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実は、今昔物語にはトンでもないお話がいっぱい!学校では教えてくれない、陰陽師なお話やちょっとエッチなお話を、原文と現代語訳を交互にお送りします。

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2007/03/03

学校では教えてくれない今昔物語  其の肆拾捌之壱 中編

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 学校では教えてくれない今昔物語  其の肆拾捌之壱 中編 (毎週金曜日発行)

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こんにちわ♪GAMIです。
「学校では教えてくれない今昔物語」に登録をしてくださいまして、
ありがとうございます。
何かと至らない点や、おかしなところがあったりするかと思いますので、
何か気付かれましたら、メールでどんどんお知らせ下さい。
よろしくお願いいたします。


★☆……‥‥‥・
す…すみません、すみません、すみません…。
また、1日勘違いしておりました…。
もぉ、ホント、ダメですね…。老化現象でしょうか…(T_T)。

今回は、いよいよ佳境に入ってまいります。
「アラビアのロレンス」です…と言ってわかる方はおいででしょうか…?(笑)


★☆……‥‥‥・
ということで、慌てて(笑)第48話目中編の原文にまいります。
前編については、こちらにあります↓。
原文
http://blog.mag2.com/m/log/0000140324/108252526.html
現代語訳
http://blog.mag2.com/m/log/0000140324/108277489.html


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凡例 〔注:  〕 脚注です。わかりにくい言葉や古語を現代語で表記します。
    (    ) 読み仮名です。
    ○○   欠字または欠損による判読不可能で、文字がない箇所です。
    □□   空白はないが、欠脱があると推定される箇所です。
    ■〔 〕  メールでは表示できない漢字です。〔 〕内は分解した文字。
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巻第二十九 人に知られぬ女盗人の語 第三

・・‥‥……
 此様(かよう)に為(す)る程に、乏(ともし)き事無くて、二十日許(はつかばかり)有て、
女、男に云う様、「思ひ不懸(かけ)ず、泛(あだ)なる宿世(しゅくせ)の様なれども、
可然(さるべ)くてこそは此(かく)ても御(おわ)すらめ。然れば、生(いく)とも
死(しぬ)とも、我が云はむ事はよも不辞(いなび)じな」と。男、「実(まこと)に今は、
生(いけ)むとも殺さむとも、只御心(みこころ)也」と云ければ、女、「糸喜く思たりけり」
と云いて、物食ひ拈(したた)めなどして、昼は常の事なれば人も無くて有ける程に、
男を、「去来(いざ)」と云て、奥に別(べち)也ける屋に将(いて)行て、此の男を、
髪に縄を付て、幡物(はたもの)〔注:磔の台木。拷問の道具〕と云ふ物に寄せて、
背を○〔注:かなぐり〕出させて、足を結曲(ゆいかが)めて拈置(したためおき)て、
女は烏帽子をし水旱袴を着て、引編(ひきかたぬぎ)て、笞(しもと)を以て男の背を、
■〔リッシン偏に遣〕(たしか)に八十度打てけり。然て、「何(いか)が思ゆる」と男に
問ければ、男、「気(け)しくは非ず」と答へければ、女、「然ればよ」と云て、竈の土を
立て呑せ、吉き酢を呑せて、土を吉く掃て臥せて、一時許(ひとときばかり)有て
引起して、例の如くに成にければ、其の後は、例よりは食物を吉くして持来たり。
 吉〃(よくよ)く労(いた)はりて、三日許を隔て杖目(つえめ)〔注:鞭による傷〕おろ
癒る程(ほ)どに、前の所に将行て、亦同じ様に幡物に寄せて、本の杖目打ければ、
杖目に随(したがい)て血走り肉乱(ししみだれ)けるを、八十度打てけり。然て、
「堪ぬべしや」と問ければ、男、聊(いささか)気色も不替(かえ)で、「堪ぬべし」と
答へければ、此の度は初よりも讃め感じて、吉く労(いたわり)て、亦四五日許有て、
亦同様に打けるに、其れにも尚同様に、「堪ぬべし」と云いければ、引返して腹を
打てけり。其れにも尚、「事にも非ず」と云ければ、艶(えもいわ)ず讃め感じて、
日来吉く労て、杖目既に癒畢(いえは)て後、夕暮方に、墨き水旱袴と、清気なる
弓・胡録(やなぐい)、脛巾(はばき)・藁沓などを取出して、着せ拈めつ。

 然て教ふる様、「此(ここ)より蓼中(たでなか)の御門〔注:所在地不明〕に行て、
忍やかに弦打(つるうち)をせよ。然らば、人亦弦打をせむ物ぞ。亦○〔注:「うそ」口笛〕
を吹かば、亦○吹かむ者有らむずらむ。其に歩び寄らせ、「此は誰そ」と問はむずらむ。
然らば、只、「侍り」と答えよ。然て、将行かむ所に行て、云はむに随いて、立てむ所に
立て、人などの出来て妨げむ所を吉く防げ。然て其れより船岳(ふなおか)〔注:船岡山。
京都市北区紫野にある〕の許(もと)に行てぞ、物は沙汰(さた)せむとすらむ。其れに、
取らせむ物努〃(ゆめゆめ)不取(とり)そ」と吉〃(よくよ)く教へ立て遣つ。
 男、教へけるまゝに行たりければ、云ける様に呼び寄せてけり。見れば、只、
同様(おなじよう)なる者二十人許立たり。其れに差去(さしのき)て、色白らかなる男の
小さやかなる、立たり。其れには皆畏(かしこ)まりたる気色にてぞ有ける。其の外に、
下衆ぞ二三十人許有ける。其にて云ひ沙汰して、掻烈(かきつれ)て京の内に入て、
大き也ける家に入らむとて、二十人許人を、此彼(ここかし)この煩(わずら)はしと
思えける人の家〃の門に、二三人づゝ立て、残は皆其の家に入ぬ。「此の男をば
試(こころみ)む」とし思ければ、中に煩はしき家の門に人を立たりけるに、加へてけり。
其(そこ)より人出来(いでこ)むとして防て射けれども、吉く戦て射取(いとり)などして、
方〃(かたかた)也ける者共の翔(ふるまい)をも、皆吉く見てけり。然て物取畢て、
船岳の許に行て物共分(わか)ちけるに、此の男に取せければ、男、「我れは物の
要(よう)も不侍(はべ)らず。只、此様(かよう)に習はむとて参つる也」と云て不取ざり
ければ、首(かしら)と思しくて去て立てりける者、請思(うけおもい)たりけり。然て
皆各別れ去にけり。
 此の男は、此の家に返り来たりければ、湯涌(わか)し儲け食物など儲て待ければ、
然様の事など皆畢て、二人臥ぬ。此の女の難去く哀れに思えければ、男、此れを
疎(う)とみ思ふ心も無かりけり。此く様に為る事、既に七八度に成にけり。或る時には、
打物(うちもの)〔注:太刀〕を持せて内にも入れにけり。或る時には、弓箭(ゆみや)を
持て外にも立けり。其れに皆な賢く翔ければ、如此(かくのごと)くして有る程に、女、
鎰(かぎ)を一つ取出て、男に教へて云く、「此れ、六角よりは北、○〔注:南北の路〕
よりは○〔注:東または西〕に、然〃(しかしか)云はむ所に持行て、其に蔵何つ有らむ、
其の蔵の其方(そなた)なるを開て、目に付かむ物を吉く拈め結はせて、其の辺には
車借(くるまかし)〔注:運送業者〕と云ふ者数有り、其れを呼せて積て持来」とて
遣(やり)たりければ、男、教ふるまゝに行て見けるに、実に蔵共有る中に、教へつる
蔵を開て見れば、欲き物皆此の蔵に有り。「奇異(あさまし)き態(ざわ)かな」と思て、
云けるままに車に積て持来(もてき)て、思(おぼ)しき様に取り仕ひけり。此様に
しつゝ過しける程に、一二年にも過ぬ。


★☆……‥‥‥・
もぉ…ね…(苦笑)。来週、どう現代語訳にすれば良いのやら…です(笑)。
後半はいいんですけどねぇ…。いや、やってるコトは悪いんですが。


★☆……‥‥‥・
「私の現代語訳」を募集します(^^)。来週の水曜日までにお送りいただきましたら、
次回に紹介させていただきます!


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