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2008/05/04

映画の精神医学 テレビに生放送しましたけど・・・その感想は・・・

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      映画の精神医学
       
●第270号● 2008年5月4日発行 ● 発行部数 :49,549部
 
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    【 目 次 】
■1 「映画の心理学」がついに創刊
■2 最新映画批評 「紀元前1万年」 
■3 精神医学の目  
     テレビの恐ろしさを実感・・・デレビ生出演してみましたけど
     ゴールデン・ウィークのお勧め映画
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■1 5月5日 新メルマガ「映画の心理学」が創刊されます
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 みなさん、ゴールデン・ウィークは、いかがお過ごしですか?

 私は、テレビ生出演も終り、ホッとして、家でゆっくりと
メルマガを書いています(笑)。

 というか、ここ3日間、ほとんど缶詰め状態で、
「映画の心理学」創刊号を書いていました。
 先ほど書き終わったところです。
 
 ということで、いよいよ、5月5日(明日)、
 新メルマガ「映画の心理学」が創刊されます。

 創刊第1号から、タイムリーに読みたい方は、
本日中に、登録を済ませてください。


●映画の心理学〜ビジネス・教育・恋愛に効く魔法の心理学

登録はコチラから→→→ http://01.futako.info/a/eishin.html


 注目の創刊号の内容ですが、まずは目次をご覧ください。

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「羊たちの沈黙」の心理学
 カウンセリングとは何か? レクターとクラリスの心理分析
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    【 目 次 】
■1 「羊たちの沈黙」と私 〜 レクターも私も精神科医 
■2 「羊たちの沈黙」のあらすじ・概要
■3 これは、カウンセリングだ!! 
■4 カウンセリングの第一歩 〜 観察
■5  自分について語ると何が起きるのか?
■6 レクターは、クラリスのトラウマを予見していた!!
■7 転移と逆転移 〜 カウンセリングの罠、あるいは突破口
■8 トラウマの解釈 〜 賛否両論続出!!
■9 ラストの解釈 〜 レクターの電話に隠された最終目的
■10 究極のプラトニックラブ!? 「羊たちの沈黙」は恋愛映画か?
■11 レクター博士の悪魔の恋愛テクニックとは?
■12 レクター博士の心理テクニックで夫婦円満になる方法
■13 レクター博士の心理テクニックで親子関係を強化する!!
■14 「羊たちの沈黙」に学ぶ ビジネス必勝テクニックとは?
■15 まとめ 今回の心理テクニック
■16 「羊たちの沈黙」のトリビア 〜 猟奇的殺人者の作り方
■17 参考文献
■18 次号予告
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 「サイコ」と並びサイコ・サスペンスに金字塔を打ちたてた、
傑作映画「羊たちの沈黙」。

 この「羊たちの沈黙」にまつわる謎を解明しながら、
心理学、精神医学的な知識について学ぶことができます。

【映画の心理学 創刊号】を読んで
あなたが知ることができる映画についての内容は?

■レクター博士は、カウンセリングのテクニックを駆使していた!!

■レクター博士は、初めての面談でクラリスのトラウマを見抜いた理由とは?

■レクター博士が、クラリスに自分の話をさせた、本当の狙いとは?

■なぜ、廊下にポツンと椅子がおかれていたのか?

■レクター博士とクラリスの関係は、恋愛感情なのか? それとも・・・

■レクター博士の、最終目的とは何だったのか?

■全てはレクター博士のシナリオ通り〜最初の出会いから全てが仕組まれていた

■連続殺人犯バッファロー・ビルのモデルは誰か?


【映画の心理学 創刊号】を読んで
あなたが学ぶことができる心理学的な内容は?

■カウンセリングとは何か?

■カウンセリングで陥りやすい「罠」とは?

■カウンセリングに不可欠な「場」とは?

■カウンセリングの第1段階で最も重要なものは?

■クライエントとの信頼を高める心理テクニックとは?

■カウンセラーに向かない人とは?

■恋愛感情に注意せよ!! 
セラピストとクライアントの微妙な関係 〜 転移と逆転転移 

■「よゐこ」の濱口がゆうこりんを落とした理由
〜 濱口は「羊たちの沈黙」の心理テクニックを使っていた!?

■「羊たちの沈黙」に学ぶ 恋愛の必勝テクニックとは?

■そんなバカな!? レクター博士の心理テクニックを使って
夫婦円満になる方法

■「羊たちの沈黙」の心理テクニックを使うと、親子関係が濃密になる!!

■「羊たちの沈黙」からビジネス・ノウハウを抽出する
 顧客の気持ちをガッチリとつかむ方法

■猟奇的殺人者は、どのようにして生まれるのか?


 まさに、レクター博士とクラリスの心理分析。

 これを読むと、2人の薄氷を踏むような心理的駆け引きの
裏の意図が、手に取るようにわかります。

 A3版印刷で全28ページ。
 400字詰め原稿用紙換算で、全61ページ。
 新書版1冊の3〜4分の1のボリュームがあります。


※「映画の心理学」の創刊号は無料で読めます

 さて、「映画の心理学」ですが、月額1,490円の有料メルマガとなります。

 しかしながら、あなたは「映画の心理学」の最初の1ヵ月分を
完全に無料で読むことができます。

 「まぐまぐプレミアム」の購読初月無料というシステムのおかげです。
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 5月末日までに解除しますと、一切課金されることはありません。
 おもしろくなければ、遠慮なく「解除」してください。

 いわゆる書店の「立ち読み」と同じです。
 まずは、「立ち読み」感覚で、「映画の心理学」をお読みください。

【「羊たちの沈黙」レクターとクラリスの心理分析】を
無料で読みたい方は、

コチラから→→→ http://01.futako.info/a/eishin.html


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■3 最新映画批評
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┌───────┐
  紀元前1万年     4月26日公開
└───────┘ 

 「デイ・アフター・トゥモロー」、「インディペンデンス・デイ」の
ローランド・エメリッヒ監督作品。
 言うまでもないが、大作に定評のある監督である。

 誰も見たことのない世界が過去にあった・・・というキャッチだが、
まだCGで本格的に映画化されていないものは何か?
ということを探ったら、原始時代にたどり着いたのだろう。

 マンモス狩り
 ピラミッド造営
 ラストの群衆シーン

 この三つのシーンの迫力は、凄まじい。

 私のように「歴史ロマン」が好きな人と、
「群衆シーン」が好きな人は、間違いなく楽しめるだろう。

 特に、ラストの群衆シーンは、かなり見ごたえがある。
「ベン・ハー」の興奮を思い出すほど。

 映画は後半になるほどおもしろくなっていくが、
前半の「マンモス狩り」が始まるまでが少々退屈。

 それと、ストーリーが

メル・ギブソン監督の「アポカリプト」
http://01.futako.info/a/apo.html
とほとんど同じなのは、どうかと思う。

 まあ、日本で「アポカリプト」はヒットしなかったので、
見た人は少ないと思うから、「アポカリプト」を見ていないのなら
気にしなくていいと思う。

 この話、「狩猟」から「農耕」への転換。
 日本でいえば、縄文時代から弥生時代への転換のような、
ダイナミックな歴史的「節目」を、アメリカ人の大好きな
「救世主もの」のスタイルで描いている。

 「救世主もの」というのは、「マトリックス」とか
「アイ・アム・レジェンド」とか、その手の
世界を救う人の話である。

 映像も壮大だが、ストーリーも壮大である。
 
 このストーリー部分が精緻にできていて、
歴史の転換とはこういうものか・・・という説得力がある。

 歴史に全く興味のない人が、「映像」だけを目的に見に行くと
期待はずれになるかもしれないが、
「凄い映像」と「歴史ロマン」を一緒に楽しむことで、
感動が何倍にも膨れ上がるだろう。

樺沢の評価  ★★★★☆

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■3 精神医学の目 
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┌───────────────────────────┐
  テレビの恐ろしさを実感・・・デレビ生出演してみましたけど
└───────────────────────────┘ 

 報告が遅れてごめんなさい・・・。

 4月30日(水)、東海テレビの「ぴーかんテレビ」に出演しました。

 名古屋地区だけの放映ですから、見られた方は少ないと思いますが、
わざわざご覧になられた方は、どうもありがとうございます。

 いわゆる午前中の主婦向けのワイドショー番組で、
「GWに見たい特選DVD」ということで、
映画についてのコメントを述べさせていただきました。

 とはいっても、だいたいコメントする作品というのは
決められていて、
「千と千尋の神隠し」について30秒、
「ベオウルフ」について60秒。

 精神科がらみの好きな映画を1本だけ選んでくださいということで、
ウィル・フェレル主演の「主人公は僕だった」を60秒ほどで解説。

 30分ほど出演していたはずですが、話したのは3分程度だと思います(笑)。
 
 まあ、あっという間の30分でした。
 
 リハーサルをするので、本番はそれほど緊張しなかったのですが、
テレビを見た人の感想は「多少緊張気味」というご指摘もありました。

 よくスポーツ選手が、「緊張感を楽しんだ」と、
コメントするのを耳にしますが、ちょうどそんな感じです。

 正直ドーパミンは出ませんし(実際出ているかどうかは不明、笑)、
あまり高揚感もありません。
 ですから、意外なほど達成感は少ないです。
 50人の聴衆の前で講演をした方が、よっほど高揚感と
達成感があります。

 テレビ収録。客なしで、ハイテンションの芸をしなくてはいけない、
お笑い芸人は、かなり大変だなあ、と思いました。


 テレビカメラを前に20-30人ぐらいのスタッフの前で
収録するわけですから、
何か実感がわかないというか、このカメラの向こう側で、
何10万人もの視聴者が見ているという実感は、
「全く」湧きません。


 これは、ある意味、おそろしいなあ、と思いました。
 問題発言とか、失言をしても、スタジオ内にいては、
全くわからないわけで、よく政治家や芸能人が
テレビやラジオで「失言」しますが、
そうした「ついつい言ってしまう」という気持ちも
よくわかりました。

 要するに、単に、イスに座って話しているだけですから。

 1000人の聴衆を前にしては絶対に言えないことが、
テレビのスダシオだと言える、ということになります。

 テレビというのは「凶器」に変わりやすい恐ろしい道具だと
再確認しました。


 テレビ、ラジオ関係者の方。
 出演依頼がありましたら、全国各地に出張いたします(笑)。



 今回、生放送で紹介した樺沢のお勧め映画が、
「主人公は僕だった」。
http://01.futako.info/a/fiction2.html

 これが私の、ゴールデン・ウィークのイチオシ映画です。

 これは、原題が「Strenger than Fiction」。

 2006年のシカゴ映画祭のオフーニング上映作品ですから、
1年以上前に、この「映画の精神医学」で紹介したと思います。
 生のウィル・フェレルとダスティン・ホフマンを見たよ、
という記事です。

 去年、日本でも劇場公開されましたが、公開劇場数も少なく
マスコミ的にもほとんど注目されなかったので、
「映画の精神医学」で紹介する前に、公開が終わってしまいました(笑)。
 最近、DVD化されましたので、今回改めて紹介したいと思います。

 主人公のハロルドは、国税局に勤める全く面白みのない男。
 几帳面で、時間厳守。歯磨きの回数や横断歩道を渡る歩数まで
決めているという彼は、「強迫性障害」といっていいでしょう。

 そんな彼が、小説家(エマ・トンプソン)の声を聞き
小説の主人公として、彼女の意思どおりに動かされます。

 これは、精神医学には、「幻聴」です。
 幻聴という症状は、「統合失調症」という病気に特徴的です。
 実際、ハロルドは劇中で、「統合失調症」と診断され、
薬を飲みなさいというシーンも出て来ます。

 「統合失調症」の初期には、強迫性障害のような症状を
呈することもありますので、その辺も実によくできています。

 さて、本当なら、「病気」でした、ということなのですが、
この映画のおもしろいところは、この「幻聴」が、
小説家がタイプライターで書いている文章そのものである・・・
というありえない設定です。

 「トゥルーマン・ショー」のように自分の人生が何者かに操られている、
という壮大なフィクションが、圧倒的なおもしろさを誘います。

 この小説家を演じるのが、エマ・トンプソン。
 実際に、脚本家でもあるエマ・トンプソンは、ピタリと役にはまっています。

 彼女の書く小説は、「主人公が最後に必ず死ぬ」ということを
特徴にしています。

 つまり、ハロルドは、このままでは、死んでしまう・・・果たしてどうなる?
 という話です。

 
 「死」に直面したハロルドは、自分がつまらない人生を歩んでいたことに
気付き、恋愛をしたり、ギターを始めたり、人間的な男に変化していきます。

 この「気付き」がおもしろい。

 実は我々も、ハロルド同じように、
人が敷いたレールの上を走らされているだけじゃないか?
 ちゃんと自分の意志で人生を生きているの?
 という、テーマが突き付けられます。

 ハロルドを手助けする大学教授を演じるダスティン・ホフマンは、
極度のコーヒー中毒で、どうみても役に立ちそうもないアドバイスを
連発します。

 エマ・トンプソン演じる小説家は、強い自殺願望を持っていて、
自分の自殺願望を代償するために、小説の主人公を殺しているという、
かなり危ない人・・・。

 唯一まともなのは、小説家の秘書役の、クイーン・ラティファ。
 
 考えてみると、主役級俳優が4人も出ている超豪華キャストの
作品です。

 精神医学的に見どころ満載。

 是非、ゴールデンウィーク中にご覧ください。

「主人公は僕だった」
樺沢の評価  ★★★★☆


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