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実は、今昔物語にはトンでもないお話がいっぱい!学校では教えてくれない、陰陽師なお話やちょっとエッチなお話を、原文と現代語訳を交互にお送りします。

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2007/03/23

学校では教えてくれない今昔物語  其の肆拾捌之弐 後編

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 学校では教えてくれない今昔物語  其の肆拾捌之弐 後編 (毎週金曜日発行)

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こんにちわ♪GAMIです。
「学校では教えてくれない今昔物語」に登録をしてくださいまして、
ありがとうございます。
何かと至らない点や、おかしなところがあったりするかと思いますので、
何か気付かれましたら、メールでどんどんお知らせ下さい。
よろしくお願いいたします。


★☆……‥‥‥・
やぁぁぁっと、春らしくなってきましたね(^^)。
この寒さでは桜が咲くのは例年より遅いか?
とも思ったのですが、いつもと変わらず咲きそうですね。
私はというと、4年越しの持病(?)のおかげで、
頭の中が春真っ盛りです(苦笑)。


★☆……‥‥‥・
では、第48話目後編の現代語訳にまいります。
前編については、こちらにあります↓。
原文
http://blog.mag2.com/m/log/0000140324/108252526.html
現代語訳
http://blog.mag2.com/m/log/0000140324/108277489.html
中編については、こちらにあります↓。
原文
http://blog.mag2.com/m/log/0000140324/108307062.html
現代語訳
http://blog.mag2.com/m/log/0000140324/108328215.html

後編の原文がお手元にない方は、こちら↓をご参照下さい。
http://blog.mag2.com/m/log/0000140324/108353058.html


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凡例 〔注:  〕注釈です。わかりにくい言葉や古語を現代語で表記します。
    (    )読み仮名です。
    ○○  欠字または、欠損による判読不可能の箇所です。
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巻第二十九 誰も知らない女盗賊の話  第三

・・‥‥……
 このようにして過ごすうち、この妻が、ある頃から心細げにいつも泣くようになった。
男は、「いつもならこんなこともないのにおかしい」と思って、「なにかおありですか?」と
聞くと、女は、ただ「私の想いとは関係なく別れることがあるかもしれないと思うと悲しい」
と言ったので、男は、「こんな仲になって今更、どうして、そんな事を考えるのですか?」
と聞くと、女は、「はかない世の中ですから、全てそういうものでしょう」と言ったので、
男は、「深い意味もなく言っているのだろう」と思って、「ちょっと出かけて荷物を取りに
行きたい」と言ったので、今までしてきたのと同じように用意をして出かけさせた。
 「従者達も、乗っている馬もいつもと変わらないようだ」と思って、2,3日は帰ることが
できない場所だったので、従者も乗っている馬も、その夜はそのままそこに居たが、
翌日の夕方に、何気なくちょっと引き出すようなフリをして、そのまま姿が見えなくなった
ので、男は、「明日帰ろうと思っていたのに、これはどういう事だ?」と思って、
探してみたが、やはり見つからなくなってしまったので、驚いて不審に思って、
近くの人に馬を借りて急いで家に帰ってみると、その家はあとかたもなく無くなっていて、
「これはどういう事だ」と驚いてしまって、蔵があったところに行ってみたが、それも
あとかたもなく、事情を聞く人も居なかったので、どうしようもなく、その時になって、
女が言っていたことに思い当たった。

 さて、男は、途方にくれてしまって、前から知っていた人のところへ行って過ごして
いたが、ずっとしていた事なので、自ら盗みをしているうちに、2,3回にもなってしまった。
そうするうちに、男は捕まえられてしまって、尋問を受けたので、男は、ありのままに
今までのことを全て話した。

 これは、とても驚いたことである。その女は、妖怪変化かなにかに違いない。
1,2日のうちに家も蔵も、あとかたもなく壊してしまうなど、ありえないことである。
また、沢山のお宝や従者達を引き連れて去っていったというのに、その後なんの
噂にもならず終わってしまったのは、不思議なことである。また、家に居ながら、
命令もしていないのに、思うままに、時間を間違えることもなく来た従者達が
行動したことなど、とても怪しいことである。その家に、男は2,3年一緒に住んで
いたが、「そうだったのか」と事情を納得することもないまま終わってしまった。
また、盗みをしている間も、来たり会ったりした者達も、どこの誰ということも
全く知らないまま終わってしまった。ところが、ただ一度だけ、盗みに行く先で
少し離れて立っている者が、他の者達が畏まっているのを、松明の火影で見たとき、
男の肌の色とは思えずとても白くて綺麗だったのと、横顔の様子、顔全体の
印象が、自分の妻に似ているように思ったことだけが、「そうかもしれない」と
思ったことである。それも確かにはわからないことなので、不審なままで
終わってしまった。

これは世の中にありえないことなので、このように言い伝えたのだった。


★☆……‥‥‥・
ちゃんと管理してくれる人がいないと捕まってしまうのね…
という考えは間違いでしょうか?(笑)


「学校では教えてくれない今昔物語」の本編は、今号をもちまして
一旦休刊とさせていただきます。
長い間お付き合いくださいまして、本当にありがとうございました。
思えば、仲間内だけに廻すはずだったメールマガジンが、
200人を超える皆様にお読みいただくこととなり、
本当に驚きを感じ、また大変嬉しく思いました。
2年半続けてこれましたのも、皆様が読み続けて下さいましたおかげです。
ありがとうございました。

お礼代わりといってはなんですが、来週、少しオマケで資料など
お送りさせていただこうかと思っております(タブン(^^;))。

また、当分はまぐまぐのIDは残しておりますので(復刊するかも…ですし(?))、
過去ログはいつでもお読みいただいて結構です。

また、どこかで私の名前を御覧になられることがありましたら、
ちょこっと思い出していただけると嬉しいです。
本当に、ありがとうございました。


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