2009/03/25
中小企業経営者に贈る人事労務管理の「豆知識」 第103回
¬∇¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬ 中小企業経営者に贈る人事労務管理の「豆知識」 ¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬∇¬ VOL.103 人事コンサルティング事務所 オフィス ジャスト アイ http://www.just-eye.com ■◇------------------------------------------------------◇■ 法律改正で残業代が上がります ■◇------------------------------------------------------◇■ 長引く景気後退で残業が減り、労働時間の減少が予想さ れる しかし、一方で一部の人や部門に業務が集中し、会社全 体ではなく、局所的に長時間労働が蔓延している実態も ある このため厚生労働省は労働基準法の一部を改正すること にした ◆改正 その1 1カ月に60時間を超える時間外労働について、その超え  ̄ ̄ ̄ ̄ た部分の労働時間に対する割増賃金の割増率を現在の  ̄ ̄ ̄ 25%から50%へ引き上げることにした この改正の施行日は平成22年4月1日からだが、中小企 業は当面適用が猶予され、施行後3年を経過した段階で 改めて検討されることになった 中小企業とは資本金3億円以下(小売・サービス業は 5000万円以下、卸売業は1億円以下)、「または」労働 者数 300人以下(小売業は50人以下、卸売業・サービス 業は 100人以下)とされている また、労使協定を結べば新しく50%とされた割増賃金を 支払う代わりに有給による休暇を与えることでもよい、 とされた この有給による休暇はこれまでの有給休暇とは別扱いで、 月60時間を超える時間外労働を行った後ほどなく、まと まった単位で付与することが求められる (詳細は後日決められる予定) ◆改正 その2 現在、時間外労働については告示によって一定期間ごと にその限度時間が決められている 1カ月の時間外労働時間の限度は45時間であり、これを 超えて時間外労働を命じるためには、特別条項が入った 労使協定を締結することが必要になる 今回新たにこの特別条項の入った労使協定には月45時間 を超える部分に対する割増率を明記し、その割増率は現 在の25%を超える率にするように努めるものとされた。 その限度については改めて告示で示される 注意するのは「改正 その1」の50%の割増率の適用は 大企業だけだが、こちらの1カ月45時間を超える時間外 労働に対しての割増率については中小企業も対象となっ ている これを表にすると次のようになる 時間外労働 │ 大企業 │ 中小企業 ------------------------------------------------------ 45時間未満 │ 25%(現行通り) ------------------------------------------------------ 45時間以上 │ │ 25%を超える率 60時間まで │ ------------------------------------------------------ 60時間超 │ 50% │ 25%を超える率 ------------------------------------------------------ ◆改正 その3 有給休暇についても改正が行われた これまで有給休暇は「日」単位での付与しか認められな かったが、労使協定を締結することで、1年につき5日 分までは時間単位で有給を取得することができる、とさ れた この5日分の有給を日単位で取るか、時間単位で取るか は社員が自由に選択することができ、使用者が変更を命 じることはできない この有給休暇の時間単位の取得に関する改正も企業規模 を問わずに適用される 1日分が何時間に当たるのかについてはその会社の所定 労働時間によるが、詳細については後日決められること になっている ◎ ご意見・ご感想 お待ちしています ◎ ↓ http://form.mag2.com/probineast ◎ ブログも更新中です ◎ ↓ http://justeye.at.webry.info/ ■◇------------------------------------------------------◇■ 新たなスタートを切ります ■◇------------------------------------------------------◇■ 当事務所は4月より、HRMコンサルティングという会 社と提携し、人事制度の構築、見直し、運用・定着とい ったコンサルティングを展開することになりました http://labor-c.com/ HRMコンサルティングは人事に関する専門家の集まり です。私は従来の個人事務所での活動に加え、HRMコ ンサルティングのメンバーの一員としても活動すること になります これまでは時間的、人員的な制約により、なかなか手が けることができなかった人事制度に直接的に関与するコ ンサルティングが可能となります 従来からの人材アセスメント、モチベーション測定とい った診断業務に加え、制度設計や制度見直しといった人 事の仕組みづくりに関するご要望にもお応えできる体制 が整います 人事や人材について問題や課題がないという会社はあり ません 外部の組織を使って人事の仕組みを見直し、組織や人材 を強化しようとお考えの役員、ご担当者の方はお気軽に ご相談ください justeye367@yahoo.co.jp 当面は大阪を中心とする関西圏の企業様を  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 対象とさせていただきます  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ●○------------------------------------------------------○● ■業務案内 ◆人事コンサルティング業務 ◇診断・分析業務 ・人材アセスメント ・モチベーション測定 ・組織診断 ・管理職360度多面評価 ・採用適性・能力検査 http://www.just-eye.com/sub_gyoumun.htm ◇人事制度の構築・設計変更 ・HRMコンサルティング http://labor-c.com/ ◆社会保険労務士業務 ◆大阪市産業創造館 あきない・えーど経営相談 http://www.sansokan.jp/akinai/consult/ □ 業務に関するお問い合わせ、ご相談も、□ □ お待ちしています □ ↓ justeye367@yahoo.co.jp ●○------------------------------------------------------○● ※ご注意※ このメールマガジンは、わかりやすさを最優先しています。 このため、法律等の一部の例外事項については、省略して いる場合があります この記事を基になんらかの法律行為や意思表示をされる場 合は、事前に自ら確認の上行ってください。損害が発生し しても責任を負いかねます ◆◇------------------------------------------------------◇◆ □メールマガジン ---------------------------------------------- 中小企業経営者に贈る人事労務管理の「豆知識」 ---------------------------------------------- □制作・発行 -------------------------------------------------------- 人事コンサルティング事務所 オフィス ジャスト アイ http://www.just-eye.com -------------------------------------------------------- □代表 -------------------------------------------------------- 梶 川 和 重 blog : http://justeye.at.webry.info/ --------------------------------------------------------


