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2008/06/22

【Little Tornado】Vol.021号

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  ------Little Tornado---------------------by Black Tornado------
 
 あなたにルパンティックなひとときを。ここだけのルパンたち。
                                 Vol.021号
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                  http://blacktornado.sakura.ne.jp/
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皆さんこんにちは、高峰です。
全国的に梅雨入りする中、北陸だけが仲間はずれというか、
なかなか梅雨入りしなかったんですが、先日ついに北陸にも梅雨がやってきて、
かなりうっとうしい季節に突入とあいなりました。
気温も湿度もめっさ高くて、じめじめムシムシ……うう、カビが生えそう……
今はただでさえ体力ないのに、暑さだけでもうぐったり。
ちょっと家事をしようものなら、それだけで疲労困憊になってます……;;
皆さんも体調管理にはくれぐれもお気をつけくださいね。

さて今回は、かねてより予告してあったメルマガ連載をスタートさせました!
ちょっと見切り発車な気がしないでもないですが、
まぁ何とかなるでしょう(なるのか)

取り合えず今回も行ってみましょう〜。

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 もくじ

 1.今回の「Come with me」
 2.メルマガ連載「I still live」
 3.編集後記

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  ◆ 1.今回の「Come with me」
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・前回までのあらすじ

 リシャールに連れられて、彼の研究所にやってきた次元。
 そこでリシャールが二世の兄の息子であることを知る。
 二世と二世の兄との間に確執があることを既に知っていた次元は、二世の兄の
息子だと言うリシャールに思わず疑惑の目を向ける。
 それに気を悪くするでもなく、リシャールは次元に、二世をあまり信用しすぎ
ないようにと忠告するが……

相変わらずリシャールが出まくってますね〜。
そして前回は新たな新キャラ、ヴァレリーが登場したりして。
彼もリシャール相手に結構苦労してそうな感じですな。
何かもう、わが道を行くルパン一族と、彼らに振り回される苦労性の組み合わせ
ばっかりになってきたような気が;;

まあ、それはさておき、今回も続きをちょこっと……

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 次の日のことである。
 研究所で働く人々は、堂々と正面玄関から入ってきた人物を見て、皆一様に驚
いた。
 それは昨日、所長が連れてきた少年を見た時の比ではない。普段なら、ここに
は滅多に足を踏み入れない、と言うより、寄り付きもしない人がひょっこり現れ
たからである。
 その人物とは、誰あろう、ルパン二世その人である。
 ルパン二世とその兄アシルの確執は、この研究所の者ならば──否、帝国に暮
らす人間ならば、子供でも知っている事実だ。この研究所の所長であるリシャー
ルは中立の立場を取っているとは言え、アシルの息子である。そして何より、二
世はリシャールのことを決して好いてはいなかった。
 唖然呆然としている研究員達のことなど全く気にしない様子で、二世は建物内
を興味深げに見回し、悠然とした足取りで中へと踏み込んできた。その行く手に
立っていた研究員は皆、慌てて飛びのくように道を譲った。
 そこへ、研究員のひとりから連絡を受けたのか、泡を食ったようにひとりの大
男が小走りにやってきた。ヴァレリーである。彼はリシャールの助手兼護衛とい
った役回りを担っている男で、この研究所内におけるナンバー2と目されていた。

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詳細は明日のサイト更新を待て!!


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  ◆ 2.メルマガ連載「I still live」第一章
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 俺はどうすればいいのか。

 あいつを受け入れることも、認めることも、今の俺には出来ない。
 顔を見れば、また酷いことを言ってしまうだろうことは目に見えている。
 あいつが悪いわけじゃない。そんなことはわかっている。
 でも、どうしようもないんだ。どうすることもできないんだ。

 誰か教えてくれ。
 俺はどうすればいい。
 どうすれば、進むべき道を見出すことが出来るのか。

 何処に行けば、答えは見つかるのか……。


        I still live   第一章 訪問

               1

 銭形のアパートを出ると、仄かな月明かりが次元の黒い姿を闇の中に浮かび上
がらせた。
 やや欠けた月を漫然とみあげ、行く当てもないままゆっくりと歩を進める。
 泊まって行けという銭形の申し出を蹴って出てきたのはいいが、この先どうす
るかなど、次元は全く考えていなかった。
 考えたところで、答えが出る筈もない。彼の遺した二代目の元に戻る気にはと
てもなれず、かと言って、他に行く当てがあるわけでもなかった。
 今頃、二代目のところには不二子が行っているだろう。
 感情に任せて残酷な言葉を叩きつけたまま、何のフォローもせずに飛び出して
きてしまったのはさすがにまずかったかもしれないが、あの時の自分にははどう
することも出来なかった。あの後すぐさま取って返して謝るという選択肢は頭か
らなかった。何より二代目の顔をあれ以上見ていたくなかったのだ。
 二代目のことは、不二子がうまくフォローするだろう。自分の出る幕は多分な
い。自分の手に負えないことを押し付けてしまったのは気が引けるが、要領のい
い彼女ならきっと、自分よりも余程うまく二代目に対処出来る筈だ。
 二代目のことは不二子に任せておけば、さしあたっては問題ないだろう。
 それよりももっと問題なのは自分自身だ。
 二代目をルパンとして受け入れるか否か、その問いを自分に向かって投げかけ
れば、迷わず「否」の答えが出る。しかしそれでは何の解決にもならないのだ。
では、受け入れるのか、と言えば、それはとても今の自分には出来そうにない、
というのが偽らざる本心だった。
 自分の心を偽って二代目の元に戻ったところで、かつての相棒に対するのと同
じようには振舞えないことは目に見えている。下手をすれば、却って二代目を傷
つけ、お互いの関係をこじれさせるだけだろう。
 だから今は戻らない。戻るわけには行かないし、その気もない。
 自分がどうすべきか、どうすることが一番いいのか、その答えが出るまでは。


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   ◆ 3.編集後記
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さて今回は、いよいよメルマガ連載がスタートしたわけですが。
「Resurrection」番外ということで、次元ちゃんがやっぱり悩みに悩みまくる
お話になるのは間違いないでしょう(既に確定)
何だかもう、私が書く長編は、次元が悩まずにすむ話っていうのは
もはやありえないみたいです。高峰的長編のお約束、みたいな……
まあこれも私の趣味ということで、次元には潔く諦めてもらって、
せいぜい悩んでもらうとしましょうかね……(酷いな我ながら)
物語の時系列としては、第三章23話の後、って所でしょうか。
銭形の家でしばしの時を過ごした後、次元が向かった先とは……?

取り合えずメルマガ上でちょこちょこ連載して、
ある程度話が進んだらサイトにUP、ということにしたいと思います。

てなわけで、次回をお楽しみに!

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 【発 行】 Black Tornado
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 【編 集】 高峰 春珂
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