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2009/11/27

映画の精神医学 ガンダム芸人(アメトーーク!)を見て感動しました

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      映画の精神医学
       

●第357号● 2009年11月27日発行 ● 発行部数:47,156部

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【目次】
■1 はじめに		
■2 最新映画批評 「Disney'sクリスマス・キャロル」
■3 精神医学の目 アメリカ人のクリスマス・シーズンの過ごし方
■4 「迷惑メールを限りなくゼロにする方法」をプレゼント
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■1 はじめに
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 昨晩放映された「アメトーーク!」の「ガンダム芸人」を見て感動しました。
 ガンダムの魅力を、ガンダム好きの芸人が見事なまでに伝えていて、
時折挿入される名場面もあって、涙が出てきました。
 特に土田晃之の熱い語りには、しびれます。

 ガンダムの魅力というのはいろいろありますが、
私は、脇役一人一人が非常に丁寧に描かれていること。

 一シーンしか登場しないような人物であっても、
一人の個性ある人間として描かれていることだと思います。

 そんな魅力が、「ガンダム芸人」の好きなシーン、好きなキャラなどの
トークを通じて見事に「代弁」されていのたが、実に気持ちよかったです。


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■日時  
 12月14日(月) 18時30分~20時45分 (18時15分、受付開始)

■会場 
 東京 渋谷 T's渋谷フラッグ
http://www.tsrental.jp/location/shibuya/map.html

■定員 20名(残り13名)

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     12月1日以降の申し込みは、12,000円となります。

セミナー詳細は、コチラから
http://01.futako.info/b/publish20091214.html


 昨日、「ビジネス心理学」で一回告知しただけで、
定員の3分の1を越える7名が申し込まれました。
 早々に満席になると思いますので、お早めにお申し込みください。


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■2 最新映画批評  (ネタバレなし)
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┌───────────────┐
 「Disney'sクリスマス・キャロル」 現在公開中
└───────────────┘   

 「Disney's クリスマス・キャロル」3D版を見た。
 まさに、驚愕の3D映像。
 「真っ暗で何も見えない」というのが、正直な感想だ(笑)。

 3D眼鏡をかけると、画面がかなり暗くなる。
 いわば、サングラスをかけて映画を見ているようなものだ。
 もちろん、そうした光の減弱を考慮して映画は作られているはずだが、
「Disney'sクリスマス・キャロル」の画面は終始、恐ろしく暗い。

 「クリスマス・キャロル」は全シーンの9割は夜か室内である。
 暗いシーンがもともと多い上に、3Dによる画面の暗さで、
とにかく見づらい。
 もともとが、3D映画には向かない原作ではないのか?
 
 精霊が出てきて映像が派手になるあたりはいいが、精霊が登場する
までが眠たくなるほど退屈である。
 そう思っていた矢先、隣の男性がイビキを掻きはじめた。
 眠たかったのは、私だけではなかったようだ(笑)。

 監督はロバート・ゼメキスが担当しているが、ゼメキス監督の
「ポーラー・エクスプレス」は傑作だった。

ポーラー・エクスプレス
http://01.futako.info/b/polorexpress.html

 あまりの素晴らしさに通常版を見て、さらに3D版を見に行ったほど。
 それと比べると、「Disney's クリスマス・キャロル」は、
かなり見劣りする。

 3D版は「特別興行」ということで割引などの対象にならず、
鑑賞するのに2,000円かかる。
 しかし、2,000円の価値はない・・・というか、
字幕版を見ればよかったと思っている。

 スクルージ役の声優は、字幕版ではジム・キャリーだが、
スクルージの動き自体が正にジム・キャリーそのものである。

 途中、スクルージの超オーバー・アクションがやたらと気になるのだが、
そうしたオーバー・アクションもジム・キャリーの声であれば、
ピッタリと腑に落ちるだろう。

 「クリスマス・キャロル」はアメリカ人であれば知らない人はいな有名な話。
 アメリカ人はみんなストーリーを知っていて見るわけだ。
 すると、2009年の今、敢えて映画化する以上、どんなすごい映像が来るの
か・・・という期待をせざるをえないが、そうした期待に応える
驚きの映像は、驚くほどに何もない(笑)。

 主人公スクルージが上空まで吹き飛ばされて落下するシーン。
 確かにスケール感があって映像的にも迫力があるが、
3D版のためにとってつけたような映像で、
「クリスマス・キャロル」の世界観とはま全く異質で興ざめるばかりだ。

 これは、「Disney'sクリスマス・キャロル」というタイトルだが、
この「ぶっ飛び」シーンも「ジム・キャリーのクリスマス・キャロル」と
考えれば非常に納得する映像である。
 つまり、「Disney'sクリスマス・キャロル」は、
「ジム・キャリーのクリスマス・キャロル」として見ないと、
映画として成立しないのだ。

 ということで、「Disney'sクリスマス・キャロル」を見よう思っている方は、
3D版(吹き替え版)ではなく、字幕版でジム・キャリーの声と共に楽しむこ
とをお勧めする。

 樺沢の評価  ★★  (字幕版だと、もう少し評価が高まるはず)
(★★★★★が満点。☆は、★の半分)

追伸 150年以上語り継がれるストーリーは感動的で素晴らしいものです。
字幕版で見れば、★★★☆以上は楽しめるのではないか・・・と思います。


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■3 精神医学の目
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┌──────────────────┐
 なぜ、クリスマスにはプレゼントを贈るのか?
└──────────────────┘ 

 英国の文豪チャールズ・ディケンズの「クリスマス・キャロル」。

 日本では、知らない人も多いでしょうが、
アメリカ人で「クリマス・キャロル」を知らない人は
まずいないと思います。

 クリマス・シーズンになると、必ずいくつかの劇場で
「クリマス・キャロル」の演劇をやっています。

 「クリマス・キャロル」の劇を家族みんなで見に行く。
 これが、この時期の風物と言える程です。

 私もシカゴにいるときに、見に行きました。
 本当に、心温まる物語です。

 映画化は何度もされていて、この時期、
テレビでは映画版「クリスマス・キャロル」が何度も放映されますから、
劇場に行けない人は、テレビで「クリスマス・キャロル」を楽しむという。

 主人公の金貸し業を営むスクルージは、金銭欲にとりつかれた傲慢な男。
 家族も友人もいない彼は、非常に寂しいクリスマスを
過ごそうとしていました。

 そこに現れる三人の精霊。
「過去のクリスマスの霊」、「現在のクリスマスの霊」、
「未来のクリスマスの霊」が現れて、
スクルージに過去、現在、未来の姿を見せることで、
スクルージにある気付きを与える・・・という物語です。

 私がはじめて「クリマス・キャロル」のストーリーに接したのは、
ビル・マーレー主演の映画「3人のゴースト」(1988年)を見た時です。
 
 これは、「クリマス・キャロル」の物語を現代に置き換え、
SFXを多用した映像で映画化した作品ですが、
物語のストーリーは、全く「クリマス・キャロル」そのものです。

 これを見終わった時、私はどこが「クリスマス・キャロル」なのか?
と思ってしまいました。
 
 サンタクロースも出てこない。
 
 なぜ、これがクリスマスの夜の出来事でなければいけないのか?
 その必然性が全くわかりませんでした。

 要するに、当時大学生だった私は、
キリスト教的な知識がなかったので、「クリスマス・キャロル」の
テーマを全く理解できなかった・・・というわけです。

 クリスマスというのは、クリスマスケーキを食べて、
サンタクロースからプレゼントをもらう日ではありません。
 
 イエス・キリストの誕生を祝う日です。
 
 キリスト教徒にとっては、一年間で最も重要な日と言って良いでしょう。

 だから、「クリスマスを祝う」ということは、
ザックリ言えば「イエスの愛を再確認する」ということ
でもあります。

 そして、感謝祭後の金曜日からクリスマスイブまでの約1ヶ月間を
「ホリデー・シーズン」(Holiday season)として
イエスの誕生をお迎えする準備をします。

 丁度、アメリカは今、ホリデー・シーズンに突入しました。

 「ホリデー・シーズン」は、クリスマスツリーを飾ったり、
あるいはクリスマスのプレゼントを準備したり、といった
物質的な準備以外にも、精神的な準備もしなくてはいけません。

 
 その精神的な準備というのは、イエスをお迎えする心の準備です。

 クリスマス前に、子供たちはイエスの誕生の劇を演じたり、
みながそれを見たりするというのも、クリスマスの精神的な準備です。
 
 街には、クリスマス・キャロルやクリスマス・ソングが流れるのも
同様の意味です。
 
 日本では、クリスマス・ソングはクリスマス商戦を盛り上げる
BGMに過ぎませんが、アメリカではもっと「ホーリー」な意味合いが
あるわけです。

 そして、この「ホリデー・シーズン」をきっかけに、
イエスの教えをもう一度見直しましょう・・・という雰囲気に
包まれます。

 つまり、家族の愛情を確認しましょう。
 友達の友情を確認しましょう。
 見ず知らずの人にも、愛情を注ぎましょう。

 そういう優しい気持ちにつつまれます。
 
 そして、それらが、
・クリスマスは実家に帰省して家族と過ごそう
・家族や友人にクリスマス・プレゼントを贈ろう
・家族や友人にクリスマス・カードを贈ろう
・見ず知らずの人のために「寄付」をしよう

 そういうクリスマス独特の気分が、このような
具体的な行動となって表れてくるわけです。

 その基盤にあるものは、キリスト教的な「愛」です。
 アガペー(神の愛)とも言われます。。
 全ての人に分け隔て無く注がれる愛。博愛です。

 キリスト教とは何か?
 キリスト教思想とはどんなもの?

 とかいうと、何だかとても難しい気がしますが、
一言で言えば「愛」です。

 それが、
「分け与える、分かち合うことの大切さ」であり、
「家族や友達に愛情を注ぐ」ということにつながるのです。

 
 「クリスマス・キャロル」の主人公スクルージは、
私利私欲の強い男で、お金を自分だけで独占して、
分け与えようとしません。
 そして、お金だけではなく、「愛情」も分け与えようとはしません。

 絶対に人に分け与えようとはしないスクルージは、
キリスト教的には全く反対の生き方をしていた、といえます。
 
 そんなスクルージが、
クリスマスを前にして、クリスマスの幸せそうな人々の姿を見て
「分け与える、分かち合うことの大切さ」に気付き
「愛し、愛される喜び」に気付くというのが、
「クリスマス・キャロル」のキリスト教的なテーマなわけです。

 
 日本のクリスマスというのは、ケーキ、プレゼント、ご馳走
といった、「物質面」だけを、形式的に祝うだけのイベントです。

 日本人は、
クリスマスは、ケーキやご馳走を食べられて楽しいなあ・・・
と思うでしょう。

 アメリカ人は、
「家族と一緒に」ケーキやご馳走を食べられて楽しいなあ・・・
という所に重きをおくのです。

 これが、アメリカ的、キリスト教的なクリスマスの祝い方です。

 一年に一度の、「愛」を再確認するイベントとしてのクリスマス。
 
 私もアメリカで、「ホリデー・シーズン」を体験したからこそ、
はじめて理解しえた現実。

 こんな認識で、「クリスマス・キャロル」を見ると、
映画のディテールが心に染みこんで、何倍も楽しく見られると思います。


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■4 「迷惑メールを限りなくゼロにする方法」をプレゼント
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