2008/06/29
簡単、痛み発熱の手当て法&旬な健康情報
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
○家庭で出来る!!痛み発熱手当法
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
第119号・平成20年6月29日
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
このメールは、東洋医学(鍼灸・気功・食養・漢方薬)臨床経験
30年の筆者が実地に体験したもの、昔から各地の家庭に伝わる
治療法・手当て方法など。食を通していろいろな情報や、毎日を
健康に暮らすための、さまざまなお役立ち情報をお伝えいたします。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
『ヒート・ショック・プロテイン、体温1℃が生死を分ける(5)』
(4)ホルミシス学説&温泉療法
ホルミシスというと余り聞き慣れないコトバですが、低線量の放射
線によって私たちの体が受けることになる刺激効果を言います。
原爆の被爆国である日本人は、放射線は体に悪いという考え方が身
に沁みています。
他にもガンの治療に見られる放射線療法など、副作用で大変な思い
をしている方を見ると悪いイメージが先行します。
確かに、原子力発電に見られる大量の放射能や廃棄物は人体に大き
な被害を与えます。
しかし、自然界にあるくらいの放射線は、地球上の生物=動物・
植物にとって必要不可欠なものであり、現在はむしろ不足してい
ることがわかってきました。
きっかけは、NASA(アメリカ航空宇宙局)の医学顧問であったトーマス
・D・ラッキー博士の研究によるものです。博士は人体への宇宙線の
影響を調べたところ予想に反して「宇宙へ行って帰って来ると飛行士
たちは元気になる」という結果を得ました。
「微量の放射線は生命にとって有益である」という論文を発表した
ところ、原子力の世界では「放射線は怖いもの」というのが常識で
したから科学者の間大変な論争が起きました。
1985年、アメリカのエネルギー省によって、世界中の専門家を
集めた国際会議が開かれ、ラッキー博士の研究が正しい事を認め
る専門家が増えて、日本でも多くの大学で研究が始まりました。
医療機器としては、既存の放射線治療機器で低レベルの放射線を
安全で効果的に使う研究が進んでいますが、日本では昔から温泉
療法で温める効果と放射線効果を併用した湯治場があります。
先頃マスコミでガン患者さんが湯治へ行くのに数ヶ月先の予約で
いつも一杯という秋田県の玉川温泉が紹介され、全国的に有名に
なりました。
温泉水や湯華、土砂などに微量の放射能を含有し、特別天然記念物
「北投石」(ラジウムを放射)を生成、産出しますが、湯治客は特定
の場所で湯気の立つ岩盤の上に寝て湯治兼治療で滞在します。
ラジウム温泉とかラドン温泉とか聞いたり、温泉に入った人もいる
かもしれません。放射線を出す物質で、天然に存在するラジウムを
含んだ温泉がラジウム泉です。
ラジウムから生まれる気体状のラドンが水の中にとけ込んだ温泉が
ラドン温泉です。ラジウム温泉やラドン温泉には通常の200倍以
上の放射線を含んでおり、日本では島根県の池田、山梨県の増富、
鳥取県の三朝の各温泉、兵庫県の有馬温泉などでは4万倍以上の放
射線が含まれています。
世界でも有名なのは、オーストラリアのバドガスタインでのラドン
温泉治療です。西欧では中世に始まる温泉治療発祥の地です。
病院施設もあり、ラドン治療のガスタイン研究所ではホルミシス
効果の研究が長年にわたり蓄積されています。
昨年11月に東京理科大学で「放射線ホルミシス国際シンポジウム」
が開かれました。海外からは、トーマス・D・ラッキー博士を始め
アメリカ、カナダの研究者、日本から各大学の研究者・臨床医など
から多数の発表がありました。
私も聴講して参りましたが、その時気づいたのは、長崎被爆医師の
記録『死の同心円』を書かれた秋月辰一郎先生の記述にあった事で
した。
先生は、爆心地から700メートルの長崎医科大学附属病院で被爆し
ましたが、先生の食事指導する生き残りの職員や患者さんのグルー
プは原爆症の後遺症が軽く済んだ方が大勢いた事です。
焦熱地獄の後、9月に入っての豪雨と台風、2回の大雨によって放
射能や死の灰が洗い流されたという幸運もあったと思いますが、秋
に異常に大きなナスが病院の畑で採れて、塩漬けやみそ漬けにして
飢えをしのいだという一節です。
終戦後、原爆の落ちた長崎や広島は百年くらい「ペンペン草一本
生えないだろう」と言われました。にもかかわらず異常な大きさ
とはいえ、ナスが沢山採れたことに対する疑念は長年解けません
でした。
秋月先生も二度にわたる豪雨と台風が、死の灰や放射能を洗い
流す幸運は、日本の地形、気候風土のお蔭によるものと述べて
いますが、偶然植物を異常に成長させる程度の放射能によって
もたらされたものと理解でき、疑念が解けたのでした。
それにしても、戦後63年経っても「原爆後遺症認定」の裁判が
結末が付かないのは被爆者にとってお気の毒ですし、国際法違反
の原爆投下をした米国こそ非人道的国家であると云わねばなりま
せん。
日本では、ホルミシス放射線療法を専門にする臨床医も徐々に
増えて来ていますが、まだ極少数派です。「国際シンポジウム」
で出会ったリード&カンパニー・村田社長の研究したホルミシス
・ラドン温浴機器がいま一番医療用で使用されているようです。
横浜の研究所へ行き、体験してきましたが、師走の寒い中、体が
ポカポカして非常に足が軽くなったのが印象的でした。
難病でお困りの方は、この方法と他の自然療法を組合せたなら
きわめて良い効能があると思えます。
リード&カンパニー社 http://www.lead-formis.com/radiation.html
基本的に低体温を改善して病気を治し、健康を維持する考え方は
まだ医療機関でも一般家庭でも普及いまだしの感がありますが、
将来的にもっと改善の選択肢も増え普及して行くことでしょう。
まだ、いくつかの情報がありますが、機会があったら紹介したい
と思います。
<<この項終わり・・・>>
∵*∴ ∵*∴ ∵*∴
●省エネ・脱石油の生活用品「ココナツ洗剤」
製品について「ココナツ洗剤の特徴」はこちらをご覧下さい。
http://www.qisalt.com/data/2008/02/post_13.html
「ココナツ洗剤の使い方いろいろ」はこちらをご覧下さい。
http://www.qisalt.com/data/2008/02/post_14.html
∵*∴ ∵*∴ ∵*∴
■新着ニュース
※このところ食料価格高騰に伴い、家計への圧迫が切実な問題に
なって来ました。しかし、今までの食生活で無駄遣いをして来な
かったか、食べ物を大切にするということは具体的にどうするの
か?これからの時代を乗り切る智恵が満載の本お奨めします。
●医食同源お薦めの本-『冷蔵庫で食品を腐らせない日本人』
----魚柄 仁之助 著----
http://www.qisalt.com/blog/2008/06/post_14.html
●医食同源お薦めの本-『永田農法で作るベランダ・屋上菜園』
----永田 洋子 著----
http://www.qisalt.com/blog/2008/06/52_1.html
∵*∴ ∵*∴ ∵*∴
梅干しは、昔からの日本的健康食品の最たるものでしょう。
自分で作ると、既製品を買うより安全・安心・美味しさの点で
これに優るものはありません。
キパワーソルトで作る時の、他の塩との違いを簡単に解説しました。
『キパワーソルトで梅干しを漬けよう!!』
http://www.qisalt.com/data/2008/06/post_16.html
∵*∴ ∵*∴ ∵*∴
【編集雑記】
『低体温&熱中症にご用心!!』
5年ぶりに再診で見えた33歳の女性患者さん、最初来られた時は
極度の「冷え症」で半年かかってほぼ完治した。
今回は1ケ月前に結婚したが、体調不良で実家へ帰っているという。
食欲不振、体がダルイ、無気力などの愁訴。現在もお勤めをして
いるが前の職場環境より良いとのこと。しかし、診断の後、体温
を聞いてみると36℃あるなし、典型的な「低体温」です。
初診時、覚えていたのは毎日チョコレートを欠かさず食べていた
ほどの甘味中毒(スィーツ狂)であったが、タバコのニコチン中毒
酒のアル中にくらべると知名度、認知度が低いので、精白糖の害を
重大事と受け止める人は少ない。
以前、低体温におちいることのないよう、色々注意したけれど、
「のどもと過ぎれば暑さを忘れる」は、人の常か。「何とかなる
でしょうか?」というから「低体温を改善する覚悟と努力をしな
いと何ともなりません」と答えた。
今回も「冷え性と低体温は諸悪の根源」という事を口酸っぱくして
いろいろな角度から説明しなければならないが、どこまで身に沁み
て足湯などを実行するかにかかっています。
それにしても、今年は気温の高低差が激しく、体調の維持に苦心
されている方が多いのではないでしょうか。
梅雨があけると一転、急に暑くなったとき起こるのが「熱中症」
です。発生条件は、気温が25℃以上で発生、30℃以上で湿度
高い日ですが、25℃以下でも気温が急上昇した時は発生します。
「熱中症」のメカニズムは、気温、湿度が高いと放熱が抑えられ
熱が体にたまって体温を急上昇させるからです。
特に、若い人では運動中の死亡事故が多いのが特徴。
6〜8月には北海道から沖縄まで全国的に発生しています。
種目は、野球、登山、マラソン、バレーボール等が多発種目です。
特に持久走は練習中に大量の熱を発生するとの事ですから、根性
だけの練習は危険ですね。
スポーツに関係のない老人でも30℃以上で湿度が高いと発生し
やすくなります。昨年8月、群馬県では40.9℃(館林市)の日本
最高気温を記録しましたが、高齢者で亡くなった方もいました。
老人の「熱中症」死亡比率は、女1対男3の割合で、男性の方が
抵抗力が弱く、やはり「女は強し」の生物的法則は当てはまります。
「熱中症」になると、直腸温が急速に39.9℃くらいまで上がります
が、42℃になると限界で非常に危険になります。43℃は、体のタンパ
ク質が変性したり、壊死したりで死に至ります。
体温の上限も1℃が境で生死をわけますから、平生自分の体温を
しっかり把握していることは、生きるための基本です。
「熱中症」の予防には、水分の補給が重要になりますが、暑い時
は発汗で血液中の塩分濃度が薄くなりますので、1〜1.5%の塩分
(キパワーソルト)をいつでも飲めるように準備が肝心です。
脱水を防ぐには、成人で1回、300cc以上を15分間隔で飲み
分けることが、何物にもまさる手当・予防となります。
また、朝食には梅干しを必ず摂ると「熱中症」予防になります。
<<この項終わり>>
∵*∴ ∵*∴ ∵*∴
※本メールは送信専用です。
従いまして「ご注文」「お問い合わせ」「ご意見」などは届きません。
メールは、弊社 ikeda@qisalt.com 宛にお願い申し上げます。
★─────────────────────────────★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
執筆者・池田伊佐男 Isao Ikeda
e-mail ikeda@qisalt.com
イケダ針灸院長(群馬県桐生市)
鍼灸・スポーツ障害領域専門資格
操体法(人体構造力学運動療法)インストラクター
呼吸法指導インストラクター(気功教室主宰)
長年、食品と気の問題を研究、食養研究家。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


