2009/11/20
ウィーンの街・食文化・徒然なるままに…
∽∽∽∽∽∽∽∽∽日本・オーストリア食文化協会∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ Nr0141 ウィーンの街・食文化・徒然なるままに・・・毎週金曜日発行11/20 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ 毎週違った切り口でのオーストリア関する話題、食関連の紹介マガジンです。 オーストリアの歴史や街々に興味のある方、食に関してなんでも知りたい方へ の雑学ノートです。もっと貴方のオーストリア知識を増やしてみませんか? 日本でオーストリアの料理・菓子・パンのプロフェッショナルとして活躍する 人たちが始めた団体です。オーストリアに興味のある人はどなたでも会員にな れます。興味のある方はホームページに詳しく紹介。お待ちしております。 ▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽ ○ オーストリアのビール ○ 難じゃ問じゃ、まなー&えちけっと ○ チロリアン・スパイスブーケ展 ○ ウィーンからのニュース ○ 編集後記 ▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲ 【オーストリアのビール】 第21回(最終回) オーストリアもビール大国。さまざまなビールを少しづつ紹介します。 写真などは只今、ホームページにて紹介しています。 http://wien1010.web.fc2.com/austriabeer.html Uttendorf Bier Uttendorf Marzenビールの泡立ちはしっかりしています。一口目の味わいはま ずは甘味が感じられ、そのあとにほんのりとハーブの香りを感じさせるビール です。私はこのUttendorfビールがあまりにも無名すぎると思います。これを 取り巻く環境が問題で、このビールはしっかりした味わいでお勧めです。 1600創設、アルコール度数5.0% Hofstettner Bier Hofstettnerビールは長い歴史があり、オーバーオーストリアの北部のチェコ の国境に近い小さな醸造所で作られています。Hofstettner ビールの味には清 々しさがあり味はどっしりとした重みが感じられます。飲んだあとのハーブの 香りが素晴らしいビールです。 1449創設、アルコール度数4.7% Honey Bier HochlandハニービールはオーバーオーストリアのHofstettner醸造所で作られ ています。 はじめの一口目は蜂蜜の香りはわずかで、飲み終わったあとでも蜂蜜の香りは それほどでもありません。 Hochlandハニービールは名前ほどのビールではないようです。 アルコール度数6.5% Bier Up Glutenfree GlutenfreeはオーバーオーストリアのGrieskirchen 町で醸造されます。さら にモルト「n」が醸造所の名前です。ビールはトウモロコシから作られており、 好みは人それぞれでしょうが私はこの強いトウモロコシの匂いが気になります。 トウモロコシの味が好きな方にはいいでしょうが飲み終わった味わいは舌がし びれ私の好みには合いません。 アルコール度数4.5% 2008年3月号から始まった「オーストリアのビール」は今回で終了しました。 毎回いろいろなオーストリアビールを紹介しましたが、ほとんどが日本には入 ってきていませんし、現地の町や村でしか味わえないビールばかりでした。 オーストリアにお出かけの際は是非地方に行かれ、いろいろなビールを味わっ てください。(65種類紹介しました) 次回もシリーズもので紹介していきますのでお楽しみに。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ 【難じゃ問じゃ、まなー&えちけっと】 なぜナイフはギザギザが無いのか 今では当たり前のようになっていますが、肉を食べるときステーキナイフには ギザギザがついており、肉が切れにくいことはないのですが、少し前の日本の テーブルナイフはノコギリ状ではなかったのです。普通のナイフ状になってお り手で握っても怪我をするほどの切れ味ではありません。 今ではステーキナイフといえば切れ味のいいギザギザになったナイフが使われ ていますので若い方はご存知でないかも知れません。 日本のテーブルナイフの歴史は明治までさかのぼります。新生明治政府は欧米 諸国に追いつけ追い越せと躍起でした。また欧米諸国と対等に渡り合うにも同 等の力がなくてはなりませんが、黒船や大砲など、日本の軍事力ではまだまだ 太刀打ちできない事を知っている当時の明治政府はヨーロッパの列強国に勉に に行かせました。日本海軍が模範としたのが七つの海を制覇したイギリス海軍 で、日本政府は選抜きの将校を派遣したのです。 優秀な日本人はイギリス式の軍事力を持ち帰ったのですが、イギリス海軍仕込 みのマナーも日本に取り入れられました。 そのイギリス人の自慢の一つに、ヨーロッパ人が食べている硬い肉はのこぎり を使わないと切れないが、わが国のローストビーフは柔らかく、刃のついてい ないナイフでもらくらく切れるといって自慢していたことです。そして日本に はこのタイプのテーブルナイフが入ってきたのです。ですから永いこと日本で はギザギザのついていないナイフが主流だったのです。 ほんとに昔のステーキナイフは使いづらかったことを思い出します。 この他にもイギリス式のマナーは日本にいろいろと伝わっていますので次回に 紹介します。 (注)日本にテーブルナイフが入ってきたのは江戸時代です。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ 【チロリアン・スパイスブーケ展】 以前にも紹介しました、横野律子氏の「チロリアン・スパイスブーケ展」が開 催されます。今年は「日本オーストリア交流年2009」でもあり、外務省と 駐日オーストリア大使館の記念事業としての開催です。 森林浴も体にいいですが、スパイス浴の健康シャワーもお試しになりませんか 会場:日本橋三越本店本館5階 リビングステージ 会期:11月25日(水)~12月1日(火)午前10時より開催 問合せ:03-3274-8547(クラフトホビーサロン) ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ 【ウィーンからのニュース】 ★エジプト:最古の「封泥」発見--ハンムラビ王時代 バビロニア(現在のイラク中・南部)のハンムラビ王(在位紀元前1792~ 1750年)に仕えた高官の印影が残る粘土塊を、オーストリアの研究チーム がエジプト北部のテル・エル・ダバ遺跡で発掘した。エジプト考古最高評議会 が15日発表した。バビロニアのくさび形文字アッカド語が使用されており、 「エジプトで発見された粘土塊としては最古」(同チーム)という。 粘土塊は、物資の数量管理などに使用された「封泥」で、箱やつぼなどの入り 口に付けられたとみられる。同評議会は「バビロニアからの交易品か贈り物の 封印では」と推定している。ハンムラビ王は世界最古の法典の一つと言われる 「ハンムラビ法典」を整備した。 ★トム・クルーズ新作への助成金に、オーストリア映画人が憤慨 11月16日 米ボストンで撮影が行われていた、トム・クルーズとキャメロン・ディアス共 演のアクションコメディ「Knight & Day」が、11月19日から約1週間、撮影現 場をオーストリアのザルツブルクに移すことになった。それに伴い、同作に助 成金を与えたザルツブルク市に対して、地元映画人から抗議の声が上がってい る。英スクリーン・デイリー誌によれば、同作が受け取った助成金の額は30万 ユーロ(約4000万円)。同市の映画関連の助成金予算総額が50万7000ユーロ( 約6770万円)しかないにもかかわらず、この1作品に与えられる金額が大きす ぎるというのが憤慨の理由だ。 「Knight & Day」の撮影期間は、当初の3週間から1週間へと短縮されたそうだ が、助成金の額は変わらず。一方で、200人を超える製作スタッフとキャスト が同市滞在中に使う金額は120万ユーロ(約1億6000万円)以上とも試算されて いるようだ。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ 【編集後記】 『ミシュランガイド東京2010』が発売になりました。パリ抜いて東京が「三つ 星」最多になり、いかに日本のレストランが素晴らしいかが分かりますね。 パリは10店、東京は11店です。 一つ星を含めた「星」の総獲得数は前年から34個増えて261個となり、世界一 星付き飲食店の多い都市でもあります。 明日はどこのレストランへ行こうかな?でもまず先立つものが・・・・・・。 ☆━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━☆ ■ 発行者:Aida servus@kitanet.ne.jp ■ このメールマガジンの無断転載禁止。 ■ いつでも登録/解除可能です。こちらから入ってください URL:<http://homepage2.nifty.com/servus/> ☆━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━☆



