2005/11/18
【 GUIDE TO IMPs 】 国際経営プロフェッショナルへの道 No.017
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> G U I D E T O I M P s − 国際経営プロフェッショナルへの道 − No.017 <<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<< このメールマガジンはe-MillionIMPsが提供します。 http://www.e-millionimps.com/ ━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛ このメールマガジンでは、「国際経営プロフェッショナル (International Management Professionals/IMPs)」を目指す皆さん、 すなわち、「グローバル・スタンダードで活躍するための能力」を養成 したい方々へ、現役IMPsが役立つ知識と情報を提供しています。 -------------------------------------------- ◇“Management Consulting"の邦訳 「経営コンサルティング」をプレゼント!◇ -------------------------------------------- ミラン・クーバーの“Management Consulting"の邦訳、 「経営コンサルティング」をプレゼントします! →詳しくは巻末を!! ◆ ◆ 目 次 ◆ ◆ ┏┓ ┃┃1.【マネジメント・コンサルティング事始め】 ┃┃ ◇コンサルティング・プロセス−8 ┃┃ アクション・プラニング その2 ┃┃ クリエイティブ・シンキング=分析力+想像力?◇ ┃┃ ┃┃2.【IMP基礎用語】 ┃┃ ◇成果を得るためのコミュニケーションとは?◇ ┃┃ ┃┃3.【IMPプラスワン】 ┃┃ ◇パスカルとクリティカル・シンキング ┃┃ 「緯度が三度上がれば・・・」◇ ┃┃ ┃┃4.【e-MillionIMPs伝言板】 ┃┃ ◇「ハーバードで学ぶマネジメント・コミュニケーション ┃┃ 〜原則・応用・手法」がビジネス・ブック・マラソンに登場!◇ ┃┃ ┃┃5.【読者プレゼント】 ┃┃ ◇“Management Consulting"の邦訳 ┃┃ 「経営コンサルティング」をプレゼント!◇ ┗┛ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ----- □ ━━━━━ ━━━━━ ━━━━━ ━━━━━ ■ 1.マネジメント・コンサルティング事始め □ ━━━━━ ━━━━━ --------------------------------------------- ◇コンサルティング・プロセス −8◇ ◆アクション・プラニング その2 --------------------------------------------- コンサルティング・プロセス <1.Entry> │ └<2.Diagnosis> │ └<3.Action Planning> │ └<4.Implementation> │ └<5.Termination> (http://www.e-millionimps.com/adv/figure/action-planning.pdf) --------------------------------------------- ◇「アクション・プラニング・フェーズ」で 解決策を導く「クリエイティブ・シンキング」◇ -------------------------------------------- アクション・プラニングのプロセスをまとめると、以下のようになります。 (Step1)可能性のある解決策の探求・方向付け ↓ (Step2)いくつかの代替案の作成と評価 ↓ (Step3)クライアントへの実行案の提示と決定 今回は、Step1の解決策の探求を中心に考えていきましょう。 解決策を探求するにあたっては、まず、コンサルタントが既存の経験の中で 回答を出せる問題かどうか判断します。これには、同僚のコンサルタントが 類似の状況で見出した解決策なども含みます。つまり、一から組み立てなくても、 そこに存在するノウハウを活用するというアイデアです。 ただし、安易な既存の解決策を流用して混乱を招くようなことは決してあっては なりません。問題解決の成否は「クライアントの文脈」にあるのですから。 ◇クリエイティブ・シンキング=分析力+想像力◇ -------------------------------------------- さて、既存のノウハウで対応できない場合には、「創造的思考法(クリエイティ ブ・シンキング)」の出番となります。 クリエイティブ・シンキングとは、 「無関係に見える事物やアイデアを関係付けること」 であり、事実を分析するスキルと発想力の両方を要求されます。 クリエイティブ・シンキングの基本的なプロセスは以下の5段階です。 1)Preparation (準備=事実を集め、問題を定義する) 2)Effort (努力=アイデアを出す) 3)Incubation (保育=アイデアを温める) 4)Insight (洞察=解決につながるひらめきを得る) 5)Evaluation (評価=アイデアを分析し解決策を見出す) 1)と5)では分析的思考が、2)、3)、4)では想像力が要求されます。 さまざまなテクニックがありますが、創造的思考による解決策の探求を成功させる 鍵は、アイデアを出す作業とアイデア評価を意識的に分離し、想像力の働く限り アイデアを出すことです。 ◇クリエイティブ・シンキングの四原則と五つの戒め◇ -------------------------------------------- ●クリエイティブ・シンキングの四原則: 1)Suspended Judgement あわてて評価しないこと。 2)Free-wheel 思考の枠を取り払う。とんでもないアイデア大歓迎。 3)Quantity 質より量。ためらわず、とにかく数を出す。 4)Cross-fertilize 他人のアイデアからの発想、他人のアイデアの改良も歓迎。 ●クリエイティブ・シンキングの妨げになる考え方(五つの戒め): 1)自分で勝手につくる発想の壁 2)正解はひとつという思い込み 3)他人の期待にこたえたいという気持ち 4)すぐに判断・評価をしたくなる気持ち 5)他人の評価を気にする気持ち なかなかすべてから自由になることはできませんが、以上の留意点を意識する ことを心がければ、発想の自由度を広げ、クリエイティブ・シンキングを手に いれることができるようになるでしょう。(KN) (上記内容は、国連ILO発行"Management Consulting - a Guide to the Profession",Milan Kubrを元に、要約、加筆しています) ----- + ----- + ----- 【ちなみに】 「発想力豊かな人の特徴」って何でしょうか。 下記URLをあわせて参考にしてみてください。 http://www.virtualsalt.com/crebook1.htm ----- + ----- + ----- □ ━━━━━ ━━━━━ ━━━━━ ━━━━━ ■ 2.IMP基礎用語 □ ━━━━━ ━━━━━ ◇成果を得るためのコミュニケーション◇ -------------------------------------------------- 【問題】 ビジネスにおけるコミュニケーションは、何よりも具体的な成果を得るために 行われます。そこが一般のコミュニケーションとは異なるところです。 成果を得るためには、目標を設定し、それに向かって事を進めなければなり ません。そこで、ビジネス・コミュニケーションにおける、下記の2つの目標の 違いはどういうものか、説明してください。 1.ビジネスの目標 (Business goal) 2.コミュニケーション活動における目標 (Communication goals) ----- + ----- + ----- 【答え】 ある状況下で行動を起こす場合、その、 「目的」 「戦略」 「戦術」 「作業」 それぞれに対して目標を設定します。そして、下位の「作業」目標をひとつひとつ クリアすることで、上位の「戦略」・「戦術」目標を達成し、最終的な「目的」 を達成することができるのです。 上の4つの項目のうち、「ビジネスの目標 (Business goal)」になり得るのは、 最上位の「目的」のみです。そして、「コミュニケーション活動における目標 (Communication goals)」は、下位の「作業」となり、提案書の作成やプレゼン テーション、販売計画の策定など、まさに日々のビジネス活動のほとんどが 当てはまります。 特に管理職レベルでは、ヘンリー・ミンツバーグが言うように、 「口頭や文書での連絡のやりとりこそが、まさに管理職の職務である。 (“Verbal and written contacts are the manager’s work.”)」 となるのです。 ----- + ----- + ----- 実際のビジネスでは、様々な目標が混在し、ともすれば、目の前の目標に 追われた挙句、長期的でもっと重要な目標から遠ざかる羽目に陥ってしま ったり、大きな目標は同じはずなのに、その手前で対立し、前に進めなく なってしまったりするようなことが少なくありません。 「ビジネスの目標 (Business goal)」と「コミュニケーション活動における目標 (Communication goals)」を明確に定義し、緊急性・重要性の観点から行動を 優先付けすることができるかどうかで、得られる成果に大きな違いが出るの です。(MT) ----- + ----- + ----- □ ━━━━━ ━━━━━ ━━━━━ ━━━━━ ■ 3.IMPプラスワン □ ━━━━━ ━━━━━ ◇パスカルとクリティカル・シンキング◇ -------------------------------------------------- 「緯度が三度上がれば、それは一切の法律をひっくりかえす。 川筋が限界になっているような正義なんて、妙なものだ。 ピレネー山脈のこちら側の真理はかなたの誤謬である。」 (「パンセ」パスカル) パスカルの時代は、山を一つ越えればそこには違う文化圏があり、違う価値観が ありました。片方の世界で「正しい」とされることは、もう片方の世界では通じ なかったのです。では現在の世界にすむ私達は、パスカルの時代にくらべてどれ くらい賢くなったと言えるでしょうか? インターネットで世界中が繋がって久しいですが、それは紛争の数を飛躍的に 増やしてもいます。それが現実です。 私達の世界はネットで繋がりグローバル化しました。異文化圏の人たちと一緒に 仕事をするチャンスは広がりました。このような多様な世界の中では「一つの 文化圏でしか通用しないものの見方」にとらわれることなく考え、それを相手にも 正しく理解してもらうためには「当たり前のことを、当たり前に考える」力が とても大切なのです。 それでは「当たり前」というのはどういうことでしょうか?簡単にいえば、 「誰が考えてもそうでしょ」ということです。それが絶対的な真実かどうかは ともかくとして、「人間なら普通こうでしょ」ということです。このように相手が 人間であれば必ず通じるようなシンプルな素材だけを使って、そして誰もが疑い ようもないシンプルなロジックだけを使って考えを前に進めていくということを 徹底させる限り、あなたの思考の結果はピレネー山脈の向こう側の人であろうが、 地球の裏側に住む人であろうが、あるいは百年後の子孫であろうが、納得して もらうことが可能になるでしょう。 それがクリティカル・シンキングのパワーなのです。(MK) ----- + ----- + ----- □ ━━━━━ ━━━━━ ━━━━━ ━━━━━ ■ 4.「e-MillionIMPs伝言板」 □ ━━━━━ ━━━━━ ◇「ハーバードで学ぶマネジメント・コミュニケーション〜原則・応用・手法」 がビジネス・ブック・マラソンに登場!◇ ------------------------------------------------------------ ◇元アマゾンのカリスマ編集者、土井英司さんのメルマガ、「ビジネス・ブック・ マラソン」 Vol.463 (2005/10/24) で『ハーバードで学ぶマネジメント・コミュニ ケーション〜原則・応用・手法』が紹介されました! ◇現在e-MillionIMPsでは、同書のエッセンスとビジネスの実情を組み合わせ、 IMPs 向け「マネジメント・コミュニケーション」のコースを開発中です。テーマは、 全てのビジネスパーソンが避けては通れない「会議のマネジメント」です。 ◇◇ビジネス・ブック・マラソンの掲載内容は、こちらからどうぞ。(KK) →http://blog.goo.ne.jp/eliesbook/d/20051024 ----- + ----- + ----- □ ━━━━━ ━━━━━ ━━━━━ ━━━━━ ■ 5.読者プレゼント! □ ━━━━━ ━━━━━ ◇“Management Consulting"の邦訳 「経営コンサルティング」をプレゼント!◇ -------------------------------------------- ミラン・クーバーの“Management Consulting"の邦訳、「経営コンサルティング」 (監訳:水谷榮二 訳:トーマツ コンサルティング)↓ http://www.e-tohmatsu.com/ek/book/MA/4-8201-1795-5.shtml を抽選で1名の方にプレゼントします! 応募される方は、 1)このメールマガジンをお知りになったきっかけ 2)メールマガジンに対するご意見・ご感想 3)ご住所(メールアドレスかお電話番号をあわせてご連絡ください。) 4)お名前 を明記の上、editor@e-millionimps.com または fax 03-4477-4821まで お申し込みください。応募締切は、11月30日(月)です。 当選発表は、発送をもって替えさせて頂きます。 ----- + ----- + ----- ━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛ ---------------------------------------------------------- ■ このメール・マガジンへのご意見、ご感想をお待ちしております。 → editor@e-millionimps.com ---------------------------------------------------------- ■ このメールの配信中止・アドレスの変更は以下のページからお願いします。 → http://www.mag2.com/m/0000136102.htm ---------------------------------------------------------- ■ バックナンバーはこちらからご覧下さい。 → http://blog.mag2.com/m/log/0000136102/ copyright(c) e-MillionIMPs http://www.e-millionimps.com/ 発行 2005年11月18日 ----------------------------------------------------------


