2009/05/08
映画の精神医学 トム・ハンクスに会ってきました・・・
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 映画の精神医学 ●第329号● 2009年5月8日発行 ● 発行部数:47,156部 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1 はじめに ───────────────────────────────── 本日発売の雑誌「ぴあ」の「天使と悪魔」特集(39ページ)に、 私の原稿「映画と宗教の密接な関係性」が掲載されています。 立ち読みでも結構ですので、読んでみてください。 今までも、雑誌に記事執筆していますが、「ぴあ」クラスの 超一流雑誌は初めてのことです。 引き続き、執筆依頼がドンドン来るとうれしいのですが・・・ どうでしょうか。 来週、イタリアとスコットランドへ旅行に行きます。 ローマ、バチカンも見てきます。 「天使と悪魔」のロケ地めぐり・・・とても楽しみです。 ───────────────────────────────── ■2 最新映画批評 ───────────────────────────────── ┌────────┐ 「天使と悪魔」 └────────┘ 5月7日、「天使と悪魔」のマスコミ向け試写会に行ってきました。 実は、「天使と悪魔」のマスコミ向け試写会は、わずか1日、 午前と午後の二回しかありませんでした。 私は映画は結構前の方で見る方ですが、その日は映画館じゃなくて、 「朝日ホール」という普通のホールでスクリーンは小さめということともあり、 前から6列目くらいに座りました。 しかし、上には上がいる、というか、 最前列の真ん中に陣取っている人がいました。 「これは、かなりの映画ファンに違いない」と思っていると、 その人が後ろを振り向きました。 なんと、テレビでもチョー有名なあの人ではないですか。 →→→ http://01.futako.info/a/movie000006.html 回数限定の試写会は、結構、有名人が来ているので、おもしろいです。 さて、「天使と悪魔」ですが、正直、やられた〜〜。 という感じです。 予告編を見た時点で予感はしていたのですが、ここまで巧妙に やってくれるとは・・・。 まあ、あまり詳しく話すとネタバレになってしまいますが、 要するに「原作」と違うのです。 「原作」と違うといっても多少違うというのはよくありますが、 ザックリと違います。 普通、「原作」を読んでいると、犯人もわかっているので、 ただどう映像化しているかだけを照らし合わせる作業になるのですが、 そう思って映画を見ていると完全にしてやられます。 「天使と悪魔」は、イルミナティのバチカン(カトリック教会)に対する 復讐を描いた作品です。、 「ダ・ヴィンチ・コード」で、原作と比べて映画はひどい・・・という批判 が相当に出ました。監督のロン・ハワードは、相当にくやしかったのではない でしょうか? それで、今回は原作を大きくアレンジした野心作になっています。 ダン・ブラウンの原作ファン、前作の映画版「ダ・ヴィンチ・コード」を こっぴどく酷評した人たちへの、ロン・ハワードの復讐ではないかと・・・。 読んでから見るか、見てから読むか。 たいていの映画は、見てから読んだ方がいいのでしょうが、 今回は、読んでから映画を見ても十分に楽しめます。 「ダ・ヴィンチ・コード」と「天使と悪魔」。 原作は甲乙つけがたいのですが、映画としては「天使と悪魔」の方が、 はるかによくできています。 原作が映画向き(ローマ市内の風景など映像的おもしろい)という こともあるのでしょうけど。 ローマ市内の教会の外観はゲリラ撮影したといいますが、 バチカンや教会内部などは、ほとんど撮影許可が出てない・・・ということで、 じゃあどうやった撮ったんだ!? という驚きがあります。 セットやCGを使っているのでしょうが、全く本物としか思えません。、 科学と宗教の対立。 反キリスト的なものを弾圧してきたバチカンへの批判などテーマ的にも スリリングです。 「ダ・ヴィンチ・コード」では、ラングドン教授が容疑者として疑われ、 自らの無実を証明するために冒険するという展開でしたが、 今回は彼の行動の動機は、あくまでも「知的好奇心」です。 ラングドン教授の旺盛な「知的好奇心」は、私自身にも通じるものがあって、 非常に感情移入しやすいし、彼の行動が非常に良く理解できました。 原作を読んだ人も読んでいない人も。 手に汗握るサスペンスと知的な冒険が楽しめるはずです。 樺沢の評価 ★★★★☆ (★★★★★が満点。☆は、★の半分) ───────────────────────────────── ■3 精神医学の目 ───────────────────────────────── ┌─────────────┐ トム・ハンクスの印象は・・・ └─────────────┘ 5月7日、「天使と悪魔」の午前中のマスコミ試写の直後に行われた、 トム・ハンクス、ロン・ハワード監督の来日記者会見に参加してきました。 会見は、ヒロインのアイェレット・ゾラーとプロデューサーの ブライアン・グレイザーの二人を加え、四人で行われました。 俳優さんは、大きく分けて二つのタイプに別れるでしょう。 外交的で、人前に出るのが大好きというタイプ。 一言で言うならば、華のあるスター型。 それとは逆に、どちらかというと人付き合いは苦手で、 記者会見やテレビなど、人の前にはあまり出たくない。 どちらかという内向的な個性派タイプです。 トム・ハンクスといえば、ハリウッド・スターでも大御所。 当然、「華のあるスター型」のイメージで想像していたのですが、 実際は想像とかなり違いました。 インタビューの内容は含蓄もあって実に適切な返答をしているのですが、 しゃべりがやたらと早口で、それでいて言葉に詰まりまくっていました。 言葉に詰まるというか、どもるというか・・・。 1分間で10回くらいは、言葉に詰まりながら、慌てたような口調で 話していたのでかなり奇異な感じがしました。 緊張しているという割には、随分とたくさん喋っていましたし、 話している内容は全く適切だったので、かなり興奮気味であった ということは言えそうですが、 トム・ハンクスくらいのレベルになると、 多少興奮しようが、記者会見くらいは無難にこなすと思っていただけに、 意外な感じがしました。 映画の来日記者会見では、一番最初に一人一人言ずつ挨拶とコメントをする のが普通ですが、この日はロン・ハワード監督だけが代表して挨拶する というちょっと変則的な形式がどられていましたが、 それもトム・ハンクスの要望もあったのでしょうか? 落ち着きと威厳にあふれるラングドン教授のような雰囲気を期待しましたが、 映画「ターミナル」の主人公のような雰囲気といったらわかりやすいかも しれません。 まあ、映画のキャラクターを俳優本人の性格と誤認させてしまう、 というのは演技が素晴らしいという証拠かもしれまん。 ロン・ハワード監督は、喋りたがり屋なのか、 随分とたくさん喋っていました。 特に、バチカンから撮影許可がおりなかった話や、 テーマに賛否両論で反対意見も多いだろう・・・といった 監督としてのアイデンティティにかかわる部分は、 かなりの熱弁でした。 「トム・ハンクスってこんな人だったんだ」という 少々サプライズな体験をした一日でした。 会見の動画は、ネット配信されていますので、 コチラから見ることが出来ます。 http://www.youtube.com/AngelsandDemonsCh ───────────────────────────────── ■4 DVD、家で楽しむおすすめ映画 ───────────────────────────────── トム・ハンクスの主演作品。 傑作映画がたくさんあります。 ナンバーワンを一つ選ぶのは難しいです。 「フォレスト・ガンプ」や「プライベート・ライアン」なども素 晴らしいですが、 樺沢が個人的に好きなのはこの作品です。 http://01.futako.info/a/0000000tomhanks.html 「コミュニケーション」とは何か? 「コミュニケーション」の本質に迫った作品だと思います。 言葉が通じなくても「気持ち」は通じる・・・という。 映画の表面的な部分しか見ないと、 「普通のコメディ映画」にしか見えないかもしれませんが・・・。 【クイズ】この作品のタイトルは? →→→ http://01.futako.info/a/0000000tomhanks.html ───────────────────────────────── ■5 大好評だった出版スタート・セミナーの音声ファイルをプレゼント ───────────────────────────────── 先日、実施されました「出版ブランディングカレッジ スタート・セミナー」ですが、参加者の方から感想がたくさん届いています。 ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ はじめまして。 愛読しているメルマガの書き手、樺沢さんとはどのような人か、 また樺沢さんがいう出版スタートの要点はなにかと思い参加しました。 樺沢さんの出版に至った経緯のお話、メルマガ発行の意義の大きさが よく心に伝わってきました。 また、出版界の現状を少し垣間見ることができた思いです。 ありがとうございました。 (izasamiさん) ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ 講師の方々は、みなさんパワーがあり、静かな自信にあふれる方ばかりで まぶしいくらいでした。 ”出版”なんて遠い遠い別世界の話だと思っていましたが、 貴重なヒントをたくさん教えていただいて、ほんの少し世界が 近づいたような気分になりました。 次に講習会や勉強会に参加する時にはまず、個人名刺を作って参加します! ありがとうございました。 (K.N-Hさん) ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ 先日のスタートセミナーに参加しました。 それも一番最前列、講師の皆様の演台のすぐ前の特等席でした。(笑) スタートセミナーと言う名前よりうんと濃い内容のお話を、 どうもありがとうございました。 ほんとにアッという間の楽しい3時間でした。 僕はサービス業ですので休みが一般の方と違い、滅多に月曜日には 開催されることのない、このようなセミナーに出席できましたことを 嬉しく思い、心より御礼申し上げます。 (mushikunさん) ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ といった感じて、参加者は大変満足されたようです。 この「出版ブランディングカレッジ スタート・セミナー」は、 3人の講師によって実施されましたが、樺沢が配布権利を持つ 樺沢が講師をつとめたセッションの音声。 「大好きを出版につなげよう 勝手に出版依頼が殺到する最も簡単な方法」 (音声ファイル35分) を、何と無料で配布することにしました。 とはいえ、参加費を払って参加した方もいらっしゃいますので、 完全に無料無償で配布してしまうと、参加者の方からクレームが 来るでしょうから、 私の有料メルマガ「ビジネス心理学プレミアム」を今月から 来月まで継続購読された方に、「継続購読特典」として 無料で配布することにしました。 「ビジネス心理学プレミアム」登録はコチラから →→→ http://01.futako.info/a/000000BPMaffitu.html 「ビジネス心理学プレミアム」は、初月購読料は無料です!! 来月まで継続購読しますと、1,490円かかりますが、 たったの1,490円で ●「大好きを出版につなげよう 勝手に出版依頼が殺到する最も簡単な方法」 (音声ファイル35分) を貰えるということです。 ビジネス書1冊の価格で、 勝手に出版依頼が殺到する出版ノウハウを知ることができる。 あまりにも安すぎます。 本当なら1万円で販売したいくらいですが、 出版の喜び、楽しさを1人でも多くの人に知って欲しい。 その第一歩を歩んでいただくための、大サービスです。 5月5日に発行されました、「ビジネス心理学プレミアム」では、 ■1 はじめに 「占いが当たる」理由 ■2 街で見かけた心理学 「メニューの多い蕎麦屋」の心理学 ■3 メンタルヘルス情報 五月病」に注意しよう ■4 映画の心理学 「レッド・クリフ」 三国志に学ぶビジネス心理学 ■5 確実に英語が上達する海外旅行術 の豪華5本立て。 原稿用紙50枚相当の濃厚で読み応えのあるマガジンとなっています。 今、「ビジネス心理学プレミアム」に登録しますと、 この5月5日号もすぐに、お読みいただくことが出来ます。 「ビジネス心理学プレミアム」登録はコチラから →→→ http://01.futako.info/a/000000BPMaffitu.html ──────────────────────────────── メール送信者:(株)樺沢心理学研究所 佐々木信幸(樺沢紫苑) 連絡先: kzion@kabasawa.jp メール送信者情報の詳細: http://www.saikyo.bizshin.com/semi1/hyouji_eisei.html メールマガジン登録/解除: http://www.mag2.com/m/0000136378.htm サイト http://www.kabasawa.jp/eiga/home.html ブログ http://eisei.livedoor.biz/ ビジネス心理学プレミアム ニュース・芸能・映画の心理学 http://premium.mag2.com/mmf/P0/00/69/P0006963.html ■注意・お知らせ 映画の見方は、人それぞれです。このメルマガは、発行者の個人的な見 解であり、他のいろいろな考え方を否定するものではありません。 みなさんから、お送りいただいメールは、メルマガ、ホームページ上で 紹介するかもしれません(もちろん、匿名で)。 ──────────────────────────────── 「映画の精神医学」は、以下のURLより解除することが可能です。 メールマガジン解除:http://www.mag2.com/m/0000136378.html ────────────────────────────────



