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2006/06/02

☆体育の時間1 「気持ちよく走る!! 徒競走の練習をしよう!」


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 生涯体育を実践しよう!
 
           体┃育┃の┃時┃間┃
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 1時間目 〜 未来をつくる子ども達のための課外授業      vol.20

      http://www.move-c2.com/taiiku_kodomo.htm

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2006/06/02━━━━━━


      子どもの可能性は ∞ です!                  
「うちの子は、運動おんち でダメなんです・・・」          
いえいえ そんなことは絶対ありません。
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─本日のカリキュラム──────────────────────────

◇ ホームルーム  担任Coach−S先生のひとり言 

◇ 本日の授業  「子どもたちのトレーニング基礎講座14」

       〜徒競走で気持ちよく走ってもらうために〜      
    
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◇ ホームルーム  担任Coach−S先生のひとり言
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◆皆様こんにちは!
move-c2.生涯体育コンサルタントのCoach−Sです。

ご無沙汰しておりました。


◆地域によっては、既に運動会が開催されているところもあったみたいです。

久しぶりに小学生の運動会を最初から最後まで見学しましたが、
いやいや、昔いわゆるフォークダンスと言われていたお遊戯が随分様変わり
しているんですね。

最近の流行歌を使った踊りやちょっと中国風の踊りを取り入れたものとか、
実に多彩でした。

また応援合戦も華やかで、色々と工夫されておりました。


◆今も昔も変わらないところは、赤組と白組に分かれ、点数を競いあうところ。

高学年の子ども達は随分勝ち負けにこだわって、必死に頑張っていましたね。


◆そんな中で、

本日は徒競走に出場したある小学1年生に 「走り」 について指導する機会が
ありましたので、授業で取り上げたいと思います。

時間も無かったので100%ではなかったですが、本人は非常に喜んでくれた
エピソードだったので、取り上げてみました。

良くも悪くも参考になると思います。


それでは今日も楽しくいきましょう!


本日の授業にムーブです!


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◇ 本日の授業  「子どもたちのトレーニング基礎講座14」 
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●運動会でどうしても一番を取りたいという小学1年生に、かけっこの
アドバイスをちょっとだけおこないました。

練習の時は、どうしても2人速い子がいて、いつもその子達の後ろを
見て、3位か4位でゴールするそうなのです。

色々話しを聞いたり、実際に走るところを見てみると、

スタートした時点でまず差がついてしまう

ゴールの手前15mぐらいのところで背中を見るようになってしまう

という2点の課題がありました。


●この1年生がどれだけ理解を示してくれるのか、非常に悩みましたが、
「とにかくやってみよう!」 ということで、

スタートの練習

ゴールの先を目標地点として走りぬける

腕の振り方


の3点を意識して、一夜漬けの練習を1時間弱程集中しておこないました。


●本番は、40m走なので、まずは実際の距離をタイムで測りました。

1回目はいつもよりもちょっとスピードを落として走らせました。
タイムは11秒4

2回目は運動会の練習と同じようなやり方で走ってもらいました。
タイムは10秒1

そして3回目をおこなう前に、スタートの練習を何十回かおこなって、ある程度
こちらのイメージが出来上がったところで、走ってもらいました。
タイムは9秒7

そして4回目、5回目はインターバルを長くとって同じように走りました。
タイムは9秒6と9秒7


●この何回かの走りで、この子はゴール近くになると、スピードを無意識に落として
しまうことがわかったのです。

そこから今度はゴールを目指すのではなくゴールの先を見て走りきる練習を数本
おこないました。

やり方は私がゴールの先10mくらいのところに立ち、残り15mぐらいのところで
「ここまで走りきれ!」 と声をかけるのです。

タイムは9秒5と9秒4

かなりいい感じになってきました。


●そして次に腕の振り方です。この子の場合、腕を真っ直ぐにして力んで走るくせが
あったので、腕を曲げて走るように話しました。

ところが、1年生はなかなかうまく意識してくれないんですね。

どうしようか?と頭を巡らしているうちに、以前某陸上部の女子選手と雑談したとき
のことを思い出しました。

「走りっていうのは感覚なんですよ。いくら太腿を高く上げろ!とか 
 腕を大きく振れ!と言われても、そういう風には走れないんですよね〜。」

「へえ〜・・・ それじゃどんな感覚を意識して走るようにしているの?」

「ん〜 わたしの場合、特に腕を振るときは1本のロープを後ろに思いっきり
 引っ張るようにしてみたり、腕にたまごを握りながら走るようにすると力まない
 で走れるというか・・・・
 昔そんなふうに言われて走ってみたときに 何か気持ちよかったんですよね〜 」


●そこで、ロープの話しをちょっと言い方を変えて話しをしたところ、フォームが
実によくなりました。

9回目、10回目をすかさず走りました。
タイムはなんと9秒0と9秒1


●さすがにいい感じで走れたので、これ以上やっても集中力が続かないと思い、
終了しました。


●さて、本番の運動会の日がやってきました。

結果がどうなるのか さすがに気になって、注目していました。
その子の番になって、「ヨーイドン!」の合図でスタートしました。

完璧なスタートでした。腕もよく振れていてピッチも上がってます。
いつもは背中をみて走っている子ども達よりもやや前に走っています。

正直 「これはいった〜!!」 と思いました。


●ゴール直前、本人も自覚したのか 思わず手を挙げて、ジャンプしてゴールに
飛び込んでしまいました。

残念ながら結果は2位でした。

ところが、走り終わっても、この子はまだ手を挙げて自分が一番だと思って喜んで
いたのです。

係のお兄さんに手を取られて、2と記された旗のところに座らされたのが不服そう
でした。


●運動会終了後、この男の子と話しをしました。

「1番だったよ!見てた!?」

「うん・・・見てたよ!」

「でもね〜 お兄さんが間違えちゃったから1番になれなかったんだよ〜」

「ゴールで飛び込んじゃったしね。走りきっていたら、お兄さんも間違えなかった
 かもね」

「うん。前に誰もいなかったから、やった!と思っちゃったんだよ・・・ 
 でも一番だったよ」

「・・・・そうだね。頑張ったよね。」

「うん!速く走れたよ!」


●というわけで、本人は満足していたので、良かったのですが、

結論からいうと、私は最終的に大きな失敗をしているんですね。

それは、
「一夜漬けであるのも関わらず、欲張って多くの情報量をこの子に与えてしまった
 こと」
です。

小学1年生であれば、多くとも教えるポイントは2つで良かったのではないで
しょうか?

また、もし走る前に、「ゴールの先で見てるから走りきるんだよ〜」 と一言声を
かけていれば、また結果は違っていたと思います。


●今日は随分と長いことお話しをしましたが、

最近一番印象に残ったエピソードとして、お伝え致しました。


私の 「あちゃ〜 やってしまったよ!」話しでしたが、
反省も踏まえ、以下まとめとさせていただきます。



∞∞∞∞∞∞∞∞子どもの可能性を引き出すヒント∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 小学低学年の理解・把握できる情報量を考えて、指導すること!!


  ☆一度の練習で教えるべきポイントは2つまでに絞ること

  ☆前回と今回がどこが違うかをよく観察して、ポイントを絞って
   話しをすること 

  
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


ご意見、ご感想がありましたら、お気軽にコチラへお願いします。
info@move-c2.com


ご清聴どうもありがとうございました。
(^-^)Thank You!



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◇ 放課後(編集後記)
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

近所の池に行ってみたら、

この前おたまじゃくしだったのに、もうカエルの形になっている!!

いつのまにやら脚が生え、腕が生え、尻尾が短くなり、

いつも見ていたら、その変化の過程を感じることができるのに!!

子どもの成長ももしかすると、同じかもしれません。

1週間前にできなかったことが、今日にはできていたりする。

そうした変化をもっともっと我々おとなたちが気をつけて見てあげなければ

いけないのかもしれませんね。



それでは、本日はこのへんで失礼致します。

有難うございました。


★ご意見・ご質問など、どんなことでもいいのでメールいただくと
 ありがたいです。
 また、取り上げて欲しい話題・ご質問などもありましたら
 お気軽にご連絡ください。お待ちしております。
  → info@move-c2.com



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