2006/12/01
学校では教えてくれない今昔物語 其の肆拾伍之弐 前編
〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜 学校では教えてくれない今昔物語 其の肆拾伍之弐 前編 (毎週金曜日発行) 〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜 こんにちわ♪GAMIです。 「学校では教えてくれない今昔物語」に登録をしてくださいまして、 ありがとうございます。 何かと至らない点や、おかしなところがあったりするかと思いますので、 何か気付かれましたら、メールでどんどんお知らせ下さい。 よろしくお願いいたします。 ★☆……‥‥‥・ 早くも師走ですねー。 しないといけないコトがてんこ盛りですー…。 ★☆……‥‥‥・ では、第45話目前編の現代語訳にまいります。 原文がお手元にない方は、こちら↓をご参照下さい。 http://blog.mag2.com/m/log/0000140324/107958518.html ------------------------------------------------------------------- 凡例 〔注: 〕注釈です。わかりにくい言葉や古語を現代語で表記します。 ( )読み仮名です。 ○○ 欠字または、欠損による判読不可能の箇所です。 ------------------------------------------------------------------- 巻第二十 染殿の后が、天狗によって乱暴された話 第十六 今では昔の話となったが…。 染殿の后とお呼びしているのは、文徳天皇のお母様です。良房太政大臣と いう関白のお嬢さんである。お美しいことは、特にすばらしいものであった。 だが、このお后様は、いつも物の怪に煩わされていらっしゃって、さまざまな ご祈祷などをなさっていらっしゃった。世間でご利益はがあると噂のある僧侶を 集められて験者修法をなさったが、全く良くなることはなかった。 そうしていたところ、大和の葛城の山の頂に、金剛山という所がある。 その山に一人の貴い聖人様が住んでいた。いつも、この場所で鉢を飛ばして 食べ物を注いだり、瓶を送って水を汲むというような超人的な修法を行っていた。 このように修法を行う様子は、霊験は誰にも追随できないものであった。 そんなでしたので、その名声が高くなり、天皇と父の大臣がこの話を聞かれまして、 「その僧を呼んで、このご病気をご祈祷させよう」と思われて、呼ぶように仰った。 使いの人が聖人のところへ行って、この話をお話をしたが、聖人は何度もお断りしたが、 天皇の宣旨に背くこともできず、ついに行くことになった。お后様の前に呼ばれて、 加持などをしていたが、その霊験あらたかに、お后様の侍女の一人が忽ちに わけのわからないことをわめき散らした。侍女にモノが憑いて走り叫んだ。聖人は ますますこの加持を行うと、侍女は呪縛されて責められているうちに、侍女の胸元から 一匹の年老いた狐が出てきて、転び倒れ伏せて、走って逃げることもできなかった。 その時、聖人は人に命じて狐を繋いで、これに二度とこのようなことをしないように 説教をした。父の大臣はこれを見てお喜びになられることはこの上ないものであった。 お后様の病は、一両日の間に治ってしまった。 大臣はこれを喜ばれて、聖人を暫くそこに居るように仰ったので、そのお話に したがって暫く居ることになったが、夏の話だったので、お后様は単のお着物を 着ていらっしゃいましたが、風が、几帳の布を吹き上げた間から、聖人はわずかに お后様を拝見した。普段ではありえないことに、このように非の打ち所のない 美しいお姿を見て、聖人は忽ち心を奪われ分別を失って、深くお后様に愛欲の 気持ちを持ってしまった。 ★☆……‥‥‥・ 狐憑きは病気なのですね…(^^;)。 聖人でも美しい女性を見たら愛欲の心が起きてしまうって話は、 その昔の久米仙人にもありましたね…。 でも、本当にそうなんでしょうか…?ちょっとギモンです…(^^;)。 ……………………………………………………………………………………………… メールマガジン: 学校では教えてくれない今昔物語 まぐまぐID: 0000140324 発行者: GAMI メールアドレス: puugami@yahoo.co.jp 関連Webサイト: http://www12.plala.or.jp/rpoogami/magazine1.html ちょっとだけすみません(^^;)http://hw001.gate01.com/rpoogami/waka01.html ……………………………………………………………………………………………… このメールマガジンは、『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/ を利用して発行しています。 配信中止は http://www.mag2.com/m/0000140324.htm からできます。 ……………………………………………………………………………………………… 無断転載・転写・コピー・転送等は禁じます。


