2006/02/09
シニアからのアフリカンドラム入門
●■■■■■■▲▲▲▼▼▼▼●▼●▼▼▼▼▲▲▲■■■■■■● ●■■■■■■▼▼▼▲▲▲▲●▲●▲▲▲▲▼▼▼■■■■■■● シニアからのアフリカンドラム入門 2006/2 no9 「ある作曲家の死」 「シニアからのアフリカン・ドラム入門」をご購読いただき ありがとうございます。御無沙汰している間に、うっかりドメインを 更新しわすれてしまいました。海外の業者を使っていたため 期限切れの警告メールが膨大なスパムメールにまぎれて 処分されてしまったものと思われます。したがって今サイトはありません。 中身はすべて手元にありますので、どこかに再設置しようか、 この機にリニューアルしようか考えています。メールアドレスも とりあえず下記のものになります。 さて、8日に映画ゴジラのテーマの作曲家である、伊福部昭氏が亡くなりました。 私ににとっては祖母の弟、大叔父に当たる方です。 世代も違うのでお会いしたことはありませんが、親戚を通じて いろいろ話が伝わっており、やはり感慨深いものがあります。 伊福部氏の作曲家としてのキャリアは、北大在学中に独学で書いた 交響曲がパリの音楽祭で金賞になるところから突然始まりました。 一躍脚光を浴びたものの、音楽界に師弟関係がないことや 作品そのものが、和声上、当時の日本ではやってはいけないとされていた ものだったため、素人のまぐれあたりのように見られ続けました。 その後音大の教授になり、黛敏郎やを育て、大著「管弦楽法」を著すなど の活躍をしましたが、肝心の管弦楽作品はなかなか上演されませんでした。 その間もゴジラシリーズをはじめ、座頭市やわんぱく王子の大蛇退治など 次々に映画音楽を作曲しましたが、そのことがまた「高尚な」音楽愛好家の 批判を受けるようになったようです。 もちろん現代では、映画音楽の創造性を疑う人はいないでしょうし、 映画ファンの審美眼もクラシックファンに劣るものとはいえません。 が当時は映画といえばエログロナンセンスが主流で、 映画が趣味というのがはばかられるような時代でしたので、 無理も無かったのかもしれません。 そんな人の話を聞いていたためか、私は昔から音楽というのは 独学で良いのだと思ってきました。もちろん独学でも正統に たどり着くことはありますし、独学と我流は違うとも言いますが、 氏の最初の作品は、どちらかといえば「我流」に近いものだったと 思います。しかし、それまでの音楽の常識をうちこわし、 新しい世界を切り開いたという点では創造的であり、 芸術であったことは間違いありません。 太鼓の練習については、独学せざるをえない人が多いと思います。 その結果、我流になっていたとしてもいたしかたないことだと 思います。それどころか、伝統的なアフリカの音楽を正確になぞるより、 多少おかしいくらいのほうが創造性があるといえます。 ましてやプロになるわけではないので、面白ければそれでいい。 デタラメでもなんでも、面白くて面白くてしょうがないという演奏を 続けていれば、それが何かの拍子に芸術になる可能性はありますが、 正統なものをなぞり、追い求め続けても、それはよくできた模倣以上の ものにはならないと思います。と、理論武装ができたところで、 次の練習の時には、間違えようが忘れようが「これが自分のクリエイ ティビティなのだ」という顔をして、むしろ大きな音をだしてみましょう。 どーんと音楽の風格が上がります。 ------------------------------------------------------------------- シニアからのアフリカンドラム入門 No9 ------------------------------------------------------------------- 【WEB】 鋭意再建中 【MAIL】 mail@peach-garden.com ------------------------------------------------------------------- 【発行】 african-lifestyleshop.com 【編集】 maumau (小林壽典) -------------------------------------------------------------------


