた人が17条憲法の「聖徳太子」と言うことになります。

聖徳太子は別名「厩(うまや)の皇子」とよばれ、当時では「ぴかいち」の血筋では
なかったようであります。
その聖徳太子が日本国を創り上げるということが、実際に出来たのでしょうか?という
疑問が出てきます。

文字のない時代の伝達は「個人から個人へ」のやり取りでした。
しかし文字が出来ると「個人から複数人へ」の伝達が可能になります。
こうして、意識の統一が可能になっていくわけです。

古代日本には文字が存在しませんでした。
その文字が「渡来人」によって「仏教」と、ともに日本に上陸してきました。
従ってはじめのうちは「経典解読」のための作業からの出発であったと考えられます。

現代社会において「横文字(カタカナ文化)」が横行しているのと同じ現象が、聖徳
太子の時代にも起きていたのです。
従って「誰?(国籍)」が伝えたかによって同じ文字でありながら、発音が違って来ます。

中国においては漢字一文字に対して「一発音」しかないのだそうです。
しかし日本では漢字一字に対して「多くの発音(読み方)」があります。
どうしてなのでしょうか?

中国は幾つもの国に分割しても良いような、広大な面積があり、地域の「方言」が
大きく異なり、同じ漢字でも「発音(読み方)」が違ってきたのが原因だそうです。
聖徳太子の時代には、中国の海岸線沿いの民族が日本に渡来して来ました。
もちろん朝鮮半島からも多くの人が色々な先進文化をもってやってきたのです。

当時は国家意識がなかった?ために文化人として「渡来人」をどんどん受け入れ、
その知識を吸収していったわけです。
むしろ尊敬の念で迎え入れたわけです。

まさしく戦後の進駐軍にあこがれたように、文化の高さに圧倒されて、どの駐留軍の
兵士も教養人に思えたわけです。
丁度それ以上の現象が、聖徳太子の時代に、起きていたのだと思われます。

ひょっとしたら?聖徳太子も「渡来人?」であったのかも?しれませんね?!!

事実「柿本人麿」「山上憶良」など教養の高い人は渡来人の子孫です。
当然、言葉についても必死で受け入れ、それを日本語訳にしていったわけです。
このときに日本独特の記号としての漢字「訓読み」が生まれたわけです。
「漢字の意味」を「やまとことば」に置き換えていったわけです。
そして漢字の一部を取って簡略化して日本独自の「片仮名(カタカナ)」が生まれた
わけです。
「ふりがな」の誕生ということになります。

話し言葉が「文字化」されることで、国家統一が出来るのです。
日本において「アイヌ民族」には文字がなかったために、国家が形成されなかったと
いわれています。
そして、琉球においては「漢字と仮名」の混交文字が使われていたため、「日本国」と
認められたとか?です。
文字の力の大きさを思い知らされる気がいたします。


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