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コラムです。私はドイツの地方都市(妻の故郷)に家族5人で住んでいます。ドイツへの移住に伴い、「家庭内人事」でいわゆる主夫に。3人の子供と奮闘しつつ、育児とは家族とは何か。幅広い視点からお送りします。

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2007/10/02

ドイツ発 わが輩は主夫である

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  ●ドイツ発 わが輩は主夫である 【その57】  
 ● (2007/10/02 発行)
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 わたくし、高松平藏は
 妻の故郷、ドイツのエアランゲンという街に住んでいます。
 ここでは3人の子供たちに日々翻弄される、兼業主夫。
 そんな私のコラムをお送りします。  

(エアランゲンってどこ?? → www.interlocal.org/Erlangen.htm )

 □□ 今回の目次 □□

  ★【コラム】 安全ソフト(下)
  ★ 執筆後語

---【お知らせ】------------------------------------------------------
インターローカルジャーナルのサイト内のコーナー

■『高松 平藏のノート』
http://www.interlocal.org/note.htm
 ・武器としての学問
 ・ヒーローと環境問題
 ・大阪改造計画─ダンスとロボット
 ・交通技術ー牽引という方法

■インターローカルニュース
http://www.interlocal.org/20070918_140.htm
 ─ 文化報道とフェスティバル
【ニュース】『詩人の祭典』開催 大きい、地元メディアの応援
【連 載】文化フェスティバルと地元紙
【編集後記】新聞が文化をもりたてる
【読者コメント】文化芸術振興基本法に反しているのでは?

------------------------------------------------------【お知らせ】---
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 安全ソフト(下)
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安全性の確保を教えることを疎かにしてはいないか。小学校入学のプレゼントにナイ
フや絆創膏を貰った長男のエピソードから前回に引き続きお送りする。

■ふにゃふにゃ手裏剣
数年前、子供用のビデオソフトを見ていて驚いたことがある。忍者姿の子供たちが忍
者村のようなところで修行するといったような場面がでてきたのだが、そこで手裏剣
を投げる練習をしているシーンが登場。忍者の先生が『この手裏剣はやわらかいので
あたっても大丈夫なんじゃ』といった旨のナレーションをしていたのだ。

ビデオの対象は幼稚園児程度であることは十分理解しているが、私が小学校のときは
ジュースの王冠をつぶして手裏剣にして遊んでいたやつもいた。彼は腕白という言葉
が似合う子供だったが、あくまでも木に向けて投げていた。人にあたると怪我するこ
とを承知していたのだろう。

■ケガも学習のうち
『怪我をするかもしれない』という緊張感は集中力を必要とする。また刃物などは実
際に小さな怪我をしながら危険性と使い方を体得していくものである。このためにわ
れわれ親は次のようなことが必要だ。

 ・子供が少々ケガをしても驚かない胆力
 ・安全な使い方と危険性の説明方法
 ・それを教えるための時間

どれも大したことではないが、面倒くさがるとできないしろものである。安全製品に
すべて任せることはどう考えてもよくない。

ところでナイフを手にした長男は大喜びで木などを切りはじめた。しばらくすると指
を切ってしまった。先がとがってなくともナイフはナイフである。ちゃんと切れるナ
イフでよかった。
しかし長男は私たちに何もいわなかった。ケガしたことを言えば叱られると考えたの
か、それともナイフを取り上げられると思ったのだろうか。ひょっとして、自分の失
敗が許せなかったのかもしれない。

『さっそく指を切ったのか?』と聞くと、長男は気まずそうに『うん』と答えた。そ
の表情を見ているとかえって、こちらの顔はほころんでくる。ケガの処置は自分でし
たようだが、指に巻かれていたのは義妹からもらった Ninja 絆創膏だった。ぴった
りのプレゼントであった。(了)

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  執筆後語
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◆昨日は結婚記念日でもあるのですが、一番下の長男の誕生日でもあります。おかげ
で毎年誕生日優先というありさま。ドイツの祖父母も交えてささやかなパーティを開
きました。

◆窓をみると近所一帯の住居環境の維持をしている『ハウス・マイスター』のおじさ
んにまじって若者が木を切ったりしている姿が見えます。9月はドイツの年度始め。
職場では新しい職業訓練の若者の顔ぶれが並ぶ季節です。(高松 平藏)

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