2008/04/02
NDPC通信第31号
☆★☆──────────────────────────────☆★☆ NDPC通信 第31号 〜天然染料顔料会議〜Natural Dyes & Pigments Conference http://ndpc.info office@ndpc.info ☆★☆──────────────────────────────☆★☆ 2008年4月2日配信 ☆★☆ 目次 ☆★☆ 【1】天然染料顔料会議の機関誌「天然の色」が発行されました 【2】日下田紺屋 【3】2008 染料・薬用植物フォーラム ☆★☆──────────────────────────────☆★☆ 【1】天然染料顔料会議の機関誌「天然の色」が発行されました 天然染料顔料会議会長<機関誌編集者> 牛田 智(武庫川女子大学・教授) ☆★☆──────────────────────────────☆★☆ 天然染料顔料会議(NDPC)では、年1回開催する大会の成果のまとめを中心とし た機関誌、「天然の色−天然染料顔料会議報告」を、2004年度から毎年発行して います。NDPCの会員には無料で配布されます。 2007年度版(全68ページで、カラー写真があるページは37ページ)が、2008年3 月26日に発行となりました。もう少し早く発行したいと思っていましたが、今年 度も、年度末ギリギリの発行となってしまいました。原稿をお寄せいただきまし た皆様、有り難うございました。 内容は、NDPCのホームページ http://ndpc.info/ をご覧下さい。 2007年度会費の納入をお済ませの方には発送致しました。届いていない方はいら っしゃいませんでしょうか。会費納入がまだの場合は、納入を確認後発送させて いただきます。機関誌は、会員向けに作成していますので、機関誌の入手をご希 望の場合は、会員になっていただくことをお願いしたいと思いますが、機関誌の みを入手したいという場合は、NDPCの事務局までe-mailでお問い合わせ下さい。 ☆★☆──────────────────────────────☆★☆ 【2】日下田紺屋 天然染料顔料会議 監事 矢出 尚子(工房 はんの木) ☆★☆──────────────────────────────☆★☆ 2007年NDPC東京大会の折、益子にある日下田藍染工房を訪ねました。手紡手織の 布に触れていると、これが200年続く藍がめで染め重ねられた藍布なのだと、その 美しさに しばらく見入ってしまいました。 布の説明の中に 経糸・緯糸藍先染め 手紡ぎ・和棉というのがあります。 今では日本で棉の栽培はほとんどされていないようですが、その貴重な棉をしか も手で紡いで 糸にし 藍がめで染めそして一段一段織られた布。 それは本当に 品格のある布と言うのでしょうか。 切ってしまうのを躊躇わせる布、こんなすばらしい布を目の当たりにした感動を 少しでも多くの方々と共有できればと思いました。 日下田 正様 工房の皆様有難うございました。 ☆★☆──────────────────────────────☆★☆ 【3】2008 染料・薬用植物フォーラム 天然染料顔料会議 http://ndpc.info 事務局長 角 寿子(北の藍工房) ☆★☆──────────────────────────────☆★☆ 昨年、晩秋に蒔いたムラサキから芽が出たというお便りがきました。 様々な人々の毎年繰り返される努力で残ってきたムラサキです。 北海道の雪の下で冬を過ごしてきた種は強い。 さて、前号でもお知らせしましたが、今夏は北海道で染料薬用植物フォーラムを 8月2日から8月14日まで、4開催地にて開催いたします。 現在、主催の天然染料顔料会議やNPO法人アースネットワーク http://earthnetwork.info のホームページで概要を紹介し、募集を開始していま す。 また、発表者や展示者名の更新が続いています。 染色化学や染色工学、工芸、薬学、農学の研究者を始め、南部紫根染の伝統工芸 技術者、染料植物の保全活動をしている環境NPO等の皆様の研究発表や報告、ワー クショップや資料展、見学会、書店や大学ラウンジで飲み物片手にサイエンスカ フェに参加しながら、子供から市民、分野を超えた専門家たちが集い、染料薬用 植物の利用、栽培、工芸、アートを語り、未来にどう役立てるかを話し合います。 4月1日から広く報道機関や関連団体の会報やメーリングリスト等を使い、一般 募集を開始しました。 プログラムの中には既に定員の半分が埋まったワークショップもあります。 参加ご希望の方は Eメールやお電話にて、ホームページにあります問い合わせ先 にご連絡ください。 ☆★☆──────────────────────────────☆★☆ 編集者のつぶやき 北海道大学科学技術コミュニケーター養成プログラムを修了して(させていただ いて?)1年が経ちました。「天然の色を科学する」が私のテーマです。 「自分の考えをまとめる」「人に自分の考えを伝える」「既にあることを人に正 しく解りやすく伝える」、これを学びたくて講義を受け、実践を重ねました。 改めて、これらの難しさと、日々、様々な社会の場面や人との会話でいかにおざ なりにされているかを実感しています。 染色に携わって30年、家庭やアトリエで植物染をしている人、出版社からでて いる染色愛好家向けの本に出会うと「どういう仕組みで染まるのか」「この薬品 はどういう役目なのか」「必要か、必要なのか」を語る人、書いてある本に出逢 う事はほとんどありません。 今回発行した機関誌には、天然染料顔料会議の全身である日本植物染会議のテキ ストにあった牛田会長の「染色をする人のやさしい化学」があらたに掲載されて います。 環境問題も含め、一人一人が考えて行動しなくてはならないと思います。 スミ☆★☆──────────────────────────────☆★☆



