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実は、今昔物語にはトンでもないお話がいっぱい!学校では教えてくれない、陰陽師なお話やちょっとエッチなお話を、原文と現代語訳を交互にお送りします。

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2007/02/23

学校では教えてくれない今昔物語  其の肆拾捌之弐 前編

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 学校では教えてくれない今昔物語  其の肆拾捌之弐 前編 (毎週金曜日発行)

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こんにちわ♪GAMIです。
「学校では教えてくれない今昔物語」に登録をしてくださいまして、
ありがとうございます。
何かと至らない点や、おかしなところがあったりするかと思いますので、
何か気付かれましたら、メールでどんどんお知らせ下さい。
よろしくお願いいたします。


★☆……‥‥‥・
やはり、暖冬なのでしょうね。すでに花粉がかなり飛散しているようです。
私は花粉症というほどではないので助かっていますが、
症状の強い方には、お見舞い申し上げます。

本日の現代語訳ですが…。
私はロマンス小説とか官能小説とかを読まないもので、
適切な表現がわかりません…(^^;)。
大変申し訳ありませんが、皆様御自身で適切な表現に
置き換えてお読み下さい。m(_ _)m


★☆……‥‥‥・
では、第48話目前編の現代語訳にまいります。
原文がお手元にない方は、こちら↓をご参照下さい。
http://blog.mag2.com/m/log/0000140324/108252526.html

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凡例 〔注:  〕注釈です。わかりにくい言葉や古語を現代語で表記します。
    (    )読み仮名です。
    ○○  欠字または、欠損による判読不可能の箇所です。
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巻第二十九 誰も知らない女盗賊の話  第三

 今では昔の話となったが…。
 いつ頃の話だったか、侍風の男で、名前は誰ともわからないが、年は30歳程で、
背が高く少し茶色っぽい髭の男がいた。
 夕暮れ頃に、○通りと○通りとの交差点あたりを歩いていると、道路に面した窓から、
チチチと舌を鳴らして手招きをしたので、男は近寄って、「お呼びでしょうか?」
と言うと、女性の声で「お聞かせしたいことがあります。その扉は閉まっている様に
見えますが、押せば開きます。それを押し開けてお入り下さい」と言ったので、
男は、「思いがけないことだ」とは思ったが、扉を押し開けて中へ入った。
その女性は出てきて、「その扉を閉めていらして」と言ったので、扉を閉めて近寄ると、
女は、「お上がりになって」と言ったので、男は家に上がった。すだれの中に呼び入れた
が〔注:通常、女性はすだれを隔てて話をする。中まで入れるのは特別に親しい態度
である〕、とても趣味良く整えられた場所に、とても美しく、魅力的な、年は20歳過ぎ
くらいの女性が、ただ一人で居て、微笑んで頷いていたので、男は近くに寄った。
こんなにも女性から誘われたのでは、男たるもの見過ごすわけにはいかないので、
ついに二人はベッドインした。

 その家には、誰一人居なかったので、「ここはどういう所なのだろう」と、
怪しくは思ったが、肌を合わせてからは、男は女性に深く思い入れてしまったので、
時間が過ぎるのも忘れてHをしていたが、日が暮れた頃に、門を叩く者がいた。
他に人が居なかったので、男は出て行って門を開けると、侍風の男が二人、
貴族邸の女使用人らしき女が一人、下女を連れて入ってきた。窓の蔀を下ろし、
灯をつけたりして、とても素晴らしい食事を、いくつもの銀の器に盛って、
女性にもこの男にも食べさせた。男は、これを見て「私は入って扉を閉めた。
その後は、この女は私のことを誰にも言うことがなかったのに、どうして私が
食べる分まで持ってきたのだろう?もしかして、他に男でも居るのだろうか?」
と思ったが、とても美味しい食事だったので、よく食べた。女性も、この男に
憚ることなく食べている様子が、いつもどおりに見えた。全部食べてしまったら、
女使用人らしい者が後片付けをして、出て行った。その後、女性はこの男に
扉を閉めさせて、また二人で寝た。
 夜が明けた後、また門を叩くので、男が行って開けると、昨夜の者とは違って、
他の者が入ってきて、窓を開け、あちらこちらを掃除するなどして暫くすると、
柔らかく炊いたご飯や蒸したご飯を持ってきて〔注:起きてすぐに粥を食べ、
身支度を整えたあと、強飯の朝ごはんを食べる〕、それらを食べさせ、引き続いて
お昼の食べ物を持ってきて、それを食べさせて、皆立ち去って行った。

 このようにして2,3日経った頃に、女性は、男に「どこか行きたいところが
ありますか?」と聞いたので、男は、ちょっと知り合いの所へ行って、言わないと
いけない事があります」と答えると、女性は、「それながら早く行ってらっしゃい」
と言って、少し待つと、良い馬に一般的な鞍を置いて、水干を着ている下男を
3人ほど、馬丁と一緒に連れてきた。そして、その後、壁で仕切られた小部屋の
ようなところがあって、そこからごく普通の〔注:鞍同様高級品ではないが悪くは
ないもの〕服を取り出してきて着せたので、男は、それを着て、その馬に乗って
その従者を引き連れて行ったが、その従者達は、思い通りに働いてくれて
とても良かった。そして帰ると、馬も従者達も、女性に何も言わなかったが、
どこかへ帰って行ってしまった。食事などについても、女性が何かを言うことは
なかったが、どこから持ってくるというのでもなく、ただ同じようにしていた。


★☆……‥‥‥・
いや、どー考えてもアヤシイから(笑)。
一人暮らしの美女が自分から誘うなんて、絶対ウラがあるに決まってるー!
などと冷静な判断ができなくなるのは、今も昔も変わらない…のでしょうか?(笑)

それにしても、まさに上げ膳据え膳で、良い暮らしですねぇ。
私もそんな暮らしがしてみたいモンです(無理)。


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