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2009/05/15

変化をもたらし、未来を創る戦略立案◆芥川小作家 楊 逸さん

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今号の内容

●まずは近況:スローライフでいい

●中国人発の芥川賞作家:楊 逸さん

●編集後記

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 まずは近況
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■スローライフでいい。

昨年来の経済危機がいろんな波紋を広げていますね。
いままでの境遇が様変わりされた方もたくさんいらっしゃることでしょう。
わたし自身や周辺でも苦悩の声が聞こえてきます。

働くことの意味や喜びが本当に大事だと痛感しています。

やりがいのある仕事を求めて「今」を大事に頑張っていきましょう。

走り続けてきた人は少しスピードを落とし、
上昇志向だったの人はもう一度足元を見つめなおして。

夜空の月は今晩はどんなカタチですか?
近所に咲いている花の名前はなんですか?
小説など本を読んでいますか?
旅には出かけてみましたか?

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 中国人発の芥川賞作家 楊 逸さん
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■2008年「時が滲む朝」で芥川賞を受賞。

楊逸(やんいー)さんは44歳、女性。
2009年、関東学院大学の客員教授になった。

2009年5月12日(火)日経新聞の夕刊一面で紹介されていました。
「壁を越えて 拓く」という連載コラムです。

楊さんは五歳のときに家族と極寒の地に追放され、
豚や犬と一緒に寝ていたそうです。

楊さんは
「被害者みたいな顔をするのは大嫌い。(苦労は)大きな財産」
という。

日本に留学し寝る間もないほどアルバイトに追われ、
「おなかさえすいていなければつらくない」。

御茶の水女子大学を卒業し、執筆活動に入ったようです。

■どんな事情で追放になったのでしょうか?
普通はその劣悪な環境ではへこたれてしまうのではないでしょうか。

苛酷な環境ですね。
でも、この体験は彼女にとってみると転機になったのでしょう。

ご両親の生き方も大きく影響しているのでしょう。

追放後、日本に留学に来たことも大変なことです。
中国からの留学生の大半は比較的金持ちが多いが、
日本では多くの中国人はアルバイト明け暮れています。

留学時のお金などの苦労は推察できます。

■「日本で生きていくわけだから、日本語かいて、
日本の主流文化に挑戦したい」と思ったそうです。」

「ワンちゃん」という小説を書き、文学界新人賞をとった。

■楊さんの作品の主人公は日本に来た中国人が多い。

楊さん自身の体験と日本での異文化遭遇は
貴重な文学的テーマになったことでしょう。


 安住せぬ野生動物
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■このコラムでは楊さんのことを
安住せぬ野生動物、と見出しをつけています。

これは、コラム冒頭で
「私は野生動物なんです」と楊さんが語っていることからつけたもの。

■自国とは違う世界で生き抜くわけですから、
また、過酷な環境で生きてきたのですから、
安穏として居られない。

生きていくこと自体がまったく違う領域を開拓することにつながっていく。

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 編集後記
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いま、わたしたちに楊さんのような感情を抱いている人が居るだろうか。
社会構造が劇的に変化しようとしています。

働き方、ビジネスのやり方やあり方、生活様式など
いろいろな波打ち際で変化の兆しが起きているのを感じます。

2009年の芥川賞はITエンジニアでイラン出身の女性でした。

自国では表現が制限されているとも聞きます。
彼女たちはこの日本で表現者として生きています。

わたしたち日本人には気がつかない側面を
これからも紡ぎだしてくれることでしょう。

一向に上向かない経済状況、
その影響は雇用などに及び人々の生活に
いまだに不安の影を落とし続けています。

仕事も表現の一つ、
生き生きと、溌剌と、
自らの仕事に蘇生の生命を吹き込んでいきたい。

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