2009/03/04
映画の精神医学 たらい回し事件・・・寸前です
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 映画の精神医学 ●第316号● 2008年3月4日発行 ● 発行部数:47,156部 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1 はじめに ───────────────────────────────── キタ━━━━ヽ(・∀・` )ノ━━━━!!!! 「精神科医が教える1億稼ぐ人の心理戦術」(中経出版)!! ついに出版されました。 まだ私は、書店の店頭では見ておりませんが、 すでに全国の書店には出荷されておりますので、 そろそろ店頭に並びはじめる頃です。 先ほど中経出版のホームページを見て驚きました。 http://www.chukei.co.jp/ 何と、拙著「1億稼ぐ人の心理戦術」が、 上から4段目に紹介されいました!! 版元の中経出版でも、かなり力を入れてくださっている ようで、本当にうれしいです。 出版社の許可を得まして、「1億稼ぐ人の心理戦術」 本文より32ページ分をPDFファイル化しましたので、 立ち読み感覚で、ダウンロードしてお読みください。 そのままダウンロードできます。 ↓ ↓ ↓ http://www.saikyo.bizshin.com/a/file1/1oku.pdf もし書店で、「1億稼ぐ人の心理戦術」を見かけても、 まだ買わないでください。 「1億稼ぐ人の心理戦術」のアマゾン・キャンペーンが、 3月7日(土)朝9時〜8日(日)24時までの2日間、 行われるからです。 期間中に拙著をお買い上げいただけますと、 豪華3大特典がプレゼントされます。 そのうちの一つは、例えば ●「字幕なしで映画を見る方法 〜樺沢流英語学習法」 (音声セミナー71分) です。 これは、3年間アメリカに留学していた樺沢が、 どうやって英語を勉強して、字幕なしで映画を見られるようになったのか を詳細に解説した英語学習法の音声セミナーですが、 どう安く見積もっても、この特典だけで1,500円の価値はあると思います。 その他の特典については、コチラのページに書かれています。 →→→ http://www.dvd2.biz/amazon.html ビジネス書1冊購入で、さらにビジネス書2冊分のノウハウがもらえる。 「1億稼ぐ人の心理戦術」のアマゾン・キャンペーンは、 3月7日(土)朝9時にスタートしますので、 キャンペーンがスタートしましたら、もう一度お知らせします。 3月7日(土)朝9時です!! よろしくお願いします。 m(_ _)m 「1億稼ぐ人の心理戦術」のアマゾン・キャンペーン 詳細はコチラ →→→ http://www.dvd2.biz/amazon.html ───────────────────────────────── ■2 最新映画批評 ───────────────────────────────── ┌───────────────┐ 「旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ」 現在公開中(2月7日公開) └───────────────┘ 「おくりびと」のアカデミー受賞、感動的でしたね。 「おくりびと」もそうですが、今、日本映画はおもしろいです。 勢いがあります。 3月1日、映画の日に映画「旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ」 を見ました。 2月7日公開なので空いているだろうと思ったら大誤算。 開演30分前に行ったのに、残り10席もなくて、最前列で見ました(笑)。 私は、昔、旭川に3年ほど住んでいましたので、 閑古鳥が鳴いていた頃の旭山動物園に行ったことがあります。 小学生が遠足に行くような、普通の動物園でした。 それが今や、上野動物園をぬいて入場者数日本一の動物園です。 旭山動物園の立て直しの物語も結構知ってはいたのですが、 改めて映画としてみるとすさまじいものがあります。 旭川市のお荷物として、「閉園」の危機に瀕する動物園。 動物園長や動物園スタッフは必死に努力します。 しかし、 一難去って、また一難。 これでもかというくらいに、難題が降り注ぎます。 しかし、、彼らは絶対にあきらめません。 いろいろとアイデアを出して、地味に実行していきます。 失敗してもめげずに、次々とアイデアを出す。 そして、実行していきます。 その「執念」。 その「執念」がすさまじいのです。 それを支えるのは、「動物への愛情」です。 そして、彼らの仕事への誇り。 プロフェッショナル根性。 全てがすさまじいのです。 園長を演じる西田敏行。 彼の演技がうまいのは言うまでもないのですが、 見事なほどに役にピタリとはまっています。 そして、動物への愛情をさりげなく語るシーンは、涙を誘います。 そして脇役陣の充実ぶり。 長門裕之、岸部一徳、柄本明など、主役級俳優が演じる飼育員の演技陣は、 あまりにも豪華。 特に長門裕之の哀愁に満ちた演技は秀逸で、長尺の一人芝居のシーンでは 号泣しました。。 ちなみに、年長の方は当然ご存知でしょうが、 長門裕之は監督マキノ雅彦(津川雅彦)のお兄さん。 長門裕之の良い部分が全て引き出されていたのは、 兄弟コンビならではという感じもします。 アップを多用した映像で、役者の演技をじっくりと見せるという手法。 俳優歴が長いマキノ雅彦監督ならではの演出ともいえるでしょう。 動物のアップのシーンも多いのですが、これだけ動物の生き生きとした 表情をとらえるのは、かなり大変だったと思います。 結局、5、6回は泣きました(笑)。 文句なしの傑作です。 観客のほとんどは、小さいお子さんを連れていましたが、 私がこの作品を見て欲しいと思ったのは、 今、苦しい思いをしているビジネスマンの方です。 あきらめない。 あきらめない。 あきらめない。 どんなに苦しくても、あきらめない。 あきらめなければ、いつか夜明けを迎えるという、園長のスタンス。 株価が、バブル後の最安値を記録し、最悪の経済状況の今だからこそ、 余計心に響きます。 生活が苦しい人も多いでしょう。 仕事が苦しい人も多い。 会社が倒産寸前の人もいるかもしれない。 そんな「苦しい」思いをしている人に、 この「旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ」は、 見ていただきたいです。 必ず、何か発見があるはずです。 もちろん、小さいお子さんも楽しめますので、親子一緒にどうぞ。 樺沢の評価 ★★★★☆ (★★★★★が満点。☆は、★の半分) 絶対にあきらめなければ成功する。 この映画もお勧めです。 →→→ http://01.futako.info/a/dvd058p.html ───────────────────────────────── ■4 精神医学の目 ───────────────────────────────── ┌──────────────┐ たらい回しにあいました └──────────────┘ 私が今、非常勤で勤めている病院があります。 昨日も、病院に勤務していました。 夜6時。あと1時間で帰れるなと思っていたら・・・ 看護師さんから、患者さんの様子がおかしいと連絡がありました。 急いで診察してみると、患者さんの様子が明らかにおかしい。 呼びかけに応じないですし、瞳孔も異常です。 神経学的に脳出血が疑われます。 こりゃいかん、すぐに大きな病院に搬送しないと・・・ということで、 受け入れ先の病院を探します。 しかしながら、透析中の患者さんということもあり、 「脳外科」+「透析」という二つの関門をクリアしないといけない、 ということで、次々に断られます。 そこから近い、二つの大学病院、二つの総合病院に 連絡しましたが、いずれも「満床」とか「脳外科医が手術中」などの 理由で受け入れられないと・・・。 患者さんを放置するわけにもいかないので、救急車を呼びます。 医師か看護師が救急車に同乗してくれ・・・ということで、 搬送先が決まっていないということもあって、 私が救急車に乗りました。 救急隊員、救急司令部の手助けも得て、 搬送先を探していきます。 ここもダメ。次もダメ。 結局、「脳外科」はOKだけど透析する施設がないからダメとか 「脳外科」と「透析」の二つをクリアする搬送先がほとんどないのです。 そういえば、妊婦たらい回し死亡事件のときも、 「脳外科」+「産科」ということで、探したけれど病院が見つからなかった。 結局手遅れで、死亡されたということでした。 二つの科をまたぐと、大学病院とか本当に大きな総合病院じゃなきゃダメで、 そういうところに限って満床だったりします。 いやあ・・・参りました。 「ここって東京だろう?」 「大きな病院がたくさんある日本の首都」 いくら医療の技術が高くても、診察も受けられないのなら、 ないのも同然です。 このまま受け入れ先が見つからず、この患者さんが死亡して しまったら・・・。 明日のニュース番組で取り上げられるのではないか・・・と 最悪のシナリオが頭をよぎります。 救急車の中で、45分もの時間が過ぎた頃、 ようやく某大学病院が受け入れてくれる・・・ということに。 本当に、心の底からホッとしました。 確か、12、3ヶ所目の病院です。 ちなみに、そこから受け入れ先病院までが、 救急車で30分かかりました。 近くの病院は、全滅でした。 私が最初に搬送先病院を探し始めてから、 搬送先病院に到着するまでの時間 ・ ・ ・ ・ ・ ・ なんと2時間です。 薄氷を踏むような、スリリングな2時間を体験してしまいました。 搬送先を探している間、 患者さんはストレッチャーの上で横になっているだけですから・・・。 本当に、患者さんが急変しなくてよかった。 その意味では、不幸中の幸いです。 完全に、日本の救急医療は、崩壊しています。 幸い、この患者さんは、2時間ほったらかしになったにもかかわらず、 急変することなくてよかったですが、場合によっては、 急変して死亡ということになっても、全くおかしくなかったのです。 受け入れ先の病院が、すぐに見つかるのかどうか? これは、単に「運」です。 こんな「運」まかせの救急医療で良いのでしょうか? 患者さんの搬送なんか、チョー滅多にしない私が・・・ 確か、救急車に乗ったのは、7、8年ぶりです。 そんな私が、たらい回しに直面したのです。 ということは・・・、こうしたたらい回しは、 毎日のようにおきているのではないでしょうか・・・。 おそらくは、搬送中に死亡している例も、山ほどあるのではないか。 死亡しないまでも、すぐに搬送先が見つかれば助かっていた、 という例も山ほどあるのだろうなあ・・・と、実感しました。 日本の緊急医療は、かなり深刻です。 たらい回し死亡が、テレビのニュースになるのは年に数回ですが、 実際は、毎日のようにこんなことが起きているのでしょうから・・・。 ──────────────────────────────── ■5 DVD、家で楽しむおすすめ映画 ──────────────────────────────── なぜ、こんなおもしろい作品が話題にならないのか? 謎です。私の周囲では、ようやく徐々に盛り上がってきていますけど・・・。 樺沢紫苑が見た、ここ10年間でのベストドラマ。 深すぎる人物描写。張り詰める緊迫感。 多分、これを作っている人は、ガンダムの影響を受けていますね。 徹底的に人物描写した準主役級キャラを次々と殺してしまうという・・・。 おっと、喋りすぎました。 何かおもしろいドラマがないかな・・・という人は、絶対に見るべき。 とりあえず、第1巻だけでもレンタルしてみてください。 →→→ http://01.futako.info/a/dvd034.html 樺沢の評価 ★★★★★ ──────────────────────────────── メール送信者:(株)樺沢心理学研究所 佐々木信幸(樺沢紫苑) 連絡先: kzion@kabasawa.jp メール送信者情報の詳細: http://www.saikyo.bizshin.com/semi1/hyouji_eisei.html メールマガジン登録/解除: http://www.mag2.com/m/0000136378.htm サイト http://www.kabasawa.jp/eiga/home.html ブログ http://eisei.livedoor.biz/ ビジネス心理学プレミアム ニュース・芸能・映画の心理学 http://premium.mag2.com/mmf/P0/00/69/P0006963.html 関連サイト http://www.hosoki.bizshin.com/ http://www.saikyo.bizshin.com/ref/top3.html ■注意・お知らせ 映画の見方は、人それぞれです。このメルマガは、発行者の個人的な見 解であり、他のいろいろな考え方を否定するものではありません。 みなさんから、お送りいただいメールは、メルマガ、ホームページ上で 紹介するかもしれません(もちろん、匿名で)。 ──────────────────────────────── 「映画の精神医学」は、以下のURLより解除することが可能です。 メールマガジン解除:http://www.mag2.com/m/0000136378.htm ────────────────────────────────



